朝から雪が降り続いています。未明よりも朝食を終えてからの降り方が激しいようでBSが一時見づらくなりました。ベランダに付けているアンテナ(自前工事の古いフラットタイプ)に雪が積もったようでこれを取り除いたらよく写るようになりました。ゲインは明らかに低くなっています。
周りの景色はこんな具合で昼間なのにしんしんと降り積もると言いたくなる雪です。
窓からの景色もいつもと違っています。
通路の雪を箒で掃いてみたものの1,2時間すると元の木阿弥です。 先ほど所用で来た方は,世田谷通りは大渋滞と云っておりましたが、この降りではと納得します。
重たい雪なので折れる並木などが出るかも知れませんね。外に出た皆さんは足元にご注意ください。
昨日はこんなに雪が降るとは思わずに運動不足解消にちょっと先の北沢川緑道を自転車でひとっ走りしてきました。もちろん緑道は徒歩ですけど。
光景一転の緑色です。
川縁の三つ叉はこんな具合です。放水弁の交換工事で10日ほど干上がっていた川には殆ど魚がいませんでした。或いは寒かったからでしょうか? 当然ながら櫻の芽は全くその気配がありません。 今年の花見はこの人工の川で一度はやるつもりです。 震災の年だった昨年は櫻など上の空だった気がします。 見た記憶が殆どありません。
ところでこれを撮ったのはNikonP300のf1.8開放ですが、これをきっかけにレンズの撮り比べもいいと思いました。
が、この大雪では放棄試合となったので昨日撮ったものを並べて見ました。間違わないように確認しつつアップしています。いずれも上の写真の説明をしています。
10年は居着いている兎を撮り比べてみました。新調?したいまはなき小西六のHexar 50mm/f3.5 で開放で撮ったものです。もちろん沈胴L39ライカマウントです。
同じ条件で Nikkor-SC 5cm/f1.4 Lマウントを f3.5 に絞って撮りました。
これはHexarを f5.6 に絞ったものです。
こちらはNikkorを f5.6 に絞ったものです。
違いはいかがでしょうか。私には今一つどう表現していいものか分かりません。微妙な露出の違いは構えた姿勢に上下ブレがあったのでしょうか? いずれもいいレンズと思います。強いて云えば、Nikkorの鮮鋭性というか分解能に軍配を上げてもいいかなと感じます。(^0^)
そして大口径のNikkorを f1.4 の開放で使ってみるとこんな世界が拡がります。大口径レンズではCCDの平面性の良さが仇となりその反射を受けフレアがでてしまうものが多いように感じます。古いレンズでは後玉のコーティングが充分でないからのようです。 まあそれも味でしょう。
古いレンズでも破綻を来さないものはライツのElmer 65mm/f3.5 ビゾ用 と感じています。近接撮影を意識して設計されているせいなのか開放時の逆光でもフレアが出ません。
それはさておき Nikkorの開放写真はいかがでしょうか? 同じレンズでも絞りの開き具合で大きく変化するので絞りコントロールをどうするのかが撮影の醍醐味です。 幾つになってもノウハウは取得できないままですけど。 レンズブランドが違えば千変万化で諦め気味です。プロは凄いと思うのはこんな時です。
新調したHexarで葉ボタンを撮ったものがこちらです。絞り値は f5.6 でした。
このように古いレンズでもデジタル写真を充分に楽しめますし、結果の意外性も期待できます。 もちろん駄目なレンズもあるようですが、この先の散歩の供にしてレンズのB級グルメを楽しみたいと思います。
もちろんフルサイズCCDでミラーレスカメラが適価で供給さるのであればいいのですが、現実には無理のようです。 特にマイクロフォーサーズのような小さなCCDでは、レンズ中央部を拡大して利用することになるので高解像度という基本性能の高いレンズを選ぶことが必須条件と思っています。
使ったカメラはこんなものです。
ミラーレス一眼 パナソニックのG2ですが、小遣い切れの最近の私には、このカメラが一番だと思う最近です。古典レンズを使うための操作性は極めていいと思います。
接眼部に目を近づけるとLVFが自動的に切り替わり、ワンクリックで画面が拡大できるのでピント合わせが容易です。この機能をG3以降の新型では削除したのは疑問です。
やっと小降りになった雪です。これからちょっとだけ出かけなければなりません。