「米国経済の軟着陸期待からリスクオン機運が強まり米債券利回りが上昇、米ドルが他国の10通貨全てに対して値上がりした。NY株式市場でS&P500が過去最高値を更新した。一方、ワシントンポスト紙が「イスラエルがイランの石油施設攻撃はないと声明を出した」と伝えた後、NY原油先物価格が下落したと伝えた。」と14日、ブルームバーグ電子版が伝えた。ブルームバーグ電子版は「ウオーラ―FRB理事が「慎重な」ペースで利下げを」と呼び掛けた。ミネアポリス連銀総裁は「小幅な利下げが適切だ」と述べた。ダラス連銀総裁は「緩やかな利下げが望ましい」と述べた。一連の発言を受けて債券利回りが上昇、ドルが買われた。今週は影響の大きいデータの発表がない。市場は米企業決算に目を転じた。」と伝えた。
週明け14日、NY市場でダウは43,065ドル、201ドル、0.47%高、S&P500は5,859と44ポイント、0.77%高、ナスダックは18,502と159ポイント、0.87%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.70と3.71%低下。米10年債利回りは4.107%と0.86%上昇。NY外為市場で1ドル=149.75円、0.80%高、1ユーロ=163.36円、0.56%高、1英ポンド=195.55円、0.77%高。NY原油(WTI)はバレル71.86ドル、4.90%安、北海ブレント、同74.98ドル、0.45%安。NY金はオンス2,664.00ドル、0.07%安。ビットコインは6万6,231ドル、11%高出取引された。カマラ・ハリス米副大統領が「仮想通貨を所有する人々も保護される」と14日、発言すると伝えられ急騰した。」とロイター電が伝えた。
15日、朝放送のNHK/BS{ワールドニユース}で英BBCは「①国連事務総著は余りにも多くの民間人が犠牲になっているとイスラエルを非難した。ネタニヤフ首相は「ヒズボラを完全に追放するまで戦争は止めない。」と語った。②スターマー英首相は200人余りの世界の投資家の科集まりで「英国は短期間で首相が4人変わった。労働党になって安定した政権になった。」と語った。参加者の一人は「投資家が重要視することは「予測できることだ」と会場で話した。」と伝えた。フランス2は「①フランス新内閣は財源不足を来している。基礎年金支給額引き上げを半年先延ばしを発表した。一方、財源としての富裕層への増税など議会は一致していない。」と伝えた。②ヒズボラがイスラエル北部のキリスト教徒も暮らす地域をドローン攻撃した。ヒズボラはミサイル攻撃とドローン攻撃による同時攻撃でイスラエルの防空システム機能低下を狙っている。今回の攻撃では警戒サイレンが作動していなかった。200万人のイスラエル人が避難を強いられている。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国が台湾を囲む4か所で大規模な軍事演習を行った。従来の演習との違いは規模が拡大されたことと台湾により接近したことだ。中国は頼政権を台湾独立の急先鋒と見ている。頼総統は「中国の台湾への威嚇は許されない。台湾は安全と自由と民主主義を守るためのあらゆる準備を行っていると語った。米国は中国に自制を促した。」と伝えた。中国CCTVは「中国は空母遼寧を出動、台湾包囲軍事作戦を行った。」と伝えた。豪ABCは「ウクライナはドローンの実験場となった。」と伝えた。いつもだが日本の顔が見えない。(了)