楽あれば苦ありの喩えの通り今日は一日パソコンにかじりつきノルマを果たそうとしていましたが、三割方の積み残し、これ以上やると間違いそうなのでお終いです。
さて面白かった昨日でありましたが、前回宣言していたように酔考さんと河津櫻探訪を実現しました。 朝六時、経堂駅に集合し7時24分東京駅発の伊東行きに無事乗車、ボックスシートの有無を心配したのですが、昔の特急車両(踊り子)をそのまま利用した各駅停車だったのでゆっくり朝飯弁当出来ました。が、逆行であっても首都圏の通勤時間は予想外の混雑ぶりで各駅停車の旅とは思えない2時間でした。
伊東で伊豆急行に乗り継いで、無事河津駅に到着すると2km?程度の堰堤に植えられた河津櫻が楽しめました。五分咲きという云う絶好の咲き具合に押し寄せた皆さんニコニコです。が、ものすごい混雑ぶりにこれでは土日はどうなるだろうかと余計な心配をしてしまいました。
さほど広くない並木の下をゾロゾロと歩いています。これが平日だから驚きです。TV番組も色々採り上げているようですね。人も集まるはずです。 まあ人ばかり見るのも何ですから、櫻をパチリ、
青空に櫻のピンクが映えます。花びらを眺めていると春爛漫という気分になりますが、風はまだ冷たくてマフラーをした花見には不思議な感覚を覚えました。
どこでも見えるわけではありませんが、両岸はこのように櫻並木が続きます。これをもう少しコンパクトにした光景は東京の野川沿いの櫻並木です。
櫻と菜の花が良くマッチします。が、いい写真が見あたりませんでした。そうそう、この日もデジカメのオンパレード。老いも若きもデジカメを持っていない人はいません。更には携帯カメラも大活躍の様子でした。
が、私はデジカメ以外にニコン35Tiとビテッサというアナログカメラでスナップを撮っていました。 すぐ結果が出ないのが悪くもあり楽しくもありで止められません。臍曲がりもまたよしであります。 櫻を堪能したら次は木造建築をということで伊東を目指したのですが、河津駅は大混雑です。 ところが伊東に付く頃には満員電車はガラガラになっております。乗客の殆どは優雅に近隣の旅館に宿泊の様子です。 遠来の日帰り客は或いは我々だけだったかも知れません。みんな余裕あるなぁ-。 ブランドもの混じりの小綺麗な小母さん族がゾロゾロで、身につまされてしまった化石亭主でした。(笑)
さて、伊東は何と云っても市の文化財の東海館ですが、酔考さんが絶賛するものですから写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました。此処は一見の価値があります。五階に相当する望楼からたまに遊ぶ熱海湾沖の初島がよく見えました。季節柄、古い雛人形が大広間に飾ってありました。
(古い写真を自分のHPで見つけたので再掲します。この左側の四角の望楼が東海館です。)
伊東では級友のお店にも立ち寄り珈琲をご馳走になり一服させてもらいました。イツコさんありがとう。バッグの良さに感心することしきりの酔考さんでありました。
気分良く伊東を出発し、仕上げは座席指定は久しぶりで盛り上がる酔考さんと小田急ロマンスカーでの大宴会を企画したのですが・・・
宴闌(たけなわ)になりかけた本厚木で、人身事故のためロマンスカー運転打ち切り宣言です。何時動くか分からない隣の急行に移れと云うご指示、やっと動き出したのですが、海老名でまたもや急行運転打ち切り、各駅停車に移らされ相模大野へ、此処で急行へ移れと言われ我慢して新百合へ、そこで何故か急行が急行に追い越されるという珍事が・・・多摩センターからの急行を優先したようです。もちろんあちらが空いていますので駅に溜まった乗客を吸い上げるのでしょう。 という理由すら告げずに運行がコロコロ変わる私鉄です。 まあ、官営組織が無責任に運営されるものですから、このくらいはいいだろうという気持ちでしょうね。(苦笑)
最後のだめ押しは、各駅停車に乗るお客は運行がどうなっているか分からないので最寄りの急行停車駅で降て待てと云うありがたいお話です。 成城学園で下車し、いつ来るか分からない各駅停車を待ちました。という難行苦行の末に我が駅に着いたのですが、駅員の我関せずの事務的な態度に三猿主義の酔考さんと爆発。小田急も昔の小田急ではなくなったようです。(涙)
と書きなぐりました。いい一日でした。
(殴り書きを一部加筆修正、東海館の写真を追加しました。)