からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ボイラーのエア漏れ(涙)

2009年07月30日 23時51分31秒 | ライブスチーム

今日は暑い日でした。 16時頃外出先から戻り、久しぶりに工場に入ると摂氏37度でした。こんな環境なのでWM-SHAYの再生はなかなか進みません。とは云えボイラーが何とか形になってきたのでエアで圧力をかけ、水に漬けてパンクの修理の要領で漏れの有無を手っ取り早く確認したのですが、結果はX でありました。(涙) 

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最も重要な過熱管取り付け元からの漏れです。どうやらシール用紐の巻き付け不足とシール剤がきちんと回っていなかったようです。それに加減弁止めネジが緩みました。 これはそのまま使ったものですが、やっぱり駄目でした。暑い工場での施工ではこんなミスも起きるのでしょう。暑くて反省する気も起きず、再度組み立てをやり直して本日終了です。 またそのうち漏れ試験です。 工場を閉じる頃は摂氏32度に下がっていました。

Dc073009 しっかり考えてやったつもりでしたが、洩れるとはねぇ-。大きなマイナスネジの付け根からでした。今回もちょっと雑だったような気もするので気懸かりです。

これとは別にHomepageを更新中です。もっとも一月遅れ状態になっています。こちらはゆっくりと記録作りです。興味ある方はご笑覧下さい。

雑用処理係なのでまたしばらく手を付けられないような気がします。残念。


かごの屋落語会

2009年07月29日 21時03分00秒 | 地元ネタ

 昨日の夕方は、長く勤めた会社の同期会でした。同じ専門分野の会だったので新入社員以来研修などを共にした面々です。かれこれ40年?のお付き合い。 みんなそれぞれ歳をとりましたね。見えるのは相手の顔、自分の顔は見えないので「あいつ老けたなぁ-」なんて考えていたことでしょう。(苦笑) 時を忘れて楽しい時間でした。年月の流れがみんなを少しずつ丸くしていったのでしょう。幹事役が無事終了したのでホッとしました。黒字だったし。(笑)

ところで此のような企画にちょこっと参画しています。一昨日仕事ついでに昼食に行ったところエントランスにこの張り紙がでていました。

Dc072901 まだ切符を買ってませんが、ウチは何人かな?

色々あってさる打ち合わせの際の地元有名人の赤堤生涯学習センター事務局長の発案でした。落語界にも詳しくて、その場で方向性を定め即日具体化したのはさすがの企画力です。 もちろんキンレイ(かごの屋)の営業氏も乗り気で此のようなスタイルになりました。 その結果、ノウハウ充分のお仲間が頑張って出来上がったのがこのポスターです。

Dc072903 拡大してみました。クリックすると更に大きくなります。

経堂を地元とする東京農大の落研出身で次世代をになう若手落語家「三遊亭時松」さんが二席話してくれるので楽しみです。落語が終わると一緒に食事会。落語家さんとお話しするのは初めてなのでこれも楽しみです。原価も何となく知っていますがお得です。(笑)  70人はいける畳席に60人と云うことになっています。 どうやら前後の飲み過ぎに注意しなければいけないようです。(汗)

場所は小田急線・経堂駅から農大通りを抜けた「かごの屋・経堂店」です。近くの方、どうぞおいで下さい。

色々あって営業モードになっています。(ペコリ)

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少し古いお店の写真しかありませんでした。

経堂では以前から落語の席があちこちで設けられていましたが、私の知らないだけかも知れませんが、同じ場所ではなかなか続いていないようです。今回も評価次第ですが、この先続けられるようになれば楽しいだろうなと勝手に期待しています。

私の旧い仲間にも声をかけて見ましょう。最近会っていない廣津くん、栢森くんいかが?


街の変遷

2009年07月27日 11時38分50秒 | 佐賀のこと

 北九州の雨は一段落したようでホッとしました。しかしながら高速道路の側壁を壊してしまうような土砂崩れ、たまたま通りかかった方が亡くなったようですが、運が悪かったとしか云いようありません。(合掌)

この豪雨で感じたのですが、西九州における高速道路は、その昔の街道という動線を殆ど意識せずに作られているような気がします。一昔であれば山の中であったところ一直線。古代からの先人の知恵などどこ吹く風の設計でありますが、果たしていいのでしょうか? おかげで旧街道筋は衰亡の一途ではなかろうかと感じています。長い年月をかけて人の移動にもっとも安全なルートとして定まったのが街道です。 もう遅いでしょうが、このスタンスでもう一度見直して欲しいものだと思います。 武雄市朝日町高橋の街を通る長崎街道は、水害で途絶する確率の高かった橘町鳴瀬ルートを避けて水をかぶる限界線の朝日小学校から享保橋を渡って甘久に至る今のルートに文化年間に変更されたものだと聞いたことがあります。

 地元世田谷の旧街道もその目で眺めると興味深いものがあります。かっては二本しかなかった江戸以前からの瀧坂街道と我が家の前の村道は地層の馬の背を辿るように設けてあります。これも昔の人の知恵かも知れません。 昔は雨が降ると良く水が出ていた地域のようなので尚更高い地帯に道を造ってあるようです。 なお私の街道師匠は、かの酔考さんであります。そういえば最近呑んでませんねぇー(笑)

 その小田急線・経堂駅前も激変してきました。40年間にわたって聳えてきた14階建ての小田急アパートが消えて青空が復活しましたが、何だか変な気分です。始めてこの地をうろついた時は蒲鉾形のスーパーを見た記憶がありますが、ほんの一瞬の建物だったようです。それ以前は電車区でターンテーブルがあったと聞きました。

Dc021211威容を誇った(苦笑)小田急アパート。良きにつけ悪しきにつけ長い間経堂のシンボルでした。手前は小田急関連会社の事務棟でした。

Dc041637 手元にあったのはほぼ同じ位置からの解体途中の小田急アパートです。だいぶ低くなりました。

Dc072703 そして、建物が消えて駅のホームが見えるようになりました。

Dc072701 後ろに回って駅と建物の間から見ると建物の残骸の向こうに今まで見えなかった駅周辺の低層ビルが見えるようになりました。これから地下街部分の撤去が始まるそうです。

Dc072712 南口前から成城学園方面を眺めるとすっきりと全てが消え去りました。次はどうするつもりでしょうか? そういえば3月には通るといっていたバスはまだ未通です。8月末にずれたようですが、モタモタしていますね。

今日は午後からの来客に備えて大掃除をして一段落したので別のことを書こうと思いつつ全く違う記事になってしまいました。

本当は、渋谷ハンズにOリングを入手するために出かけ、そのついでにマイpomeraにしてしまったお話のつもりでした。

Dc072714 携帯に貼るデコシールより更に大きなものを貼ったらなかなか具合がよろしいようです。 雷避けに雷神様としました。


水害お見舞い

2009年07月26日 10時37分22秒 | 佐賀のこと

 博多にいる友人から防府水害で実家に帰省した別の友人の情報を貰い、これを東京の仲間に流すことにしました。今のところ大きな被害ではなさそうなのでホッとしましたが、併せて今朝、武雄市にまたもや水害警報が出たと教えられました。お天気レーダーを見るとズーッと赤い色の下にあるようで水害地帯が多い地域なので気懸かりです。 ネットを見るどころではないかも知れませんが、お見舞い申し上げます。

200907261010 子供の頃住んでいた高橋は水害の常襲地帯でしたが、高橋川の改修で最近は大きな水害がなくなったと聞いていました。その代わり下流域が大変だとも。有明海から20km以上離れているのに潮の干満の影響が出る地域なので水の引きが悪い一体です。その昔はそれを逆手にとって海運の盛んなところでした。水害時にそのことを認識出来るのは皮肉な話です。地面を傾斜させる訳にはいきませんので早く雨が小降りになることを祈念します。

子供の頃は水が出ると喜んで遊び回っていました。庭で魚やエビガニが捕れたので嬉しかった記憶があります。でも衛生面では??? どこが危ないかも分かっているので子供達の事故は意外にありませんでした。高橋の駐在さんが川にはまって危ういところを助けられたという事件を覚えています。地元以外の方には穏やかな水害でも危ないのです。普段穏やかな川が轟轟と流れる様は子供心にも畏怖の念を抱きます。 武雄市を始め水害地域の皆さま、豪雨の間、気を付けてお過ごし下さい。


シェイの再生、始まりました。

2009年07月24日 23時45分46秒 | ライブスチーム

 今日も膝で通院、おかげで夕方の会合はキャンセルしてしまいました。一年に一度の集まりでしたが、残念です。まあ、痛みが殆ど無くなって来たのが何よりです。今日は駅まで当番であった夕食材の仕入れに出かける程度で静かにしていました。

こんな時にはと、このところ小規模更新に留まっていたHomepageに久しぶりに新テーマを設けていました。もちろんWestern Maryland SHAY再生記録です。ブログでは分解後一部組み立てまで進んでいますが、部品不足で足踏みしているこの機会が更新のチャンスです。という次第でした。 あくまでも記録性のHomepageですのでのんびり更新は御容赦下さい。

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レモングラスと磁器

2009年07月23日 17時39分00秒 | 佐賀のこと

 膝をひねってしまい慌てて治療へ行き、治療と湿布をして貰いました。日頃の無理な歩行スタイルや固まっている生活パターンがジワジワと弱い箇所に来たようです。生活をを改めなければと反省中。数年ぶりの治療ですが、気が緩んできたのかも知れません。

とは云え新宿に用があったので出かけました。その後、武雄市長物語で拝見した新宿伊勢丹へ寄ってみました。タイミング良く販売中の樋渡市長に遭遇したのでラッキーです。見ている前で売れているのは当事者じゃなくても嬉しいものです。私も昨年は置いてなかった生レモングラス葉を含め硝子ケース入りの茎ミックス葉と乾燥葉を求めました。

Photo 説明中の市長さんを一枚パチリ。 デパート内カメラご遠慮下さいと書いてあるのをあとで発見。御容赦下さい。

この売り場は地下鉄口から入ってすぐの一等地です。こんないい場所に並ぶ商品ができて喜ばしい限りです。昨年は武雄の商品は特設売り場だろうと考えて地下売り場を一回りした記憶がありますが、何の何のとてもいいポイントです。もっと自信を持たねばなりませんね。(汗)

帰りしなに関係の方にご挨拶しましたが、名刺を持ち合わせてなく失礼致しました。(ペコリ) 

 その足で、新宿駅京王デパート6Fで今日から始まった トンバイ塀で有名な有田町・辻精磁社の展示会に顔を出しました。此処は高校の友人が店番をしているのでゆっくり見せてもらいました。見学料はレモングラス硝子入りです。(あ、実際は無料です。念のために) 十五代・辻常陸さんは土曜日においでになるとのことでした。

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今回の写真ではありませんが、京王デパートの展示会写真です。

いずれも懐かしい武雄や有田に縁のある展示会、膝の痛さを忘れて見て回りました。興味ある方是非お出かけ下さい。

渋谷ハンズから注文していた微小なOリングが来たという連絡を受けていましたが、膝が痛いのでパス。これがないことには汽車は動かないのですけど。

やっと雨の中帰り着いて生レモングラス茶でホッと一息ついているところです。樋渡さんの話の通り、生の葉、美味しいですね。 家人曰く、単独でも美味しいけど別のハーブとミックスすると更に美味しくなりそうだけど思いつかないとのこと、何がいいのでしょうか?


見えた!

2009年07月22日 12時09分58秒 | 地元ネタ

諦めていた日食ですが、食が最大になる時間に空を見上げたらお日様が見えます。全く準備していなかったので焦って写真を撮りました。日食眼鏡では雲のせいか殆ど見えません。眼を細めて食が確認できました。

直接デジカメで撮るとこんな具合です。何となく食が見えています。

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ついで日食眼鏡で撮るとそのままでは太陽を確認できません。勘で何度か撮ったものがこれです。やっぱり手持ちになってしまいましたが、記念写真です。最大食の時間から1分ずれた11時14分のものですがぶれているからあまり価値はありません。

Dc072227cp 何とか記録できたのでまあいいでしょう。 あっという間の出来事ですね。カメラを色々回していたので欠け方が逆になっています。


どこまでやってたかなぁー

2009年07月22日 10時22分06秒 | 鉄道模型

 今日は皆既日食の日、東京でも75%欠けるというので大いに楽しみにしていたのですが朝からの雨模様で直接眺めるのは諦めてTVで観測です。折角準備した日食眼鏡もぽつねんと机の上に転がっています。 予定を入ずにいたのに残念です。 ほんのちょっとでもお日様が顔を覗かせてくれるといいのですけどね。 今日は残念がっている方が多いだろうなと空を見上げていました。

Dc071403 好天時に日食眼鏡を通してデジカメで撮ってみたものです。35mm版で28mm相当のレンズを10倍にしているので300mm望遠で写したようなものでしょう。 手持ちで試したのですが、意外にシャッター速度が遅くなりぶれました。本番は三脚を使うつもりだったんですけどね。(汗)

ところで最近はこのブログに合わせたように古いライブスチームの再生やブリキ玩具修理におおわらわです。実はそればっかりやっているわけではありませんけど。(汗)  そのおかげで休止してしまったのがNゲージレイアウトの作成です。機能的には既に出来上がっているのですけど工作はこれから佳境に入るところです。もっとも美的センスを要求される街並みや線路風景のリアル化でありますが、あれこれ考えすぎて進みません。お仕事、更には猛暑にも追い打ちをかけられてどこまでやっていたのか分からなくなっている最近です。 他の工作をしている時には線路にいる編成をメンテナンスを兼ねてぐるぐる回して「ああ、旅に行きたいな。」など考えています。

Dc072125 昨日撮った光景ですが、まだ人っ子一人、車一台いない寂しい世界です。電柱をあちこち配置し、出来合いの並木をどこに置こうかというところで止まってました。空き地をどうするのかも課題でした。仲間からは模型の世界で模型を楽しんでいる光景、ライブスチームを走らせたらなどとプレッシャをかけられています。

Dc072124  写っていませんが、駅前には苦肉の策でロータリーを造ることにして鉛筆で構図を書きました。 まだ樹木の少ない山線をなぜかBerkshireが貨物を牽いて走っています。時空を越えるところがレイアウトのいいところです。

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手前の外周線近辺は空き地と部材だらけです。客車を牽いたコンソリデーションがゆっくり走り抜けています。この路線はATCを備えているので3-4列車編成は衝突することなく走ります。それにしては線路が短すぎます。

外周線近辺をどのように実感ある風景にするか、どうやら長い時間がかかりそうです。 実際に手がけてみてレイアウトには完成がないという言葉を噛みしめています。 何となく言い訳がましいですけど。

この状態が再スタートポイントです。忘れないようにしなければ。(苦笑)

とTVで皆既日食を観察しながら駄文を書いております。


リハビリ工作

2009年07月21日 10時16分34秒 | からくり情報

 連休は熱海市初島でのんびりしていました。帰路は微妙なタイミングでETC渋滞の間隙を縫えたようでラッキーでした。ちょっと後だったら大渋滞だった由。今回は娘夫婦の休みがうまく重なったので一緒でしたが、水温が19度と冷たい海にシュノーケリングを止したのが残念そうでした。 私はいつも以上ののんびりにすっかりぼけてしまいました。 このところの密度薄く長く続いたドタバタに疲れていたようです。(汗) ボンヤリしたのですっきりしました。

あまり写真を撮るでもありませんでしたが、持って行ったアナログカメラ一台が、これでした。食べた料理関係はやっぱりデジカメでした。

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結構古いカメラですけどハーフではありません。35mmフルサイズのXAです。卵状のカプセルに入ったこのカメラは35mm/f2.8f-zuikoレンズ、距離計付き、絞り優先というサブカメラとして使える機能を持っているのでなかなかいいカメラでした。

Dc071901 ストロボは外付けです。むろん普段は外せるので大変コンパクトになります。 今のデジカメと比べれば隔世の感がありますが、カメラとプリミティブな付き合いができるので結果の出るのが楽しみです。シャッターボタンに触れたら落ちるという感触もなかなかなものです。 さすがに小型カメラのオリンパスの製品であります。

暇な島時間にデジカメで撮った写真です。

帰宅してものんびりムードが続き、昨日は、リハビリのためにズーッと気になっていたブリキのおもちゃを復活しました。動作不良の原因を突き止めていたのですが、面倒な分解を避けていました。ブリキのおもちゃの分解は爪で止めてあるので大変気をつかいます。

五月に酔考さんと足利に行った際に、親切な小母さんから貰った不動のオープンカーです。原因は古いマブチモーターの配線が劣化したせいです。もちろんメカも乱暴に扱われたのか固まっていました。

Dc051817 仮組しましたが、此の時代の玩具は歯車だらけです。 後部に出た棒で走行と運転席幌の出し入れのギアチェンジができます。ワイヤで運転方向も変えられるリモコン付きです。(製造元が分かる何の刻印も無し。モーターは小学時代?に使ったマブチでした。)

Dc072013 電気工事を終え無事再生しました。これは幌を被せた状態です。後ろのボンネットの閉まりが今一つですが、これで良しです。赤いキャデラック、昔は凄かったのでしょうね。それにオープンカー、庶民の乗り物ではありません。

Dc072014 で、リモコンのボタン一つで幌が引っ込みオープンカーに早変わりです。 家人はこんな車に乗りたいと昔から云っておりましたが、とうとう手に入りましたね。 拳骨が飛んできそうです。

できてしまえば何のこともありませんが、こんな修理をやっている時間が一番充実して暑さも忘れるます。 元箱は下の箱のみでしたが、なんでも鑑定団もどきの品物になったと云えるでしょうか?

今回は、思いついた出来事を並べましたが、本体を覆うカプセルがテーマにになったようです。意外な共通性です。

さて、お仕事モードになりましょう。(汗)


世界最大の蒸気機関車再生

2009年07月18日 16時56分07秒 | ライブスチーム

 初島滞在二日目、ゆったりとした島時間が流れています。ドタバタしていた反動なのか、頭がぼーっとして思考停止中のような感じです。こんな時にはとライブスチーム仲間のサイトを眺めてみると、またもや一歩前進していました。初めて見るメカニズムを懇切丁寧に説明してあります。この機関車、bigboyは27年前に売り出されたものとは思えぬ洗練された?メカニズムです。到底手が届きまませんが、仮に私が取り組んだとしたら手こずる機関車でありした。やはり持つべき人の手に納まったようなので拍手喝采して再生プロジェクトを応援しております。

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この写真は裾野市にあるJGR(日本庭園鉄道)における45mmゲージのBigboyです。1/32縮尺でも大きな機関車です。牽引力も他を圧倒しています。

再生は、ちょうど今、走行上最も重要である下回りを組立中のご様子ですが、なるほどこういうメカニズムが盛り込まれていたのかと簡単にひっくり返せない機関車の裏側を感心して拝見しています。

誤解を恐れずに云えば模型であってもbigboyのような単品製品の設計と工作は精緻を極めておりさすが日本の伝統芸であります。いかんせんこれを楽しむ環境がほとんど存在していないという構造的問題に突き当たります。

 実はこの機関車は米国において打倒日本という目的を完遂するシステムの一部分をなすものであります。当の日本はその目的のために新たな蒸気機関車が設計・製造されていたことを知っていたのでしょうか? 艦砲射撃のリスクの大きい太平洋側から守備の容易な日本海側に工場を移転し、大輸送力を持つ線路と機関車を製造し大車輪で太平洋側に兵器を輸送するという発想には至らなかったことでしょうね。 これを実際に実現した国と戦争をしてしまったのです。

Azuma_big もう一人のオーナーAさんが写してこられた静体保存されている実機の写真です。拝借させていただきました。模型も大きいですけど本物は更に小山のように大きな機関車です。

このようなことを連想してしまうbigboy再生プロジェクトです。 さて、幸いにも我々には吉祥寺北裏鐵道という日本で一番ビッグマシンの集まる鉄路が控えているので関係者一同bigboyの登場を首を長くして待っております。 I さん頑張って下さいね。 私のSHAY再生にも力を入れなければと島時間の中でぼんやり考えていました。