白老の自然情報

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夏休みの夕暮れ観察 ~メマツヨイグサの開花とホタル観察~

2008-08-01 00:21:48 | 植物(草本)の観察

         メマツヨイグサ(雌待宵草)の開花とホタル観察

太宰治の「富岳百景」 の「富士には月見草がよく似合う」の月見草はオオマツヨイグサ(大待宵草)
だそうですが、「メマツヨイグサ(雌待宵草)には月がよく似合う」かもしれない。

竹久夢二の詞 「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」も
”宵待ち草”もこの花の仲間のことです。

学校が夏休みの今頃がメマツヨイグサの開花の最盛期で、白老では道端にたくさんあります。
この花は、名前の通り夕方を待ち開花します。暗くなり始める6時を過ぎた頃から7時過ぎに
十数秒で見事に開花します。
このBlogでは、携帯電話用動画しか掲載できないのでお見せすることが出来ず残念です。

1.5MBまで小さいWMVファイルに変換出来ましたので、見てみたい方はどうぞ。
メールに添付してお送りします。

今夕咲く花は、こんな感じに萼がやや開き加減で黄色い花弁がのぞいている。(18:36)
18:45には右上の花が開花。わずか10秒位の時間で開きました。ビデオを早送りした感じです。
下の花が開花したのは、19:05でした。
うっかり目を放したり他の花に目移りしたりせず待つことが観察のコツです。

開花を初めて見たのは子供達のキャンプのお手伝いをしていた時で、
開花の瞬間拍手が沸き起こりました

少し早く夕ご飯を済ませて、メマツヨイグサの開花を観察・そのあとはホタル観察へ
ご家族で出かけませんか。
ホタルは、蒸し暑い風の無い曇りの夜、7時30分頃から8時30分頃がよく見ることができます。
ホタルについてはこちらがわかりやすく解説されています。

ホタルついてのホットな話題
ゲンジボタル繁殖の危機カワニナ似の貝が生息拡大

仙台藩元陣屋内のの昔の川で観察できます。元陣屋は広いので初めての方は、
日中のうちに資料館に問合せるなど確認しておいたほうが良いでしょう。
どちらも虫除けと懐中電灯をお忘れなく。

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