(学校で教えてくれない経済学)
「米商務省は9日、10月の米卸売在庫が前月のマイナス0.2%からプラス0.2%へ改善したと発表した。米債券が売られ利回りが上昇した。中国が11日から開く中央経済工作会議で追加金融緩和を決めるとの見方から中国経済不安が後退したこともドル買いを支援。NY外為市場でドル買い・円売りが進んだ。」と10日、ブルームバーグ電子版が伝えた。9日、WP(ワシントンポスト)電子版は「親子2代、50数年のアサド政権が崩壊した。今後の展開はどうか。①反体制派主導の新政権への移行がいかに秩序だって行われるか。②少数派のクルド人やイスラム教のシーア派を含むシリア国内の対抗勢力との抗争をいかに回避できるかによって左右されると見られる。」と伝えた。
9日、NY市場でダウは44,401ドル、240ドル、0.54%安、S&P500は6,052と37ポイント、0.61%安、ナスダックは19,736と123ポイント、0.62%安で取引を終えた。個別銘柄ではユナイテッドヘルス(UH)が560.62ドル、2.3%高。ダウを80ポイント押し上げた。NY警察が当社CEO殺害容疑の男(26)の身柄を拘束したと発表した。NYタイムズは容疑者は保険会社は医療よりも利益を優先しているとの手書きメモを持参していたと伝えた。
恐怖指数VIXは14.19と11.12%上昇。米10年債利回りは4.201%と1.26%上昇した。NY外為市場で1ドル=151.20円、0.87%高、1ユーロ=159.53円、0.81%高、1英ポンド=192.74円、0.97%高。NY原油(WTI)はバレル68.21ドル、1.46%高、北海ブレントは同71.97ドル、1.20%高。NY金はオンス2,682.60ドル、0.86%高。ビットコインは9万7,100ドル、3.96%安で取引きされた。
10日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①シリア、ダマスカスの刑務所が解放された。10数年連絡のとれない家族を探し求めて住民が殺到している。刑務所内の地下壕はどこかとかって刑務所にいた人間の証言を頼りに捜索が始まった。アサド家族は既にロシアに亡命したと露大統領府は声明を出した。プーチン氏と会ったという情報はない。アサド政権崩壊は空港、軍港を失うだかでもロシアに大打撃となる。イスラエルはシリア政府軍基地に空爆を続けている。ロシア、イラン、トルコ、イスラエル、アメリカそれぞれアサド政権崩壊の対応で協議がはじまった。現時点では全く未知数だ。②サッカーを始める年齢を16代以降にすべきだという意見が高まっている。ヘディングによる脳に与える障害のひとつにサッカー選手に認知症が一般の倍のデータが発表された。」と伝えた。シンガポールCNAは「①アサド政権が崩壊した。アサドが絡んだ犯罪で国連が9日、初会合を開いた。中国の毛報道官は「シリアの問題はシリア人自身の問題だとしながらも台湾問題は口出しさせないと述べた。②韓国国防相が家宅捜査を受けた。尹大統領に国外禁止を裁判所が決めた。異例の事態である。国家転覆罪が適用されるとユン大統領逮捕の可能性が出て来る。」と伝えた。問題は日本である。元旦早々能登地震で始まった波乱の辰年2024年も残り3週間となった。トランプ旋風吹き荒れる巳年2025年を健康第一でなんとか乗り切りたい。(了)