毎回選挙が始まると、TV局が街頭で市民の声をインタービューする。大半の答えは「景気を何とかしてほしい」だ。政治家は「票」がほしいので、色んな約束をする。
その結果が、国の借金が1千兆円を突破し、GDPの2倍を超えて世界で断トツ一位になってしまった。通称アベノミクスと呼ばれる「景気対策」も、従来と少し違うのは、お金をじゃぶじゃぶ供給する「異次元金融緩和」(その結果の急速な円安)と、自民党が社会主義政党に変質したかのような、強引な「賃上げ要請」だ。円安になったが輸出は伸びない。過去にも言われてきてなかなか成果が見えない「成長戦略」(安倍政権の第3の矢)。
そもそも「景気」とはどういう事なのだろう? 調べてみた。
「景気=お金が世の中を回る勢い」(経済学超入門)だと。好景気というのは、単純にいうとこのお金ながれが速くて、グルグルに勢いがあるということです。回る速度が速いということは、同じ時間内に入ってくるお金が多いということ。と書いてある。
経済の主役は、「家庭と会社と政府」とも書いてある。
近年よく聞かれる言葉には、「格差社会」「分厚い中間層の復活」「底辺の底上げ」
「最低賃金」国際比較
かなり以前から「サービス化経済」「モノからサービスへ」などと言われている。
「成熟した社会・経済」とか、「産業構造の変化」という言葉も。
経済のサービス化の進展など産業構造が変化(経済産業省)
先日、「減るどころか増大する将来不安 高齢者も中堅層も若者も 税と社会保障一体改革の行方 アベノミクス」を書いた後もうつらうつらとしながら「寝言」をつぶやいていた。
書いた言葉を並べてみると、「病気」「介護」「年金」「旅行」「保育園」「共働き」「教育資金」
「将来不安」「欲しい物ないんです」などなど。
さて、政治家の皆さん、景気を良くする具体策は?
もうありえない、高度経済成長期の社会[年表]