昨夜は雨が上がった後に霧に包まれた。
石原裕次郎が生きていたなら「夜霧よ今夜もありがとう」と言いそうなくらいの濃霧だった。
(霧に噎ぶ外灯)
久々の濃霧に、思わずカメラを引っ張り出してしまった。
さて、一夜明けると朝方はやはり霧が立ちこめていたが、9時過ぎにはすっかり晴れていた。
気分良く歩きに出る。
(紅梅)
若い樹なので元気が良い。
(蒼天)
抜けるような蒼天で、鋭角な建物の外壁との色合いが対象的で一瞬目を奪われた。
時々は上を向いて歩くのも悪くない。
そう思って歩いていたら若い男性3人が上ばかり見ながら立っていた。
世の中、上を向いて面白がっている者が結構いるなと思いつつ、気になって見上げてみた。
(ドローン)
暫くは意味がよく分らなかったが、微かにブ~ンと音がする。
ドローンを操縦していたのだ。
上空からの映像を撮影中なのだろう。
最近は、絶対に撮れないアングルの映像が多い。
空撮も昔に比べたら手軽だし、格段に進歩しているのだ。
などと思いつつ上空を見上げていた。
(大学の航空科の軽飛行機)
ドローンよりやや大きめな音だが、ノンビリ上空を旋回している。
空港に近いので、しばしば見かける航空科の飛行機である。
(民間のヘリ)
電力会社か報道かよく判らないが、ギューンというエンジン音を響かせて頭上を通過。
(陸上自衛隊の輸送ヘリ)
程なくして、今度はバタバタというダブルの回転翼の音を響かせながら空港方向に飛び去った。
まあまあ、ドローンを眺めるために立ち止まって上を見上げているうちに、こんなにいろいろ空を飛び回っているとは・・。
空港が近いせいもあるが、展示飛行並みに次々と登場した。
のんびり飛行機でも見上げていられるのも平和のお陰なのだろう。
飛行機が来るたび、警報が発令される度に避難を余儀なくされるような事態だけは来て欲しくない。
「蒼天に洒落た文句が出て来ない」・・・しろ猫