『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

庭に出て、タヌと並んでの深呼吸。やっぱり「倖せ…」

2015-12-14 14:07:25 | Weblog

  
         
                 雪のない庭~2  

   あなた

 柔らか~い~優しい~あったか~い、そんな陽射しに誘われ窓を開けての

 お掃除。

 気持ちいい~… 

 庭に出て、タヌと並んでの深呼吸。

 この頃のタヌは、齢のせいでしょうか、気弱になって、甘えることが

 多く、傍に並ぶのを待っている様子。

 あなたが、居なくなった頃は不機嫌そのもので、わたしが傍に行っても

 知らん顔で頬っぺたを膨らまし可愛げなく、横を向いて「プイ」。

 そんな、タヌだったのに…

 今は、当然のように、甘えてくる…

 何だか哀れで…~~

 久しぶりにお花屋さんを覗いて来る。

 良い香り、仄々とした気持ち。

 迎春に備えてでしょう…春のお花がいっぱい。

 お正月花は後にして、切り花少々と鉢植えの「カランコエ」を買い

 「あぁ倖せ!」って気持ち…

 
 この齢まで生きていると、色んな人に巡り合います。

 不思議と楽しい事ばかり。

 淋しいこと、苦しいこと、哀しいこと、厭なこと、みんなモヤモヤと

 霧のなかへ、消えてしまう…

 そうあるかのように?願うからかな…

 何か判らないけど、今日のわたし「倖せ」です。

 明日のことは、明日になってから…考えます。