人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

何かが降りてくるー思いの怪物ー

2022-05-24 12:00:18 | 詩的文章
何かが降りてくる...
一体、こいつは何だ!
人は何かに名をつけて、実体あるかのようにイメージしようとする
されど、イメージはイメージ...
こいつは、すべての理解を超えているんだ!
誰が理解出来よう?
この僕にも!...
だが、あの言い知れぬ恐怖だけは理解出来る...
僕だけだろうか?
あいつが降りてくる...
いつの間にか、あいつに僕のすべてが覆われる...
すべての思いが、あいつに支配される...
ああ...思いががんじがらめにされる!
何に?
それは何に対しての苦悩なのかって?
家庭の?、学校の?、友人関係の?、人生の漠然とした悩み?...
だから...そいつが何だか分からないんだ!
ただ、得たいの知れないものが降りてくる...
そして、段々僕は僕で無くなってゆく...
何を言っているのか分からないだと? 
やっぱりな!、じゃあ聞くなよ!
言っておくが、こいつは、漠然としたものなんかじゃない!
現に、僕はある思いに囚われ続けていて、逃れられないんだ!
何で、そうなるんだ?
ご要望とあらば、敢えて何か名付けてみよう!
そうだな...こいつは、”思いの怪物”だ!
ほんの思いのしこりみたいなものが、いつの間にか制御不能の怪物になっちまった!
小さな侵入口だったのに、もうけっして塞ぐことが出来なくなっちまった!
どんな名だろうと、君にはこの恐ろしさは理解出来ないだろうが...
中学生の僕だけど、将来どうなってしまうのだろう?
あの怪物に完全に支配されちまうんだろうか?
何だか分からない、未知なる恐怖...

ああ...何でもいい、未知なるものよ!、この恐怖から助けて下さい!...

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死んでもいい!

2022-04-29 09:20:22 | 詩的文章
僕は一瞬、このまま死んでもいいと思った!
あの至福に与ったときだった...
死にたいではなく、死んでもいい...
もし、あんなのがずっと続くのなら...
間違いなく死んでしまうと思った!
いや、思うのでなく感じたのだった...
何も考えられなかったのだから...
死の恐怖はどこへ行ったのか?
だったら、何を恐れるのか?
何も恐れるもののない人生?
いや、こんなんでは、もう普通に生きては行けない!
それでも構わないと“思った”!
僕は神に捉えられた!
いや、それはもしかして死神?
何だっていい!
何?、何?、何?...
何もかもない!
それがあるだけ!
でも...
それも束の間...
そんなんは続く訳がない...
別の恐怖がやってきた...
このまま戻れなくなるかもしれない...
恐怖と共に思いが戻ってきた...
わが神よ、あなたは死神ではなかったのですね!
これがあなたのみ心なのですか?
それとも...僕の本心?
そして...
帰ってきたよ!...バカバカしいシャバよ!
これでよかったのか、どうか?...
”死んでもいい、という君、どうなんだい?“
”お前が又そうなってみろ!“
だってさ!...




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きっと会える!

2022-03-23 10:00:54 | 詩的文章
会いたい!
どうしても、どうしても...会いたい!
会わずにおれない!
最愛の人...
まだ見ぬ人...
きっとどこかに居る...
きっと私を待っているんだ!
私が待ち焦がれているように...
もう、他の誰かのことなど眼中にない!
会えばサイコーに幸せになれる...
そうに決まっている!

何で分かるのかって?
さあ?...

会えば私の人生はきっと変わる!
そうに決まってる!
会ったらきっと分かる...運命の人!
何世も前から定められているような...
ああ...この胸の高鳴り...
やむことがない!
この思いはどこから来るのだろうか?
まるで、まだ見ぬあの人が呼んでいるよう...

私はここに居ます!
だから、早く私を捉えて下さい!、掴まえて下さい!
まだ見ぬ最愛の人...
私はこの出会いのために生まれてきたんだ!
だから...
きっと会える!
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僕を呼ぶ声

2022-02-27 09:34:15 | 詩的文章
一体ここはどこなんだろう...
どこまでも原っぱみたいのが続いてる...
ここより前のことは覚えていない
ずっと泣いていたようだ...
不安だ!...どうしていいのか分からない...
何かにすがりたい!
“お願いです!、どうか助けて下さい!
誰も居ないの?...居るんでしょう?
なんでもいい...答えて下さい!...”
すると...遥か地平線の向こうから何か、呼ぶ声が微かに聞こえた!
僕を呼ぶ声
行かなきゃ!...呼んでるんだ!...あの声とつながるんだ!
だから...どうしても行かなきゃならないんだ!
たとえ、どんな困難に会い、どんな敵が現れても...
しばらく歩くと...
目の前に大きな岩壁が出てきた!
大変、つらそう...無理かもしれない...
どうしよう?
でも、行かなきゃ!...あきらめる訳にはいかないんだ!
ダメでもここを登らなきゃ!...ここを越さないと...
ここを...
向こうで待っているんだから...
あの向こうにはきっと幸せがある!
そう感じてるんだ!
感じてる、感じてる...確かに!
それに僕が引っ張られているようにも...
もうすぐそこから聞こえてくるようだ
僕を呼ぶ声

もう、日が沈む...
地平線が見えなくなりそうだ...
どうしよう?
ここで休むしかないか...
疲れたよ...
今度は微睡みの中に声がする...
僕を呼ぶ声
“私はここにいる!”

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素直は無敵

2022-02-13 06:18:58 | 詩的文章
素...主、糸と書いて...
素のまま
直に
素に直る
素のままで主につながる...

どうしたら神につながるかって?
祈ったらいいんだi
どう祈ったらいいって?
こう...
へえ...手を合わせて、頭を垂れて
祈ってしまうんだi...
アッケにとられるようにも...
何も言うことはないよi
何をどう祈るでなしに...そのまんまじゃないかi
こっちも"すーっ"、となってしまったよi
もう、負けたよi
何て素直なんだi
可愛い...
可愛い、素直は最高の徳
無敵...
そんなに幸せそうに祈るんだ...
素のままに...
どうしたらそんなに素直になれるの?
分からない?
分かったようなことは何もない...
素直なんだなあi
可愛い、素直は無敵...
敵わないi
無的なんだから...





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