からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

試写は続く(^0^;)

2013年11月25日 20時39分53秒 | からくり情報

 本日は眼科検診に行き、眼底検査をやりましたが、瞳孔を開く薬での半日ボンヤリとした視野には参りました。レンズ絞りを開放に固定し全体をボカした状態になるのですね。

さて、特殊カメラが到着したものの色々気忙しくて試し撮り不十分です。カメラの傾向は次第に掴めてきましたが、果たして飛びついたことはいいのだろうかと不安になりますが、レンズが呼んでいたからまあいいことにいたしましょう。 こんなカメラです。そしてレンズはDR Summicron 5cm/f2 を付けてみました。(SONY α7R)

Dscn0948
どんな写りになるかは、初使用記録の一部をご覧下さい。 

僅かな試用結果から感じたことは、超広角の周辺の光量落ちです。これは何とかならないものかと右往左往しています。補正無しの画像です。

Dsc00072

(コシナ12mm/f5.6 f11)
これなどは左側は建物でカバーしたものの左側が絞ってもこんな具合です。

Dsc00070

(コシナ12mm/f5.6 f8)
太陽を直接入れ伊豆大島を撮ると周辺の暗さが目立ちます。

Dsc00071(コシナ12mm/f5.6 f8)
太陽を外すと少し改善されました。露出補正を色々変えるところまでは操作に慣れず手が回りません。(^0^;)

この傾向はこれまで試した15mm、20mm、21mm、までは目立ちます。15mmはアナログ写真での実績では周辺落ちが無かったのでカメラ側の処理に課題がありそうです。
28mmでもf2.8開放ではこの傾向が出ます。f8まで絞ると何とかなりましたが気持ち悪い。35mmからはこの傾向が消えるように感じています。更に、周辺の補正機能はオンにしていますが、あまり関係が無いので完全マニュアルだと効かないのかなぁーと思います。しかしながらメニュー上は受け付けます。

Dsc00211
(Nikkor-HC 5cm/f2 f4)
L39マウントのこの50mmレンズになると問題はなさそうです。彼方に聳えるスカイツリーも力強く切り取っています。

この様に気が向けば写すという現状なのでまたもや毎日試写ばかりが続きそうです。
それにしても自由時間が極端に減ってしまった今年です。公私ともに色々湧き上がっております。週半ばには博多とんぼ返りです。(^0^;)

とにかく書けることを書いておきました。


慣熟中です。(^0^;)

2013年11月20日 21時26分49秒 | からくり情報

やっと時間ができたので娘と孫を連れて家族で一泊旅行に出かけたのですが、行き先の島に渡る船が強風で欠航、滅多に無いことに遭遇しました。急遽別の系列に振り替えて貰ったのですが、どうなることかと大慌てしました。 まあ、無事楽しんできたのでオールOKでした。

この旅にはいつもと違うカメラシステムで機能チェックをしてみましたが、慣れないせいかあれっと云うことも見つけました。APS-CサイズのGXRで楽しんでいたレンズが意外にも周辺落ちが激しいためにこのままではどうかなぁと感じました。

R0013679これまで楽しんでいたRICHO GXR MOUNT A12 + コシナ12mm/f5.6 での数寄屋橋風景ですが、同じレンズをフルサイズCCD で撮ると次の繪になりました。周辺部の入射光を拾うために斜めに微細レンズ付けてあるそうですが、12mmという超広角は想定していなかったのかも知れません。 次は15mmレンズを確かめてみます。

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(SONY α7R + 12mm/f5.6 f8)
ちと周辺が落ちすぎですね。一番目立つ青空だったので尚更でした。カメラでの周辺補正はオンにしていたのですけど。

汚名挽回のために密柑山で

幾つか撮ってみました。

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(Tel-Elmarit 90mm/f2.8 f4)
ご覧の写り、まずまずでした。解像力もいい感じです、レンズなのかカメラなのかいずれにしろ一安心です。
このレンズは若干曇り気味ですが、軽いので持って行きました。
次は元祖Elmarit 90mm/f2.8 を使ってみようと思います。

Dsc00102

(Tel-Elmarit 90mm/f2.8 f4)
伊豆急が目に入ったので慌てて撮りました。90mmではさすがに遠すぎました。

Dsc00136

(DR Summicron 5cm/f2 開放)
夕日がスポットライトになってローズマリーに当たっていました。拡大機能をカスタマイズして使い易くしました。ピント合っているでしょうか?

とりあえず身近なものを色々写しつつ機械に慣れようとしているところです。新しいものを使いこなそうとすると脳味噌が刺激されるのはいいのですが、疲れもドーッと来てしまいます。(^0^;)


クラウスを思い出した

2013年11月14日 22時52分02秒 | からくり情報

おっともうこんな時間か、と思う本日です。ほぼ一日家にいて仕事と言うより学生くんのレポートを集中チェック。 全体に言えることはスマホをコンピュータ通信システムと誤解してる向きがありそうです。物心ついた時からパソコンやネットに囲まれて暮らした人が殆どなので当たり前のことを掘り下げて考えるスタンスが無いのだろうなと感じます。スマホが最新技術と言えるものなのでこれには興味があるのでしょう。 「何故、どうして?」と繰り返し突き詰めていく態度が理工系には必要です。 それに文章力、これはいかんともし難いなぁ。他人様に理解して貰う文章を書くように心掛けなければ中身は間違っていなくてもレポートとしては半分の価値、この先の論文記述は辛いだろうなと同情いたします。(^0^)

それはさておき、昨日アスターホビーの工場見学をやって参りました。新型241Pの進捗模様も気になりますが、この先の製品はどのようなものだろうとBOSSさんとお話ししてきました。若い技術者Sさんとは運転会での蒸機性能やらオプションで面白いものが無いのかと雑談。そうこうしているうちに実験部品を頂戴しました。アスターが入門機に位置づけて居るクラウスのブラスト音を増幅するかも知れないものです。

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オリジナルは銅管ノズルが無い中空ボルトですけど、ノズルを付けてラッパ状になっている本来の排気管に突っ込みます。煙突の構造が煙突、内部の管、更にこのノズルの3重構造ですが、さてどのような音に変わってくれるか楽しみです。本日取り替え終了。

そう言えばJNR B20 用のchuff pipeを落札しておりますが、排気管をカットすることからまだ未着手です。

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細い笛状のものですが、ピッコロみたいな甲高い音かと思いきや意外に低音が出るので存在感を感じるかも知れません。

さて、上述のクラウスですが、小さな車体に機能の天こ盛りです。盛り過ぎだと嫌う向きがあるようですが、私はこの小さな車体に目一杯盛り込んだ日本の工芸品の代表のような作品は好きです。コストダウンを如何にやっていくかは更に工夫が必要ですけど。

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松山市の坊ちゃん列車だと言えばお分かりだと思います。あちらはエンジンで動く紛い物ですけどこちらは正真正銘の蒸機です。

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運転室はご覧のようにフル装備です。左から水圧ポンプ、加減弁、水位計に付けた排水弁押しボタン、逆転機、右下が燃料タンクです。

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ひっくり返すと第二動輪のカムで駆動する軸動ポンプが付いています。右側の黒い筒は第二ガスボンベで、これがあるので長目の運転が出来ます。

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煙室扉も開くことが出来ます。ガス焚き機関車にはよく見受けるセンターフリュー型ボイラーです。中央のパイプが排気管です。先の部品は更にこの内部に立っているわけです。ガス釜の場合は燃焼ガスはガスの圧力で外部に排出されるので煙突からの排出にはさほどこだわりません。アルコール焚きとは設計が異なることが多いのでちょっと面食らいます。

このように機能を沢山盛り込んであるこの機関車は、作るにも運転するにも面白い蒸機だなと思っています。ガス注入が難しいのが課題と思います。まあそれも楽しみですけど。

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肝心な走り装置を忘れていました。安いライブに見受けられるスリップリターンクランク式では無く、正当なスチブンソン弁装置を備えています.これも偉い。(^0^)

走るのは大丈夫かというとご覧の通りです。

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からくり名人のHさんが作り上げた2-3kgあるスターリングエンジン機関車を牽引するクラウスです。製作後最初のロングランですが、無事動いてくれました。

と云う面白い機関車なので興味をお持ちの方はアスターホビーに問い合わせされたらいかがでしょうか。 でもまだ残っているのかなぁー。(^0^;)

この機関車のPRになったようですが、入門機としてなかなかいいのではないかと思い一気に書きました。Homepageに製作日記を残しているのでそちらもご覧下さい。


小田急線の新ルート

2013年11月12日 20時49分15秒 | からくり情報

blogを再開したので今日もちょっとだけ書いておきます。ネタとしては再利用気味ですが、ここでは初めてです。小田急線の複々線化は40年続いているようですが、やっと先が見えてきました。その間プラス10円徴収されていることを覚えておいてください。
で、その肝は狭いエリアに鐵道の集まる井の頭線と交差した下北沢駅をどうクリアすることでした。

結果は、二層構造の地下駅になりました。各駅停車の緩行線は、地下一階、急行線は地下二階になりました。間を挟む二駅は地下一階に作られており、追い越し線を設けています。
と云う路線に変貌したので、この光景を撮ろうと思い続けていましたが、なかなかその機会がありません。先日偶然にも先頭に乗る機会があり、この箇所を何とか撮った次第です。

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梅ヶ丘駅のホーム停車中にズームアップしました。4本のトンネルが出来ています。
中央二本が急行線、左右が緩行線です。

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現在は急行線で運用していますので複々線は未完成です。

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トンネルへ突入します。

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Dscn0784急行線はきつい傾斜で地下二階の下北沢急行線ホ-ムへ。ここから上までが大変です。まだエスカレータ一基のため行列が出来てしまいます。 地上二階にある井の頭線までは結構くたびれてしまいます。

東北沢駅を出ると外の光が見えてきます。地下駅3驛に停まりながらの各駅停車では長い時間に感じます。

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無事外に出るとそこは工事真っ盛りの代々木上原駅です。地下鉄/千代田線はここが起点です。

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模型鉄道のようなポイントが拡がる代々木上原駅です。これからどうのような線路配置になるのか楽しみですが、いつ頃終わるのでしょうか?

小田急線の新しいルートをご紹介しました。
おしまい。


復帰、京都運転会点描

2013年11月11日 21時21分13秒 | からくり情報

更に更に書き込みが空いてしまいました。毎日書くという課題から逃げるとあっという間に1,2週間空いてしまいます。前回は10月23日でありました。テーマは山ほど、京都府宇治市までライブスチームの運転会に行ってきました。 フルサイズCCDミラーレスカメラがSONYから出て来ます。仕事上も様々な変化が出てきていますし、家庭環境も大激動の予感などなど疾風怒濤時代になっております。 と云うことは書く元気が失せて居るのかも知れません。

さて何を書くかと見渡すとやはり京都ライブスチーム倶楽部運転会余話ですね。Youtubeに幾つかアップしたので動く姿はそちらを眺めていただくとし、今回は大学祭で週末が長かったので運転会に便乗してきました。12年ほど在籍している安心の門鐵デフ付きJNR 9600 と これまた安定した SNCF 140C を持って行きました。いずれも2-8-0の車輪配置であるコンソリデーション型です。この型式は何故か好きなのです。 JNR 9600は2月の吉祥寺で不調だったのですが、原因が煙室の気密度が落ちたことと推定したのでシートの全面貼り替えを行ったものです。結果は上々、予想以上にパワフルな蒸機に変貌していました。

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運転後、新たに設けた排水弁から残圧を利用しボイラー水を排出中です。この機能を付けたので後始末が大変楽になりました。

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SNCF 140C は、重い客車7両を牽引し力走しました。低速でも高圧を維持して走ると安心して眺められます。

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今回の目玉は、これから世に送り出されるというSNCF 241P とのことです。4-8-2マウンテン型です。更には主台枠内側に高圧二気筒のエンジンを有し、利用後の蒸気を外側の低圧シリンダーで利用するという複式(コンパウンド)エンジンを再現しています。 SNCFが好んで作った複式の蒸機です。今回は初日は前台車の故障でトラブっておりましたが、翌日は快走しておりました。

書けば長くなるので点描としてこのくらいで終わりと致します。