『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

庭の花が風に吹かれて…潔よしって散っていく…

2014-06-06 15:40:34 | Weblog

  

        
                 琉球ツツジ  白                                      姫石楠花

        あなた

 この、何日間かは、何を勘違いしたのか?異常な暑さでした。

 きっと間違いに気付いたのでしょう!今日は、お陽さんも出ず寒々とした強い風が吹いてます…

 強いかぜに流され大揺れに揺れているツツジの花…

 次々舞い散って…散り際の潔ぎ良さを身を以て教えているかのように…そんな風に思えて。

 でも、勝手な事言うようだけど、折角咲いたのですもの、もう少しの間楽しませてほしかった。

 庭の優しい花は、ほとんど無くなったけど、春の名残りのように葉っぱだけが風に、みを預けたなびいて…

 生きる事の厳しさ…難しさ…を花たちが教えてくれる。

 わたしは、未だ一人で暮らす事に慣れず戸惑うことが多く…ウロウロ…ただウロウロして。

 そんな、わたしが無性に愛おしくて…「ガンバレ」って… 

 

 「庭の花は勁い」ってしみじみ思う…

 

 昨夜は眠れず、明け方ウトウトと…

 夢のなか、あなたが、微笑んでいたような気がする…

 

  六月の今日の風は冷たい。