からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

櫻の話

2009年03月30日 22時18分32秒 | 旅行記

 この週末は京都に居りました。予定外の旅行でありましたが、醍醐寺の枝垂れ櫻を初めて堪能できたのは何よりでした。何故櫻の季節に京都に人が集まるのかをちょっとだけ分かったような気がします。 まだ市内の櫻は2-3分咲きでしたが、これらが見頃となると桜吹雪が舞い狂うのではないかと勝手な想像をしてしまいます。 しかしながら、混雑を思うとまず近づきがたい場所になりそうです。 今回の旅で見た木々でよしといたしましょう。

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まずはこんな櫻が境内の入り口に待っていました。これに感激したのですが、ほんの序の口でありました。

Dc033060 ふと見ると背の高い枝垂れ桜、此処には近づけませんでした。

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そしてこのような桜もあります。意外に若い木のようでした。

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極めつけはこの櫻、一本の枝垂れ櫻が21mm相当の超広角レンズでも入りきらないぐらいに枝を広げています。その迫力はなかなか写真では分かり難いのですが、ライトアップもされているそうです。 更にまた素晴らしいことでしょう。 染井吉野や八重桜などの見頃はまだまだ先のようでした。

このような環境なので全山が櫻の花で埋め尽くされたら素晴らしいことだろうなと満開の櫻を思い描いていました。

と今回は京都醍醐寺の櫻の話でありました。さてこれから東京の櫻の季節です。いや、更に東の方面?? 青春18切符を忘れかけていますので何とか旅と同調させなければと思っています。が、なかなか思い通りになりません。 明日唐突な旅に行きたいなと思っています。が、やっぱり近場になりそうです。


いまこんな状況

2009年03月26日 11時05分32秒 | 鉄道模型

 ブログタイトルのからくりが消えかかる最近であります。最も反省すべきはレイアウト改築が殆ど進んでおりません。その結果、他のからくり作業も前進できないというボトルネック現象に陥っています。つい運転して遊んでしまうものですから毎回作業時間切れになってしまいます。 電柱や柵などを塗装して準備しているのですが、組み込むイメージが湧かない状況です。 ついでなのでここしばらく樹木を作り貯めて一気に森や草原も作ろうと思いっています。 人物を並べてミニドラマを随所に作るつもりですが、これもまた挫折中。 レイアウト全体のコンセプトが寒さとともにか消えてしまったようです。 暖かくなれば何とかなるでしょう。 ご指摘されるまでもなく、年齢とともに手仕事始め全てがスローダウン気味であることを感じています。(涙)

Dc032601 あれを並べ、これを取り替えという繰り返しを続けつつ、現在外周線を走るのはDLに引かれたあさかぜ用寝台列車、いわゆるブルートレインです。この光景を眺めているとつい居眠りが・・・ 固定した建物は駅舎のみでどのような風景を創り出そうとするのか踏ん切りがつきません。 エイやーっと自動車をばらまいてみました。 更には、電線経由で電灯を付けることもやってみたいなどと夢多く考えるのも良し悪しです。 それでも、配電用のインフラは既に組み込んであります。 外周線は6セクションに分けてATCを設置済みです。昨年、このように下回りを頑張りすぎて息切れしてしまいました。(汗)

そういえば思いつきで追加した一番手前の路面線、此処も折り返しの自動運転機能を組み込みました。ヤフオクで入手の手作り装置で安価でもまずまずの仕上りです。 一人遊びで5列車は動き回らせることが可能です。 公私取り混ぜて色々やりながらよく此処まで来られたなぁ-と云うのが本音です。 そろそろ公開OK状態に仕立てるのがこれからのテーマです。 部屋の散らかり具合とかレイアウトの粗末な仕上がりではまだ他人様に見せられたものではありません。

と現状報告です。

 


平家物語

2009年03月24日 14時03分47秒 | 偶成

 浮き沈みの激しい雑誌の中で不思議に命永らえている小学館の「サライ」ですが、今回の特集は「平家物語」でした。通勤することがなくなりストレス解消のために買ってしまうという癖のような行為は消え去りましたが、それでも面白い特集には手が出てしまいます。 松平アナウンサーによる平家物語の朗読CDが付くというので見逃せなくて購入し、早速携帯プレーヤーに取り込んで居眠りの友としています。 前回の同様な企画は「奥の細道」でしたが、朗読を聞きながら山寺中尊寺に参詣したのはいい思い出でありました。 山陽道には出かける機会が当面なさそうですが、スラスラと聞きなじめるようになった頃には行けるでしょうか? 高校以来の古典に親しむ機会を与えてくれる雑誌に感謝です。 文法という小難しいことを意識せずに古典を見聞きする方が当然ながら学校よりズーッと楽しいですね。

これまで趣味に合わせて色々な雑誌を買っていましたが、なかなかフィットするモノがなくなってしまった最近です。一番長く購読していた雑誌が「ラピタ」でありました。ところが何を勘違いしたのか四〇歳代以下の読者はお断りのコンセプトを捨てて見栄えのいいカタログ雑誌に変貌した途端、全く読みたくない本になってしまいました。その結果は昨年末で休刊という始末です。旧来からの愛読者を無視し、一見きらびやかな世界に船出をしたもののあえなく沈没ということのようです。編集長が替わる度に目玉を作ろういじくってきたようですが、創刊当初の季刊時代が一番楽しい本でした。 重い紙質、万年筆等々のオマケの増発というお定まりのコースが始まるとその雑誌は終焉のようですね。 創刊時の心に戻ることはなかなか難しいようです。最良の路線を屁理屈で変えた誰かに責任が及ぶことを避けるために読者はさておき廃刊するのだろうかと邪推してしまいます。 雑誌の浮き沈みを考えるだけでもその背後に多々ありそうです。 あ、脱線してしまった。


農作業のまとめ

2009年03月22日 10時14分46秒 | 蜻蛉池日記

さて今日は東京マラソンであります。昨日カミさんと銀座から浅草までコースの下見をしてきました。と云っても出場するわけではありません。エントリしてもとても当選するようではなさそうです。倅は応募したようですが見事に外れたそうです。この東京の大通りを歩き通したのは初めてでしたが、町々の変化が楽しめ散歩の楽しさを感じました。日本橋界隈は馴染みの老舗や日本各地のアンテナショップが集まっておりついつい時間オーバーとなってしまいました。島根県の店が三越の前にあって和菓子の試食に感謝。 だんだん饅頭というものが早速売ってありました。

Dc032215 いつ見ても不思議な日本橋のオブジェです。確かに空覆おう高速道路は余計なものに感じます。

と云うのが昨日でありましたが、散歩の話はさておき、この数日合間を見て農園の整備をし、やっと種蒔きに至りました。とにかく空いた場所を見つけての狭い農園なのでどうしても少量多品種になってしまいます。 ミニ人参、大根、蕪、二十日大根二種。いずれも昨年の貸し農園・アグリス成城で実績のあったものですが、雑草だらけだった我が家でどうなるのかビクビクものですが、今のところ空豆がぐんぐん大きくなっていますので順調のようです。でも勝負はこれからでしょう。これから胡瓜、トマトなどの本格的な実ものを狙っています。4月下旬に苗を出すとアグリスで聞いたのでそれまでは実地訓練のつもりです。 これまでは地中深く根を張っているドクダミの地下茎を丹念に除去しました。このネットワークの素晴らしいこと。(笑) 取っても取ってもなくなりません。とはいえまあまあ納得するところで終えたつもりなのでこの先は芽を見たら除去することで頑張ります。 Dc031509_2

数日前の空豆ですが、今は更に大きくなりました。一日で1-2cm程度延びているように感じます。

そういえばやっと蛙の産卵が終わりました。3月19日の明け方?と思われるのでこの日が2009年の記録日です。

ホームページにまとめておいた産卵記録は次の通りですが、各年がどのような気候だったのか定かではありません。 2003年(平成15年)まではほぼ3月3日頃に集中していたので近年の変動ぶりが目立ってしまいます。
   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日

これを見ると2005年、2008年にほぼ同じ頃になります。昨年と同じ天気模様になるのでしょうか?

Dc032034 メダカは健在です。生魚が3匹、稚魚が5匹昨秋より3匹の減ですが、世代交代は無事終わったようです。この蜻蛉池で養える容量は11-12匹であることがこれまでの経験から云えそうです。

さて本日はのんびり休むつもりです。と云うことはからくり生活が出来そうです。


農作業の季節です

2009年03月18日 21時17分37秒 | 農園日記

 あれこれ仕事に追わる数日でしたが、極めつけは本日になってしまいました。実は早起きして青春18切符と昨晩決めたのですが、何だか胸騒ぎ。(苦笑)   昨晩、ネットにアクセスできないのでまた工事かなと思いつつ寝てしまいましたが、朝になってもメールが読めません。 そういえば昨日は大学へ新年度の講義予定表を朝一番に送りました。 その後夕方までアクセスしていなかったのでその間のトラブルのようです。 と色々推測を始めてしまったので出かける18切符の旅は中断。 結果的には電話後2時間で無事修復。原因不明ですが、近くの電柱にあるジャンパの中でウチの回線が45度曲がっていた。 光ファイバーだとまず駄目でしょう。なんでだろーと思いつつ元に戻ったからまあいいやであります。 2時間程度での修復。NTT東あっぱれと云いましょう。(笑)光ファイバーの修理は直営とのこと。よしとします。

 で、今日の本題は農園でした。(汗) ジャガ芋植え付けは昨日終了。昨年のアグリス成城の経験を生かしたいと思っています。我が家の農園の悩みに種であるドクダミ地下茎の撤去も頑張りました。神出鬼没、抜いても抜いても出てくるたくましさはドクダミであります。これで良しと云えるところまで頑張りましたので、この先が楽しみです。

Dc031815 ちと狭いのですが、ジャガ芋を六個植えました。アンデス、北あかり、メイクイーンであります。 自己流にならないよう注意して真面目に育ててみます。

ついでに積年の課題である盆栽の仕立てを試みました。20年ほど前に義父の遺品として盆栽を頂戴したもののあえなく枯死させてしまいました。その同種を同じ仕立てにするべくチャレンジです。 イワザンショウと云う珍しいものを断崖絶壁に植えようというのですから無謀なのかも知れません。  

Dc031801_2 昔の岩と植木鉢が残っていたのでそのまま利用することとしました。岩山はこんな具合でなかなか立派ですけどどのように育つのか気になります。これにイワザンショウを組み込み、土と水苔で仕上げたのが次の通りです。

Dc031807 今のところ不格好ですが、半年はこのままでしょうか?根が岩に食い込むまで辛抱強く育てる。なかなか現役時代には出来ない作業です。

いつの間にか盆栽にのめり込みそうですが、その昔に興味を持っていた趣味なので私自身は全く違和感がありません。この手法で良いのか悪いのか、ネットトラブルで調べる間もなく作業終了です。

今日はネット、お仕事の他に彼岸の入りを過ぎたのでお寺に立ち寄って墓参りをしてきました。とても18切符で出かけられる状況ではありませんでした。さて、明日はどうでありましょうか?


雨の碓氷峠

2009年03月15日 10時51分18秒 | ぶらり旅

朝からの風雨をものともせずに行って来ました。 「碓氷峠鉄道文化むら」  実はだいぶ前から青春18切符に時期に北裏鐡道の有志でこの地を訪問しようと構想が練られており、やっと実現の運びとなったわけです。 奇しくもこの日はブルトレーン「はやぶさ・富士」のラストランの日。(狙ったわけではありませんが。)

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このようなものを展示物の中で見つけたのも何かの因縁。(笑)

前線通過が早からんことを願って現地到着が9:30過ぎでしたが、結局午前中は雨でした。 ところがこれが幸いして土曜日というのに少ない人出です。ゆっくりと展示物の鑑賞が出来ました。雨という条件は屋外展示には不向きですが、蒸気機関車鑑賞には好条件です。真っ白な蒸気、これが何とも云えません。

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園内で走っている実物の英国製蒸気機関車です。ご覧のような大袈裟な白煙です。 あまりにも出過ぎていますが、右側の装置は多分エアコンプレッサー、このエンジンのシールが悪いのか大漏れしており、停車中には駅設置のコンプレッサーから圧縮空気を供給しているようです。この不具合は早く直して貰いたいものです。

Dc031546 英国製蒸気機関車らしく奇麗な姿です。典型的な英国製の構造を持っているので感心しました。これが1998年製、今でも作ることが出来るのは発注が続いているからでしょう。1分の1縮尺のライブスチーム。これなら何処か誰かのところで運転できそうであると盛り上がりました。広軌化する鐡道会社はありませんか?(笑)

Dc031543 もう一つは5インチゲージのライブスチームです。馴染みの9600でありまして、一週860mの線路を快調に走ってくれました。お客は撮影名人のAさんと私。雨をものともせず楽しませてくれました。東工学園製と聞きました。良い石炭を使っているようで煙も少なく快適でした。

蒸機を楽しむ今回の目標を無事達成して心の余裕が出来たので蒸気機関車のようなアプト式電気機関車も楽しめました。

Dc031527 これって蒸気機関車ではありません。ED42という昭和9年製のアプト式電気機関車です。ロッドと釣り合い錘の着いた動輪を見ると勘違いしそうな姿です。

このような古くさい乗り物が似合っている小父さん達であります。(苦笑)

Dc031533 そして極めつきがこの回転式変流機、つまり交流を直流に変換する装置です。これが平成19年11月まで使用されていたのが驚きです。しかも熊本市交通局であったというので更に驚いた次第です。熊本の地からこの碓氷峠の旧変電所の展示物として置かれることになった由。産業文化物を大切にしようとする気運が出ているのは嬉しいことです。

Dc031542周回するライブスチーム上から撮った園内風景です。ちょっと小振りになってきたのでホッとし始めた頃です。

そうそう、お昼はもちろん碓氷峠名物のおぎのやの峠の釜飯でありました。

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寒かった見学会でありましたが大いに楽しめた一日となりました。午後は一転して好天へ、人もどこからか湧き上がるように増えてきました。 さて次回は九州熊本の人吉号かと言う話もチラホラ、さてどうなることでしょうか。


植え付けの季節ですが・・・

2009年03月13日 10時50分19秒 | 園芸

 暖かくなったかと思えば寒くなる三寒四温と言える気候が続くとそろそろ春、農作業間近と気になります。 しかしながら花粉のことも気になります。 と云うのもこの数日、風邪なのか花粉症なのかよく分からない状態が続いたので静かにしていました。 出ざるを得ない場合は、目薬、マスクで防備してしのいでいます。 今年は真面目に農作業とHomepageに宣言したものの今一つ気分が乗りません。そうこうしているうちに昨年成城の農園で買ってきた空豆の花が咲きました。ラベルでは11月3日に種を蒔いた苗です。狭いエリアに五株植えているのですが、倒れぬように支柱をしなければならないようです。吉祥寺北裏鐡道オーナーTさん宅の畑のノウハウをいただいてやってみることにしています。プロの仕掛けはアマチュア向けの栽培本より簡単で要領得ていると思います。

Dc031311 子供の頃に祖母がよく作っていた空豆。この薄紫の花と四角い茎を見ると大昔の光景が蘇るから不思議です。僅かな苗なので収穫量はたいしたことないと思いますが、自分の手で育てることに意義がありそうです。

成長記録はこれからです。

それにつけてもお湿り歓迎。 二年ぶりに花粉症がチラチラ出ている身にとっては少々つらい数日です。


北裏鐡道と諸々

2009年03月09日 22時31分45秒 | ライブスチーム

 待ちに待った吉祥寺北裏鐡道の運転会。先月は欠席したので尚更であります。ひょっとしたら雨模様を警戒したものの結果的には気持ちいい運転会となりました。前日の宴会の余波も厭うことなく朝早く目が覚めて準備、殆どゼロからスタートし、本日の運転準備完了であります。 しかしながら例によって家を発つ時のモタモタでスローな出立でありました。。

この日の機関車は英国国鉄9F Eveningstarとしました。最近9mmゲージでご覧の同型機が入ってきたものだから45mmでも優先順位を上げて持っていきました。

Nゲージはテンダーにモータが入り、その連節シャフトが機関車本体に延びて動輪を駆動する珍しいタイプです。従って本物と同様にボイラーの下部が透けています。Dc021105 12cm程度の可愛い機関車です。

 ところで本日のテーマは燃費節約。 デビュー戦では燃料消費が異様に早く、不完全燃焼気味だったのはアルコールの供給過剰であろうという指摘を受けていました。 従ってアルコールが滴下する給油管先端に5mm弱のパイプを追加し、バーナーサンプ内のアルコール水位を下げました。これで燃料供給量は減るはずです。 この効果を数値で確かめたわけではありませんが、前回の運転結果から大きく改善したようで臭い排気が出なくなり延々と走り続けるという印象でした。 給水ポンプの給水量はオーバー気味でしたが、負荷運転ではバランスすると思われます。単機運転でのチェックでしたが、これなら合格です。

 懸命に運転していると写真を撮る暇が無く、またもや事務局長のSさんから拝借いたしました。

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走り始めると給水しているにもかかわらず安全弁を噴き続けていました。まだ燃えすぎかも知れませんが、よしとしました。

Dc030802 上のように安定するまではドタバタです。久しぶりに運転で操作感が失せており、加減弁と通風弁を取り違えたり、ドレイン弁操作が逆だったりとお恥ずかしい限りでした。この写真は変だなぁ-とアタフタしていたところのようです。 もちろんこの苦労はみんなに黙っておりました。(汗)

Dc030808 C622の牽引する亜細亜号とすれ違いの場面です。事務局長の流し撮りは最近ますます冴え渡ってきました。感謝いたします。

帰宅後のエアによる清掃運転では、以前からの課題ですがエア圧力の高いタイミングのみでちょっと回るだけです。これは一般的に模型では漏れが多いと云われているピストン弁の弱点に思えます。 運転時には殆ど問題を感じないのですが、高温と低温環境でこれほど性格が変わるのは何故かと興味が湧きます。 メーカーであるアスターに依れば高温の蒸気で弁とシリンダーが膨張するので漏れが極小になり運転には全く支障がないというコメントがあるのですが、工作誤差が大きいのかも知れません。さてどうでしょうか? 一部製品に加工上の瑕疵があるとも聞いていますが、運転状態を見る限りではこの個体には問題なさそうですけど・・・・?

今日の運転技量を省みると長期間運転していない機関車は操作法を忘れている可能性がありそうです。今年は順番に運転していく必要があります。クラシックカメラと同じく輪番制の採用です。(笑)

と云うことで途中まで書いて眠くなったので中断してましたが、翌日追補いたしました。


ふるさとの食・・・

2009年03月07日 21時50分22秒 | ぶらり旅

 いいお天気に誘われて代々木のNHK前でやっている「ふるさとの食 にっぽんの食」というイベントに行って来ました。武雄市長樋渡さんのブログにあったのを見てハッと気が付き一年ぶりにお祭りを見てきた次第です。 昨年は樋渡さんがおいででしたが、今年は議会のようで残念ながらお目にかかれませんでした。

Dc030710 12時頃現地におりましたが、人出は早くもこんな具合です。早出すればいいことに出会えたようでした。残念。

Dc030707 佐賀のブースというか武雄市のテントは人だかりで既に生グラス檸檬葉は売り切れていました。 で、初御目見得の三条市の水とレモングラス粉を組み合わせたセットをこれからの散歩に備えて二本購入。それに懐かしのお菓子もです。 ふと見ると存じ上げている職員の方が・・・ 接客に走り回って大忙し模様です。 一回りしてから声をかけました。久しぶりにお話しできましたが、頑張っておられるご様子でした。 で、帰路、楼門珈琲も追加になりました。感謝。

今年から初参加の唐津市がお隣だったので好物の松浦漬けをお買い上げ。

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行儀が悪いと思いつつウロウロしながらの昼食です。名物あり、銘酒あり、500m程度の通りながら全国の品々が楽しめます。元気のいい県、やる気のないところ様々の雰囲気が楽しめました。もちろん販売ルートを確立しているメジャーな商品は少ないのですが、かえって普段目にしないものが多く、興味深さも手伝って何度も往復してしまいました。(汗)

一度は消えてしまった川越の銘酒・鏡山ブランドが復活し若いご主人が店に立っていました。つい紙コップ一杯を一気飲みし、その勢いで大吟醸の酒粕をゲットしてしまいました。3月からのNHKの朝ドラは川越の話だとか今年は混み合いそうですね。 で、和歌山の目はり寿司、松阪牛コロッケ、会津そば饅頭が昼食となりました。 昨年も買った塩尻のワインも帰宅したリュックに入っておりました。 何だかんだと重たいリュックサックになってしまうお祭りも楽しいものです。年齢層の高いお祭りではありますが、皆さんいい顔でありました。明日までです。 私は汽車ぽっぽの運転会で残念ながら再訪できません。

 食べ物中心ではありますが、このイベントに来てみると日本の多様さが体感できます。地方それぞれの特徴はグローバルという怪しい言葉に惑わされることなく守っていって欲しいと思います。それにつけても近年の政治のフラフラはどうしようもありませんね。 酔っぱらってフラフラしている私の方がなんぼかましと思ってしまうのは言い過ぎでしょうか。(苦笑)


松田のお山再訪

2009年03月06日 11時13分25秒 | ぶらり旅

 冷たい雨模様、用があって出かけられない日中なのでまあいいかと云うところです。その代わり昨日は久々の晴天に誘われて2月18日にちょっとだけ見物した松田町を再訪してきました。主目的は汽車ぽっぽでしたが、疑問は増すばかりで再度調査する必要があります。(笑)

櫻はほぼ終わりかけておりますが、眺めの素晴らしさは相変わらずです。靄っているものの伊豆大島が見えています。午後になったので雲が出てしまい富士山には今回も振られてしまいました。このところ使い覚えてきたパノラマ写真でどうぞ。あ、もちろんアナログカメラも携行しました。オリンパスペンEE3とNikonSPにZeissTessar 28mm/f8という戦前ものを付けてみました。

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汽車ぽっぽはこの時期でも満員のようで結局時間が合わず乗れませんでした。その強力な牽引力で山腹を登っていくのには感心します。よくこのようなライブスチームを作ったものです。松田町は偉い。故郷創生一億円でも使ったのでしょうか?ゲージも国際的な7吋半です。これは欧米のライブスチームでよく使われている線路幅ですが、お客さんを乗せて走るには安定しているのでトラブルも少ないのではないでしょうか。それに線路配置もスイッチバックにリバース線、おまけにターンテーブルと並の人が設計したとは思えません。

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メモ代わりに撮ったお山にあった案内板です。

Dc021973 動画ばかり撮っていたのでスチール写真がありませんでした。前回の一部を載せました。

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帰路はフラフラ歩いて中澤酒造という安政年間から続く酒蔵を見つけて誘われるまま試飲。辛めすっきり口なのでぴったり合うわけではありませんでしたが、現役学生の息子さんを含めご家族全てがウチのご近所の農大OBだそうで経堂裏通りの話でプチ盛り上がり、気が付いたら荷物が増えておりました。前回、酔考さんの別ルート探訪を断ったばっかりに発見が昨日になってしまいました。 また行きましょう。> 酔考さま

松田町は数十年前の蜜柑狩りしか知らなかったのですが、いつの間にか変わっているようです。それでも駅前商店街は歯抜けになりかけていますが、頑張っているなという印象です。このような古い酒造会社は町の活力再生に欠かせないものだろうなと思います。そういえば松田駅の御殿場線はその昔東海道本線でした。国府津から御殿場、沼津と続く車窓風景は鉄道唱歌にも唱われていました。富士山に一番近い路線なので車窓からの眺めは壮大です。

またもや小人閑居の余談で失礼。松田は載ってませんでしたが、松田を出てからの鉄道唱歌の一節です。

13. いでてはくぐるトンネルの 前後は山北小山駅
今もわすれぬ鉄橋の 下ゆく水のおもしろさ
14. はるかにみえし富士の嶺は はや我そばに来りたり
雪の冠雲の帯 いつもけだかき姿にて
15. ここぞ御殿場夏ならば われも登山をこころみん
高さは一万数千尺 十三州もただ一目

このところ御殿場線乗り通しをやっていませんでした。

振り返って長崎街道に沿う我が故郷では、3,4軒あった酒造会社は壊滅したようです。残っていても自社で仕込むところは無いような気がしています。隣町に僅かに残っておりますが・・・・酒作りも文化ですね。頑張って下さい。