あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第26日

2006-12-06 20:38:32 | Weblog
おむすびなどのお接待をいただき、7時10分に民宿とうべやを出た。
良く晴れているが、風が少し冷たい。
四国横断道の建設工事箇所の近くから、歯長峠への遍路道へ。
県道31号を横断した後、急坂が200mほど続き、鎖が付けられついた。その後は傾斜も弱まり、標高480mの葉長峠に上がった。展望はなく、小さい地蔵堂があった。
林の中を下り、自動車道のトンネル工事現場そばに下りた。県道を少し下り肱川そばの葉長地蔵に参拝し、そばのあずまやで休憩。川沿いに緩やかに下る。
松山自動車道の西予IC下を抜け、43番明石寺に着いた。
山懐にあり、数本のモミジが見ごろ。山門やお堂は皆歴史が感じられる。
ここが、今回の区切りのお寺。ご本尊は、私のえとの守り本尊の千手観音なのも、ご縁を感じる。
山門横から杉木立の遍路道を上り下り。下った宇和町には、古い家並みが残っていた。
その旧道を進んで北に向かう。国道と旧道を何度か行きかい、谷間の道を7KM余り行く。気温が上がり、眠気が来る。
鳥坂峠への遍路道に入った。鳥坂番所跡に昔の建物が残っていた。
緩やかで広い上り道に、当時の往来者の多かったことが推し量らえる。
この峠も展望はない。
林間を下り、鳥坂トンネル北側に出た。国道をどんどん下る。北側にのびやかに広がる山並みの展望が気持よい。
少しだけ国道を離れ、番外霊場札掛大師に参拝、再び国道56号を下る。太陽の影に入ると涼しくなってきた。
暗くならないうちに宿に入りたいと急ぎ、大洲市内のときわ旅館に17時ちょうどに入る。
古きよき旅館の雰囲気が感じられ、若いご主人の応対も気配りが感じられ、最後の夜も気持よく休めそう。
明日午前、JR内子駅まで歩いて、遍路道前半の行程を終える。
添付写真は、43番明石寺のモミジ。
コメント
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