からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

植木職になった一日

2011年04月30日 22時39分44秒 | 偶成

 連休二日目もせっせと庭仕事の一日となりました。 実は工場の片付けに入ったのですが、地震の跡のまま散らかった汽車ポッポ達に嫌気がさして断念、昨日の続きとなった次第です。ウチの鐵道会社の復興をどうしようと思います。

 本日も伜が手伝いに来てくれたので一気に?片付けたつもりです。 昨年は一人で取り組んだ大物の伽羅木は伜に任せたのでその他をきめ細かく剪定できました。 毎年手が回らずにいつの間にか庭木の域を飛び出したものを元に戻すようにこの数年取り組んでいますが、生来のムラッ気のせいで思うようになりません。 木が大きくなりすぎて隅に入れなくなるという始末です。 今日の作業でまあ何とかなりそうな気がしてきました。本日は、キャラ木、ヒバ二本、ムクゲ、小型松二本、盆栽松二本、それに小松菜の間引きと草取り、よく頑張った一日でした。あちこち痛くなりそうな予感です。腱鞘炎がちょっと心配です。 でも手伝いありがとう。

庭の隅に毎年顔を出すスズランを見つけてホッ。地震を忘れる日でした。

Dscn3067 あと1,2箇所小さな植木の剪定で一段落します。 が、ツツジなどの花物が終わるともう一度剪定をして夏を迎えます。 植木の手入れを一本ずつやっておれば毎日暇しないはずなんですが、そんな作業を捨てて旅に出たくなる誘惑に負けるものだから年々荒れていく庭です。(汗) 今年は節約も兼ねて前向きに取り組もうと思っています。 腰が痛くなりそうですけど。

Dscn3132 ミカンの花もそろそろです。

Dscn3130 そしてライムの花。柑橘系の花の香りは辺りによく漂います。 昨年、三島で買ってきたものの寒さで枯れたと思っていた鉄線(クレマチス)が復活し垣根に伸び上がり花を付けています。そろそろ咲きそうな勢いになってきました。 7,8年前に先輩のお庭から頂戴した芍薬が今年初めて花芽を膨らませました。今年こそ咲いてくれそうです。 肥料食いと聞いたので多めに施肥してあります。

午前、午後と何だか色々取り組みました。

そうそう、蜻蛉池の蛙の卵は少ないものの黒い部分が次第に大きくなってきました。先日家に立ち寄ってくれた井戸ポンプのN山さんがオタマジャクシ欲しいと云ってましたので差し上げられそうです。関東だから種の混合?はいいと思っていますけど。

今日もまた園芸日記になりました。「からくり」はまた後日です。


連休の初日

2011年04月29日 20時26分33秒 | 偶成

 人並みに連休の計画を考えてみたものの真っ先に浮かぶのが掃除。(汗) しばらく不在だった家人が帰京したのでこれが第一優先になりそうです。本日は用を終えた後は、午後から大掃除の始まりです。屋内の掃除の後は、伸びてきた松の芽の剪定に着手しました。 何年経っても腕は上がりそうもなく、植木職人は落第です。当面努力するのみ。 庭園の松をイメージするものの枝を梳いて軽やかな姿を作り出すには煩悩が多いようです。 やはり菜園作業が楽でいいと思います。(汗) 

この先「からくり」にも手を出すつもりですけど、まずは他所様と同様に掃除、洗濯などの家庭サービス優先の毎日が始まります。 手始めに本日の奉仕活動は次の通りでした。(苦笑)

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さてこれは一度間引いた小松菜ですが、更に大きくなりました。今朝この右下から間引いたものを味噌汁へ入れました。明日も間引きの続きです。 子供達が手伝いに来たらあげるつもりですが、さて如何に。(笑) ついでに周辺の草取りもやりました、しばらく触らない領域では十薬というかドクダミの侵出の激しいこと。だいぶ頑張ってすっきりさせました。

Dscn0262 で、これは5年目?  かも知れませんが、家人専用のライムの蕾です。実にいい香りで咲くのですが、もうちょっとです。昨年は5個収穫あったような気がします。

Dscn0266 こちらは温州密柑の蕾です。ライムと並べていますが、こちらは毎年豊作でした。しかしながら、大きくなりすぎたので春の彼岸に切り詰めました。果たして結果するだろうかと心配もありますが、ご覧のように花芽は沢山着いています。

本日の処理速度では、農民生活にあと数日間かかりそうです。 生き物の世話は手抜きできないので大変です。 菜園の苗を成城学園まで仕入れに行く必要がありますが、連休後半?になりそうです。売り切れぬことを願っています。今年もやっぱりトマトと胡瓜が必須です。

さてこれら農作業を終えると震災で放り出している幾つかの仕事の再開が待っています。

本日は、自宅から一歩も出ること無くドタバタしていました。 午後の農作業は大変有意義でした。明日もガンバロー(笑)


菜園周辺

2011年04月26日 22時19分08秒 | 偶成

 午前中の事務作業を終えて菜園でジャガ芋の芽詰みと土寄せ。 ついでに始めた草取りを止めてボーッとして眺めると気が付かなかった風景が拡がります。

Dscn0210 種芋の切り方、種類に依って出る芽も様々です。今年は日当たりのいい場所にしました。この右の地域を入れて合計7株が伸びてきました。

Dscn0216 カラスエンドウの可愛い花が咲いています。  例年除草するのをためらってしまいます。 ところが、

Dscn0215 早くもアブラ虫の集団がびっしりと付き始めました。いよいよ除虫の季節です。 それでもグッと我慢しているとこの写真のようにテントウ虫の幼虫がアブラ虫退治にどこからともなく現れます。 アブラ虫の成長率が高いので退治はなかなか追いついてくれません。 長い目で見ているといつの間にか少なくなるのですが。

とはいえ、彼らの出す糞や分泌物を放置しておくと作物が病気にかかりやすくなるので無農薬栽培ははなかなか困難です。 我が家では木酢液散布で誤魔化しているのですが、果たして効くのか効かないのか?? 牛乳を薄めて散布するとその皮膜で呼吸ができなくなって駆除できると聞いたこともありますが、やったことはありません。

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櫻が終わり、その下には西洋石楠花が派手な色で咲き始めました。いよいよ緑の連休が到来します。庭仕事も忙しくなりますが、腱鞘炎に注意してローギアで動くつもりです。(苦笑)


蛙の産卵 & facebook学会

2011年04月26日 10時05分26秒 | ブログ

昨晩は、武雄市の樋渡市長から誘われていた日本facebook学会会合に出席して来ましたが、ご本人が体調不良で欠席になったので残念ながらお目にかかれませんでした。 ネット上でお会いした方と会えましたし、お友達になった方も。皆さん今後ともどうぞよろしく。facebookとは?まだよく分かりません。セキュリティへの個々人の考え、システム側での保護方法などこれから課題になると思いますが、普及の緒についたばかりの段階ではこんなものでしょうか?昨晩の感想は次の通りです。

その昔、大いに役に立ったパソコン通信のオフラインミーティングという感じでした。ただし、当時は汽車ぽっぽやカメラ、お散歩とある目的を持ったメンバの集まりが多かったので会話に気を使うことは殆ど無かったのですが、facebookというまだよく理解していないものの利用者という集まりなのでなかなか難しいなと感じました。来ている方も 樋渡氏ファンの行政、コンテンツビジネス、IT関係、マスコミ、出版、食品等々と多様だったような気がします。 異業種交流会のようだと云う人もいましたが、そうであっても名刺交換から始まることには違和感がありました。思い切って名刺禁止とした方がいいと思います。

というのも、まだ続いているはずの(笑)世田谷界隈研究会は、原則名刺交換なし、参加希望してきた人から名刺を差し出されるとあれっと思ったものです。 親しく付き合っているとそのうち相手がどういう人か分かるものです。 吉祥寺北裏鐵道もあらためて名刺交換したことがありません。プライベートな会合には肩書きよりも自分の生き方の名刺がいいのかも知れません。 かの学会もこんなつながりに持って行くと本物が生まれるような気がします。同志というのでしょうか? これらは退職小父さんの目からの偏った見方かも知れませんが、人生の経験者の立場で見るとこれも永続させる方法論の一つと思います。Dscn0167

さて、そんな夜更かしした日の翌朝は、朝風呂を浴びて食事を作り、畑の見回りです。(笑) 蜻蛉池に水を補給しつつ、火鉢池の水中を見ると蛙の卵がありました。昨日は無かったと思うのですが、昨晩産卵したのでしょう。天変地異の続く今年のせいなのか異常に遅い産卵となりました。このまま何も無ければまた大地震がと気にしていましたが、ちょっと安心。でも産卵量がいつもの1/3です。まだ何かあるのでしょうか? それはともかくこれまでの記録とともに此処に掲示しておきます。

   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日

   2011年       4月25日 
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寒かった今年の冬と云ってもやっぱり異常ですね。この現象をどなたか解析してくれいないものでしょうか?

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今日は机に山積みとなった書類の事務処理、庭仕事などなど気の進まないものが続きそうで、からくりからまた離れそうです。


目に青葉

2011年04月25日 08時49分36秒 | ぶらり旅

 私だけかも知れませんが暗い話題の中に押しつぶされそうな日々のような気がする最近です。 昨日の選挙結果は全体像が分かったような分からないような気がしますが、世田谷区長は支持率では低い鳶に油揚げをさらわれた与野党というところでしょうか? 猿山の争いの体質は抜けていないようです。どこかの自治体もそうでしたけど。(笑)

ところで数年ぶりに喜多見にある次太夫堀公園やら成城学園の武蔵野崖線下をサイクリングしてきました。畑だった周辺には住宅が建ち並び湧き水も減ってしまったようです。 ただ、ゴルフ練習場だった場所が区が買い取ったのか水辺公園に変わっていました。これは意外でした。どうせ使うのなら税金はビルを建てるよりもこんなことに使って欲しいものです。地域の緑化活動の拠点になっている風でした。

Dscn0184 盛んにサイクリングしていた頃は、先ずこの公園に立ち寄って次の行き先を決めていたものです。野川を遡って国分寺だったり多摩川を下って蒲田だったりと適度の距離を走ったものですが、この日はこのままUターン、成城学園のお屋敷街を見物しながらの足慣らしとなりました。喜多見から登る不動坂、とても乗ったままでは無理なので引いて歩きましたが、それでも息切れ。いかんですなぁー。 久し振りだとお尻が痛い。(汗)

さて、この小川が次太夫堀公園の売り物です。10数年前?に初めて見たときは感激しました。すぐ側を流れる野川の水を浄化して流したものですが、今ではすっかりこの地に同化したようです。節電でどうなったのか心配だったのですが、流れていたので安心しました。 この小川の右手には水田が拡がっています。そして恒例の鯉のぼりもはためいています。

Dscn0188 田んぼは、この季節はレンゲ草畑になっています。もうすぐ水田に変わって風景も一変するのですが、しばらく来ていなかったのでその季節の手持ちの写真もありません。デジカメ普及以前のことだったので随分間が空いたようです。

Dscn0179 この公園は、江戸時代から明治にかけての世田谷区にあった古民家をそのまま移築して実際に使っているので往時の世田谷はかような姿であったろうと感じます。私の故郷・高橋よりも田舎だと思います。(笑)

のんびりと写生する年配のご夫婦、これもまた一幅の繪のようでした。

Dscn0170 ここではよく古い農作業のイベントがありますが、五月連休を前に縁側には座布団が干されていました。上の写真のお屋敷では節句人形が飾られてお茶会が催されていました。

Dscn0193 野川沿いのサイクリング道路にはまだ八重桜が残っており何だか儲けたような気がする日曜日でした。途中で買った弁当を広げたのもこの近辺でした。

遠出は嫌だなぁーと思っている方、こんな公園周辺をぷらぷらするのもまた一興です。小田急線・喜多見駅から徒歩15分弱です。

一番過ごしやすい青葉の季節になりましたが、地震さえ無ければ昨年の安穏とした気分になるのですが、日々大切にと思わされる今年であります。


つれづれなるまま

2011年04月24日 10時05分27秒 | 偶成

 今朝は何を書こうかなと思いつつ書き始めました。 このブログのタイトルであるからくりのネタから遠ざかっている最近です。今日もそうかなと思います。

 雨上がりの庭を眺めつつ松の芽詰みがそろそろ、夏野菜の準備もしなければいけないなと思いますが、なかなか踏ん切りがつきません。選挙投票に行ってからどうするか考えます。 そういえば区長と区議会議員選挙ですが、これまでは地方議会選挙では政党を意識しなかったのですが、どうやら今回はきっちり考えた方が良さそうだなと思って選挙公報と選挙事務所の場所、ウチの近所に回る候補者を意識して考えました。 前回の都議会選挙では実績ある地元候補者を押しのけての政権与党の議席の取り方にいささか疑問があるものだからボーッとしてはいけないと考えた次第です。当たり前のことですけどね。(汗)

 そういえば前回は沢山出ていた政権与党代議士さんの応援に遭遇しません。きっと大震災救援でお忙しいのでありましょうなぁー。 あの数多くの若い新人代議士は東北の地で汗みどろ?(とは聞きませんが、やっぱり議会の駒でしかないのかなぁー?)

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雨も上がり、花粉も一瞬だけ収まったのではと思うので自転車で一走りも良さそうです。

とか何とか書いたところで投票に行ってきました。さて自転車を整備してと思ったら娘が旅行用スーツケースを貸してと現れました。実は地震の被害で物の散乱した工場に置いてあるので娘に取りに行かせたら叱られること請け合いなので大慌てで取り出してきました。

大した話ではありませんが予定外の出来事はこんなことの積み重ねのようであります。

関東地方はまだM7級地震の発生確率大と報道されているので出かける準備が無意識に遅くなる最近です。 やっぱり近所自転車にすることに致しましょう。

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最近の蜻蛉池をP7000にワイドコンバータレンズを付けて撮ってみました。狭いところが広く強調されて広々?と見えます。周辺は樽型に歪みますがまあ使えそうです。そうそう、今年は蛙の産卵がまだありません。火鉢の中に二匹潜っているのですが、さぁーてどうなるのでしょうか?


コミック阿房列車

2011年04月22日 10時20分05秒 | ぶらり旅

 家人がしばらくいないので独身生活満喫できるかと思いきや仕事の課題が湧き上がりストレスが溜まってきました。昔のように呑んで発散も出来ないし、汽車旅するには大地震のトラウマでなかなか踏み出せません。 昨晩も呑んでる最中に携帯の警報が鳴ったので身構えてしまいました。 震源千葉北沖、南下しているのが気のせいであってくれと云うところです。

先日、目について注文した本がAmazonから今朝到着。「これはいい」ホッとします。

Dscn01321 阿房列車は鐵ちゃんの尊敬してやまない内田百閒翁の軽妙な著作でありますが、文章が重いので万人が楽しめるものではなかったのかも知れません。 この随筆がまさかコミックで出版されるとは思いもよりませんでした。 仕立ても漫画本とは見えません。列車内でも威張って読めそうです。

百閒先生のことを自分のHomepageに書いていたことを忘れていたので追記。

阿房列車は、汽車旅必携の書として適当に手にしていくために書棚に数版集まっているのですが、これもまた持ち歩くには楽しそうです。窓鐵なる新語を勝手に造って楽しむ日々でありましたが・・・。

で、気になっているくだりはあるかなと思って三巻を開くとあるある。嬉しくなります。 佐賀県武雄市の年配には懐かしい後押し機関車の話ですが、武雄市の若い人達には忘れ去られてくず鉄同然になっているようですが、歴史ある蒸気機関車 C11のことを見直して欲しいと思いました。よろしくお願いします。佐世保線・武雄温泉駅となった現在ですが、当時は武雄駅、私の生まれ故郷の高橋駅を重ねると高橋 武雄 となります。 よっぽどペンネームいやハンドル名にしようかと思ったこともあります。(笑)

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長崎阿房列車に我が武雄市のことがこんな具合に登場し後押し機関車のことが出ています。百閒さんは間違った理解をされておりましたが、かの人の興味を引いたと云うことは大変嬉しいことであります。

昭和28年6月の熊本大水害のタイミングで九州を旅していた百閒さんご一行が大雨に追いかけながら帰京できた僥倖もこの本で見るとよく分かります。 まあそんなこんなで断片的に記憶している文章をイラストで見るのも興味あることです。もう一つ 千丁の柳 が載せてあるといいのですが、これから捜します。

文章で読む場合と違って映像から来るイメージで場面が固定されるのがコミックの難点でもありますが、随所に本文が入れてあるので補完しながら楽しく読めそうです。 随筆を読んだことのある人が手にすると更に汽車旅の興味は高まることと思います。

この本を鞄に入れて近所を電車旅する気になるから不思議です。遠出するにはお仕事が許してくれません。本当は松本から長野へと回りたくなっているのですけど。

ついでに注文したデジカメ用のNikon P7000用ワイドコンバータも届いたのでその試写もやって来ます。 揺れないことを祈って。(汗)


アナデジ連携

2011年04月20日 11時32分54秒 | からくり情報

 涼しいけどいいお天気です。櫻も終わりました。 が、元歌の作者に叱られそうですけど「世の中に 地震原発事故 なかりせば  春の心はのどけからまし」(字余り) と云う心境です。

さらに仕事の宿題も数個のし掛かっているものだから尚更です。さてどうしようか、ここが思案の別れ橋と云うところです。相談相手は実家へ帰省中、従ってカメラを持ってぶらり出るかという気分も起きません。折角自転車を新調したのですが、殆ど買い物自転車になっています。レベルを落としての自転車でありますが、運転の腕が極端に落ちていることを実感しています。 手放し運転など出来そうにない。 以前ならば手放しで上着の着脱が出来たものなんですが。(汗) 還暦の前と後では劇的な違いがあるようです。自転車のせいにはしたくありませんし・・・。 これも憂鬱の原因かも知れません。(苦笑)

Dscn0157 カメラと云えば出し忘れていたフィルム現像が上がったので取ってきたのですが、正月初詣風景と4月の芽吹きが一緒になってしまいました。大変恥ずべきことであります。が、撮っていないわけではなく、その間の風景はデジタルに収めているのです。 このフィルムはバルナックD2と戦前のズマール5cm/f2で撮ったもの、そして半分写しただけで出したフィルムには去年6月に出かけた宇都宮城が写っていました。多分Rollei35 Tesser40mm/f3.5 の写真でしょう。こちらはフィルムの入れ方が上下逆なのでフィルムを見ると何で写したかが分かるのです。携行したこのカメラのことはすっかり忘れていました。

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どうやら、デジタル写真の管理に気を取られてフィルムの管理がかなりいい加減なものになってしまいました。 アナログからデジタル取り込みも面倒なことから遠のく理由の一つかも知れません。それに町のDPE屋さんが激減してしまいました。機械的に現像してくれる処すら我が町には二箇所。写真の出来栄えに盛り上がっていたお店はとうに閉店してしまい困っています。 最近は若い人がヘロヘロレンズの写りを楽しもうと露西亜のカメラなどを楽しみ始めたようですが、これがアナログ回帰になればいいのですけどね。 と云いつつフィルムを通さない私自身も反省いたします。

レンズ至上主義」という本をふと手にしました。デジタルに古いレンズを付けて撮ることもたまにあるので参考までと思ったのですが、プロの目で見たクラシックレンズとデジタルの相性など意外に面白く読んでいます。古いレンズでのデジタル写真遊びに一時期入り始めたのですが、なぜかお休みしていました。手近なもので遊ぶことも老人には必要なようなのでもう少し歩を進めようと思ったこの数日です。 高級なレンズがデジタルでは意外に使い辛かったり、アナデジとも破綻しないレンズがあったりと面白かったのですが、その記録が面倒で避けておりました。 身近な花などから再開してみましょう。

Dc052601 管理が悪くてさっと出てきませんが、これは確かElmer65mm/f3.5 をNikon D100に付けて撮ったものです。これなど完全に室内写真でした。

 こんなことを書いているとカメラを持って出かける気分も出てきますが、さてさてどうしようか? やっぱり宿題を終えてからでしょうね。

いずれにしろ日によって地震以降の閉塞感が波のように押し寄せます。先の見えない船頭さんの舵取りのせいが多大に効いているようです。そういえば税金納付の時期であることも憂鬱なのかも知れません。(苦笑)


桜吹雪再び

2011年04月17日 09時17分29秒 | ぶらり旅

 大震災のあとの自粛ムード、原発事故、計画停電などで観光地の沈み込みが激しくてその関係者は大変であると云う話も連日入ってきます。 身近なところでは箱根。小田急ロマンスカーがこの一ヶ月完全運休となったことで56万人の足が止まってしまったと報じている新聞もあるくらいです。という次第なのでお誘いを受けたことも有り、金、土と箱根を家人と一回りしてきました。芦ノ湖までは時間的に行けなくて仙石原の湿生花園やその近辺の美術館を見て楽しむという程度で帰還。

金曜日は案の定ガラガラな雰囲気でした。が、かえってのんびり出来たので安い価格にもかかわらず満足できました。通りすがりに見つけたポーラ美術館では名画や陶磁器の数々の思わぬ目の保養が出来ました。あるところにはあるものです。 そして帰る間際に櫻が沢山残っているのに遭遇し思わぬ花見となりました。

Dscn0096 箱根町宮城野地区の早川?沿いの桜並木です。前日気が付いていたので立ち寄ったところ、大正解でした。素朴な桜祭りで売店や宴会もない堤防沿いの並木を散策できました。もっとも今日は花粉の後遺症でちと不調ですけど。(汗)

Dscn0076 風の息吹で時折こんな具合に花びらが舞います。撮るのはなかなか難しいので色々試みた末の櫻吹雪です。これで辛い今年の春はお終いです。 木々の芽吹きに復興の槌音を重ね合わせたいものです。

Dscn0051 そういえば湿生花園で見た遅い春の訪れです。 片栗の花が咲き、水芭蕉がそろそろ終わりかけていました。たまには散策したい場所ですが、つい足が遠のいてしまうのは箱根の奥地だからでしょうか?閉まっているお店がパラパラありました。欧米、アジアと外国人の姿が激減している影響は大きいようです。

Dsc_0616 こんな具合でちょっと寂しい箱根でしたが、昨日から小田急ロマンスカーも運転再開したようです。箱根町長さんも歓迎したという期待のされようで元の賑わいが戻ることを祈念いたします。


櫻もお終い

2011年04月15日 09時16分55秒 | ぶらり旅

東京の櫻の季節は過ぎようとしています。例年ならばいい季節なのでボンヤリと過ごす時期でもありますが、震災の影が重くのし掛かっています。と思うのは私だけかなぁ-? 仕事の課題もあって気の晴れない毎日です。

そんなことを吹き飛ばそうと先日仕事前に代々木公園を突っ切りましたが、はや葉櫻、おまけに花粉をもらったのか不調となりました。今年の櫻はどうやら気持ちは曇り空のままに終わりそうです。

が、最後の切り札です。

Dscn7951 片隅に埋め置いた植木鉢を忘れていたのが、取り出し不可能となり放置して7年?毎年咲くようになった枝下櫻です。狭い場所ですが、限界まで挑戦です。(汗) この櫻が咲くと東京の櫻はお終いの指標樹とでも云うのでしょうか。

意外に写さないまま終わってしまうウチの櫻ですが、今年はこの程度です。あと数枚あったと思いますが、見当たらないので後ほど。Dscn0129

今年は所用で出かけた目黒近くの目黒不動に始まりました。お不動様に厄災除けをお願いしました。

Dscn0140 そして4月2日は、不思議なお仲間と代々木公園での花見。でも咲いていたのはこの程度でした。

Dscn0281 その後、何年ぶりかで隅田川の櫻を眺めたのでこれをよしとして東京の中だけでまとめた今年の花見はお終いになりそうです。 北沢川緑道、下高井戸の日大等々通り過ぎた場所もありますが、終わってみると行きそびれた近所の花見場所を思い当たります。靖国神社の十三(ひとみ)櫻にも行っておりませんでした。

 毎年夢見ている東北の櫻の追っかけは今年は望むべくもなく、いつの日か復興した櫻の名所への旅が実現することを願っています。