子供の頃に年に1.2回乗るタクシーのドアは自動で開くのが不思議だった。
ある日父がタクシーに乗ったら運転手さんが
「皆さん電気か何かで開くと思っているそうでうすが実際はレバーで手動で開けているんですよ」
と教えてくれたそうで手動で開けているという事が衝撃だった。
大人になりドアマンとして働いていた時にタクシーはバキューム式で開くのがある事を知り
手動の「リンケージ式」とコンソール下のノブで開閉するバキュームを見て閉める際に
運転手さんの手に負担が掛からないよう注意していた。
今回のクラウン発掘のYOUTUBEを見ていたら「自動ドア」だという事だったが
どこにもリンケージのレバーが無い。
Nさんに伺うと
『これはガスです。意外に思うかもしれませんがタクシーのオートドアはリンク式よりガスの方が
先なんです』
『後ろのドアを開けると分かりますよ』
Nさん『ドアを開けると下にホースが見えると思います』
彩雲「あ!!こんな所にホース?」
Nさん『今度は前を開けると分かりますよ』
センターピラーに
このホースが付いた40系クラウンが他にいるのだろうか
この個体の発見の素晴らしさを多くの方に知って頂きたい
インテークマニホールドの脇からガスを取っているそうな
そしてハンドル脇のこの装置で開閉をするんだそうです。
(まぁこんな事を知らなかったのは私位な者でしょう)
ところでお気づきの方もおられるかと思いますが
シートがオリジナルと異なります。営業車として酷使されていれば当然座席も擦り切れ疲弊していくのですから
交換されるのでしょう。クラウン60系のシートだそうです。
つづ…けばいいけど…
わたしのコレクションには、初乗り470円のモノは無かった気がしますが、同じ年代のモノはあるかもしれません。
こちらのオーナーさんなら全時代のメーターを持っているに違いありません(笑)
しかし私は470円時代のメーターは付けて欲しくありません。
なぜ防犯灯までありがちな個人タクシーのカタツムリや提灯を付けずに竹内1型?みたいな行灯を付けたのか?やはりデビュー時の昭和43年頃の姿を再現してくれるに違いないのです(勝手な願望)
だって次のイベントで470円時代のデジタルメーターが付いていたら何だかなぁ、でしょう(笑)