あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

建物コレクション 白浜町金井商店給油所

2010-04-05 14:16:44 | 60年代
千葉県の南端、白浜を目指す。
道中にガソリンスタンドを見付けると
「惜しい、建物は古そうだが改装され過ぎだ」
「いや、屋根は後付けのようだ!60点」
と評価しながら南下する。
勝手なものだ。
天気の良い日曜だったが対向車も後続車もそれほどなく
自分のペースでゆったりリングホーン付きの細いハンドルと
4速コラムを操りながら走る。

以外にもこれだ!と思えるような物件にはなかなか巡り会えない。
もっともガソリン残量は余裕があるので無理して給油する事もないが。
白浜フラワーパークまであと一息という所だった。

また給油所のサイン看板が見えた。

さして期待もせず横目で見ながら差し掛かると…

「オオッ!」

現代風に塗り替えられているがまさに昭和のガソリンスタンド、いや『給油所』だ。

彩「ひ、人影が無かったけど営業しているのかな?
 ど、どうする?ひ、引き返す?」

波『お任せします(笑)』

 (波さんはブレーキを掛けないから楽しい♪)

軽いパニックに陥りながら転回。

乗り入れたが店員さんは出て来ない。

撮影するには好都合だが果たして営業しているのか?

隣接している商店を見ると制服を着たおじいさんが座っている。
あの方が店員なのだろうがこちらに全く気付いていない。
ようやく気付いてこちらにやってきた。





思わず有鉛で!
と言いたくなったが普通にハイオクタン(高揮)を満タンで、とお願いし給油風景を見守る。





おじいさんはコルトを見ても特に反応をせず黙々と働く。





照明もいい感じです。

よく見ると
画面左上に朽ち果てた先代の名残が・・・

給油機の間に水道らしきものがあるが変わった形です。




給油機はデジタル化されたものだった。が、満タンになると給油量を目で確認をして事務所に入った。
まさか…



なんと今時手書きの領収書だ…

私が最後に見た手書きの領収書は中一の頃(約25年前)に伊豆スカの冷川峠Essoで遭遇して以来だ。
自分で運転するようになってからは初めての経験だった。

給油所専用の用紙でないのが残念だが致し方ない。

しかしこの給油所はそれ程古いものでも無いらしく
いつ頃からあるのかと尋ねると
「20年位です」
と答えが帰ってきた。
それはないだろう、と思ったが壁に掛かっている許可証のようなものを見ると
昭和52年
とあったのでそうなのかもしれない。



コメント (7)
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