フウロソウ フウロソウ
あなた
今年はフウロソウが咲かないのかと思っていましたが、ようやく元気になって、いっぱい咲いてきました。
淋しげで、たよりなげで、つかみどころがなく、ほそくって、シャンと立っていられない花。
けっして風に逆らわず風の吹くままユラユラと…風にからだを預けて…そめため折れることもなく楚々と咲いてます。
今日は、町内会花壇の水やり当番、朝早く水をやってきました。
風、冷たくないけど結構強い吹き方なので、小さい花が諸に風を受け花びらが千切れそう…
可哀想だけど支柱も立てられず”ガンバレ”って励ますしかない。
小さい花壇、ベコニア・マリーゴールド・ペチニア・ケイトウなどが行儀よく並んで咲いています。
”花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり ” 入道前太政大臣
こんな和歌を思い出しました。
齢を重ねると言う事は、こんなにも淋しくなるものでしょうか…
自分に重ね合せて…やがて…
『俱会一処』と言う事なのでしょうね…