からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

トラムで息抜き

2009年11月30日 21時11分49秒 | からくり情報

 品行方正の最近でありまして、今日も結局家から一歩も出ませんでした。(いや、出ることが出来ませんでした。) もちろん工場へも足を踏み入れられず夕食を終えるとこの時間です。昨日は農作業や掃除中心の一日でありましたので家近辺だったのです。畑仕事のせいかお尻のえくぼ近辺が筋肉痛です。その合間でやったことがからくり生活の成果です。このような路面電車がありました。

Dc112902 この電車は富山で走っているトラムのトミテクモデルです。横目で見ただけでまだ乗ったことがないのが残念です。実は熊本市電がこの低床型電車では日本の先駆者ですがなぜか宣伝下手、他市の電車がモデル化されてつい数日前に発売されたのがKATOの同じこの電車でした。 トミテクの模型電車の性能は、今一つというところですが、価格に免じて線路に乗せてみました。フライホールがあるもののその効果は殆どありませんし低速性能も駄目です。 とはいえ、運転手を乗せて本線に乗せています。この角度から見ると加工して乗せた運転手が見えるので実感があります。

Dc112901 まだ人物の登場場面の少ない「からくり鐡道」ですが、ポツリポツリ増やしていこうとこの画面を見て思いました。自分が運転しているような気分ですが、いずれ画像を無線で飛ばす列車が就航予定です。もちろん単体では稼働しています。単にテレビがないので運用できないだけなのです。 何が何でも動かすという心意気が消し炭になっている数日であります。(苦笑)

 この日やった作業は、作業開始を何時にするか心が動いてきたデアゴスティーニの天体模型です。新春から受け溜めて既に47号、そろそろ取りかかるタイミングのようです。歯車だらけだったのでHomepageやブログのネタにと気軽に始めるつもりが未着手のまま一年弱、そろそろ登場させようかと思います。 部品番号で分類しWestern Maryland SHAYの作成の際に使った100円BOXに入れ分けました。 こんな具合に色々やることは増えてきています。家人からのクレームが増えるはずです。(苦笑) 新春からは天体新モデルが始まるようですが、実はこれが更に楽しみです。とは云え完成は一年後、考えてしまうなぁー。

さて、食卓を片付けて一服しましょう。


ちょこっと新宿へ

2009年11月27日 16時13分12秒 | コンピュータ

 午前中は昨日の続きの用があって新宿まで行ってきました。昼食後にヨドバシを覗いてWindows7を我が家に導入するにはを聞くつもりだったのですが、そのコーナーに担当者不在。適当な店員氏をつかまえて質問したのですが、禅問答になってしまいました。いずれにしろ手持ちPCのメーカーがWin7用ドライバを供給しているか確かめておくことが必要のようです。多分大丈夫と思うのですが、一番古いホストマシンがちと心配です。それにしてもupdateのための出費が馬鹿になりません。4台あるので考えただけでも気が遠くなります。それに色々ソフトウェアのWin7対応版メールやらポップアップが来ているのでこの分も追加でしょうか? もうしばらく様子見になりそうです。

 その足でNゲージ部材売り場へも寄りました。富山鐡道のトラムはまだ?と云うためでしたが、明日以降入荷だそうです。これを待ちかねている御仁も多いはず、かくいう私はトミテクの安物で間に合わせています。

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レイアウト最前列に自動往復線を設けているので此処を行ったり来たりするだけのものが欲しいのです。この線路は現在工事資材置き場になっているので当分急ぎません。 ついでに駅前デコレーションを幾つか買いました。形が出来てきたらご紹介します。 同じトミテクから初詣キットなるものが出ていました。以前出されていた神社セットを初詣バージョンにしたもので意外に受けるかも知れません。買って帰ろうかと思いましたが,値段を見て踏みとどまりました。初詣代わりになりそうでいいなぁー。(笑)

という具合に仕事ついでに現場視察をしてきました。いまからちょっとだけ工場に行って駅前キットを並べてみようかと思います。

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 夕方は赤堤ラウンジの集まり、明日は講義だし飲み過ぎ注意で行ってくるつもりです。

(翌日追記)

ラウンジは飲み過ぎ。 講義は無事終えてガックリ疲れました。 写真を追加しました。トミテクの公園セットを置いただけですが、雰囲気がガラッと変わりました。そのうち配置先をきちんと決めていきます。


ミニ農作業

2009年11月26日 23時38分30秒 | 鉄道模型

 デジカメを娘に貸し出していたのでこのところ写真無しです。 この数日、空いた時間があるとNゲージレイアウトの片隅に試験的に草を植えています。長時間続けられる作業ではないので30分程度ゴソゴソとやっていますが、次第にそれらしくなってくるから不思議です。とは云え自己満足の域を出ていません。(汗)

私にしてみれば疲れた気持ちを活性化してくれる一種の精神療養のような気になっています。まだまだ先の長い作業ですが、予定線表がないので気楽です。ついでに沢山溜まっていた超小型の登場人物達を自立できるように台座を付けています。 こちらは何かシナリオが必要なのにアイデアが浮かびません。ユーモラスなものを考えたいのですが月並み or 教条的なものしか出てきません。困ったなぁー。遊びが足りないようです。(苦笑)

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一週間ほど前に撮っていた作業開始地点のものを載せました。 実際の農地では草取りに追われていますが、こちらではその逆の草を植え込むという無駄な?作業です。種を蒔いておけば勝手に生えてくるわけではないので面倒で、まさに牛歩の作業になっています。草を植える前はこんな具合でした。 1/150縮尺で見ると背丈が高過ぎるので刈り込む必要があります。何時になるか分かりませんが、全体を見渡して仕上げることにします。

 しかしながら、この作業にたまに熱中して仕事が疎かになると、お小言を頂戴する最近です。自分では結構働いているつもりですが、なかなかお気に召していただけないのが悩みの種です。 家人不在の昨日、今日と忙しかったのですけど・・・世の中、まあ、こんなものでしょう。(苦笑)

そうそう、季節変わりに入ったウチの菜園は、大根、蕪、小松菜が何とか根付き始めました。このところの暖かさでポットに植えた空豆の芽も伸びてきました。 九州へ出かけていたのでスタートが遅れたのでどれくらい収穫があるのか気懸かりです。最後の間引きをしたのは昨日でした。ミカンもそろそろ鳥との収穫競争になりそうです。 リアルな世界でももう一頑張り必要です。


アイドルループ

2009年11月25日 10時43分40秒 | 偶成

 運転室拝見を埋め草にして以来、此処も休んでしまいました。公私ともドタバタした反動のようです。 11月23日は赤堤生涯学習センターの主催で渋谷から京王線つつじヶ丘駅周辺につながる江戸以前の甲州への街道であった瀧坂道を歩いておりました。30名ほどの参加者を通行が比較的楽な経堂から渋谷道玄坂までを連ねての歩く旅でした。 講師は我らが酔考先生、その博識に参加の皆さん感服しておりました。身近な道にこのような歴史が秘められていたのかと云うのが分かったのは大きな成果です。 出発前の講話は区役所の大講堂での講演に匹敵する文句なしの内容でした。資料の準備からロケハンまで大変ご苦労さまでした。 下っ端の私は行列が乱れないように最後尾についての監視役。色々ありましたが何事もなくイベントが終わりホッとしたせいかすっかり気分はこの数日お休み感覚でした。 土曜日は自分の講義もあって連休気分にはなれませんでした。なんだか記憶が飛んでしまったような数日でした。(苦笑)

実は書き始めて何を書こうとしたのかを失念。書いているうちに思い出すだろうと思いましたが出てきません。 こんなことってありませんか? まだ雨が僅かに残る曇天が脳味噌の働きを止めてくれているようです。コンピューターで云うアイドルループを回っている状態です。外部割り込みが必要なようです。(笑)

さて、こんな時は目の前のお仕事をしろと云うことのようなので区役所出張所へお出かけです。色々貰ってくる資料があったはず机の上をひっくり返して書類の捜索です。ブログを書いている余裕はないはずなのに仕事から逃げたいだけだろうとまた叱責の声が聞こえてきそうです。あ、今日は相方は仕事で出かけているのでした。

追記

先ほど戻ってきて午後の作業準備中です。役所に行ったついでに久しぶりに取ってきた戸籍謄本を見ると子供達が除籍となっています。近くに住んでいるとは云え戸籍上は我々二人になったことを実感。彼らが独立したことが寂しいような嬉しいような複雑な心境です。自分の親達もそうだったのだろうと今更ながら考えました。 それはともかく、これを紛らすには「からくり生活」であろうなと思った次第です。(笑)


運転室拝見(9)

2009年11月20日 23時17分48秒 | ライブスチーム
 Spamcan2 威勢良く安全弁から蒸気を噴き上げています。今年の一月に完成した英国SOUTHEN鉄道のBattle of Britain級 SpamCanです。ひょんなことで手に入れたものですが、この機関車は玩具のような外観が好まれていないのか国内で所有する人は僅かのようです。ところが作ってみて思うのは、大変複雑な機構を巧みに設計された機関車でした。実物は動輪の弁装置を密閉したオイルボックスに入れてメンテナンスフリーを狙った機関車でしたが、走行によるガタ付き、オイル漏れ等々そうは問屋が卸さなかったようです。この模型のほうも実物を可能な限り模型化しています。さすがに弁装置を密閉しチェーンドライブまでは取り込めないので弁装置のブロック化を実現しています。この部分の組立は面倒でしたが、他の機関車のように微妙な弁調整が要らなかったので総合組立は楽でした。三気筒エンジンによる走行性能もなかなかのものであることを今年の新春北裏鐡道運転会で確認できました。

と云う機関車でありますが、運転室は英国型の機関車に共通のオーソドックスな構造です。

Spamcan2_cab 赤いレバーが加減弁です。左から通風弁レバー、その下は逆転機、圧力計、注水逆止弁、水位計とドレイン口です。ボイラーはC型ですが、焚き口は付いていません。

Spamcan_cab運転室を被せるとご覧の状態になります。通風弁と逆転機が位置によって当たってしまうことがある点が設計ミスと思いますが、古典的な配置なので扱いやすいと思います。 編成ごと洗車機に入れるために設計したという流線型もどきの形状なので引っかかる箇所もなく、長さも小型ケースに入るサイズなのでヒョイと持って行けるので運転会の出場回数が増えてきた機関車です。

Spamcan_steam 運転室ではありませんが、他の機関車と大きく違っている箇所なのでご紹介します。これはボイラー前面の煙室です。ボイラーを覆い尽くすのではなく巨大な煙突直下の小さな箱です。矩形の真鍮は過熱管からつながるエンジンへの給気筺です。給気はご覧のように大きくくねって各シリンダーにつながっています。左下にちょっと見えるのが中央シリンダーへの給気管です。中央の太い銅管はエンジンから戻る排気管です。中央のネジは潤滑油タンクの蓋です。集合排気管に設けた4つのノズルから蒸気が排出されることで意外に大きな排気音と燃焼効果をもたらしているのもこのライブスチームの特徴?と言えそうです。

前回紹介出来なかったもう一台の英国型機関車の運転室を紹介致しました。この機関車の組立詳細は弊Homepageをご覧下さい。

この運転室シリーズは少々息切れ気味ですありますが、気が向いたらまた次を紹介致します。動かして楽しむライブスチーム、45mmゲージクラスはこのように簡単な運転室ですが、仕掛けは実物と変わりません。小型機から蒸気で動く蒸気機関車(笑)を始めてみませんか? あ、別にメーカーさんの回し者ではありません。

ここまで読んでいただきありがとうございます、次を何にするのか考えねば?米国型、終わったかな?


畳替え

2009年11月20日 10時42分10秒 | 偶成

 模様替えの仕上げがやっと出来ます。 今日、残った最後の作業の畳替え、朝早くから荷物を移動し,先ほど持って行って貰いました。夕方戻ってきてまともな部屋に仕上がります。天井裏を覗き込んでみましたが、多分家を造ってから初めてのことかも知れません。およそ30年のホコリがあちこちに溜まっていたのでいままで掃除していました。昔なら新聞紙を敷き込んであったのですが、それはありませんでした。

昨日とは打って変わった折角のお天気でありますが、こんな具合にまだ家の中です。これから駅前まで用足しを兼ねて散歩してきます。家人は娘と何処かへお出かけで家事労働は小生の両肩にのしかかる本日です。まあこれもいいか。(苦笑)

昨日は松田で雨の中ミカン狩りでしたが、結構な収穫に満足したので今日はお仕事専一にガンバロー。


レンズ余話

2009年11月17日 10時52分46秒 | クラシックカメラ

 ハヤタカメララボでマイクロフォーサーズマウントで使っても破綻をきたさないアナログレンズは何だろうという話を受講してきました。(笑)

 35mmライカ版サイズの半分のハーフ判CCDとデジタルカメラではフィルムにあたるCCD平面性の影響を考慮して選ぶとなると、高解像度と後玉の反射の少ないレンズになります。 Nikon党のotomen氏の言葉でありますが 「Nikonの玉は良い!」 というご託宣を拝聴し、早速試してみると確かに良いのです。まるでotomen氏の魔術にかかったようです。(笑)  「そりゃー解像度の高いNikonレンズがデジタルにも一番ですよ。」と云われた通りで、35mm/f2.8PCというシフトレンズやら200mm/f3.5メディカルニッコールという変人レンズて撮った結果がライツの戦前レンズを当然のことながら凌駕しています。メディカルはそのうち某氏に永久貸与予定ですが、あらためてその解像度の高さを確認しました。

もう一つ解像度ということで気になっていたライツのズミクロン5cm/f2リジッドですが、これもいい、その他何本か試しましたが、さらに良かったのはビゾ用のElmer 65mm/f3.5です。このレンズはこのところNikonF4に着けて使っていますが、発色と解像度ともに近年のレンズと同等以上と思っています。ピントや絞りは完全に手動でありますが、デジタルでも充分に利用価値のあるレンズです。

手元にあったこのショットは以前Elmer65mm/f3.5をパナソニックのGF-1に着けて何気なく写したものです。Dc100606

こんなことを合間合間にドタバタっと試しておりました。おかげで机の上はレンズだらけになっています。が、試写した画像はデジカメの中、いずれこれもネタにしようと思います。どうやら体系的に写して有用なレンズとそうでないものを選別しておく必要がありそうです。マイクロフォーサーズでは焦点距離が二倍になるのでちと扱いづらいのが難点ですけど遊べる大人のデジカメと言えそうです。あくまでも遊び(笑)

フルサイズのMマウントデジタルカメラが欲しいところですが、国内外ともに一桁高いのも大問題です。それにパソコン、プリンターも増強する必要もあって手を出す気は全く起きません。 でもマイクロフォーサーズマウントでは興味深い遊びに目覚めました。まだ一度も使ったことのないおまけレンズもあるので試してみます。アナログとはまた違った角度で楽しめるのがデジタルのいいところでしょう。 だからアナログが衰退するのは分かるのですけどアナログ時代の資産も生かしたいと思う矛盾した心が頭をもたげます。


誕生日に思うこと

2009年11月16日 21時51分13秒 | 偶成

 一昨日ですが、また一つ歳をとりました。アラフォーやらアラサーと云って楽しむ、いや未来を期待する向きとは違い、アラカンと云われている我々世代には店仕舞いを始めるお年頃です。 既に居なくなった友人がチラホラですが、人生の終着点はあちらの世界に行くことであり、それをいかにスマートに達成するかサポートしてくれるのが宗教であると云うラジオから聞こえて来る話が身をつまされるものの理解出来るようになってきたような気がします。(苦笑)  云われてみればそうだなと考えてしまいますが、雑念も湧き上がりこの先どう生きるべきやと思案するのも誕生日の効用かも知れません。 単純にお祝いできなくなるのが還暦以降かも知れません。まあ、今年の誕生日は講義日にあたったので浮かれることなく一日を送りました。午後は浅草のハヤタカメララボでotomenさんとWindows7移行のノウハウやマイクロフォーサーズとレンズの相性で盛り上がってきました。 レンズはやはり解像度が重要なようです。実験すべきことが固まりそうです。勉強になりました。

Dc092111

 さて、昨日は老父も交えて家族でささやかなお祝いをして貰いました。子供達が独立していくとなかなか一堂に集まることが少なくなりましたが、丁度いい機会です。これも誕生日の効用でしょう。プレゼントはいつも着た切り雀の私向けに衣類。ありがとう。

 本日は午前中打ち合わせがあったのでそのまま仕事モードとなり、結局家から出ませんでした。仕事は進んだのですが、体が固まっってしまった気分なので明日は午後打ち合わせを終えてそのままジムへ行ってくるつもりです。新しく近所に出来たスポーツクラブに興味半分で入ってしまいましたので空き時間を見付けてしばらくは頑張ってみるつもりです。三日坊主にならないよう気を付けましょう。常習犯と思われているので。(汗)

あ、そういえば誕生日記念に毎年Homepageを改訂していましたが、今年は忘れていました。あとで何処か適当に変えておこう。ネタは色々あるけど面倒くさがるのは年寄りの証拠かも知れません。

結局とりとめもない話で終わります。


武雄土産

2009年11月15日 10時16分38秒 | ぶらり旅

 帰京して10日ほど経ちましたが、この間色々あって次第に九州旅行も遠いものになって来ております。12日はあの寒空のもと皇居前で在位20年の奉祝提灯を振っておりました。いい経験でした。その日佐賀県のテントで県事務所の方とバッタリ、いいものは売れてしまったそうで、丸芳露、嬉野紅茶、海苔を手にしていました。

さて10月31日のことでありますが、久しぶりの武雄の朝が明けました。喉が痛い。声が出なくなる前兆でありました。(汗)

Dc1106115 宿の前の永島の堤、江戸時代からの灌漑用水地とのことでいい夜明けでした。 昨晩急用で会えなかった友人が送ると迎えに来てくれました。忙しいのにと感謝。今度はゆっくり会いたいものです。持ってきたお土産をドカンと渡してすっかり身軽になりましたこんな具合で今回はさっと来てさっと去るというスケジュールです。 

さて、武雄のお土産は、前日まちなか「がばい」で求めた麗人豆楼門珈琲、特に珈琲は東京の物産展で顔見知りの職員の方から薦められて気に入った珈琲です。 もう一つの大物は図書館が出した「武雄軍団秋田を駆ける」です。駅頭で見付け鞄にしまいましたが、以前から知りたかった内容の資料です。 昭和41年の高校の卒業式で当時の本山市長さんから武雄藩の庄内出陣のことを無智な我々への送る言葉にしていただいたのですが、43年後に具体的なドキュメントとして目にした次第です。このような歴史は意外に語られていません。我が高橋とて同じことです。繰り返し語り続けるしかありません。

幕末のレベルまでとは云いませんが、潜在的な実力は持っているはず、それを具現化する施策を採り続けて欲しいと思いました。佐賀の乱で武雄の科学工業は消し去られた雰囲気がありますね。 そういえば明治20年有田生まれの祖母が親戚の誰それは佐賀の乱に行ったとか行かなかったとか曾祖父から聞いた話をたまにしていました。 宮野の話しかなぁー? 団塊の世代は江戸時代と意外につながっているのです。(笑)

武雄の街も次第に明るくなってきた印象を受けましたが、九州はじめぶらり旅であちこち回るとまだまだこれからと思います。市内外の仲間との横連携でまず底上げを。今後を期待しています。

Dc1106125

という心を残しつつ佐賀駅までは各駅停車の旅でのんびり出発したつもりです。 記念に高橋駅の駅標を写し、さて北方、大町と過ぎていくと次第に乗客が増えてきます。快晴無風のもとでの国際バルーン大会のせいでありましょう肥前山口駅では山手線並みの身動きできない混雑です。武雄温泉駅でバルーンの見える右の席に座っていてよかったぁー。

Dc1106134 嘉瀬川河畔は既にこのような状況です。朝の競技が終わった後だったせいか降りる客と同じくらいのお客が臨時駅から乗り込んできます。うーん、一大イベントだと感心。結婚式の大荷物があるから降りられないと諦めました。

まだお昼前なので佐賀の街散歩に切り替えました。佐賀市内を歩くのも40年ぶりでしょうか?

Dc1106171佐賀はやっぱり佐嘉・松原神社であると思っていってみると年二回ある骨董市です。嫌いではないのでウロウロ見回っておりました。大変興味深かったのは火縄銃の多さ、うーんいいな。相場も分かった。(笑) 後は日本刀、店の中で抜き身で見ている人もいてびっくり。ただし、店主が作法を教えているのには感心しました。鯉口の切り方、手の持ち替え方、「あんた、そがん持ち替えすると鑑定会では即退場たい。」と怒られている人もあります。さすが九州の骨董市、酔考師匠をご案内して行きたい催しでありました。 カメラ用電池とフェイクの自動巻時計を嘘のような安さでげっと、これなら荷物になりません。あと、松原神社のお守りをいただきました。(笑)

この延長で新装なった佐賀城御殿見学をしてきましたが、此処も立派、後日見てきた熊本城御殿とはコンセプトが違うので優劣付けがたいのですが、贔屓目で佐賀城御殿に軍配を上げました。ハリボテでないものが再現されていくのは嬉しいものです。

Dc1106176ご存じ佐賀城鯱の門、佐賀の乱の弾の跡をじっくり見てきました。

ついでではありますが、この近辺の鐡道唱歌を再掲します。

58. ふたたびかえる鳥栖の駅 線路を西に乗りかえて
ゆけば間もなく佐賀の町 城にはのこる玉のあと
59. つかれあびる武雄の湯 みやげにするは有田焼
めぐる車輪の早岐より 右にわかるる佐世保道
60. 鎮西一の軍港と その名知られて大村の
湾をしめたる佐世保には 我が鎮守府をおかれたり

Dc1106198 御殿の一部です。

夕方、家人と落ち合って散歩で聞き込んで見付けた有明海料理の老舗に行きました。ムツゴロウ以下種々の料理を楽しみにしていましたが、はっきり言って駄目。料理の組み合わせ、味付け、接客ともに感心しません。聞き込み時に地元の人もウーンと口ごもっていた意味が分かりました。きつく評価してくれる人が居ないのでしょう。これはいけないなと思った次第。伝統にあぐらをかいている見本のようです。こんな印象は、昔駄目になった箱根の奈良屋以来ですが、杞憂かな? 

佐賀の昼間の好印象が料理一つで駄目になる恐ろしいことですね。客観的になれるかなれないかで勝負が分かれるようです。何とかならないものでしょうか? いや、他人事ではないことに気が付きました。(苦笑)

こんな感想でこの日はお終いです。

今回の旅の目的は明日佐賀市で行う甥の結婚式ですが、これは私的なことなので割愛します。大盛り上がりで無事に終わりホッとしました。某公的機関勤務、元気でやってね。


機関庫へ収納

2009年11月12日 13時35分25秒 | ライブスチーム

 このところ九州行きや家事等々でライブスチームから遠ざかっております。10月に完成させたと思っているWestern Maryland SHAYをwebでも機関庫に収納するつもりが、放置したままでした。先日、からくり鐡道の機関庫に収納しましたので興味をお持ちの方はそちらもご覧下さい。 次第に埋もれてしまうブログ記事ではなく、いつでも見学可能なHomepageにいれておきました。 と云っても自分のためかも知れません。Dc100610スペックを見たいときが時々あるものですから。

これは何度か登場させた全体像です。

Dc100537   こちらはS堀事務局長の作品です。拝借しております。(ペコリ) 負荷が軽いのか安全弁を噴きっ放しで走っていました。

12月の運転会が土曜日となっており、仕事と重なったので今年の走行は無理のようです。忘年会には行くつもりですけど。新春運転会で頑張ってみます。しかしながらガス炊きは寒さが苦手なのでどうなることでしょう。

旅行記の合間に置いた口直し記事です。