「米４~6 月ＧDP（改定値）が 29 日発表、前期比 3.0%増（速報値：2.8%増）、個人消費支出が同 2.9%増（速報値：2.3%増）と個人消費堅調を裏付けた。ヘルスケア、住宅・公益、娯楽が上方修正、一方、設備投資は下方修正した。24 日までの 1 週間の新規失業保険申請件数は 23 万Ⅰ，000 件と 2,000 件減にとどまった。米経済のリセッション懸念がやや後退した。9 月 18 日の米ＦＯＭＣでの利下げは織り込まれた。29 日、ＮＹダウは値上り、Ｓ＆Ｐ５００は変わらず。ナスダックは小幅値下がり。エヌビディアはチップ懸念から値下がりしたが相場に響かなかった。」と 29 日、ブルームバーグ電子版が伝えた。
29 日、NY 市場でダウは 41,335 ドル、243 ドル、0.59%高、S&P500 は 5,591 と前日比マイナスゼロ、ナスダックは 17,516 と 39 ポイント、0.23%安で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが新チップ問題が懸念され 117.59 ドル、6.38%値下りした。他の銘柄への影響は限定的だったとヤフーファイナンス電子版が伝えた。恐怖指数ＶＩＸは 15.65 と 8.58%低下。米 10 年債利回りは 3.863%と 0.57%上昇。ＮＹ外為市場で 1 ドル=144.96 円、0.31%高、1 ユーロ=160.57 円、0.12%安、1 英ポンド=190.57 円、0.11%高。ＮＹ原油WTI）はバレル75.92 ドル、1.88%高、北海ブレントは同 78.88 ドル、1.69%高。ＮY 金はオンス 2，454.50ドル、0.66%高。ビットコインは 5 万 7，375 ドル、0.56%高で取引された。
30 日、朝放送の NHK/BS[ワールドニュース]でシンガポール CNA は「8 月 29 日、米特別代表サリバン補佐官は習近平主席、軍高官など会談した。都合 3 日間の会談の成果は軍同士の対談と見られる。中国は「台湾は中国の核心的利益である」と繰り返した。米国の台湾への武器供与に反対した。フイリピンとの関係、日本との関係など「グレーゾーン」を巡る争いは避けられない。米太平洋地区参謀長は「軍人だけの判断は慎むべきだと考えている」と語った。」と伝えた。フランス２は「①マクロン大統領はセルビアを訪問移民問題は存在しないことを確認した。②パラリンピックがはじまった。健常者で平均会場まで 40 分乗り継いで到着する。障害者は平均で 3 時間半様子する。車いすで乗れるバスは 2 台までで用をなさないのが実態だ。」と伝えた。スペイン TVE は「WHO はガザで 3 日間、9 月 2 日から一時停戦を子供たちの避難場所確保のため要請し決った。人質 107 人の救済が残っているが生存者は半数との見方がある。」と伝えた。英 BBC は「英国ではレストラン、バーの室内禁煙以降 17 年経過した。いま戸外でも子供の遊び場に規制拡大の声がでてきている。一方、風力発電が急増して来た。環境グループの指示で伸びて来た。いま美観を損なうと環境団体が反対している。」と伝えた。
台風 10 号が九州上陸後のろのろ運転で各地に大雨を降らせて被害をもたらしている。午前 10 時現在、神戸は薄日が差してきた。お天気ものということばがある。人の気持ちもままならないが天気予報は予報科学が発達しても読めないようだ。可能な範囲で準備してまずは台風被害を乗り切りたい。（了）
