赤い点線が手術をした痕です
これが七星論で考える外反母趾の機序です
先日、若い女性が外反母趾の話をしていて、術後の傷跡まで見せてくれた。
手術をした「ナマ」を見るのは初めてでした。
外反母趾は多くの方が悩む症状です。
私は何十人も外反母趾の方を診てきました。
上の写真が「見せてくれた術後の写真」ですが、私が考える「外反母趾の機序」というのは、下のイラストのように、足の親指を内転させる筋肉の異変だと考えていました。
ですから治療は、その経絡(肝経)の異変からくるものだと考え、肝の治療をして治してきたのです。
しかし、この手術された方の術痕を見ても、ご本人の体験談を聞いても、現代医学ではそのようには考えていないようです。
外反母趾は、一般的に以下のように考えられているようです。
原因
- 靴の影響
狭い靴やハイヒールを長時間履くことによって、足に負担がかかり変形が進むことがあります。 - 遺伝的要因
足の形状(偏平足や過剰回内足など)が遺伝することで、外反母趾になりやすい場合があります。 - 生活習慣
長時間の立ち仕事や足に合わない靴の使用が関与します。 - 筋力の低下
足のアーチを支える筋肉が弱くなることで、骨や関節に過剰な負荷がかかります。
だから、治療も以下のように行われているようです。
治療法
- 保存療法
- 足に合った靴の選択(幅広・柔らかい素材)
- インソールや足底板の使用で足の負担を軽減
- ストレッチや筋力トレーニングで足のアーチをサポート
- テーピングやサポーターの使用
- 薬物療法
痛みや炎症がひどい場合、消炎鎮痛薬が処方されることがあります。 - 手術療法
保存療法で改善が見られない場合や、日常生活に支障をきたす場合には手術が検討されます。骨を切って矯正する方法が一般的です。
この方は、東京まで行って手術を受けたそうです。\(◎o◎)/!
話によると、大阪にも同じような手術をしてくれる病院があるとのことで、「先に聞いておけば東京まで行かずに済んだのに・・・」と言っていました。
何故、急に外反母趾の話を出したかと言うと、「ピッと鍼」と関係があると考えたからです。
ピッと鍼ですか?
進んでますよ。
しかし、「コスパ」の関係で検討を続けているのです。(^o^)