きょうの記事は、鍼灸には関係ないような記事になりますが、実は深く関係しています。
上のグラフはガートナー(英: Gartner, Inc.)が発表したグラフの概要です。
ガートナーは、IT分野を中心とした調査・助言を行う企業です。
ガートナーの顧客には数々の大手企業や政府機関が名を連ねており、IT系企業や投資機関、コンサルティング企業なども多い。
ガートナーの主要サービスは、世界2,000名以上の各分野の専門家による調査分析レポートと専門家への相談サービスを提供するリサーチ&アドバイザリ (Research & Advisory)、リサーチ&アドバイザリに加えてCIOを対象とした会員制コミュニティやCIO経験者による支援を提供するエグゼクティブプログラム (Gartner Executive Program)、専門家を一堂に集めて集中的な講義や議論などを行うコンファレンス (Gartner Conference)、リサーチで得られたアセットを活用して具体的な成果物を提供するコンサルティング (Gartner Consulting)から構成されている。
近年では積極的なM&Aや実務経験者の採用などにより、サービス内容がIT市場の調査分析だけでなく戦略・組織・リーダーシップといった領域に大きく広がっている。
また、顧客層もIT部門やCIOだけでなく、ITベンダー企業の製品サービス企画開発部門や営業マーケティング部門、中小テクノロジ企業の経営者などに広がっている。
そのガートナーが言うには、生成AIは最盛期を終え、幻滅期に入ったと発表したわけです。
事業でも、治療テクニックでも、①黎明期があり、②最盛期があり、③幻滅期があり、残ったのが「ロングテール」(長い尻尾)と言われます。
インターネット黎明期とは、1900年代後半、特に1990年以降に生じたインターネットサービスの成長期を指して用いられます。
インターネットを利用した電子メール、電話やビデオチャット、ブログやSNSなどはすべて1990年代半ば以降に登場しました。
2000年に入るとその成長がさらに加速し、情報総量のうち51%はインターネットを使ったものになり、2007年には実に97%以上の情報はインターネットを通じたものであるという調査結果が出ました。
インターネット黎明期の時期に明確な決まりはありませんが、インターネットサービスの成長が著しい1990年代後半~2000年代のことを指す場合が多いようです。 このインターネットの急成長を受け、「インターネットバブル」という言葉も登場しました。
そして生成AIが出てくるのですが、この生成AIが出て来たときには、誰もが驚いたと思います。
特に著作権の問題に関して、芸能界や音楽業界などの芸術関係にとっては、全てが奪われる気分になりました。
それは我々の治療業界でも起こりました。
技術を開発しても、すぐに横取りされて、まるで横取りした人が作成したようにネットで販売していくので、たまったものではありません。
だから多くの治療技術開発者は、ネットに詳細は書かず、セミナーだけで発表しているように思われます。
その意味において、ガートナーが発表したことは、ある意味で大きなブレーキになったと思います。
「過度な期待のピーク期」というのは、地球誕生の時のように混沌とした世界に覆われます。
その時期に、変なことをすると後がないと考えられるからです。
そんな時期は、コツコツやった方が自分の人生にとって意義のあるものになるのではないかと考えます。