『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

"二人静”がヒッソリと気高く!咲きだしました…

2014-06-14 13:22:09 | Weblog

 

                                       

     あなた

 「二人静」ついに咲きました。

 まだ元気がなく僅か一本だけ…雨の晴れ間に写しました。

 石楠花の葉っぱが写ってますでしょう!その陰でヒッソリと咲いています。

 きっと、石楠花が守ってるのだと…思います。

 先ほどまで降っていた雨も、今は止んでますよ…

 

 『静御前の霊が憑いて、菜摘女が舞い始めると、静御前の霊が現れ、影のように寄り添って舞い、

 義経の吉野落ちの様子や鎌倉での出来事を物語って、神官に弔いを頼んで消えていくというお話です。』

 花言葉=「いつまでも一緒に」は、寄りそうように並んでひっそりと咲く2本の花穂につけられたのでしょう。

 なるほどと納得です。

 楚々としながら、凛とした気品を漂わせ、なにびとたりとも寄せ付けない…いじらしくも勁い花。

 踏みつけられながらも、良く咲いてくれたと…。心から思う…

 

 あなたに見せたいけれど、切り花には出来ないので、ゴメン…ね。

 

 どうやら、雨はあがった様です。

 このまま、晴れたらいいな~