あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

富士屋ホテル 宮ノ下 

2010-04-19 23:14:46 | 60年代
3月29日
家族と親戚で箱根に行ってきました。
私は日勤の仕事が終わってから1人電車で宮ノ下の富士屋ホテルへと向かいました。
泊まるのは10年ぶり位なので久しぶりです。


乗って来たのは運良く古い車輌でしたが焦ってピンボケ・・・

この日は雪が降ったので雪景色が楽しめました。
昼過ぎに到着した家族はダイヤも乱れ大変だったそうな。
私が到着したのは23時頃
駅前は除雪されていたが凍っていて坂を降りるのに一苦労。

ノルウェーから来たという一家と出会うが凍った坂道を楽に降りて行きました。
(その方々と翌日と翌々日に富士屋の朝食時に再会)

寒かったけれどライトアップされたホテルはとてもキレイでした。


翌日は見事に晴れ



後ろの建物が今回宿泊した花御殿
昭和11年建造





部屋は甥っ子達と一緒です。


フロント前の階段


雪で交通が規制されどこにも行かれないのでノンビリしていました。
維持するには大変だろうな、と思いながら館内を巡っていました。

富士屋というと本館や花御殿、西洋館が注目されそうだが
私はこのフォレストロッジに注目です。

昭和35年建造


モロに60年代です♪資料室の説明では当初は4階建てだったそうです。

廊下は一見シンプルですが・・・


飾り気が無いかと思いきやカーペットの色
ソファ、灰皿、さりげない絵、600型電話・・・



いいですよ、ここ!
普通なら観光ポスター等を貼ってしまいがちですが
あえて貼らない姿勢にホテルのポリシーを感じます。



ここにいると60年代にタイムスリップしたかのような気分に陥ります。
ああ~、次回はこのフォレスト館に泊まりたい!
裏のお部屋からは登山電車も見えるそうで鉄道好きな方には
なお良いでしょう。

そして階段室は



タイルも手すりも当時ものでしょうか。



手入れも行き届いており雰囲気があります。



60年代の香りが漂うこの階段でずっと佇んでいたいが不審者に思われてしまいそうだ。



ネットで検索すると
『せっかく富士屋ホテルに行ったのにフォレストロッジだったのでガッカリ』
という声が多いようだ。



文化財にも指定されている本館の木造建築も素晴らしいと思いますが
5、60年代に建てられた建築だって味わいがある。

昭和が好きな方にはお勧めです。
コメント (8)
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