からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ヒンデンブルグ号の晩餐

2006年07月28日 11時32分09秒 | 食・レシピ

6/28の夜、カミさんに誘われて新橋ベルランに出かけてきました。目的は「ヒンデンブルグ号の料理」です。実はこの店のこの手の企画には大いに興味があって殆ど毎年参加しています。「ツエッペリン号の晩餐」、「南満州鐡道・特急亜細亜号の食堂車」等々。昨年は仏蘭西の豪華客船「ノルマンディ号の料理」でした。 オーナーの藤森さんも毎年に企画に大変な熱の入れようで今回は46名参加という最高の参加人数で厨房は大変だった模様です。 料理も含め毎年手を抜かぬ内容に脱帽いたします。 資料の出来も素晴らしくてそれだけでも一読の価値ある内容です。 おまけにヒンデンブルグ号の巨大なペーパーモデルが天井に出現し食事会の模様を眺めていました。 これは藤森氏の自作になるもので彼のブログの苦労談を楽しく読んでおりました。

Hindenbrug 紙製のヒンデンブルグ号を撮ったもののなかなかうまくいきません。こんなところでご容赦下さい。操縦室内には操舵輪、本体下部の食堂には食卓まであるのですが、詳細は藤森さんのブログをご覧下さい。

本日はこの中で食べられたというメニューを再現してもらいました。 更に驚いたことにはヒンデンブルグ号のメニューやワインリストを入手したとのことで、この通り拝見できたことです。

Hin_menu

このメニューは実物、中には献立が入っています。下はワインリストです。 

更には当時流行ったツエッペリン焼の鯛焼きの型を入手してワッフルまで作ってもらいました。実に楽しく満足した食事会でした。

料理は1936.8.17の献立の再現で クリームスープハミルトン風、舌平目のグリル・パセリバター添え、鹿背肉ローストボーヴァル風、チーズ盛り合わせ。 古い何とか風が分からず苦労した由。 ワインも独逸、仏蘭西と合わせてあり美味しかった。 最後のアウスレーゼは2003年ものは最高でした。

たまにはこのようないい日もあっていいですね。カミさんに感謝。(汗)


次はパワーアンプ

2006年07月28日 10時25分07秒 | からくり情報

手首というか親指は相変わらず不調で良くなったり悪くなったりです。今無理すると元の木阿弥ですと云われているので余計なことは避けていますがストレスがたまっていけません。 先日作ったプリアンプが実に好調です。トーンコントロールなどのアクセサリーはありませんが、音質は素直でコストパフォーマンスの高さに驚いています。 これまでは簡便なのでつい使っていたソリッドステートアンプでしたが、真空管プリアンプのおかげで10年ほど前に友人から譲ってもらっていた古い真空管アンプの使用頻度が増しました。 このアンプは銘オーディオ管といわれる東芝6GA4を使ったシングルアンプで数十年故障無しの頑健な設計です。 が、少々温和しい感じのアンプなので派手目な音楽にはちょっと物足りない感じがします。 ということで先日来作成をストップしているケンオーディオEL34パワーアンプ作成を開始しなければなりません。 が、材料の重さに手首を考えて躊躇しています。 

そんなとき、ヤフオクでプリアンプを買った店で6L6GCシングルステレオパワーアンプと言うものを発見、何故かすでに手元にあります。(汗)  こちらはやっぱりプリアンプよりも重いのですが、現状の手首で何とかなりそうです。今日時点ではバラバラのキットですが、プリント基板なので作り始めるとあっという間に出来上がることでしょう。 様々なアンプの出す音色にしばらく浸ろうと思うこの頃ですが、重いカメラを持って写し回れぬ鬱憤晴らしのようです。

Tu879s (写真はエレキットのサイトから拝借しました。ご覧のようにGT管を使ったシンプルな真空管アンプキットです。)

オール真空管という構造でなく随所に半導体を使いコンパクトにまとめてあるのが特徴です。 そのハイブリッドな設計に感心しながら組み立てたプリアンプですが、このパワーアンプも整流回路は半導体です。 初段管のヒーターはこの整流回路から出た直流で点火、真空管を下側から照らすランプインジケーターはLEDという内容に、なるほどと思いました。  とはいえ、古い昔の回路に取り組んでみるとあらためて半導体がもたらした電子革命の凄さが分かります。 でも蒸気機関車と同様に古い技術の中に技術の真髄があるようでその魅力に引きずり込まれる最近です。


朝もはよから

2006年07月25日 11時42分45秒 | 偶成

 この週末は経堂祭りで阿波踊りやサンバで盛り上がっていましたが、それて調子付いたのか手首がまた痛くなり今週は病院からの始まりです。またテーピングが親指固定に・・・・  そのおかげで今朝はだいぶ良くなりました。 早く目が覚めたので朝食を準備し、その足で病院です。

Nohdai (携帯で撮った東京農大応援団、このところ箱根駅伝にもごぶさたでなかなかお目にかかることが出来ません。「農大頑張れ!」)

今夕は駆け出しの頃の仕事仲間と暑気払いの会です。一名追加の連絡を治療中に受け、会場係の小生は今措置したところです。詰め込み宴会になりますが、気楽なところなのでご容赦下さい。思えば30数年のお付き合いです。大変楽しみにしています。

ところで前項で取り上げたプリアンプをやっと我が家のコンポに組み込みこれまで冷や飯組だった真空管系を独立させました。プリアンプのエージングと称して手持ちのメモリーに入っていた音楽を鳴らし放しにしています。このブログと同じく種々雑多の音楽が流れています。 さてそろそろ仕事に戻らねば。(汗)


プリアンプ出来たものの

2006年07月21日 21時49分14秒 | 音楽

 手首が少し良くなってきたことと涼しい最近なので思い切ってプリアンプ組立にチャレンジしました。 ヤフオクで入手しておいたのですが、なかなか手が出ないでいました。エレキットのTU-875です。エレキットのサイトから写真をお借りしました。Tu875  

ご覧のように12AU7という真空管を3本使ったアンプです。レコードプレイヤーの入力部はFETを使うハイブリッドアンプです。入力切り替えは小型リレーを使うなどの小技も持っておりなかなかの機能もあります。組み立てキットとしても適度に苦労するので楽しめました。 基盤は電源、増幅、入力制御基盤の3枚に分かれ、そこそこの密度を持っているので半田付けにある程度の腕前が必要でしょう。 プリント基板なので部品の取り付けを間違わなければ確実に動作すると思います。

なるほどと思ったのは本体入力が直流7Vであり、低電圧をスイッチング電源で直流200Vに上げてB電源をこしらえています。当然真空管のヒーターは直流点火。実はこの昇圧型スイッチング電源は今を去ること40年近い前の私の卒業研究テーマでした。(汗)  当時は人工衛星搭載小型電源として使い始められていたようでソ連がアメリカ電気学会に出した論文を参考に試作回路設計に苦しんだことを思い出しました。一緒に卒研をやった友人は同じ会社に入ったものの若くして亡くなり残念でなりません。 このキット組立で薄れかけた記憶が呼び覚まされました。

このさき、地元のケンオーディオで調達したメインアンプを作るつもりなので入力系で活用するつもりです。 正式な音出しとエージングはこれからですが楽しみです。 エレキットの製品は友人の間でも評判がよく、自分で作ってみてなるほどと納得した次第です。 以前は嘉穂無線といっていたかも知れませんが福岡にある会社ですね。

とりあえず、動作することを確認し、ホッとしましたが、なかなかお薦めのキットだと思います。これ以外のキットもなかなか面白そうです。

ところが好事魔多し、真剣に集中作業をしたものだからまた手首が痛くなり、おまけに肩も・・・・  慌てて接骨院に行って叱られ、今日やっと復調してきました。テーピングも手首を回すだけになったものの要警戒を忘れないようにとのことです。


ぼんやり

2006年07月17日 11時15分57秒 | 偶成

 朝一番の雨に出鼻をくじかれて予定が変わってしまいました。 もう一つの欠席を余儀なくされたライブスチーム運転会も中止との連絡です。いずれにしろどちらも駄目になった休日です。 今日は意外に涼しいので草取り等々の外仕事に最適になったのですが、手首には白い包帯を巻いたままなのでどうやら静かなお休みの日になりそうです。 カミさんは辰巳で水泳大会なので既に現地に着いているはず。 まあ、小生はのんびりするのもいいかとパソコンを見ていたところです。 

この数日と違って今朝は意外に涼しく感じるので暖房完備の工房で半田付けもいいかなと思います。手首の調子を見ながら軽いものから措置していこうかなと考えています。 趣味のことどもも色々放置したままなのでそろそろ復活に向かいたいと思います。


魅力再発見・二眼レフ

2006年07月15日 11時38分13秒 | クラシックカメラ

 猛烈な暑さの中で所用が意外に早く終わり夕方からの集まりには時間があったのでハヤタカメララボに出かけました。先日のVITOIII型の様子も知りたかったこともあります。 ちょうど来客で商談中の様子ですが、見覚えのある方でした。 「いらっしゃい、本を買ってください。」とは店主の挨拶です。(笑) 写真工業出版社から昨日発売された出来たてほやほやの「魅力再発見・二眼レフ」という本でお客様はこの出版社の幹部で編集長の市川さんでした。 写真工業はデジカメに移行が甚だしい写真本にあって銀塩フィルムの魅力を取り上げ老舗では数少ない元気な月刊誌です。最近一段とエネルギッシュなのはこの編集長の機動力のようですね。

ということで、まだ店頭に並んでいないこの本をお買い上げ致しました。パラパラとめくっただけでも二眼レフの楽しさが感じ取れます。 ピントグラスに浮かぶ額縁の絵のようなシーンを眺めながら写真にする二眼レフは、初心者にもベテランにも最適なカメラと思います。客観的に被写体を眺める感覚は一眼レフにはないものだと思います。デジタル化が面倒なので最近ブローニーフィルムから遠ざかっていましたが、この本を読むとまた二眼レフを取り出したくなりました。スローライフ・カメラともいうべきものなので古い建物を撮る場合は持ち出すことが多かったのですが、余裕のない生活を送るとなかなか使うには骨の折れるカメラと思います。 二眼レフを思い出したい方や興味ある方は是非とも手にとってご覧いただきたい本です。

我が家にも何種類か控えております。今手の届くところには名カメラと云われているミノルタオートコードがありましたのでその姿をご紹介いたします。Autocord

ミノルタはコニカミノルタという会社になり、カメラ事業はsonyに譲渡されました。私の初一眼レフはミノルタだったので残念です。


蜂の巣

2006年07月13日 10時31分55秒 | 蜻蛉池日記

朝から剪定でドタバタしていましたが、植木屋さんが「殺虫剤ないですか?」とのこと、アシナガバチが背の低い五葉松に巣を作っていたのです。先日その隣の黒松の芽摘みをしたのですが、気が付きませんでした。 この数年蜂の巣は二階の窓のそばや軒下でよく見かけたのですが、今年は低い木の中です。若い職人さんに聞くと、「他のお宅でも低い場所に蜂の巣が多いようです。」、  「ひょっとしたら今年は台風が多いのではないでしょうか。」とのことです。皆さんお気を付け下さい。 それはともかく線路を意識して強めに刈り込むよう頼みました。そのような目的は誰にも喋っていませんけど。(汗)

 手首というか親指の痛みで蜻蛉池は周囲を軽く刈り込んだだけで放置しています。それでも、糸トンボや塩辛蜻蛉が時折とまっているのでまあ何とか機能しているようです。水中の水草を半分程度除去したいのですが、まだその元気がありません。 数日見なければ繁茂する草草に今年は悩みます。 手を使うとまたぶり返しそうでストレスがたまります。撮影や工作も停止しているせいもありそうです。


お盆

2006年07月12日 21時15分28秒 | 地元ネタ

ここ東京は、明日からお盆です。今日はお寺へ行って墓掃除、お寺への付け届け等々終えてさっぱりしたところです。仏壇もきれいにして提灯を並べ準備終了です。子供時代は8月お盆だったので何となくしっくり来ませんが、7月お盆の熊本で育ってきたカミさんは違和感ないようです。東京の町のあちこちにはお盆用品が並んでいるので確かにお盆が来ています。地方でも場所によって7月8月と分かれていますが不思議です。 佐賀県でも有田町では7月でしたが、今でもそうでしょうか。 毎年この時期になると故人のことが色々思い出されますし、8月のお盆の時期にも懐かしい顔顔が浮かんできます。 明日からのお盆の期間、ちょっと真面目にしようと思っています。(汗)

お盆といいつつ職人さんのスケジュールの関係で明日は庭の剪定です。残念ながら私は手首が完治していないので見学に徹するつもりです。 庭をふと見ると先日は蕾のままだったカサブランカが一輪大きく咲いていました。お盆に合わせて咲いてくれたようです。

Lily


使用禁止

2006年07月10日 22時02分47秒 | 健康・病気

手首の調子は一進一退、それでも少しずつ良くなっています。今日の治療で手首使用禁止、静かにしろとのことでした。 でもそんなわけにもいかないのでボチボチ使っています。 思い起こせば結構重症だったようですね。本人は日常業務が出来ればいいと気楽だったのですが、友人知人から厳しく叱られています。特にポッポの仲間からは歩んできた道のようで、経験を踏まえて全快するまで徹底的に治せと云われてしまいました。 今の身分であれば出来ること、(汗)   頑張って治療します。

本日は腱を随分マッサージされました。そのせいか軽くなっています。が、使用禁止、でも良くなりそうな明るい窓が見えてきました。

で、その先の線路敷設、心して取り組むつもりです。いつの日か(笑)


修理不能

2006年07月04日 21時34分29秒 | クラシックカメラ

有田の友人の窯、辻精磁社の展示会が新宿京王デパートで開催されていることを思い出して慌てて出かけてきました。銘品揃いでなかなか手が出ないので眺めるだけですが、いいものはいい。と目の保養をして宴会やろうと油を売ってきました。一番高い焼き物はなんとまあ600万だったかな? 極真焼という磁器を焼くのに磁器の入れ物の中に作品を密封して焼くものです。従って焼き上がりの白がしっとりとした味わいで普通の磁器と全く違ったものに仕上がっています。欲しいけど高価です。(汗)

友人は、「今日は売れん」と云っていたのでコーヒーショップでしばらく油売りに付き合っていました。「油でなくて焼き物売れ!」とはコーヒーをご馳走になった手前とても云えません。(笑)

これが本題ですが、お気に入りのコンパクトプラカメラNIKONのVR700が不調になったのにNIKONサービスへ持ち込みました。このカメラは今はやりのブレ防止機能をNIKONで初めてコンパクトカメラに組み込んだ製品でその性能に惚れて愛用していたのですが、寄る年波に勝てずある日突然電源が入らなくなりました。 で、本日持ち込んだところ修理不能、 「馬鹿野郎」と怒鳴りたくなりましたが、所詮はプラスチックカメラ、NIKONでも素っ気ない扱いです。写した写真にズーミングにあったスケール(何cm)が出て観察用には最適だし、自動制御でブレを防ぐのも効果的でした何よりも鮮鋭なズームレンズが良かった。 NIKONならばもう少し入れ込んでいるのかと思ったのですが、この画期的カメラも修理不能とは・・・・何が何でも直してやるという精神がなくなったNIKONもただのカメラ屋に成り下がってしまったという現実を見てがっくりです。 NIKONさんもっと古い資産の再生にも頑張って下さい。デジカメは所詮はコピーツールですよ。(汗)