からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

雪の日でした

2012年02月29日 13時58分19秒 | クラシックカメラ

 朝から雪が降り続いています。未明よりも朝食を終えてからの降り方が激しいようでBSが一時見づらくなりました。ベランダに付けているアンテナ(自前工事の古いフラットタイプ)に雪が積もったようでこれを取り除いたらよく写るようになりました。ゲインは明らかに低くなっています。

枝に雪の花が咲くという光景が庭先に広がっています。Dscn1578

周りの景色はこんな具合で昼間なのにしんしんと降り積もると言いたくなる雪です。

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窓からの景色もいつもと違っています。

通路の雪を箒で掃いてみたものの1,2時間すると元の木阿弥です。 先ほど所用で来た方は,世田谷通りは大渋滞と云っておりましたが、この降りではと納得します。

重たい雪なので折れる並木などが出るかも知れませんね。外に出た皆さんは足元にご注意ください。

昨日はこんなに雪が降るとは思わずに運動不足解消にちょっと先の北沢川緑道を自転車でひとっ走りしてきました。もちろん緑道は徒歩ですけど。

光景一転の緑色です。

Dscn1560

川縁の三つ叉はこんな具合です。放水弁の交換工事で10日ほど干上がっていた川には殆ど魚がいませんでした。或いは寒かったからでしょうか? 当然ながら櫻の芽は全くその気配がありません。 今年の花見はこの人工の川で一度はやるつもりです。 震災の年だった昨年は櫻など上の空だった気がします。 見た記憶が殆どありません。

ところでこれを撮ったのはNikonP300のf1.8開放ですが、これをきっかけにレンズの撮り比べもいいと思いました。

が、この大雪では放棄試合となったので昨日撮ったものを並べて見ました。間違わないように確認しつつアップしています。いずれも上の写真の説明をしています。

P1000748

10年は居着いている兎を撮り比べてみました。新調?したいまはなき小西六のHexar 50mm/f3.5 で開放で撮ったものです。もちろん沈胴L39ライカマウントです。

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同じ条件で Nikkor-SC 5cm/f1.4 Lマウントを f3.5 に絞って撮りました。

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これはHexarを f5.6 に絞ったものです。

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こちらはNikkorを f5.6 に絞ったものです。

違いはいかがでしょうか。私には今一つどう表現していいものか分かりません。微妙な露出の違いは構えた姿勢に上下ブレがあったのでしょうか? いずれもいいレンズと思います。強いて云えば、Nikkorの鮮鋭性というか分解能に軍配を上げてもいいかなと感じます。(^0^)P1000754

そして大口径のNikkorを f1.4 の開放で使ってみるとこんな世界が拡がります。大口径レンズではCCDの平面性の良さが仇となりその反射を受けフレアがでてしまうものが多いように感じます。古いレンズでは後玉のコーティングが充分でないからのようです。 まあそれも味でしょう。

古いレンズでも破綻を来さないものはライツのElmer 65mm/f3.5 ビゾ用 と感じています。近接撮影を意識して設計されているせいなのか開放時の逆光でもフレアが出ません。

それはさておき Nikkorの開放写真はいかがでしょうか? 同じレンズでも絞りの開き具合で大きく変化するので絞りコントロールをどうするのかが撮影の醍醐味です。 幾つになってもノウハウは取得できないままですけど。 レンズブランドが違えば千変万化で諦め気味です。プロは凄いと思うのはこんな時です。P1000758

新調したHexarで葉ボタンを撮ったものがこちらです。絞り値は f5.6 でした。

このように古いレンズでもデジタル写真を充分に楽しめますし、結果の意外性も期待できます。 もちろん駄目なレンズもあるようですが、この先の散歩の供にしてレンズのB級グルメを楽しみたいと思います。

もちろんフルサイズCCDでミラーレスカメラが適価で供給さるのであればいいのですが、現実には無理のようです。 特にマイクロフォーサーズのような小さなCCDでは、レンズ中央部を拡大して利用することになるので高解像度という基本性能の高いレンズを選ぶことが必須条件と思っています。

使ったカメラはこんなものです。

Dscn0861 ミラーレス一眼 パナソニックのG2ですが、小遣い切れの最近の私には、このカメラが一番だと思う最近です。古典レンズを使うための操作性は極めていいと思います。

接眼部に目を近づけるとLVFが自動的に切り替わり、ワンクリックで画面が拡大できるのでピント合わせが容易です。この機能をG3以降の新型では削除したのは疑問です。

やっと小降りになった雪です。これからちょっとだけ出かけなければなりません。


春が来た

2012年02月27日 20時54分38秒 | 偶成

 先週は色々イベント続きでネタだらけ、でもそんな時にはブログを書く元気が失せて放置してしまいます。 そして今日は非常用品の入れ替えて一日立ったり座ったりで疲れ果てました。(^0^;)

そんな合間に見つけたのは福寿草。先日ここで紹介した時はまだ蕾でしたけど今日は咲いていました。日が落ちるとまた蕾に戻ってしまうのですが、その直前に見つけました。昨年に比べると一週間以上遅い開花のようです。

Dscn1551_2 22日に書いたブログの福寿草とは全く違う姿になりました。春が来ました。(^0^)

捜せば春の息吹をもっと発見できたと思ったのですが、家の中と外が大ごとになっていたので片付けに専念してしまいました。

非常用品のメインとして今回はこの様なものを準備することにしました。その他には水、濾過器、臨時トイレ、遮熱ブランケット、カップ麺などなども準備しました。食料は大半が入替なのでまだまだかかりそうです。

Dscn1556

この装置で緊急時のエネルギー確保がちょっとだけ出来そうです。あれだけ騒いで鳴りを潜めた計画停電、幻だったのでしょうか? それとも嵐の前の静けさ?

こんなことを考えながら腰が痛くなるまで作業していました。


遅い春の訪れ

2012年02月22日 10時41分14秒 | 偶成

 昨晩は思わぬ会合となり気持ちよく帰宅しました。偶然が重なるもので夕食を久し振りに経堂/早雲でとることにしてちびりちびりやっていたら酔考さんがひょっこり現れ、何だか盛り上がり始めました。 木曽中山道歩き計画を話していましたが、そのうち酔っ払ってグチャグチャになってしまいました。 これでは遅くなりそうだと外出していた家人に遅くなるメールをしたところ、ややあってご本人が登場。「この二人では午前様だ。」と思って迎えに来たそうです。 と思いきや「木乃伊取りが木乃伊」になったようでそのまま会合になってしまった次第です。

たまには地元の店もいいものです。お小遣いは激減しましたけど。(^0^;)

さて、今日までお天気が持ちそうで、随分暖かくなりました。庭先の福寿草がご覧の通りです。ということで久し振りの園芸記録です。

Dscn1447 中心部が間違って抜かれたものですから四方に散ってしまいました。春の息吹には違いありません。

昨年は2月24日には満開でしたが、明らかに遅い春です。

Dscn1439 そういえばと思って庭の片隅をガサゴソと捜してみると蕗の薹です。昨日手のひら一杯収穫してありましたが、まだ残っていました。三株発見。今夜は天ぷらかなぁー。

ついでに見回るというと大袈裟ですが菜園では、

Dscn1448  種を蒔く時機を逸した小カブがこの寒さを乗り切って健気にも大きくなっています。せっせと間引いた甲斐がありました。

Dscn1440 少し苦手なこいつも少し頭をもたげてきたようです。

その昔、義父が熊本から持ってきてくれた肥後椿が咲き始めました。

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鉢植えと違ってなかなかいい花を咲かせることが出来ません。大輪の肥後椿は素晴らしいのですけどなかなかうまく行きません。素質があっても環境が整わないと大輪を咲かせることが出来ないとは、人間を見る思いです。

Dscn1437 露出オーバーになりましたが、梅の蕾です。開花の遅い品種なのでまだ固い状態です。それでもちょっとだけ膨らみました。

気のせいか何処からともなくケロケロと蛙の鳴き声がしました。一雨降るとそろそろ現れそうな予感です。例年と同様に産卵時期に注目しようと思います。 昨年は4月25日産卵というとんでもない遅い記録でした。とにかく異常な年でした。

今年は穏やかな年になって欲しいと震災の日が近づくにつれしみじみと思います。いい一年になりますように。

そういえば震災では一番真摯に被災地のお見舞いをされていた天皇陛下の手術が無事終了し胸をなで下ろしました。ご快癒を祈念しております。


そしてこの頃思うこと

2012年02月18日 09時47分31秒 | からくり情報

 昨日のことですが、午前中の用を終え、思い立って鴨居のアスターホビーへ行ってきました。前々から取り置きをお願いしていた JNR9600型の九州門司鐵道管理局型排煙板、平たくいえば門デフです。キマロキ編成発売の一環で世に出された10セット分余剰提供のうちの貴重な一つです。 デフはネジ止めなので穴を開けてタップを立てるだけです。ネジが1.4mmなのは気に入りません。工具の揃う2mmでやるつもりです。 それはともかく、九州を走っていた9600の姿を再現できます。

Dscn1390私の記憶だと9600はデフ無しが多かったように思うのですが、毎日佐世保線・高橋駅から武雄駅(今武雄温泉駅)までの一駅を乗った通学列車は門デフC57が引くものだったので二つが重なって 門デフ付き9600 が九州の代表のように感じるのかも知れません。

さて、鴨居に行った本来の理由はデフ板では無く、ボイラー排水部品調達なのです。 この9600から水を抜くのは実に面倒で、安全弁を取り外し、逆さまにして振るという原始的な方法なのです。最近のアスターホビー製品には必ず排水弁が付けられておりボイラーの残圧で水抜きも簡単になりました。この機関車は半ロコ型ボイラー、汽笛、ドレイン弁を持っており、ライブスチームとしての完成度は高いのですが、水抜きだけ難物で画竜点睛を欠いておりました。これで世の中に出しても恥じない機関車になります。

 この排水弁を9600に後付けする部品がB型SHAYで考案された排水弁を応用して提供されました。説明書を見る限りでは取り付けは簡単そうですが、疑問は、何処まで遡って分解すればいいのだろうか? 出たとこ勝負です。

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ところで、例によって最近の45mmライブスチーム情勢をボスから拝聴。何と云っても円高というかユーロ安が製品計画にも影響しているようです。 小生のような年金生活者には縁の無い話も多々あるようですが、様々な機関車が世の中に送り出されるのは嬉しいものです。それにしてもこの趣味が老人趣味いや失礼、変人達の趣味にとどめておくのは惜しい。もっと裾野を広げるようにしなければいけないなと思います。 「技術日本」の名が聞いて呆れる最近の状況は嘆かわしい次第です。 Nゲージ全盛ですがどうしてラージゲージに行かないのだろう。そこんところを業界の皆さんよーく考えてください。

 手を動かし工夫しなければ云うことを聞かないものよりも電気仕掛けで何となく動く小綺麗な遊びを好んでしまう傾向が日本の病根でもあるように感じます。

開発談や将来構想等オープンできないことも色々拝聴いたしましたが、手堅い経営で今の荒波を乗り切って欲しいものです。

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とはいえ近々の楽しみはチャレンジャーの完成度がより上がったようで現在米国で細部調整中とか。納得できる改善策で当面の最強の機関車に仕上がるのではないかと感じました。このゲージで大人一人牽引するパワーがあるのはさすがです。 我が家のWM-SHAYもこの力を持っていそうですが、歯車でのパワーアップですからね。 私がもう一回り若ければ何とかオーナーを目指したと思いますが、分相応の世界に遊ぶつもりです。 そのうち何処かの鐵道でチャレンジャーとの邂逅を楽しみにしています。グレイモデルがなかなかのようです。関係の方々は早く作り上げてくださいね。

お待たせしてスミマセン。期待以上に仕上がっていますからとはボスのお言葉。(^0^) > オーナー予定のみなさまへ

ところで、アスターホビーが SNCF 241P のような芸術的な製品を市場に送り出して世界の頂点を目指す部分は必須ですが、それを支える裾野を固めるのも仕事のうちでしょう。 定年予備群の出るだろう退職金とかっては山ほど貰えていた年金を当てにする時代はとうの昔に去ってしまったと思います。 これからは現役をファンにして退職世代は過去の資産で楽しむ時代になってきましたね。

一社では大変かも知れませんが、このスタンスでこの業界の経営を考えて欲しいものです。もちろん余裕のある方はどんどんライブスチームに投資してくださいね。 と厳しい現実に身を置く趣味人としてはつくづく感じております。(^0^)

ということでこれからは抱えている機関車の改造・改良で楽しむとともにガラクタ整理生活を送ろうと考える最近です。 9600 の完全九州化もその一環であります。

故郷は遠くにありておもふうもの そして悲しくうたふもの」 でもありませんが、往時の蒸気機関車の往来風景がこの汽車ぽっぽの向こうに浮かんできます。

 高橋駅ホームから佐賀方向をながめていると家並みに隠れていますが、右へ大きくカーブした方角から白煙が噴き上り、踏切通過の汽笛が鳴ればやがて下り列車の到着です。 現代の通学生には感じ取ることの出来ない光景だと思います。

(9600の走行写真、一枚拝借いたしました。 > Sさんへ)

 


カレンダーを眺めつつ

2012年02月14日 21時46分04秒 | 偶成

 ホントに寒い一日でした。厳寒の地域の人から見れば笑いぐさかも知れませんが、心の準備というか精進が足りないので震え上がった一日でした。 午前中はあれこれやっていて昼食はカップ麺、その後駅の近所まででかけ、帰りに散髪した一日です。 もう一息でこの時期の忙しさを抜け出せそうなのが楽しみです。一ヶ月ぶりの床屋、頭が涼しく感じます。

既に二月も半ばになりましたけどこの寒さでは春の訪れをまだ感じ取ることが出来ずに部屋に居たくなります。壁には機関車の写真。 毎年飾っているNorfolk & Western鐵道の今月カレンダーです。(Elmer65mm/f3.5 f2.8 パナソニックG2)

P1000720 O.Winston Link の撮ったこの鐵道の写真です。 この人の撮った鐵道写真には人と鐵道の関わり合いを巧みに捉えてあるのでいつ見てもホッとします

この写真は2月のものです。巨大な流線型のclass-J  #602 4-8-4 はこの鐵道の象徴とも云える素晴らしい機関車です。 そういえばウチの鐵道にも同型ので補助テンダー付き機関車が居たはずですが、写真を撮ってなかったようです。この鐵道では このY6b という複式の巨大なマレー型機関車も有名です。30年前に手に入れていたNゲージも巨大です。モータを天賞堂のパワフルなものに入れ替えてあります。

Dc061147 この機関車にも故事来歴があるのです。(^0^)

ところで、近所の現実の光景はこの様なものになってしまいます。

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これは隣の千歳船橋駅で電車待ちをしていたときの光景です。数年前までは地上駅でした。なかなか味のある街で当時の知人もまだこの地域に残っています。 東京で初めての通勤駅がこの場所でしたけど変われば変わったものです。近代的な駅になるのも考えものだなぁーと思うこの頃ですけど勝手でしょうか?

 

 

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電車待ちをしていると手持ちぶさたで上の写真やこのパノラマを撮っていました。

何となくこんな記録になった寒い日でした。 


吉祥寺北裏鐵道2月運転会

2012年02月13日 13時43分47秒 | からくり情報

一段落してお昼休みついでと思いましたが、ドタバタしていて13時を回ってしまいました。 前回に引き続いて汽車ぽっぽの話題です。 昨日は吉祥寺北裏鐵道2月運転会でした。予想外に暖かい環境になって運転やら雑談やらでいい一日となりました。 この数ヶ月私自身も中途半端な運転ばかりになりましたが、今回はまずまずの成果が上がりました。かな?

例によって私中心のレポートになっております。

昨年の震災で転げ落ちて小さな汽笛等が破損、塗装も何カ所か剥がれています。部分的に補修したものの運転する気が起きずに一年以上火を入れていませんでした。近い時期に改造する気になったので走らせておくことにして運転会に参加させました。

Dscn1389 10数年前にこの道に再び踏み込むきっかけになった日本國有鐵道の9600 です。子供の頃から何故か好きな機関車をオークションで手にしたのがまずかったようです。佐賀線や唐津線そして筑豊で走っていました。がに股な姿が私にとっては格好良く感じます。我が家でも絶好調の機関車であります。(^0^;)

 と思っていたところ、長期間の休止のためバーナー芯が固まっていたのか、燃焼が悪く圧力がすぐ低下します。 ブツブツ言いつつ運転を続けるとそのうち好調になり一安心です。「機械は常に動かすべし」と皆さんから云われたような気がします。

此処で取り出したのが新兵器のオンボードカメラです。運転室天井にクリップで止め、周回風景を撮ってみました。この様な撮影は初めてで、結果もパソコンでしか分からないので気懸かりでしたが、それらしく写りました。肖像権ちょっとだけ下さい。> 関係の方(ペコリ)

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YouTube: Live view from JNR9600

機関車が不調だったので自分のことに懸命となって皆さんのは撮影していませんでした。大型機関車も結構走っていましたが、残念ながら9600とのすれ違いも撮れておりません。

Dscn1391 日向ぼっこにいい日でした。

P1000731 これは終盤の光景かな?

当日は機関車の後始末に時間がかかり撤収作業にも参加できずに失礼致しました。(ペコリ)

このところとろくなった自分をもてあましております。あらゆることがパシパシ出来なくなりましたなぁー。(^0^;)


鐵道しかけえほん

2012年02月11日 11時17分08秒 | からくり情報

 以前から注目していた絵本ですが、多分子供向きではなさそうだと睨んでいました。 風邪気味でボーッとしていたせいかも知れませんが、いつの間にか手の中にありました。(^0^)

予想通りの大人向き、かつ国際派向きの本に仕上がっています。作者はフィリップ・スチールという外国の方だったので思い切って入手した次第。 最近の絵本は開けないようにシールしてあるので困ります。当たりで良かった。

Dscn8410 ずっしりと重くて活字も小さいフォントです。ルビを振ってあるので高学年向きを想定していますけど・・・

内容はあまりにも国際派向けなので大人でも理解できないでしょう。国鉄から一歩踏み出したいマニア向けでしょうか?

先日BSで放送されていたポアロシリーズでのオリエント急行殺人事件の舞台となった車両です。

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この様な豪華な車両の内部はどうなっているかというと、

Dscn8411 こんな具合にコンパートメントの中を見ることが出来ます。引っ張り出せば牽引している蒸気機関車が出て来ますけど省略。Dscn1766

この車両があったことを忘れていました。随分前に日本国内を周遊したことがあったのですね。それをNゲージ化したものでなかなか良く出来ています。レイアウト休止のせいで引き出しの奥に眠っています。

こちらはオールステンレスのゼファー号です。大変有名なんですが、日本ではあまり知られていません。

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客車の最後尾をめくるとこの通りです。

ジャズバンドが乗っていたとは知りませんでした。

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更に特徴ある先頭部はご覧の通りです。本から引き出すとその内部構造が分かります。

ディーゼルエンジンで発電機を回し、その電力で台車に搭載しているモータを動かすわけです。

Dscn8415JGR吉祥寺北裏鐵道運転会でワダワークスの和田さんが全く同じ仕掛けで動くゼファー号を運転していました。先頭の頭部突起は排気管でそこから白煙を出して走行していました。

「内燃機関は8気筒で動きました。」というように 時折えっと思う文章になっていますが、翻訳者が機関車のことをご存じないせいかもしれません。これは自分なりに再翻訳しています。(^0^;)  

-> 8気筒ディーゼル機関で発電機(エンジン後部の円形の機械)を駆動して発電した電気で動いています。

この列車の台車は車体の連結部に設けてあるタルゴ式です。車体の軽量化に寄与しているそうです。勝手の小田急ロマンスカーもこの方式でした。

こんな内容ばかりですからやっぱり大人向きですね。楽しくページをめくっています。


在庫整理中

2012年02月09日 11時39分49秒 | からくり情報

 とてもいい天気になりました。関東地方がこの様な快晴の時は日本海側は大荒れ、30数年前に札幌で暮らしていた頃を思い出します。大雪お疲れ様です。 で、お天気というのに風邪気味なので家に籠もることにしました。午後はちょっとだけ出たいのですけど。

という次第で外に出たいなぁーと思いながらガラクタの整理をしている本日です。いい歳になってモノを抱えたままなのは問題だと常々指摘されているので苦しい努力を始めています。(^0^;)  とはいえ、思い入れのある大物はなかなか引き取り手が現れませんいつでもいいやと頼んだままになっています。 一気にモノを減らす気持ちはあるのですが、整理をしているとモノに伴う思い出話が浮かび、元に戻すという繰り返し。困ったものです。 その割にブログネタに至らないのも問題です。(^0^;)

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エイヤーッと始めたのは、カメラでしたが、レンズ整理が追いつかずにとりあえず挫折中。どうせならいい状態にしてと思うからいけないのです。一緒に仕分けるプロが必要なようですね。 フジカスーパーシックス よく写るんです。

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焼き物は、元箱を作る価値の有り無しで決めようと思ったら、ほぼ箱作りが始まってしまいました。友人に箱書きを頼むまで話は決まったのでこれまた発散。骨董って面白いしなぁー。

これはまだ骨董とは云えない時代のものですけど。明治時代の有田・精磁会社謹製

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地震後場所の倒壊が心配で休止している鐵道レイアウトなので此処の機関車を処分というのが最近の楽しみというか悩みの種です。 思い切ってヤフオクに出すことにしました。多分レアものが多いと思います。 というのも真面目に始めたのが娘の生まれた頃なのでいまや市場に無いモノが多いのです。それに分解手入れが出来る時代のものは今でもガンガン走ります。 しかしながら、最近の鐵道模型ファンは綺麗好き、機械が嫌い、電気が分からないと云う層が増えてしまったので売れるかどうか気懸かりです。Dscn7829

この状態で被災、だいぶ埃を被っています。(涙)

邪道ですが、電気機関車も少し在籍しております。 特にお召し列車編成は特別です。 陛下のご快癒を祈念しております。

「架線が無いのに何故走るのだ。」を疑問に思うところから技術は始まるのです。

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これをヤフオクに出しているというわけではありません。

 

 ライブスチームではNゲージ層が45mm以上のライブスチーム模型に移るかどうかといえば、なさそうであると云うのが業界の見方のようです。若者の機械離れ、上方指向離れが趣味にも現れているようです。 これもひとえにパソコンやネット進化のせいであると昔先棒を担いでいた私に矛先が向きます。 でも最先端をやりつつ蒸気機関車などのローテクに惹かれていましたから若い趣味人はマルチな人間が減ったのかも知れません。画面だけのバーチャルな遊びが気楽でいいと云うのは退嬰であります。 とは言え、退職金や年金をあてにしてきた業界の努力が不十分であると常々思っておりますけどね。 10年前はいざ知らず我々世代の老後も厳しいのですぞ。 業界筋では少々努力のスジが見えてきましたが、ライブスチームなどを一般人の知るところに至らせるにはまだまだです。 わが故郷の全国デビュー努力をもっと学ぶべきと思います。 今度行った際にボスに話してみよう。(^0^)

10数年前に作った9600にデフを付けて九州型に改造し、運用性も良くしようと考えている最近です。部品の相談に行きたいのですが、未着手でした。

9600

あ、蒸気機関車を知れば知るほど技術の頂点に近づいていた産業製品であったことが分かりました。 ローテクと馬鹿にしてご免なさい。 進化させようとしなかった日本國有鐵道を見ていた私が馬鹿でした。 パソコンとネットはまだまだ技術の頂点に至っていません。技術の頂点とは何かを知る意味では技術者は、蒸気機関車に遊ぶのがいいと思いますが、さていかがでしょうか? 暴論だろうなぁ。(^0^)

ヤフオクはどうですかって? 出品物に入札があったので売れ残り回転寿司にならずに済みそうです。 元を取り戻そう、儲けようなんて考えなければ値は付くのです。 長期間楽しんだので只でもいいかもしれませんが、そこは人間、つい欲が出てしまいます。 精進が足りないと反省。


和時計を作ります

2012年02月06日 11時50分05秒 | からくり情報

 雨模様の朝、今日から明日はいいお湿りになりそうです。カラカラ天気で鼻と喉の調子が良くありませんでしたけど心なしか楽になっています。雨の日は家の中の片付けが捗るのでこのところ歓迎しています。

こんな機会にと手元を見渡すと蒸気機関車を筆頭に作りかけの様々なものが転がっています。そのような中でまあまあ進捗しているものが「和時計をつくる」という工作ものです。 「君ならきっと作るだろう。」と友人よりパンフレットを渡されたのがきっかけでありました。 それから半年経過し、既に毎週送られてくる部品誌も23号になりました。 しかしながらこの手のものは工作を開始したくなるのは区切りよい作業の出来るこの時期からです。 各号を仕分けしつつまずは保護ケースを作ったところです。

Dscn8376_2 書店に並ぶのは15号まで、その後は思い出したように二週間毎に送られてきます。 だいぶ以前に学研の大人の科学でプラスチック製の和時計が出ましたが、あれよりも格段に材質の良い時計になりそうです。 とはいえ昼夜の時刻の刻みが異なっている古い時刻制度に対応するために二組の天符を持つ複雑なものです。 

実は天符に取り付ける錘の位置で調整する時刻合わせには苦労しそうなことは分かっているので単なるディスプレイになってしまいそうな予感ですけど。

きりのいいところまで作った結果はこれです。

Dscn8374  仏様を入れる厨子のような形はいかにも和時計用です。網を入れてあるのは時報の鐘が聞こえるようにするためです。

第17号辺りまで進んでこのケースが出来るのですが、もちろん金属部品や歯車もかなり集まっています。そろそろ時計としての姿が現れるはずですが、こちらは文字盤の墨入れやら磨き出しやら面倒な工程が控えているので着手するには元気が足りません。 仕事の宿題をもう少し片付けてからにしようと思っています。

時計本体に着手したらまたメモします。

ついでですが、風雲急を告げている南西諸島近海であります。 スクランブル急増という話も聞こえてきますが、阿呆なマスコミはお笑いばかりで、報道すらありません。このご時世に往時を思い起こせば、こんなものも出て来ました。

Dscn9786 昭和一桁代?に講談社の少年倶楽部の付録だった紙軍艦・三笠の復刻版です。 これを作ることがあるのだろうか?

紙軍艦製作にはホームページに出しては消している重巡・高雄がありますけど途中断念のトラウマがあるものですから。(^0^;)

仕掛かり以前のものが多いなぁー。色々反省する最近です。

埋め草的な記事で誤魔化した本日です。


栃木市の駆け足散歩

2012年02月05日 10時56分28秒 | ぶらり旅

 昨日遊び回った反動で本日は留守居役です。蜻蛉池への給水、植木鉢への撒水を終えて一服しています。 何処へ行ったかというとこの写真の街です。

Dscn1238蔵の町栃木市、巴波川(うずまがわ)沿いが見所です。と私は思っております。が、昨日見かけた観光客は私を入れて五名程度。これでは困りましたねぇー。川には鯉が群れて泳いでいるので鯉の餌を放り投げてボンヤリしていました。店の小母さんも今日はさっぱりお客が居なくて予定外れ、川船がお休みのせいかなとのこと。 現在護岸工事と浚渫中でした。櫻の季節は賑わいそうですけど。

この町は城下町の川越と違って水運で栄えた商業都市なので街の印象もちょっと違います。千葉県佐原と似ていると思います。

P1000685川の中はこんな具合でした。工事のせいで餌が少なくなってお腹が空いているのでしょう。

P1000694

ここをボンヤリ歩くだけでいい気持ちになります。

Dscn1264

この店も健在でありましたが、カーテンが半開きなのは気になりました。

そしてもう一軒好きなお店。この張り紙を恐れてはいけません。集団でかき回す団体小母さんご一行除けだそうです。(^0^)

Dscn1268 今回は単独行だったので寄りませんでしたが、実にユニークなお店。素敵な老夫妻が営んでおられます。 消えてしまった日暮里問屋街がこの店に残っています。何を売っているかと云えば、右側にぶら下がっているものをご覧下さい。

次回行った時にはガラス戸を開こうと思います。

P1000700 レトロな雰囲気が残る街なのでフラフラ歩いても楽しめますが、駅近くは綺麗になりすぎていけません。京都御所から日光東照宮への例幣使が通る道、例幣使街道もこの町を通っておりなかなかな街です。 先へ歩くと古い街道の雰囲気も楽しめるのですが、この辺りでUターンしてしまいました。 もう少し暖かくなったら酔考さんをお誘いしてチャレンジします。

川越や栃木などのように自分の好きな観光地は自分で開拓するものだなと思っていますが、最近はエネルギーがかなり衰退したような気がします。

古河市などもその一つです。

定年退職予備軍のみなさま、現役時代に自分の考えで色々取り組んでおくのが一番だと思います。さる会合で受け身の方が多い印象を持ったのでここに記しておきます。(^0^)