あなた
昨日の事です。冷たい雨が霙になりついに初雪です。
カッタンの喜びよう…さっそく庭にでて走り回わり、まるでケンタでした。
そして雪玉を作りビニール袋にいれて「初雪だからしまっておく」と、冷凍庫に入れリコに叱られて…「シュン」…
子供っていいなぁ…あの子を見ていると「夢」そのもの…
今日もまだ雪は解けません。これで、根雪になるのでしょうか?
寒い…また一人で過ごす寒さを思い知らされています。
窓から見る寒々とした雪景色!寒さで日陰の雪は凍ったまま。
どんなに嫌でも四季は廻ってきます。
当分の間…寒さと淋しさとの闘い…あなた手をかして…
人間我慢しなければ、駄目よね~寂しさにはもう慣れた筈なんだけど…やっぱり私って駄目なひと。
”心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花” 凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
「凡河内躬恒が和歌のつくりり方を弟子達に教えていた時、庭に咲いている白菊に霜が降りているのを想像して、この和歌をつくって
みせたと伝えられています。」
”み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり ” 参議雅経(さんぎまさつね)
「この和歌は自然を詠んだものですが、秋の夜の寂しさの中、まさに衣をうつ音が聞こえてきそうです。」
と書いてありました。
長い夜とのお付き合いです。あなたも淋しい?