からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

真空管ふたたび

2006年04月30日 22時17分33秒 | からくり情報

 がらりと嗜好を変えて趣味のお話です。

 学研の大人の科学シリーズが面白くて気になるものは吟味して入手して楽しんでいました。今回の特集は何とまあ、真空管ラジオでありました。 中学の技術家庭で組み立てを経験して味をしめ、学生時代に数台組み立てた記憶がありますが、とっくに忘れ去っています。 なんだか気を引かれるものだから入手しあっという間に組み立てました。

Radio1 こんな古いラジオの格好をしたものになりましたが、特定の周波数帯は良く聞こえます。私の場合は954khzのTBSがいいようです。

このラジオの駆動源は、電池でした。真空管のヒーターは1.5V、プレート(B)電源は9Vの006Pを5個直列につないだ45Vです。真空管は直熱型なのでフィラメントがほのかに光るものではありませんでした。光っていないと働いているのかどうか分かりません。

Radio2

3球再生ラジオというものなので三本の真空管が並んでいます。ディスプレーとしてもなかなか貫禄ありますが、オールラウンドな性能は今ひとつです。

それではと秋葉原に出かけて五球スーパー組み立てキットを買ってきてしまいました。 ところが抵抗やコンデンサーの略符号を完全に失念しているのに気が付いて愕然としています。作業は遅々として進みませんが、このような手仕事は常にやっていないと忘れてしまうことを再認識しました。 技術の伝承は30年以内にやっておかなければ壊滅してしまうことを身をもって経験しています。 日本は大丈夫かなぁー? 伊勢神宮の式年遷宮が技術継承を考えると極めて合理的な行事であることを真空管に触れて思い知りました。

Radio3 これが上部構造物です。まだ真空管は差していません。組み立てキットだったのですが、細かい箇所を色々修正しながら載せる必要があり、やっとここまで来ました。 このラジオには懐かしいマジックアイが付いているのですから楽しみです。

NHKの「小さな旅」にでていたラジオセンターの内田ラジオから求めました。お店のお母さんが親切に説明してくれました。 が、調整方法など全く忘れています。

Radio4 やっとここまで配線しました。B電源が終わったのでこれから高周波系の配線が始まります。学生時代に戻った気分ですが何とか回路が読めて嬉しい次第です。

 いい季節になると色々な趣味の虫がうずき始めるので良いような悪いような。・・・・・ 明日から熊本へ出かけるカミさんは留守中何をされるか不安げな様子です。 今日は紫陽花を勝手に切りすぎたと叱られたところです。 しっかり花芽を見て切ったのですが日頃の行いが悪いのか信用してくれません(汗)


有田陶器市始まる

2006年04月29日 09時32分25秒 | 佐賀のこと

 たっぷり眠ったので体調も何とか戻ってきました。いつもの時間に起床してテレビを見ていると有田陶器市からの中継です。そういえば一昨年は酔考さんと有田や武雄にドタバタ旅行をやったなと懐かしく思い出されます。 最近100万人を越える人出が戻ってきたといいますが、佐賀県のあの地域にあってこれは素晴らしいことです。

Fudanotuji (一昨年の陶器市、札の辻近くを第二日目に通りました。)

 有田と武雄は密接な関係があります。というのは母校の武雄高校の校区有田、嬉野、武雄と佐賀県西部の観光地をカバーしているのです。 同窓生を思い浮かべると今回の新武雄市の合併市町村をこの校区でカバーすることが大変現実味があったのになと思った次第です。(汗)  それはさておき有田は宿泊設備がさほどありません。それをカバーしているのが嬉野と武雄です。 一方これまでの観光を見ると各地域の点の活動であり観光地をまとめた面としての活動が足りないような気がします。 県では面とする活動をされているようですが、やっぱり点にいる方が自発的に動かなければ飛躍的な変化は難しいようです。 有田の売り上げ低下が報道されている今、地域がまとまった面としての活動が必要な時期に来ていると思います。 有田が元気を出すと武雄や嬉野も元気が出る。そんな市政の舵取りも期待しています。 > 樋渡市長様 (笑)

 この季節は有田だけでなく周辺の色々な場所でイベント目白押しです。これらをうまく盛り込むともっと人が集まるように思いました。 博多ではどんたくです。ついでに新幹線が通ったあかつきにはJR九州の切符制度を変えて一泊途中下車切符などはいかがでしょう。長崎へ向かう途中、武雄、嬉野で一泊し鉄道で有田往復をしても無効にならない割引切符。これって今もあるのでしたっけ? ちょっと趣味が出てしまいました。


不調

2006年04月28日 21時47分14秒 | 健康・病気

明け方からお腹の調子が悪くなって、今日は一日寝込んでしまいました。昨晩の食べ物で思い当たるものもありません。家人も元気です。 今年は珍しく風邪を引く回数も減っていたのですが、思わぬ伏兵でした。 「風邪じゃないの」と云われてみれば足が何となく重く筋肉痛気味です。ボーッとして集中できない一日でしたので早めに寝ることにしました。 きわめて生産性の悪い日で家の仕事もパスしました。 

混雑を避けて連休前の昨日今日と遊びに出る予定が壊滅、日頃の精進が良くないのでしょう、連休は静かに近隣散歩をして静養します。(汗)


明治伊万里(精磁会社)

2006年04月27日 11時30分50秒 | 佐賀のこと

昨晩書き込もうとして一生懸命にここに書いた文章を酔っぱらっていたので操作ミスで消滅させてしまいました。消えてしまってよかったかも知れません。(汗) それはともかく、最近佐賀新聞のニュースを読んでいたら武雄市の「わっかもんプロジェクト」とともに「幻の明治伊万里」という本が日経新聞から出版されたという記事が目にとまりました。 速攻で注文し既に手元にありますが、これまでぼんやりとしか分からなかった精磁会社のことが詳しく書かれています。 明治初めから中期にかけての精緻な精磁会社の製品を骨董界も知らんぷりです。(実はこっそり集めているのでは・・・) 地元でも知らない人が多い会社なので全国的には認知されていないと思います。 有田は曾祖父の住んでいたところなので我が家にも精磁会社の製品が二三残っていて大切にしています。 こんな素晴らしいものが何故もっと取り上げられないかと日頃から不思議でした。 この本の出版できっと注目されるようになると思います。痛し痒しです。(笑)  その昔実家で使っていた焼き物かなと思えるデザインの焼き物も散見されて私にとっては大変懐かしさを覚える本でもありました。 これから有田陶器市にお出かけに皆さん、精磁会社の痕跡をお探しになったらいかがでしょうか。

五月連休は、武雄有田と行きたかったのですが、都合で断念。 カミさんは熊本に遊ぶようです。私は留守居役になりました。大変残念です。(汗)  日をあらためて武雄に遊びたいと思います。

ついでですみませんが、武雄市のホームページが変身しつつありますね。おしくらマン人形という弓野焼がハンズにあるようなので今度行ったときに見てきます。 ホームページ解析も出現して詳しすぎなのですが楽しめました。(笑) 全国版ホームページになる第一歩に取りかかられたようでこれからを期待します。頑張ってください。


春から初夏へ

2006年04月26日 05時36分47秒 | 蜻蛉池日記

 自分のことで慌ただしくて季節感を喪失した生活が数十年続いたようです。今年はそういうことがないはずだと思っていましたが、まだまだ心の余裕がないようです。これも生活習慣病のようです。いつの間にか初夏になってしまったことは、日曜日に花壇の手入れで気が付く始末です。はびこった根っこを取り除き新たにハーブや夏の花の苗を植え込みプランターの花も総入れ替えです。あっという間に夏が近づいてような気分です。 もっともこれはカミさんの役割で私は力仕事専門でした。

 私の本務は、ブログでも実際にもさぼっていた蜻蛉池手入れです。寒かった冬にもかかわらず蛙の産卵は5日ほど早く、既にオタマジャクシが泳いでいます。 が、例年と異なり二度目の産卵が1週間ほど前あって、そろそろ孵化したようです。新しい血を入れるために数年ぶりにヒメダカを10匹買ってきて睡蓮鉢も含めて放しました。この2年ほど蜻蛉の飛来が少なくなったようなので思い切って周囲を刈り込み水面を拡げました。一昨年放っておいた微少な豊年エビの動く姿を発見し生態系は安定していることを確認しました。自然の浄化のみでエコバランスをとっている小さな池ですが、長年生息している生き物を見ると心和みます。この小さな一角だけが雑草の繁茂しがちな場所で家人には不評ですが、ささやかな実験場所なのでお目こぼし願っています。 池の周りにはカラスエンドウが花真っ盛りです。という珍しい光景が自然に出来上がりました。 あ、写真がない。(汗)

ということで10数年前に世田谷ボロ市で求めた\980の牡丹が咲き始め、これまた祖母から引き継いだ藤の大鉢がそろそろ開花です。この手入れは私の手になりますが、園芸の才能があるのではと勘違いするほどよく咲いてくれます。これらを見ると夏は近いぞと気が引き締まります。

Botan 春の嵐を前に慌てて支柱を立てました。おかげで無事咲き始めました。

Fuji 藤はこれからです。まだ一房のうち数個の花のみで香しい香りはこれからです。これを見ると足利の大藤を見たくなりました。


雛道具

2006年04月21日 12時47分29秒 | 地元ネタ

 武雄市の市長選も無事終わり。樋渡さんも活動を始めたようで楽しみにしています。 ところでこのブログも本来の路線(何でしたっけ)に戻そうと思いますのでとりあえず最近の話題を書いてみます。 

 新緑とともに出かけることが増えてしまって家人からもう少し家の仕事を頑張りなさいとクレームが出ております。 しかしながらこのいい季節に家での仕事は気が乗りません。博物館にでも出かけたいものです。

というのはご近所の畏友、酔考さんの先祖伝来の雛道具がこのたび両国の江戸東京博物館に展示されることになったのです。先年お亡くなりになった母上の遺品をそのまま寄贈されたのです。だいぶ前にずらりと並べた雛道具を拝見しておりましたが、その辺の骨董店居並んでいるようないい加減な代物ではなく、一点一点がきちんと細工された逸品ぞろいでした。螺鈿も本物、磁器は古伊万里で拡大写真で見ると大皿に見まごういい仕事の品々です。これが江戸時代の工芸品の極致の一つでしょう。 江戸ギャマンなどは業者に見てもらったところ即買い取ると云ったのには驚きました。驚くべき値段です。当然お売りになっておりません。私は目撃者です。(汗)

Photo 博物館の紹介記事を写してみましたが、読めるでしょうか。クリックしてください。

 このような環境でお育ちの酔考さんが色々の骨董好きであるのも仕方ありません。(笑) 私もいつもご指導いただいています。 ご指導申し上げるのはカメラのみです。 ところで、これらの品々は夏以降に展示されると聞いておりますが、既に紹介記事も出ておりましたのでここに取り上げました。東京の方だけでなく武雄市の方々も上京の際は江戸東京博物館をご覧になっていただきたいと思います。 この酔考さんは2004年5月に私と一緒に武雄を訪問して大楠をご覧いただきましたが、大感激されて武雄ファンになってしまいました。(?)。更には私にの一字を与えらて酔磚(せん:瓦や瀬戸欠け)を云う号を称することをお許しいただいた次第です。(笑)  帰京の際に当時決まったばかりの湯陶里市にジョークがうまい町と喜ばれて関係者に勲章進呈、記念碑も建てようと激励されました。(汗)   

それは昔の話で、今回の選挙には大変感激されて、あらためて我が故郷を見直していただいたようです。いずれご定年のお殿様に付き従って武雄や有田にゆっくり行きたいと思っています。(笑) 酔考様よろしくお願いいたします。        酔磚拝


武雄市あれこれ

2006年04月19日 14時26分39秒 | 佐賀のこと

 若き畏友の樋渡さんが武雄市長に無事当選されたので私までもが気持ちもずいぶん晴れやかなになりました。この先、政策提言集の各項目を一つづつ具体的に実現して行かれることを期待しています。高槻市での手腕を拝見してきた限りでは思いがけない奇策(失礼)を含めて武雄の皆さんもハラハラドキドキすることが起きるのではないかと楽しみに拝見させていただきます。ただ、私の生まれ故郷でもありなかなか保守的な風土もあってやりにくい面も多いかも知れません。現に毎日カミさんから「あなたは頭が固い。」と叱られているところを見るとDNAにこびりついているものがありそうです。(笑)

 しかしながら、これまでの歴史を見るとどこかでジャンプする特性があって、目立たないものの恐ろしいほどの潜在能力を秘めている土地柄だと思います。 県外にいる旧市民が見て感じたものを列記してみます。 以前に書いた戊申戦争時の先進性は頭では分かっていたものの武雄市博物館(文化会館)で最新鋭の兵器を見て驚きました。 新幹線はもめていますが武雄市は交通の分岐点という好立地にあります。 数百年にわたって長崎街道北方・高橋武雄から嬉野へと続いてました。ついでですが我が産土の高橋は水運の要でした。 一方で海岸線を縫う長崎本線の拡充にはつらいものがあります。 私の愛唱する「鉄道唱歌」では「疲れて浴びる武雄の湯 土産にするは有田焼」と明治33年には歌われていました。 ということで温泉の素晴らしさは先日帰省したときに再認識しましたが、実に魅力ある泉質でした。人生も古くなると伊豆箱根などへと遊んでいますが、武雄の湯を凌駕するものは殆どありません。匂いはないものの肌にまといつくしっとり感は格別でした。 佐賀県で放映されたのかどうか分かりませんが、4/15のテレビ東京で「九州鉄道唱歌の旅」が放映されたので選挙の行く末を心配しつつ見ていました。 それはともかく武雄温泉・元湯がしっかり特集され「おんちゃん」たちの入浴シーンを楽しみました。(汗)  先日泊まった東洋館がゲストのお宿になっており、また行くぞと云う気持ちになりました。 唐津や有田のルーツの地と云うべき黒牟田や弓野等々の焼き物。 それに食べ物の美味しさです。佐賀藩の昔は、ご飯がに漬けで済ませていたと年寄りから云われていましたが、本当は食の宝庫でした。高槻から応援に駆けつけられた見つけ隊の隊長さんから新しい目で美味しいものを見つけていただいてます。  そして何と言っても一番は樹齢三千年の大楠が三本もあるという豊潤な土地であることです。それも深山幽谷に分け入らなくても市庁舎からすぐ側にあるとは驚愕すべきことです。Img058  そのような場所が樹木大好き人間にも知られていなかったのです。ご近所(東京)の酔考さんを案内したところ涙を流しそうになったというほど感激していました。

上京して数十年経ち、もはや故郷は遠くにありて思いもしないものだと決めていたことが、樋渡さんの出馬のおかげでぐーっと近くなってしまいました。小遣いが大変ですが、たまには帰郷して武雄の変わる様を見続けたいと思っています。 よきリーダーを得た武雄市と市民の皆さんの発展を楽しみにしています。市外にいる昔の市民はご迷惑でしょうが大久保彦左衛門として働かせていただきましょう。

僭越ながらなんだか武雄の皆さんに贈る言葉になって失礼しました。(汗)

追記:合併した山内町、北方町のあれこれは知識が足りません。どなたか紹介してくれることを期待します。山内町宮野、(住吉)は母方の曾祖母、祖母の出身地ですが、小学校に入学する前に行ったのみ、黒髪山のイメージが強烈です。 北方町の大崎には遊びに行って古い家並みを覚えていますが当時は炭坑の町、石炭を運ぶロープウェイが空中を佐世保線まで走る様が子供心に焼き付いています。焼米堤への遠足では佐賀藩の成富兵庫茂安の石碑があったような・・・・

 


嬉しい!

2006年04月17日 00時52分51秒 | 佐賀のこと

 佐賀県武雄市長選挙の午前零時の速報で樋渡氏の当確がでました。これで武雄が変わるという思いがよぎりました。 年末の帰郷以来のご苦労が報われましたね。

おめでとうございます。 > 樋渡ご夫妻 &関係の方々

東京からの応援では微々たることしか出来ませんでしたが、地元の知人,、友人が樋渡ご夫妻の人柄に触れて応援の輪を拡げていただいたことに感謝するのみです。 明日の武雄市に明るい光がさしてきた思いがします。多数の市民の選択が正しかったことを結果で証明していかれることを期待しています。我々年寄りどもをおおいにこき使ってください。(笑)

これから新市政の舵取りですが、高槻と同等いやそれ以上に手腕を発揮していただくことを期待いたします。

あらためておめでとうございました。取り急ぎお祝い申し上げます。


今日は投票日

2006年04月16日 08時07分46秒 | 佐賀のこと

 先日桜を追っかけて宇都宮まで行った来たものの治りきっていない風邪と同行したものだから昨日は疲れでぎっくり腰寸前、また喉も痛くなる始末でした。

ところで今日は佐賀県武雄市市長、市議会の投票日です。畏友樋渡さんの当選を願っております。現職は今後の市政をどのようにするかの具体論の表明も結局なかったような気がしていますが、二期務めた現職もしぶとそうです。 市民の方々の選択如何ではこれからの武雄がどうなるのか気懸かりです。 明るい未来か、このままの縮退か心配しながら見守っているところです。

住民でもないのに生まれ故郷の行く末が心配でなりません。あと一日弱で結果がでます。さてさて心配な一日の始まりです。人事を尽くされたと思いますので天命を待ちましょう。 長い選挙戦お疲れ様でした。 > 樋渡さん。


なごりの桜

2006年04月12日 11時04分40秒 | 地元ネタ

 昨晩から東京は雨です。千葉方面に大雨警報が出るくらい降っているようですが、都内はほどほどの雨で若葉の緑が濃くなったようです。 我が家の蜻蛉池も満水です。その反面、この雨で都内の桜はお終いになったようです。 遅れて咲いた庭の枝垂れ桜も散り始めてその下には花びらが広がっNagori_sakuraています。 二三日前に所用で近所の緑道で見かけたなごりの桜です。 水面に広がる花筏を連想して撮りましたが、いささかお粗末です。(汗)

で、昨日来風邪気味なので家にこもっています。早めにお医者さんから薬をもらったものの薬のせいか頭がぼんやりしています。 体調は昨日よりもぐーっと良くなって何とかなりそうです。 そういえば新年になると引いていた恒例の風邪に今年はかかっていませんでした。これも会社を辞めた効用でしょうか。

空が明るくなってきたのでもうしばらく休んで散髪に行く気分になりました。 もう少し風邪っ気が抜けたら桜を追いかけようかなと思っています。 身延線を駅弁食べながら走るというのはどうでしょうか。それとも大井川鉄道を(笑)