2011-5-これが最後の「木蓮」
あなた
二人とも、大好きだった「木蓮」今はありません。
あなたの病室へ、持って行った最後の写真です。
花言葉=「自然への愛」「崇高」「高潔な心」「慈悲」等々。
素敵な花でした。
でも、再び植えようとは思わない。
あなたの所へ逝ったとき、二人で育てましょうよ…
とは、言っても育てるのは「あなた」眺めるだけの「わたし」
これは何時になっても、変わらない道理。
寒々とした日です。
天気予報では、大雪になると言ってます。
庭の雪は増えるいっぽう。
どの、囲いを見ても真ん丸…コンモリした雪がただ、じ~っと我慢。
嵐の前の静けさ?風もなく静かさが、不気味。
昏い。
時計の針の音が妙に耳障り。
静かと言う事は、八方から、かなりの雑音が聞こえてきて…。
何となく、イライラ苛立ちが、心騒めく。
「木蓮」の写真を見て、思い出しちゃったんです。
「約束」はいっぱいあったのに…
みんな反故になっちゃった…ね。
今日みたいな昏い日は、ふと思い出し…
落ち込んでしまい、寂しさだけが我が物顔で広がって…
そんな、わたし、やっぱり、駄目人間?。
外も、わたしも「昏い」なぁ…
今にも雪が降り出しそうで…いや~な日です。