白老の自然情報

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戦後レジームからの脱却を言うなら、政争指導者の責任を明確に!靖国神社の問題の本質

2014-04-23 10:30:51 | 団塊ジジイの寝言

安倍晋三が、戦後レジームからの脱却を言うなら、日本人自らにより再検証して、政争指導者(政治家、軍人を問わず)の責任を明らかにすべきだ。そして、それらに戦争指導者を靖国神社から分祀すべき。そして「神社を使わない名称」に変更すべきだ。

そしてこのまま安倍晋三を総理大臣にしておくと、積極的平和主義だとか、政治家のメンツのために、多くの自衛隊員が血を流し「お国のために尽くすという誓約書を書いて自衛隊員になっているのだから、それは本望だと思います」の一言で片づけられるだろう。

最近TVで、「連合艦隊」という映画を見た。

監督の松林宗恵と脚本家の須崎勝彌に共通する、ある思いは、「現在の日本の繁栄は無名の英霊達の犠牲の上に成り立っているのではないか、息子達を戦場に送り出した父母の思いは如何だったのか?」という疑問を抱いていたのだという。 

MIZUHO no KUNI ≪2ch≫特亜ニュース によると、

靖国神社は(東京招魂社)は、明治2年、1869年に明治政府によって作られた明治維新。

幕末から明治維新にかけての戦闘で亡くなった政府側の軍人を慰霊するための施設で、それがあとから「神社」に改称されたという。その後、日本が戦争を行うたびに戦死した軍人を祀る神社となった。

安倍総理は靖国神社そのものを宗教施設だとも思っていない。靖国参拝を宗教行為だと思っていない。だから「政教分離の原則に反する」とうい批判は気にしていない。

 上田: 多くの歴史的な検証事実が示していますが、日本がアメリカをはじめとする連合国に勝利することは当初よりあり得なかった。少なくとも戦局が悪化する過程で止めるべきだった。にもかかわらず、A級戦犯の中には、止められる戦争を止めず、最終的には国土が爆撃され、原爆まで落とされ、非戦闘民を含む日本人300万人を死に至らしめた政治家や軍人たちが含まれています。これはどう考えても、為政者として軍のトップとして責任をとらなければいけない話です。

上田:僕は、A級戦犯として死刑になったひとりひとりの政治家や軍人を憎んだりすることはないけれど、政治家としての軍のトップとしての責任はちゃんととってもらわなければいけない、と思います。もし、靖国神社が宗教施設ではなく、日本のために亡くなった軍人たちを悼む施設だとするならば、トップの命令でお国のために死んでいった軍人たちと、責任を追うべきトップとが、同じ場所に祀られて、そこに現代の政治家が参拝に行くのは、論理的におかしい、と思います。

敗戦と日本人の死の責任を、我々自身が問うていない。

池上: 戦後の日本政府は、たくさんの兵を死に至らしめ、たくさんの民間人を死にいたらしめたトップの責任を自ら追及しようとはしなかったんですよね。全部、連合国の極東軍事裁判に任せてしまった。そのあげく「あれはあくまで勝った側の裁判だ」という。それはまさにその通りです。だったら自らの手で、戦争を失敗に至らしめた政治や軍のトップたちの責任を問うたか。問うていない。日本は自国での判断を放棄したことになり、それはつまり、極東軍事裁判の結果を受け入れたということになります。これは揺るがせにできない前提です。

上田: それからですね、「お国のために死んだ人は英霊となって神となる」という靖国の話、安倍総理自身は信じているのでしょうか。池上さんは、前回の衆院選の開票速報番組で、安倍総理に「自衛隊を国防軍にすると、いざというときに、死者が出るような作戦を命じることもあるのか?」と聞いていましたね。

池上:はい。「お国のために尽くすという誓約書を書いて自衛隊員になっているのだから、それは本望だと思います」という返事を得ました。

上田: ということは、安倍首相は、現在の靖国神社にも、第二次世界大戦において、本望だと思って亡くなった方ばかりが祀られていると思っているのでしょうか。そもそも、個人的には戦争とは双方に悲しみをもたらすものだと思っています。日本で亡くなった人がいる、ということは、敵国にも亡くなった人がいる。安倍首相の言葉からはそういう認識が感じられない。

池上: たしかにありませんね。

 

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