雪のない庭~2
あなた
柔らか~い~優しい~あったか~い、そんな陽射しに誘われ窓を開けての
お掃除。
気持ちいい~…
庭に出て、タヌと並んでの深呼吸。
この頃のタヌは、齢のせいでしょうか、気弱になって、甘えることが
多く、傍に並ぶのを待っている様子。
あなたが、居なくなった頃は不機嫌そのもので、わたしが傍に行っても
知らん顔で頬っぺたを膨らまし可愛げなく、横を向いて「プイ」。
そんな、タヌだったのに…
今は、当然のように、甘えてくる…
何だか哀れで…~~
久しぶりにお花屋さんを覗いて来る。
良い香り、仄々とした気持ち。
迎春に備えてでしょう…春のお花がいっぱい。
お正月花は後にして、切り花少々と鉢植えの「カランコエ」を買い
「あぁ倖せ!」って気持ち…。
この齢まで生きていると、色んな人に巡り合います。
不思議と楽しい事ばかり。
淋しいこと、苦しいこと、哀しいこと、厭なこと、みんなモヤモヤと
霧のなかへ、消えてしまう…
そうあるかのように?願うからかな…
何か判らないけど、今日のわたし「倖せ」です。
明日のことは、明日になってから…考えます。