![]( http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/28/807b04b1ca7dc80bb100ba67366c6cce.jpg?random=93f8b85e2bfc155c6fff8034a748312e )
骨盤の構造
1. 仙骨
2. 腸骨
3. 坐骨
4. 恥骨
5. 恥骨結合
6. 寛骨臼
7. 閉鎖孔
8. 尾骨
赤線は骨盤縁(分解線)
![]( http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/cd/c6ebd40c632716767748a609079a6dea.jpg?random=0b4e3fe10165c652ec022d7b64e0bbbd )
骨盤を横から見て、左右どちらかの腸骨が片方だけ前か後に倒れている場合は、骨盤の左右の捻れです
確認方法は、仰臥になってもらい、上前腸骨棘(腸骨の前側で出っ張った部分)の高さを診ます
出産後3ヶ月ほど経ちますが、「腰が痛くて辛いんです」と来られた。
「多分、骨盤が歪んでしまったんですねー」と言うと、
「私もそう思います」と返事が来た。
早速、骨盤の歪みを診ました。
診断の仕方は、詳細に歪みの検査をするときには、座位や仰臥や伏臥でご本人を動かす方法もあるのですが、非常に簡単な方法として、恥骨結合を押圧する方法があります。
但し、この場合、子宮に異変があっても痛みが出ますので、子宮に異変は内科を確かめてから行なう必要があります。
で、恥骨結合を押すと、やっぱり痛みがありましたので、そのまま片膝を立ててもらい、上前腸骨棘(腸骨の前側で出っ張った部分)を押さえて、そのまま足を伸ばしてもらいます。
それを2回繰り返します。
そして、再び恥骨結合を押さえると、先ほどの痛みは全くありません。
これで治ったのです。
ただ、3ヶ月も歪んだままだったと考えられるので、腰痛が出たらまた矯正をする必要があります。
ですから、「痛みが出たらまた来てください」となってしまいますが、腰痛が出ないようにするのも我々の役目ですので、軽い鍼で全身の調整をしておきました。