一夜明けて今日はいい天気です。家人はお出かけ、当方は家事万端やり終えてこれから駅前まで用足しに出かけますが、その足でぶらり歩いてこようかと思います。 色々続いて自宅にいる時間が増えてしまったのでどうも良くありません。さりとて不精者にはジムの中で歩き回る気分は出ません。
時間があったら組み立てるというプロジェクトの先が何とか見えてきました。 扱いの大変な大型機関車をリストラし、小型機にシフトするという他人様から見れば時間の無駄遣い作業です。が、本人は無心になっているので良しとしています。
松山市の方にはお馴染みの坊ちゃん列車を牽引するクラウス号です。 現地では見かけは蒸気機関車でも中味はディーゼルエンジンでの走行ですけど、我がプロジェクトでは正真正銘の蒸気で動く蒸気機関車です。(笑) 細かい問題はさておいてこの機関車はなかなか良く考えられた銘品だと思います。 コストと機能を考えると久々に推薦してもいいでしょう。
作り終えて10年以上も楽しめる模型はなかなかあるものではありませんが、これまでの経験からライブスチームの寿命は異様に長いのです。 我が家の最長老は独逸の玩具蒸気ロードローラーで既に37年居て未だによく動きます。 蒸気機関車では 歯車機関車のCLIMAX は '82製造なのでやがて30年選手ですが、これも健在です。
ということは、このアスターホビーの出すクラウスも長持ちする予定でおります。人間が負けないようにしなければと思う次第です。(^0^;)
まだ完全に調整が終わったわけではありませんが、とりあえず蒸気で動くところまで持って行きましたので此処に書きました。
余談ですけど、デジカメ、パソコン、スマートフォンなどは同じものがこの先10年以上使えるはずもなく、この点ではライブスチームは超弩級のエコ遊びと自負しています。実用品では何と云ってもクラシックカメラ、昭和5年製のライカD2を携行する最近です。中味はメンテしたので新品同様です。願わくばフィルムがなくならないことを祈っています。(^0^)
このクラスの機関車にしては運転室も大変充実しています。競争相手のイギリス製や米国ブランドの中国製の機関車よりも大変精密なところは日本的な作りであると云えそうです。
サイドタンク内の高圧注水ポンプ、排水機能付き水位計、圧力計という豪華さです。 円筒のものは燃料用ガスタンクで主台枠内にももう一個ガスタンクを持って長時間燃焼できるようになりました。
じつは軸動ポンプも備えているので走行中にボイラーへ給水するのでこのクラスの機関車で心配な空釜を焚くことも減ったようです。 アスターホビーの回し者ではありませんが、此処まで模型化したのは偉いと思います。もちろん細かい注文は色々ありますよ。(^0^)
さて、走行性能の確認はこれからです。吉祥寺北裏鐵道の長い線路を蒸気機関車らしく着実に動いてくれるかについてはまだ不安が残ります。
この機関車の作成過程についてはHomepageに細かい問題も含めて記録しているので興味をお持ちの方はご笑覧下さい。眠気と戦いつつ書いた箇所が残っていることはご容赦の程を。
やっぱり何か作っていると気が晴れると感じる私は根暗なんだろうなぁー。さて、ネタ探し、ネタ探し。(^0^;)