手首が痛いので重いカメラは避けて戦前のバルナックライカを持ち歩いています。レンズは戦後のものですが50年は経過しています。 これがまあ実によく写してくれます。 風景よりも人物描写が気に入っているのですが、カミさんに言わせると皺まで鮮鋭に写さないところがいいのだそうです。 デジカメと違ってプリントに仕上がるまでの時間差が大きいのですが、それを待つのも楽しみです。もっともフィルムを入れていることを忘れ季節をジャンプする場合もあって要注意です。 70年以上前のカメラなのに今でも立派に使えるのですが、現代の製品で70年後にも使えるものはどれだけあるのだろうとシャッターを切る度に脳裏をよぎります。
このカメラは今春ハヤタカメララボでオーバーホールとシャッター幕を交換してもらいましたので見かけはボロでも中味は新品同様です。 コトッと云うシャッターの感触が楽しくてついつい駄作を乱造しています。
実は自分で分解掃除をし快調に使っていたのですが、ある日シャッター幕の紐が老化によって切れてしまいました。改めて自前修理をする元気がなかったのでOTOMEN師匠にお願いした次第です。(汗)
(画面サイズを変えてみました。大きな写真がやっぱりいいようです。)
ライカD2です。レンズはエルマー5cm/f2というオーソドックスな万能レンズです。沈胴するので携帯に便利です。 変な接点付きに改造してあったので格安。これらバルナックライカは好きなカメラの一つでいつの間にか色々住み着いています。常用できるクラシックカメラとして初心者の方にもお薦めの種類です。ブームの一時期と違って落ち着いた価格のものが増えたので安心して探すことが出来ると思います。
何とまあ、久しぶりのカメラネタでした。(汗)