用事の前に少し時間があったので、久しぶりにヨコスト湿原のタチギボウシ群生地に立寄った。
エゾシカに蕾や実を食べられながらも見事に花を咲かせていた。
エゾシカに蕾を食べられたタチギボウシ。周囲に生えるのはサワギキョウだ。
平地や高山の湿原や湿草地に生えると言われているが、サワギキョウ(沢桔梗)が生えるような水際にも生える植物であることを再認識した。
国道のすぐ下にも広がる群生地。
DNAを調べる事による新しい分類表には「タチギボウシ」を分けていないので、今まで「タチギボウシ」と呼んできたが、コバギボウシ(小葉擬宝珠)が正しいのかもしれない。
「ユリ科ギボウシ属」⇒「リュウゼツラン科ギボウシ属」ということのようだ。
アイヌ民族博物館のアイヌと自然デジタル図鑑によると、アイヌ民族は、茎や葉を刻みご飯に炊き込むなどして食べたという。
樺太ではイタヤカエデやシラカンバの樹液を混ぜてお酒を作ったといいます。(一度飲んでみたいものだ)
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