夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

冬に視たくなる映画「シベールの日曜日」

2012年01月11日 | 映画 TV
今日「シベールの日曜日」のDVDが売り出されたと
Amazon.coから案内メールが届いた。
「シベールの日曜日」かれこれ50年ほど前に作られた
フランス映画。私は40数年前に会社の友人から
「いい映画よ」といわれ確か銀座の「みゆき座」へ見に
行った覚えがある。本当にいい映画でした。
その後TVでも何度か放映されその度に視たりビデオに
撮ったりしましたが今、ビデオは視られなくなりDVDも
最近ようやく制作されたそうです。
50年も前の映画ですが今見ても少しも古さを感じさせない。
主演のドイツ人俳優ハーディー・クリューガーは83歳になり、
子役のパトリシア・ゴッジは60歳を超えた。
    
  
   インドシナ戦争で一人の少女を機銃掃射で殺してしまった?と
   思ったピエール(ハーディー・クリューガー)国に帰国したが
   心に傷を負い記憶喪失と高所恐怖症に悩み、唯一の理解者である
   芸術家のカルロスの仕事を時折手伝っているものの、看護婦を
   している恋人のマドレーヌに養ってもらっている。

  (ストーリーを知りたい方はこちら

この映画白黒なのに幻想的なカメラワーク(撮影アンリ・ドカエ)が
いい。ラストは悲劇に終わるのですが、ラストシーンで警官が
シベール(フランソワーズ)に名前を聞くと
「私は名前なんか無い。もう誰でもないの」と泣き崩れる
シーンには涙が止まりませんでした。

原題は「ビル・ダヴレーの日曜日」クリスマスの頃に
視たい映画です。

ビル・ダヴレーはパリ近郊にある静かな町のようです。
行ったことがないですが、画家のカミーユ・コロー
滞在していたようで、コローが「ビル・ダヴレー」の絵を
何枚か描いている。いい絵です。
   
ピエールとシベールが散歩した池も描かれている。

視ていない方はおすすめの映画です。
コメント (2)
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