あなた
暖かくとっても穏やかな陽気に誘われまた、チョロチョロと身辺整理に勤しんでいる、わたし…
そうはさせじ…とまた哀しい訃報です。
あなたも知っている方です。
次々と結界を超えて逝ってしまう…なんか虚しいです…ね。
どう抗っても人の力が及ぶものではなく、ただ、命の儚さが身に沁み遣り切れなさでいっぱい…
あなたが逝ったときも「夢」であってほしかった、夢なら早く醒めてほしかった。
千日がとうに過ぎた今、ようやく現実を受け入れられる様になり、去年の退院を境に、少しずつ
少しずつ、抜け殻の自分に優しくしてきたように思います。
哀しい現実ですが、わたしに”与えられ”たこと…と。
どこかでようやく、眼が覚め…人に優しさをお返し仕様と思っていた、やさきでした…
どんな言葉も空しく通りすぎる…それも判りますが、
悲しみを味わったものにしか、判らないこともあります…
やっぱり長い時を刻むしかないのです。
「淋しいでしょうけど、自分を大事にね…」て…言葉をかけました。
でも、今の彼女にはどんな言葉も、ただの空事にしか聞こえないでしょうけど…
秋の空はすごく優しく万遍なく光を注いでくれ”ホッコリ”した暖かさです。