鬱陶しい症状の一つに、瞼の痙攣があります。
片方の目の周りや、頬や口の周囲がピクピク動くのが「顔面痙攣」で、無意識に片側の目の周りや顔の筋肉が動いてしまう症状です。
ひどいときには顔がゆがんでしまうこともあると言われます。
眼瞼痙攣は、目の開け閉めがうまくいかず、瞬きが増えてしまうなどの症状が現れる病気であり、目の周りがピクピク動かないこともあります。
眼瞼痙攣は、目の開け閉めがうまくいかず、瞬きが増えてしまうなどの症状が現れる病気であり、目の周りがピクピク動かないこともあります。
当院に来られた患者さんは、「瞼を持ち上げられない」と話していました。
これまでの経験では、頭皮鍼を含めた鍼灸治療に合わせて、頸椎を調整すれば治まったのですが、今回の場合はそれでは治まりませんでしたので、何回か来院してもらうことにしました。
5回ほど治療した時には、だいぶ良くなったので、
「先生、もう来なくてもいいですか」と聞いてきましたので、
「完全に治した方がいいと思うので、もうちょっと治療をしたほうがいいと思いますよ」
と治療を継続してもらうことにしました。
このような症状は、多くが原因不明とされていますが、安定剤、睡眠導入薬、抗精神病薬などの薬物の影響や、化学物質にさらされていることが誘引になっている場合もあるようです。
女性の発症数は男性の2倍と言われ、これまで当院に来られた患者さんも男性はたった1人です。
目の周りがピクピク痙攣することから始まり、進行すると顔全体の筋肉が意思に反して収縮するようになり、最終的には目の周りから頬のあたりまでがひきつれ、口や顎、顔全体が歪んだ状態になります。
現代医学では、一時的に良くなることはあっても、自然に治ることはないと考えられているようです。
疲労やストレスが原因の眼瞼ミオキミア
最近話題になっているのに、眼瞼ミオキミアという目の痙攣があります。
これは、眼輪筋という目の筋肉の攣縮が起こり、上まぶたや下まぶたがさざなみ状に動きます。
これは、眼輪筋という目の筋肉の攣縮が起こり、上まぶたや下まぶたがさざなみ状に動きます。
これは、ピリピリピりと電気を流して痙攣させているように見えます。
そして一般的には、片目に起こることが多いと言われます。
この症状には頭皮鍼や頸椎調整を行いますが、だいたいその場で治ります。
ただ、当院に来られた方の場合は、「眼窩内刺鍼」(鍼を目玉と骨の間に沿わせて鍼をする特殊鍼法 )もやりました。
原因は、眼精疲労やストレス、睡眠不足から起こることが多いとされています
が、精神的なストレスが原因のことも多いようです。
眼瞼痙攣
眼瞼痙攣が重症になると、目を開けていることができなくなります。
上下のまぶたが硬く閉じられ、まぶたの周囲や眉間にしわが寄る特有な顔になります。
軽症や中等症例では、さまざまな自覚症状があり、気になって仕事に集中できなくなるほどの不快な症状が継続します。
軽症や中等症例では、さまざまな自覚症状があり、気になって仕事に集中できなくなるほどの不快な症状が継続します。
また、眼瞼痙攣はドライアイと誤診され治療されている症例が多くみられます。
ドライアイの治療を長期間続けていても一向に改善がみられない場合は、眼瞼痙攣を疑ったほうがいいようです。
その他、ドライアイの人には見られないような、歩いてるときに人や物にぶつかったり、ぶつかりそうになったり、車や自転車で事故を起こしやすいことなどが起こったときも注意が必要です。
※ 歩いて人や物にぶつかったりするのは、脳血管の異変(脳梗塞・脳出血)の可能性もあります。