からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

スターリングシングルちょっと進む(^0^;)

2014年05月22日 12時55分20秒 | からくり情報

急な雨でずぶ濡れになり、家で一服。お昼ご飯どうしようかとループ中です。
気分転換にちょっとだけ進んだStirling Single をメモしておきます。
進んだと云ってもエンジンを主台枠に取り付けただけですけどね。

Dscn4220これが今日時点の最終形態です。シリンダ、弁室を主台枠に取り付けました。この先は主動輪、従輪、弁装置の取り付けが待っています。この蒸機の弁装置はスチブンソン式です。

昭和52年に始めた触れたB型SHAYがこの弁装置でした。その次のCLIMAXも同じだったので結構懐かしい機構です。
お馴染みのワルシャート式に巡り会ったのは20年後のJNR9600でした。
余談はさておき

Dscn3797

弁室が上下逆転して付くのがこの機関車模型です。この写真にある排気管は弁摺動面の下になります。

Dscn3800
ちょっと変わった溝のある面に排気管が付きますが、この作業はずーっと後のことです。

Dscn4223

上部からエンジンを見ます。排気管の載る面が分かりと思います。

クロスヘッドとスライドバーもスムーズに動くように取り付けられました。

Single

さて何時の日にこのような姿を見ることが出来るのでしょうか。道遙かであります。
S事務局長の写真をお借りいたしました。ありがとうございます。


レンズ掃除

2014年05月21日 18時34分15秒 | からくり情報

四月初めにレンズの話を書きましたが、撮影環境も整わないことからネタ切れです。プライベートなものは割愛中。
今日は久し振りに取り出したレンズが慢性の曇り状態だったことが分かったのでハヤタカメララボへオーバーホールを頼んできました。こんな写りではないと一喝されたので慌てて持って行った次第です。(^0^;)

Dsc01424ちょっと逆光気味の遠景がもやっとした写りです。個別には解像力はあるのですけど楽しくない写りです。
戦前のElmar 3.5cm/f3.5 です。f6.3に絞ってあります。



Dsc01425

近接で写してみました。非常口の金属板からの反射でフレアが出ています。(Elmar 3.5cm/f3.5 f4.5)

Dsc01427

フレアの出にくい近代レンズで撮るとこんな具合です。画角が違いますが、岩付盆栽に咲く花にピントを合わせました。(Summicron 50mm/f2 f4)

すっきりした写りになって帰ってくるのを待っています。

と云うレンズ掃除のお話でした。お粗末さま。(^0^)


Stirling Singleその後

2014年05月17日 20時47分01秒 | からくり情報

作りかけたままになっているStirling Single 。 ネジが足りなくて止まったところでした。
その後忘却、思い出してみると、

Dscn3801左右のシリンダは組立終えて弁室です。ところがこの弁室は通常のライブと違い上下逆になるタイプです。今見えている弁の摺動面が下向きになります。そのためには弁心棒と滑り弁がスムーズに移動しなければなりません。
が、片側にバリがあったので修正です。

Dscn3806これがスライド弁、蒲鉾がスルスルと上下しなければなりません。
きつい方をちょっと削って左右が同じ感触になりました。

Dscn3802
これがエンジン部品のフルセットです。ピストンにクロスヘッドを取り付けました。もちろんロックタイトで固めてあります。

Dscn3859シリンダにスライド棒を取り付けてクロスヘッドを組み合わせました。最初に苦労するところですが、スムーズに動いたので一安心。次は主台枠に取り付けたときにスムーズに動くかどうかが関門です。

 


Dscn3874弁室に滑り弁を組み込みました。これが弁室の最終的な姿です。もちろん調整は沢山残っていますが、それが楽しみでもあります。

これが現在のスタートラインです。これから足回りの作成開始です。
ちょっと先になるのかなぁー。


富士山を作ってます。(^0^)

2014年05月17日 09時25分56秒 | からくり情報

汽車作りが色々あって止まってしまいましたが、お手軽な工作として富士山を時間の合間に作っています。
例の やまつみ から発売された富士山と富士五湖を予約していたのが来たので一枚また一枚と積み重ねています。相変わらず遅々として進みませんが、今日は一枚だけ、明日は3枚と気分に合わせて手軽に工作出来るのがいいですね。ただし、切り抜きは微細な箇所が多いので細心の注意を要します。

Dscn3956
梱包を解いて出てくるのが丸い板です。

Dscn3961
最初の一枚を貼り付けました。いや、二枚目かな?
レーザーカットは紙一枚で切り繋いでいるから凄い。裏面は糊付きですから作業は楽です。
この富士山は今までのものより微細なものが多いような気がするのですが、その点だけは要注意です。

Dscn3968南側、がまず等高線の変化が出てきます。これを繰り返していった結果が次の写真になりました。

 Dscn4119これが最近の姿です。富士五湖ではなく富士四湖、次の一枚で右側に山中湖が出現します。海抜900mがこの写真です。

この先も時間ができたら貼り付けていこうと思います。集中すると世の憂さを忘れるから不思議です。皆さまもこのような工作いかがですか?焦ったら駄目の山岳模型です。(^0^)


100年前のデジタル時計

2014年05月04日 20時20分16秒 | からくり情報

連休前に記事を書いたそれっきりになっていますが、色々あって此処に書く気も萎えているのは確か。と云うか文字書きが何となく嫌になっているみたいです。単語がすらすらと出てこないもどかしさが後押ししています。歳のせいか,先日の引越等々から来る疲れなのか定かではありません。考えも無く不平不満やら私的なことを此処に書くのもよろしくないのでつい控え気味になります。(^0^;)

このところ填まっているのは時計でしょうか、方二尺の作業机で扱えるのはこれでしょうかねぇ?とは言え工具なし、知識なしなので怖々やっております。先日到来した古い枕時計。こんなものがあったというご紹介です。

Dscn3884なーんだデジタル時計です。(^0^)

分表示がうまくめくれません。そのうちまともになるだろうと思っていましたが,この状態がズーッと続くのでつい開けることに。(^0^;)

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頭部の飾りを取り外すと簡単な歯車です。これで時間表示部を回転させる機構です。

Dscn3886
ひっくり返すと簡単な時計機構です。ただし天符は新しいものに取り替えられてプラカバーがついています。これは正しい措置だと思ったのは心臓部である天符に触れるのは厳禁だからです。

Dscn3892適当に分解しているうちにパカッと外れたのでまあいいかで整備しました。この部分が時計です。生み出した時間は中心軸に一回転一時間として取り出されます。
バラしながら仕掛けを逆解析、これも意外に面白いものですが、年とともに面倒になります。更に複雑なさる時計は専門家にお預かり願いましたが、治るかどうか気懸かりです。(^0^;)

Dscn3896
さて、この時計の正体ですが、LENZKIRCH と云う古い独逸メーカーでした。製造番号から調べると1905年(明治38年)頃の製品です。100年以上前にデジタル表示があったとは考えもしませんでした。
その目で調べると既に幾つかを知り合いの骨董店で目にしていたのでした。見る物見えず、聞くもの聞こえずのデジタル方式の時計でした。

Dscn3883この時計の頭部にはこんなブロンズの像が乗っています。

Dscn3902
表示もきちんと出るようになりました。
この時点でまだ仮組立です。ガラスはよく見ると欠けが多いし、ネジも長年にわたる補修のせいで不揃いになっていました。こんな具合ですから骨董的価値は低いので手元に置いて楽しみます。

違ったジャンルの話を拾ってみました。

 


Stirling Single ちょっと進みましたが、

2014年04月25日 22時28分42秒 | からくり情報

身内の怪我というハプニングで身動きのとれない一週間となりました。やっとからくりが戻りそうでしたが、あえなく沈没中です。
それでも気持ちは復活に燃えているところです。

最近のお話しはこれとこれ。(^0^)
思いがけなく手に入ったFrankSが一番目、4月19日に紹介したのですが、その夜の怪我騒ぎでそのまま休車中です。
そしてコツコツ作ろうと考えてスタートしたStirling Single は、まだエンジンすら組み上がっていません。様々な課題が巻き起こり素直に遊ばしてくれません。(^0^;)
Singleさる運転会で事務局長さんが撮った写真を流用。実はこれを目指しております。

ところが現在の姿は、こんな具合です。

 Dscn3790シリンダヘッドを付けたエンジンにピストンを組み込みます。結構面倒な工程です。

Dscn3794
一番苦手のシール剤塗布です。円周の外半分にしてシリンダ内にはみ出さないようにしたつもりです。手が震えました。(^0^;)

Dscn3801弁装置も組み立てました。

この蒸機の弁装置は上下逆なのが特徴です。

Dscn3802エンジンをここまで組みましたが、まだ単なる部品状態です。そして主台枠も少し進めました。

Dscn3803
ここまでバラバラでした。組み立てると成る程という姿。
此処までは淡々と進みましたが、エンジンの組み立てと動輪との連結は調整に手間取りそうです。

と云うところでしばらく放置してお終いです。

レンズの世界まで到達出来ないこの頃です。


戻って来たからくり?

2014年04月19日 09時47分40秒 | からくり情報

ブログにすっかりご無沙汰してしまいました。引越やら建て替えやらでそれどころでない数ヶ月ですっかり消耗してしまいました。
ここにきてやっと何かを作ろうという気持ちが出て一気に復活域に入ろうとしているつもりですが、障壁は色々ありそうです。

とはいえ、この数日頑張った実績をメモしておきます。

Dscn3247久々のボイラーです。センターフリュー型ガス炊きです。

久し振りに見たオークションに転がってましたが、可哀想な出品でどうしようか迷いましたが、安いと思ってゲット。ところがガチガチに固まって動かすどころではありませんでした。
早まったかなと思いつつ考えを巡らせて分解を決意。途中経過は省略しますが、無事復活させた次第です。
構造の単純な機関車なのであっという間?に元気になったのでは無いかと思います。まだ火を入れておりませんけど。(^0^;)

Dscn3250この機関車の下回りです。赤い主台枠から欧州のものと想像されたかも知れません。弁装置はワルシャート式であるとも。

ところが、弁装置は完全なるダミーでして定置型エンジンに見られるクランク軸で駆動するものでした。そして逆転弁は給気の切り替えに依るという単純なものです。

で、この機関車の正体は、これです。(^0^)

Dscn3266
LGBブランドで1989年に3,000台強発売されたFrank S です。実は日本製品、アスターホビー製です。
分解掃除をやってみてなかなか良く設計されていると思いました。このような製品で普及を狙うのもいいなと思いました。3,000台強世界中にばらまかれたというのに中古市場では見かけませんが、私のところに来たときのように不動になったまま放置されているのでしょうか。

原因は、潤滑油の固着。古いアスター製品でもここまで固着したものは見たことがありませんでしたが、使った潤滑油が悪かったのかも知れません。 固まったこの蒸機を見かけたら救ってあげましょう。

Dscn3168ダミーですが、良く出来た弁装置です。


こんなことから復活中です。
気が向いたらまた書きますが、相変わらずの生活ですからいつになりますやら。

 


からくり諸々

2014年04月11日 22時04分06秒 | からくり情報

気合いを入れて二夜連続書いてみます。と云うか気合いを入れないと書く気が起きません。そしてネタ切れもある。
今日はこんな時計はいかがでしょうか。いつもいいなぁーと思って匙を食べています。(^0^;)

Dscn3161ちと現代的なのが難点かも知れませんが、骨董三昧?の小生には丁度いいのではと思うことしきりです。・・・・。(^0^;)

それはさておき、からくり生活から離れたままでしたが、このままではない腕が更に落ちてしまいそうです。
そろそろ忘れかけた製造ラインを整える時期ではと思うのです。

そして、このような壊れた?蒸機が到来、どう治していくか思案中です。



Dscn3167これは、アスターホビーがLGB向けに3,000台以上大量納入したフランクS です。シンプルな機関車でありますが、楽しめそうな予感です。しかしながら駆動部が油で固着しており、仕方なく分解掃除を決意したところです。

タンク蒸機に見えますが、テンダーがあるのです。テンダーには燃焼用ガスタンクがあります。
全体的には玩具っぽいと思うのは私だけでしょうか?(^0^;)

このような記事を書いて復活を期します。(^0^;)

 


四月も半ば

2014年04月10日 20時19分15秒 | からくり情報

もはや消え去ったblog状態ですが、なかなか書く気が起きません。ついSNSに気軽に書いてしまう悪弊が。(^0^;)

ここもそろそろ復活したからくりネタ満載にしたいところですが、その「からくり」が出来ない現状です。引っ越してやっと一ヶ月、段ボールが片付いたことだしそろそろと思う今日この頃です。
古い母屋も姿を留めなくなってきましたが、正念場はこれからで時折確認のために呼び出されております/想定外のトラブルってあるものですね。(^0^;)

Dsc01193誤って鉢ごと植えた植木鉢の枝垂れ桜が十数年を経て見上げる大きさになりましたが、伐採せざるを得なくなり最後の花を楽しみました。長い間楽しませてくれて感謝です。その他諸々の樹木も泣く泣く処分しました。
今年の春は何となく寂しい感じがしてなりません。次のステップに向け元気を出したいと思う最近です。(^0^;)

ところで今年の花見は酔考さんのお誘いで花粉の舞う4月1日に隅田川を歩いてきました。そのせいかその後、鼻が痛い目が痒いと例年よりも強い症状が・・・
とは言え気分いい一日でありました。

Dsc01147_2(W-Nikkor 2.8cm/f3.5 f4)

オールドNikon28mmで撮りましたが、やはり周辺はこんな具合です。7が広角向きであると巷の聲もありますが、これはこれでいいのではと思う7Rの描写です。

Dsc01163
(Nikkor 80mm/f2.8 f4)
対岸の風景を新調したマキナのレンズで撮ってみました。大変使いやすいいいレンズですね。無理してよかった。(^0^)

「花」の歌詞通りの光景を見ることが出来て満足しました。
久々のストレス解消日でありました。

このような日ばかりだといいのですが、連日色々あって心が休まりません。それでも引っ越しした直後よりも随分落ち着きました。異常でないと思っていたのですが異常だったようです。それを感じ取れないのが異常なのでしょう。

牛の歩みで進もうと思う最近、ボチボチ無理せずに進みます。
本日はこんなところでお終いです。

 

 

 


近況です。(^0^)

2014年03月27日 10時22分20秒 | からくり情報

前の記事から10日以上経過、相変わらずスケジュールに追われております。からくりは一体何処に行ったのでしょうか?

自分の引越と父の引越をやり終え、やっと周囲から段ボールが消えました。父のところへは一昨日以来ご無沙汰で、電気製品の使い方などで気になることもあるので今日は顔を出してみるかと思っています。

一昨日、旧自宅からアスターホビーに足を延ばしてきました。と云う話をちょっとだけ。

Dscn3049これは安全弁です。極めて小さくてHOゲージにも使えそうだと思うサイズ。

リビルド・マーチャントネービーで採用した三連安全弁です。
このサイズでもポップ式とのことでよくまあ作ったものと思いますが、耐久性や水垢対策はいかがなものかとちと気懸かりです。

この機関車はすでの予約販売時点で完売とか、工場には組立部品が集まってきておりました。これから箱詰めが始まる模様で嵐の前の静けさでありました。

Dscn3055
工場は、この機関車が数台組立中で忘れたことを思い出させてくれます。(^0^;)

ミストラルのヘッドマークもポイントとなってなかなかいいものですね。何とかしたいかなぁ??

Dscn3056
それにしても凝った構造です。石炭炊きに付き清掃時は煙室を外すのですが、これらの配管も取り外しできるのだとか。やはり石炭は面倒です。

Dscn3058砂撒き管なども凝ったロストワックスです。HO級の小物が沢山あって仕上げるのが大変なようですね。

取り急ぎこんなことを書いておきました。何だかまだ本調子ではありません。眠いようなだるいような・・・花粉のせいだろうか?

以上近況報告です。(^0^;)