元町の通りを走っていると左手の建物二階に古めかしい(誉め言葉)
喫茶室のやうなものが見えるので気になっていました。
平日に見た時は営業しているのか分からなかったが
訪れてみると一階は高級洋菓子を売っていて
二階に喫茶が出来るシステムになっていた。
店名を喜久屋といいます。http://kiku-ya.jp/
写真には撮って来なかったが入り口に
「二階でケーキ、サンドウィッチが~」
とスタンドにて案内されているのだがそのスタンドもちょっと今では見かけない。
ガラス扉の取っ手も6、70年代チックで
二階へは緩やかな曲線をえがく階段で招かれる。
こ、この天井は・・・
蛍光灯の配置に打ちのめされる。
さらにナウでファッショナブルな町なのにパイプイス。
装飾の無い店内。大理石の壁。
子供の頃によく見掛けた「子供用のイス」
全てが昭和です・・
ケーキとコーヒーを注文。
コーヒーカップ&ソーサー、スプーンも私好み。
お店の方に伺うと以前はレストランも営業していたとの事だ。
三階へ続く階段があったがその手すりもステキだった。
お値段もお手頃でした。
元町でのお買い物や観光のひと時におすすめなお店です。
自宅に帰り昭和42年発行のガイドブック「横浜味覚地図」に
当時の案内が掲載されていました。
書籍の転載はちょっとマズイかと思いましたがここまで古いと歴史資料だと思い悩んだ末に
掲載します。
創元社「横浜味覚地図」昭和42年発行(地図ではまだ横浜市電が走っていますね)
良心的な値段は昔からのようです。
またHanako横浜特集にも載っていましたが二階席は週末のみの開放だそうで
普段は一階席だけとなるそうです。ケーキではレモンケーキが名物だそうです。
絶対に二階がいいですよ。
一時、勤務先が元町の方にあったので、喜久家の前はよく通りました。しかし、2階があんな昭和レトロだとは思いませんでした。(笑)今はやりの気取った喫茶店なんかより私は落ち着きそうです。
昭和42年のランチA 1000円というのはコーヒーの値段から察して、今なら5000円以上?リッチなランチだったのかなあ?
喜久家のある場所はもともと、不二家(ペコちゃんの)発祥の地みたいですね。屋号も家だし、何か関係があるのか…。謎です。
では、また、更新楽しみにしてます。
こんにちは。コメントありがとうございます。
>>2階があんな昭和レトロだとは思いませんでした。
ちょっと意外な穴場ですよね。
>>今はやりの気取った喫茶店なんかより私は落ち着きそうです。
気取った喫茶店もあるけど「レトロ風」なお店も悪くはないのですが本物には勝てませんね。
>>昭和42年のランチA 1000円というのは~
そういえばスゴイ金額ですよね・・・
リッチな外国人さんを対象にしたのでしょうか。
一昨日訪れたのですがまた行きたくて仕方ありません。
喜久屋の2階がこんな穴場とは知りませんでした。彩雲さんさすがですね。
神田の近江屋洋菓子店も同年代の造りでかなりお勧めですよ。
どんなに豪華なんでしょうね!
食べてみたいです。
ケーキ、レモンが有名なんですね。
カシス選んじゃいました。
ショートケーキの奥、写っちゃってますね~
明日もケーキ食べに行ってきます♪
>>好きな店が閉店したこともあり~
波さんがお好きそうなお店ってどんな
お店だったのでしょう?
私もあまり訪れる事はないのですが
子供の頃は近くの親戚の家の帰りに
ユニオンで買い物をしました。
>>喜久屋の2階がこんな穴場とは知りませんでした。
「自然に昭和」という感じで感動しました。
今度はお店の前の路上パーキングに車を置いて
写真を撮ろうかな、と思っています。
>>神田の近江屋洋菓子
情報ありがとうございます!
さっそくネットで検索してみましたが・・・
入り口の店構えでノックアウトされました・・・
店内のカウンターや床も・・・
訪れたら興奮して倒れていそうです・・・
まだまだあるんですね~
(いつまでも
あると思うな旧建築)
ももいろさん
>>35~60円に対して千円のランチ~
これ本当にスゴイ値段ですよね・・・
現代の世界なら1000円で普通ですけどね。
私はモンブランも捨てがたい。
何回か訪れただけですが、あの素敵な雰囲気は忘れがたいですね。
あとは月並みですがタワーレコード。当時はまだ輸入レコードのみの取り扱いでしたね。
古着屋なんかもありましたけどどこだったか覚えてないです。
あっ、もちろんUnionも行きましたよ。キャンバス地のショッピングバッグを今でも持ってます。
エコバッグの先駆けですね。
そんなレストランがあったのですか。
初めて聞きました。
タワーレコードがあったなんて事も初耳(音楽聴かないからかも)
他の人からも
「元町は変わってしまった」と聞きます。