からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

行きたいなぁー「窓鐵」の旅

2011年11月28日 11時00分08秒 | ぶらり旅

 暇かなと思っても気忙しさが何処かにあるというこのところです。昨日の日曜日は、午後から出入りする案件があり余裕ない日でした。サイクリング日和だったのに・・・。 もっとも地元の会合にも呼ばれていたのですが、こんな具合でパス。動けない最近です。夕暮れからは自由時間があるのですけどね。(^0^) 

Dc022030

 数年前であったならば、ちょっとした時間を見つけて行き先も決めずに列車に飛び乗りぐるり一回りの旅をやっていたのですが、その一歩が踏み出せない最近です。 歳のせいか、或いは大震災のせいでしょうか? そうでもなさそうですけど。

Dc120767

旅にも色々あって 近所ぶらり、観光地訪問、名所旧跡探訪、路地裏捜索、B級グルメ宴会など人それぞれにノウハウをお持ちだと思います。かくいう私は上に書いた「行方定まらぬ汽車の旅」が一番と思うのですが、これは他人様とには大迷惑の旅のようで家人などは見向きもしてくれません。 「どちらへ?」と聞かれても「さて、私は何処に行くのでしょう?」と返事をするものだから嫌われるのは当たり前です。 その日の お天気、時刻、季節、マスコミ報道そして乗り換え駅毎の列車模様で状況はがらりと変わります。 一番肝心なのは懐具合。(^0^;) 旅に出る自分としても家を出て駅に着くまで悩みながら歩いているのです。我が経堂駅での上り、下り列車の選択次第で一日が大きく違います。切り替わったポイント側には進むことの出来ないまるで人生模様のようです。 この我が儘旅の価値を認めてくれるのはご近所の酔考先輩お一方かも知れません。(ペコリ)

Dscn1813

こんな旅の中味はたいてい列車に乗りっぱなしで窓の外をボーッとして眺めていることが多いようです。 人は自宅から100km以上離れると心が別世界に遊ぶようになりストレスは癒やされると書いたものを読んだことがありますが、確かに各駅停車で窓外を流れ去る非日常の光景を見ているだけで心が癒やされます。 こんな気分は私だけかも知れませんので他人様にはお薦めできません。 これを勝手に「窓鐵」と名付けています。 それにNikonD300のように景色を素早く切り取ることの出来るカメラがあれば何よりです。しかしこのカメラ重く感じるようになりました。

Dscn0244 

諸事重なり日中は近所在の最近なのでこの「窓鐵」が出来ずにストレスの溜まる一方です。仕事が片付いた時点でバーッと飛び出したいものです。

Dscn7871

お仕事電話を終えてこんなことを妄想していました。

旅の出発点である我が駅前の変化写真を意味不明に載せました。定点観測って意外に大変であることを撮り溜めた写真で感じます。


ちょっとした作業

2011年11月25日 20時21分56秒 | からくり情報

 最近は故郷に連携する場面が何故か増えてきました。馬齢を重ねた余得かも知れません。つい先日、幼馴染みの県議さんがふらりと上京し、関係ある皆さんと久し振りに武雄市のこれからを話すことが出来ました。近くにいては見えなかった故郷、思い出したくもなかった故郷、知らなかった故郷などなどを思い起こす時間でもありました。それにひょんなことから企業誘致にかんするアドバイスを求められています。さてどうしようというのが正直なところです。

自分の仕事が課題を含みつつ立て込んでいるのでなかなか気が晴れないのですけど、このところ故郷パワーに後押しして貰っている感があります。 昨日は有田・辻精磁社の展示会を拝見し、目の保養をしました。 その後、場所を変えてその辻君と語り合っておりました。クシャミが出た人はいませんでしたか?

一転して本日は仕事モードです。本業が慌ただしくて先週提出を受けたレポートのチェックを終えられない週でした。明日は次のレポートを出すつもりなのでどんどん講義の宿題が溜まりそうです。明日からジャンルの変わる後半の講義なので新たな気持ちで始めます。

そんな今日、僅かに取り組んだからくりはこの写真のものです。

Cimg1349

金塊の切り出しです。(^0^)

これを角棒から20分ほどかけて一個切り出して次に取りかかろうとしたタイミングに予定より早い打ち合わせの来客。気合いが乗っていたので残念です。

これが金塊ならば年末ジャンボは買いませんが、実は20X20X100の真鍮ブロックでした。進捗が止まってしまったSNCF 140C のキャブ内に搭載する錘です。整形する必要がありますが、その一歩を踏み出しました。 本来は鉛を溶かして作るのがいいと云われましたが、より高級な真鍮を使うことにしました。(^0^;)

もう一個必要ですけど何時できるだろうか。これが終わらなければ運転室の組立が出来ません。角をとって僅かに薄くする。まだ先だなぁー。これを取り付けると牽引力が強大になると云われたので外せません。それに第四動輪の軸箱には錘搭載用のバネを入れているので逃げられません。

Dscn8311  

水位計下の場所と反対側にも整形したブロックを取り付けます。牽引力の確認は完成後のお楽しみです。

この先テンダー作成も待っていますし、線路デビューはまだまだ先になりそうです。

そういえばこのところの午前中は合間を見ながら生け垣やお隣との境にある植木の大剪定が続いていました。ゴミ袋9個分、手足が痛いはずです。 何だか余裕のない生活をしているような気がしてなりません。


これなんでしょう

2011年11月22日 21時39分43秒 | からくり情報

 仕事に曙光が見えてきたせいか今日は病院に行く元気が出てインフルエンザ予防接種と健康チェックに行ってきました。まあ、好調とは云えませんが、何とか誕生日を一つ越えたところです。

 それはともかく少しホッとしたせいか日曜日は北裏鐵道運転会に出かけ、運転車両の後整備をしていると少しやる気が出たので先日来 失敗ばかりの機関車作り をゆるゆる再開してみました。 とはいえ昨晩はネジ数本締める程度でした。

 組立経過はその都度デジカメで記録していますが、どうも網羅的ではなくて気分で撮っているようです。失敗作も多い。これもその一つですが。気軽なコンデジをオートで使っているせいのようです。からくり復活を記念してどうでもいい何の役にも立たないことを以下に書いておきました。(ペコリ)

古井戸を覗き込んだような写真です。さて、これは何でしょう?

Dscn8297

 ライブスチームを作ったことのある人ならすぐに分かっていただけると思いますが、この写真は煙突の真上から煙室内を写しました。ピントが煙突中心のノズルに合っていないのでますます不可解なものに見えるかも知れません。

この場所を普通の写し方をするとこうなります。

 Dscn8298

最近手がけているフランス國鐵(SNCF)の140C 45mm模型蒸気機関車の煙室です。太い筒が排気ノズル、細い管が通風ノズルです。くねった銅管は給気管で、煙管を貫通しており、この中を通すことで乾燥し高温の蒸気:過熱蒸気になりエンジンに供給されます。 

エネルギーをエンジンに伝えて温度の下がった排気蒸気はノズルから直上に噴き上げ、その際に煙室内に充ちた燃焼ガスを巻き込んで煙突から噴出するわけです。模型ではシンプルな構造ですが、実機では更に複雑な構造になっています。

排気ガスを巻き込むための構造次第では高効率の蒸気機関車になることが知られており、欧州、特にフランスではシャプロンによってキルシャップ式排煙装置などの高効率化の排気装置の研究が続けられていました。 その反面、日本の鐵道ではあっさりしたもので殆ど改善が図られていなかったように感じます。鐵道省しかなかったので御山の大将でいられたのでしょう。 機械装置への思い入れはやはり欧州に軍配が上がります。

その欧州の機関車模型の煙室には45mmゲージの模型であっても複雑で、こんなものがあります。

Dscn8193

煙室装着前ですが、ボイラーからの蒸気を煙管内に送って加熱するためのステンレス過熱管が見えます。いったん煙管内に回し、真鍮製の集合配管に過熱蒸気を集めて下部の四シリンダに配ります。上部からの銅管は潤滑油管です。この場所で蒸気と混合されてエンジンに送り込まれます。 従って排気には油が含まれるので被るのは避けましょう。(^0^;)

排気ノズルは過熱管に隠れていますが、通風ノズルが見えています。

後になりましたが、この機関車はGWR Castleです。

この Castle は設計者が移籍した別の鐵道会社で更に高性能な機関車に進化しました。

Dc060558

 エア走行テスト状態のCastle進化系機関車の LMS Duchess です。ボイラーが無いので走り装置の全体像が見えます。 ステンレス製の過熱管、集配管と外部シリンダへの給気管、二組の排気ノズルが見えています。

完成後の煙室を覗き込むとこの様になっています。排気ノズル、通風ノズルが二組あります。上部に二組ある煙突の下端が見えています。 奥は過熱管です。

Dc071816

この英国最強力の機関車と云われた LMS Duchess の煙室は実物同様に作ってあります。実機に忠実に再現したこの模型も優美ながらかなり強力な機関車です。

次に紹介する機関車のものは更に特徴ある排気装置です。

Dscn4064

三気筒エンジンをもつ Southen Spamcan の排気ノズルです。三基のエンジンの排気を集め、四つのノズルから噴き出します。この箇所は大きな煙室の中の更に小さな煙室内に封じ込めるのでこれが見えるのはかなり初期の組込み段階です。二本の角は通風ノズルです。

この小型煙室を中心に機関車としての完成一歩前の姿は次のようになります。

Dscn4065 これは小型煙室をボイラーに装着し燃焼系を密封したところです。

そして更に外部シリンダーへの給気管と上部から二系統の潤滑油配管を付けるとほぼ完成です。

見かけはのっぺりとした機関車ですが中味は何から何まで変わっている機関車です。実機での弁装置は密閉された筐体に入れられていますが、この模型ではそのイメージを再現してあります。

Dscn7914

 走行性能も排気音も含めかなり強力な機関車です。このSpamcanの構造を詳しくご覧になりたい方はHomepageをご笑覧ください。 Dscn4082

今回は何となく「なぞなぞ」で始めたのですが、いつの間にか煙室と内部構造物についてのお話になってしまいました。

 やはり何だかよく分からない機関車が好きのようで変わっているねと云われるのも我ながら納得です。

さて、模型ののんびりした話とは違って明日は故郷から現れる幼馴染みに会いに行きます。久し振りなので楽しみです。更に一緒集まる方々にお会いするのも楽しみにしています。でもお仕事らしきことが絡むのでしょうね。隠居にはちと重いことかも知れませんけど。


吉祥寺北裏鐵道11月運転会

2011年11月20日 23時14分12秒 | からくり情報

 普段の生活の課題に影響されてか、このところの工作は失敗続きであります。 これを打破するべく吉祥寺北裏鐵道運転会に出かけました。 いつもより早起きしたつもりですが、昨日の暴風雨のおかげで全く準備できてなかったため、家事を終えて慌てて出かけたのが9時半過ぎになってしまいました。 いつもと違う週のせいか参加者がちょっと少なめ、近所のギャラリーは集まっているのですが、走っている蒸機も少なく、オーナーが電気式蒸気機関車を出してこられて急遽素人衆への対応となった次第です。

さて、小生の持ち込んだ蒸機は超小型の部類に属する伊予鐵道クラウスクラウスに縁のある方から譲り受けた英國型フリーのKatieでした。今回は実績の乏しいクラウスを粘り強く走る蒸機に仕立てたいのです。線路上で走らせるのは初めてです。小型機関車は二台同時に運搬出来るので年寄りに優しいですね。(^0^;)

本日の注目すべき機関車はこれです。蒸気機関車ではありません。熱空気機関車?です。蒸気で動くから蒸気機関車。気体の膨張/収縮の力で動くから何と云えばいいのでしょうか?

Cimg1324_3 協和合金製スターリングエンジンを動力として組み上げた気動車です。エネルギーの元はバーナー式ガスライターの炎、それが空気の膨張収縮力を回転エネルギーに変換し、発電機を駆動し、その電力で電動機を回しギアを介して動輪に伝えます。 その間電動機に適した電力に変換するDC-DCコンバータを備えています。

つまり、炎 -> 空気の膨張収縮 -> 回転力 -> 発電 -> モータ -> 動輪  と云う流れです。

回りくどい変換ですが、実物でも採用される現実的な姿です。 先日報道されていた圧電素子やペルチェ素子の微弱電力を利用する番組は一般大衆を扇動するマスコミネタであることを知っていたほうがいいねと製作者と盛り上がった次第です。 とにかく取り出せる電力はほんの僅かなのでいつ実用化されるのかはウーンと云うところでしょう。

 ちなみに始めて姿を見せたハイテク機関車は一周するのに10分近くかかったのではないでしょうか。ライブスチームでしたら低速でも1分はかからないと思います。 でもこのシステムを具体化したHGさんに乾杯です。(^0^)

その一方で私の持ち込んだ機関車二両の成績は、予想通りの結果でした。

実績あるKatieは安定した力強い走行でした。ラジコン化しているので空釜を焚くことだけ注意していればいい機関車です。 クラウスは、走り装置がまだ馴染んでいないせいか加減弁の微妙な調整が困難で暴走してしまいます。つまり加減弁の僅かな開角度では起動しないのでちょっと開くと高速度になってしまいます。 蒸機らしいゆっくりした走行にはまだまだ走り込ませる必要がありそうです。 加減弁の開角度を如何に小さくするかが課題です。

模型機関車はスケールスピードを如何に実現するかも醍醐味の一つです。

Cimg1329暴走を防ぐために重い貨車が必要だったのでスターリングエンジン駆動車を拝借して走らせました。 重量は3kg、発電負荷も含めると実質牽引重量としては更に重かったと思います。 まずまずの周回でしたけど線路条件の悪い箇所手で停止したりしたのでまだ不安定な機関車です。初回この程度だったので走り込めばいい機関車になりそうです。 ただし、ガス注入が不安定でこの方法をマスターする必要があります。

Cimg1334 選手交代し、Katieクラウスを牽引させました。こちらはその重量と走り込みが充分なせいか安定した走りです。 ご覧のように煙突からの排気が目立つ機関車です。前オーナーが装着したチャフの効果で力強い排気音が聞こえます。 一方のクラウスにも新方式のラッパ式排気管が装着されているのでなかなかいい排気音でした。 この牽引を見るとクラウスも牽引だけで動輪が回るまでにあたりが取れてきました。

Cimg1333 前方から写すと排気の白煙がいい雰囲気です。

本日は線路がガラガラ。しかしながらいつものように自分の機関車の走行に懸命になると出場した他の機関車を写しておりませんでした。くりさんのBR44、RCで快走しておりましたけど写真がありません。写したつもりでしたけど。(^0^;)

 Cimg1323

写した僅かな枚数の中にH田さんのキャブフォワードがありました。燃焼系が今一つのようで調整に余念がありません。

汗ばむような日中でしたが、一ヶ月ぶりに運転を楽しんできました。明日から寒さが戻るようです。 気を引き締めて風邪を引かないようにしなければと思っています。

一日楽しませていただいた北裏鐵道のオーナーに感謝いたします。

翌朝、眠気まじりで書いた変な文章を見直しておきました。(ペコリ)


厄日でしたが、

2011年11月20日 08時21分17秒 | 佐賀のこと

 昨日は一日中雨が降り続きました。週一回講義に出かけている大学は驛から10分ほど歩くのですが、横殴りの雨でずぶ濡れになってしまいました。帰りは「ゆりかもめ」に乗ってのんびりと服を乾かしながら帰りました。 が、地元の驛について再びずぶ濡れ。日頃の行いのせいなのか、(^0^;) まあこれでスランプを洗い落としたと考えることにいたしましょう。

ところで当日は交通機関も厄日だったようであちらこちらで電車が止まっていました。 我が小田急線は早朝に東北沢で人身事故があり出かける頃は時刻表はあってなきがごとしで時間に間に合うか心配でした。 ところが、講義を終えての14時頃は東海道線、湘南新宿ラインが運転見合わせ。もう二三の運転見合わせ等の情報が驛掲示板に出ていました。 関西のネット友人も和歌山方面行きは嵐のために延着云々を書いていました。 たまにある交通機関の厄日、この様な時はうろつかない方が賢明です。 ちょっと時間のかかるゆりかもめと遠回りルートを使って素直?に帰宅しました。 家人は外出中、読みが甘かった。まだスランプ?

Cimg0248

夕食後に拡げた19日の日経夕刊一面に「防災情報 地域SNSで」という記事が目に入り、あれっと思って見ると佐賀県武雄市のFacebook化が採り上げられています。8,600名エントリだそうで他の自治体と比べて桁違いの多さです。週末の日経夕刊であっても一面に載るなんて素晴らしいなぁーとニッコリしました。 確かにエントリしていると市の情報が送り込まれるので効果的ですね。生まれ故郷とつながっている感を強くします。 樋渡市長の音頭がいい方向に向かっているのだと思います。

さて、本日は吉祥寺北裏鐵道運転会です。雨も上がったし、これから準備してゆるゆると出かけるつもりです。小型の汽車ぽっぽを持参するつもりですが、うまく動いてくれるだろうかなぁー。燃料注入問題が上手く行くことを願っています。  


スランプにつき小休止

2011年11月17日 21時25分47秒 | 偶成

 今日までいいお天気という予報なので洗濯&掃除の午前中でした。 午後は打ち合わせが二つあったので物ぐさの私でも掃除をせざるを得ないのですけどね。(^0^;)  と云うことで晴天下の外出もままなりません。昨日もせっかく歩き出したところへ資料確認の電話が飛び込み慌てて帰宅しました。 仕事が一段落するまではなかなかのんびり出来そうにありません。

この季節になると次第に急かされるような気持ちになるのは毎年のことです。季節の大きな変わり目であるとともに一年の変わり目が重なるから落ち着かなくなるのでしょうか? 皆様方はいかがでしょうか。 私の場合は植木剪定、同窓会、友人の窯の展示会など色々イベントを思い出す時期でもあります。

P1000541

と朝書き始めて夜に書き足そうとしたのですが、どう続けようと指の止まる日でした。色々あったからなぁー。何か書けそうで、そうでもない日はこれでお終いにします。(ペコリ)


見事失敗(^0^;)

2011年11月14日 22時11分57秒 | からくり情報

 本日は60数回目の誕生日でありました。既にお祝い会は終わっているので特段のイベントもなく家人と乾杯しての夕食でした。思えば長く来たものだとふと思うことはあっても何かに追いかけられていたようなこれまでです。そろそろのんびりしたいと思っても出来ないのは性分なのかも知れません。それにしても色々起きる最近です。

 ところで、 こそこそと製作を続けていた蒸機がありました。たまには一発で決めて自慢したかったのでブログに書かずにおりましたが、見事に失敗に行き当たって茫然自失。 やっぱりやってしまったかぁ。(^0^;)

18_l3 小型でパワフルなものをと思い、在庫品をやりくりして作成に至っていたのですが、暫く完成の姿が遠のきました。眠気を我慢して作ってこの姿に至ったのです。 が、・・・・

Dscn8271

 佳境に入っていたボイラーの仕上げの圧力試験で、洩れる洩れる(^0^;) 思いがけないところから壮大な洩れが起きてしまいました。いままでに経験しない場所だったので一瞬どうしようかと真っ白状態になってしまいました。合間合間に作っていたのですが、どうやら集中力が切れていたときに作った箇所が拙かったみたいです。それも重要な加減弁からの洩れです。

Dscn8266

コンパクトなボイラーであるのはいいのですが、一旦失敗すると構造的に全分解かとショックです。 が、冷静に分解手順を考えて大分解に至らずに関連部品を外しました。 加減弁の根元からの洩れでありましたが、理由は単純で元々の部品精度が甘かったようです。 この機関車の加減弁は小判型の根元をネジ二本で締めるのですが、その割にはぴったりという感じではありません。説明書には内部に入れるOリングにシール剤を塗るような不思議な指示でした。通常はOリングにシール剤は不要なんですけどね。

Dscn8253

写真は、左から通風弁、注水逆止弁、加減弁です。この状態から加減弁だけ外したわけです。

組み込むときに精度の甘さを感じましたが、Oリングの常識的判断でシール剤を片面だけの少量としたのが間違っていたようです。結果的に見ると両側とも塗ってOリングをシール剤で塗しておく必要がありました。(^0^;)

と云うことで折角組み上げた箇所を取り外して部品清掃モードになってしまいました。予定が1,2週間逆戻りです。何ともはやの状態です。

加減弁、通風弁取り付け前のボイラーの運転室面です。この様な構造です。摺り合わせ構造をもっとよく見て作業すべきでありました。反省。

Dscn8226

あ、これら一連の写真は、まさか洩れるとは思わずに作っていたときのものです。部品を外した状態のものはまだデジカメの中です。

これで頭を冷却する期間に入りそうです。しばらくお休みになりそうです。

しかしながら試運転後の調整が進まずまだ完全でないクラウスを再デビューさせなければなりません。11月の運転会まであと6日。さて準備をどうするかと気になってきました。


人を見に高尾山へ

2011年11月13日 21時48分56秒 | ぶらり旅

 分かってはいたのですが、また高尾山に登ってきました。何が分かっていたかというと大混雑です。前回は11月3日の文化に日に思い立ちました。そして今朝です。 昨日は講義があり、その足で所用があって浅草のハヤタカメララボに重い鞄をぶら下げていって来たものですからヘロヘロの前の晩でした。とても山に登るというコンディションではなかったのですが、一晩寝たら何とか回復しました。

という次第で今朝泥縄的に装備を整えて出発。前回は稲荷山だったコースを谷間を上る6号路にして淡々と登りましたが、ここは今日の混雑には最適の上り専用コースだったので比較的楽に歩けました。高尾山口の混雑が嘘のような人数でした。 やはりケーブルカーやリフトで登る人が圧倒的に多いのだと思います。

さて山頂はいつもの通りこの様な混み具合です。小さな子が親に向かって「どうして人が多いの?」と質問すると「山のお祭りだよ。」と答えているのを聞いて思わず噴き出しました。

Cimg1229 この様な混雑は山頂から薬王院までずーっと続いていました。迂回したかったのですが、家人が登る度に登山証にスタンプを貰っているものだから欠かせないルートです。

すっかり諦めて原宿竹下通り並の混雑の中をダラダラと下ることにしました。しかしながら、1号路を下った前回は膝が不調になりそうだったので今回はケーブルカーとしてしまいました。 長い待ち時間がありましたけど疲れ具合を考えたらこれで正解でした。本日の歩数は1万5千歩でした。

Cimg1257 今回は山頂の混雑を予想して途中で昼食してのんびりしていましたが、その時のスナップです。紅葉はまだまだでしたが、部分的に切り取るといま真っ盛りという雰囲気です。

P1000539 山全体はこれからなので世間から忘れ始めた頃が行き頃かも知れません。

久し振りに古いレンズをデジカメに付けて持って行きました。確かこの紅葉はNikkor S 3.5cm/f2.5 です。ニコノスにも使われた銘レンズを開放で使ってみました。

P1000535 こちらは Nikkor L 5cm/f1.4 をF4 で使いました。色づいた葉中心に撮りましたが、写真はこうやって見る人を誤魔化しているという見本です。 事実は写しておりますが、全体を見せていないと思われる報道写真にも注意したいものです。(^0^)

Cimg1271 帰路は珍しく乗車口の先頭になったのでこんな写真が撮れました。動画を撮るつもりが手違いでこの写真になってしまいました。(^0^;) ジェットコースターのような41度という急傾斜。気持ちの悪い落下感でした。

何とか帰り着いて一風呂浴びたところ、眠くて眠くて・・・ 書きながらうとうとしているのでこの辺でお終いにいたします。書き間違いがありそうですが明日読み直します。(ペコリ)


アスターホビー再訪

2011年11月09日 20時46分17秒 | からくり情報

 この1,2ヶ月は仕事に抑圧されている気分ですが、昨日午前中で一区切りするものがあったので、午後はリセットに鴨居のアスターホビーに押しかけました。 というか、仕掛品で部品をミスったのでこれの交換と潤滑油調達という大義名分があります。 仕事の邪魔をするのは間違いないので菓子折をぶら下げていくのは常識です。この件はすぐに終了。営業の木元さん、ありがとうございました。助かりました。(^0^)

そのあとは例によって社長さんのコンセントレーションを断ち切って雑談しておりました。目下、直々取材されたという北海道キマロキ編成の話が止まりません。マックレーはそろそろ具体的な姿を見せそうですね。私の興味あるのは雪を飛ばすロータリー車ですが、こちらはプラン状態でしょうか?これを好きそうな人の顔が浮かび、社長さんと偶然意見が合いましたけど、イメージの合致した方、クシャミが出ませんでしたか?

工場には話題の機関車が幾つか転がっていました。青い車体の Duchess of Atholl 46231 を始めて目にしましたが、再増産に付き試作開発費を含んでいないので随分安くなっているようです。

Cimg1244 色合いやレタリングはこれからのようでした。四気筒の強力な機関車なので手に入れた方はきっと大感激することでしょう。

その近くには私の大好きでノスタルジックを誘う機関車が出来上がっていました。

Cimg1248 JNR 9600 門鐵デフです。子供の頃よく目にした機関車ですが、佐世保線と云うよりも唐津線や筑豊に屯していました。長崎本線・佐賀駅を上り列車で出ると右側に転車台と機関庫が目に入り、そこに居た記憶があります。佐賀線も或いはこの蒸機だったかも知れません。キャブの下には筑豊本線の9600のようにメンテナンス用の矩形の穴を開けてありましたが、これは完成品のみのようです。

門鐵デフ:門司鐵道管理局仕様のデフレクター(排煙板)

この機関車にはいままで付いていなかった排水バルブが装着されていたので改造キットを注文しておきました。何時になるかは分からないそうですけど。

Cimg1251

水平の銅管が排水管で水位計から取り出されています。火室扉の下から新設のドレインバルブに導かれています。 本来はB型SHAY用でした。

シリンダーのドレインバルブの操作性も改善されてクリック式になり調子よさそうです。(左下円盤) 九州・博多駅?向けの高級仕様に進化させたとのことです。 門デフも分売化とのことで拝見しましたが、何だか高そうでパス。

お口直しにもう一枚9600を載せておきます。

Cimg1249

シリンダー横の空気吸入口が磨き出されていました。そういえば九州の蒸機はここが真鍮色だったことを思い出しました。他所の蒸機は黒く塗装されているようです。自分のはいずれ磨き出しておきます。

さて、屋上に面白いものがと云うお誘いで登ってみるとまだスケルトンと云ってもいい姿で大型機関車が走り回っています。

アメリカ向けチャレンジャの調整運転とのことですが、これだけは撮影禁止。合計すれば大人一人分の重さという貨車数両を牽引して快走しているのですが、アメリカ向けとしてはこの1.5倍が目標だとか。軸重配分、新型バーナー火力、潤滑油消費などをチェック中のようでした。 Dscn0928_2 

この写真は前回見せて貰った試作途中のチャレンジャーの下回りです。

大きな機関車が快走しているのは迫力ありますね。余裕綽々の走りでありました。米國のマレー型機関車はhuge と云う言葉がぴったりです。 重さは10kg以上、45mmゲージですら扱うのは大変なのでこれもパスだなぁー。(^0^;) いずれ 吉祥寺北裏鐵道の運転会で見ることを大いに期待しています。

ところで、最近の円高でなかなか辛い会社経営のようです。何とか円高を収めて以前のようにライブスチームが世界的に盛り上がるのを期待しているのですが・・・ せめて国内でもという話には、Gゲージ線路でもOKの 伊予鐵道クラウスが一番いい のではないかと思います。蒸機としての殆どの機能を持っているのは素晴らしいのですが、唯一の課題、ガス注入方法が簡便になれば云うことないのですけどね。 手持ちの注入アダプター数種を試そうと思っていますが、まだ手が回らずにノウハウ会得に至っておりません。(^0^;)

ライブスチームに興味ある皆さん。 クラウス はいかがでしょうか。 あ、決してアスターの回し者ではありません。数少ない日本発のグローバル企業には更に頑張って欲しいのです。

100_l6

アスターのサイトから頂戴したクラウスの姿を紹介します。(おまけ)

久し振りにライブスチームネタを書いてみました。とはいえあまり走らせていない私です。11月20日(日)の運転会はいいお天気でありますように。


ムシトリスミレ・ティナ

2011年11月05日 13時43分57秒 | 偶成

 なかなか書く気が起きない最近ですが、仕事のこともありますが、高尾山に登ったり、冬の準備で植え替えがスタートしたりでグッタリしているせいかもしれません。手がけている汽車ぽっぽも進んでいるのか後退しているのかなかなか捗りません。

カメラ師匠のOTOMENさんから一月ちょっと前にいただいた食虫植物・ムシトリスミレが開花しました。 名前からは想像できない可憐な花なのでボーッとして眺めるのもいいですね。これから順次花芽が伸びて咲き続けるようなので楽しみです。

Dscn8219 すみれ色ですが姿はスミレとは違っていました。プロジェクター付きデジカメで撮りました。

全体像はこんなものです。こちらは古いNikkor5cm/f1.4で撮ってみたらこの写りです。f4だったので葉がぼけております。

P1000527 これから越冬させるわけですが、私の部屋で暮らすので寒いかも知れません。様子を見ながら置き場所を選定していきます。

ちなみに我が家に来た頃の姿はこのようにあっさりしたものです。

Dscn8025

食後の一服中にメモしておきました。