からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ボケの花

2009年01月31日 23時39分27秒 | 園芸

 昨晩、最後にいた職場の仕事仲間二三人と半年ぶりに赤坂のウェーバーハウスというオーストリア料理店で盛り上がりました。久しぶりに仕事絡みの話をしたせいか若返った?気分でした。(笑) この店には遊び仲間が直輸入ビールを納めているので美味しいのです。もちろん料理もドイツ直伝とかでお隣の席ではドイツに駐在したと云うグループが大宴会をして盛り上がっておりました。「まさか東京でドイツと同じ味のザワークラウトが食べられるとは思わなかった。」という声が聞こえていました。この宴会のおかげで我々はシュナップスを飲めませんでした。底をついてしまったようです。

で、本日は仕事お休みモードで家周辺をブラブラしておりました。しかしながら午前中は強い雨風、玄関ドアを開けようとすると風に押し戻されるような感触に驚きました。日差しがちょっと戻ったタイミングで買い出しに外出し、ふと見上げると木瓜の花が咲き始めています。びっしり付いた蕾もだいぶ膨らんでいます。木瓜酒を作ることが出来るほど果実を付けてくれるのを期待しているのですが、この数年収穫量が減ってしまい実現できません。数年経過したものは意外にいい果実酒に変身しています。 今年はどういう結果になるのでしょう。

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 そういえば蜻蛉池が久々に雨水で溢れていました。だいぶ降ってくれたようで春も近づいたようです。土の上をよく見るとあちらこちらで新芽が出てき始めました。 蛙が出てきそうなお天気具合にそろそろ蜻蛉池日記を再開する季節がやってきたなと感じました。 毎年途中で尻切れ蜻蛉になってしまうのは日記のネーミングが悪いのではと思いながら頑張らずに書いていくつもりです。

今日はカメラを持ち出さなかったので数日前に撮っていた写真を載せてみました。


一服してます

2009年01月30日 14時34分45秒 | 偶成

 仕事モードに入って積み木崩し状態が続いてしまいます。 この一年面倒くさがっていたことのツケであります。 従って自分に返ってくるのは当然のこと、と云うことなのでお仕事パソコンに向かい、一段落させて、あり合わせの昼食を終えてマイパソコンを開いたところです。 さて、一服したら残りのお仕事です。 雨の日に家に居る時はいつもこのようなパターンになりがちなのが年末以来の行動です。

早めに終えてちょっとは我が工場を視察した上で出かけたいのですが、うまく事が運ぶのやらと云う作業状況です。

工場では路面線を敷設し、専用軌道部分のバラスト撒きが残っています。全体の光景をどうするか、暇暇にあれこれ参考になるサイトや本を眺めていますが、やっぱり面白いのがジョンアレン氏のG&D鐡道です。同じ光景を望むべくもありませんが、ほんの一部のシナリオプランは頂戴したいと思っています。レイアウト上に存在する人物の多さは圧巻です。参考になるシーンは、我がパソコンに記録してあるのですが、それを参考にして工事に入るにはまだちょっと時間が必要です。此処でも精進不足を感じてしまいます。作りかけで恥ずかしいのですが、組み立て式バス停を組み込んでみました。道路を本物らしくするのはこれからです。それから道路がまだまだ続くように林を作るという途方もない作業も待っています。

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これを昨年来ポツリポツリやっているのでエンドレス作業になっています。まさにレイアウトには終わりがないという諺に取り付かれてしまいました。 その合間に仲間内で云う銀座の伏魔殿に行って世にも不思議な機関車と対面し、工場で整備というパターンが出来ているのも進捗の遅れにつながっています。 中古コーナーで見つけた由緒不明の豆ディーゼルです。古いものですが動くから感激です。一通り分解掃除をしましたが、どのような物語を与えようかと今から悩んでいます。こういう悩みは歓迎ですが、ふと現実を思うとため息が出そうです。(苦笑)

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さて仕事に戻らねば。


農園仕舞い

2009年01月26日 10時43分41秒 | 園芸

 今日も東京はいいお天気です。冬型という天気図になると太平洋側は抜けるような青空であると意識したのは昭和52年からの札幌住まいでした。 吹雪の中から東京に事務連絡すると「いいねぇー札幌、いいお天気だろう。」と脳天気なことを云われた時でした。 東京が晴れていると日本海側は大雪か吹雪、ご苦労様です。

といいつつ今日も室内作業、成績表に納税に向けての事務処理にと泣いております。 愚痴るとタイトルから次第に遠のくので元に戻りまして。(汗)

昨日も好天、成城学園の貸し農園を終わらせてきました。実は1月末で来年度に備えて3月まで農園が閉じられるので最後の収穫でした。一人では大変だったので久しぶりに家人とお出かけし、白菜、玉葱、大根、蕪などを両手一杯抱えてきました。おかげで夕食は白菜を山ほど入れた豆乳鍋に舌鼓を打ちました。 ところで、晩秋以来作物の伸びはピタリと止まり店頭に並ぶ野菜のようにはなりません。大根や白菜のように寒気に強いものは大きくなりましたが、小松菜、ホウレン草はなかなか大きくならずつまみ菜的なサイズです。 最近の農業がいかに熱エネルギーを使っているかを実体験しました。冬場に青物をどんどん食べると云うことは炭酸ガスをまき散らしているのですね。 白菜や根菜を食べねば(笑)

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最終日の畑です。冬越しさせられないのが、欠点です。

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そして収穫後は3月と同じ状態に戻りました。

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次第に寂しくなりました。私らはこれで入園することはありません。お世話になりました案山子君。遠くの富士山もニッコリ?

 と云う今までにない経験をした農園生活でしたが、来年度は撤退することにしました。小遣いも理由の一つですが、なかなか時間がなくて自宅の庭が荒れ放題になってしまいがちなのが大問題でした。 従って今年は自前の場所をきちんと管理することに家族で決めた次第です。 なかなか得難い経験をするアグリス成城でありましたが、涙をのんで一時休止することとします。土と種がしっかりしていると恐ろしいほどの収穫があることも知りました。我が家で果たして可能だろうかと思いつつも二年目のチャレンジしてみようと思っています。

入り口からも水場からも近いいい場所でありました。次の持ち主はきっと楽しんでもらえることでしょう。 今年は価格を色々傾斜させるそうです。近くの方、いかがでしょうか?


本日休業

2009年01月22日 21時36分29秒 | 偶成

 今日一日またまたボンヤリしていました。午前中整体で体をほぐしてもらってボォーッ。 体がまたガチガチです。パソコンに向かい過ぎが続いたせいのようです。仕事、講義向け、そしてネットとパソコン三昧でありましたが、 何事も過ぎたるは及ばざるが如しとはよく云ったものです。 そういえば昨晩は、古い仕事仲間との新年会でついはしゃいでしまいましたが、その反動でしょうか? 昨日の万歩計は18,000歩を指していましたが、朝の講義に始まり夜の宴会まで重い鞄を抱えてうろついていたので疲れるはずです。(苦笑)

 という次第で本日は趣味も含めて全て休業と云うことにして寅さんビデオを鑑賞。あのボロ市で300円也のものですが、中身は寅さんであることには代わりがありません。自分が生きてきたものの既に歴史の中に組み込まれた昭和の雰囲気を久しぶりに味わいました。そうか、柴又に久しぶりに行ってみるかとも思いました。 ボンヤリしたことで明日から何とか頑張ることが出来そうです。

といいつつ資料を作ったり、買い物にも行ったような記憶があります。(汗) 此処を書いていることも実はストレス??? 


pomeraが来た

2009年01月20日 21時15分09秒 | コンピュータ

先日、新宿へ出たついでに勢い余って買ってしまったのがこの文章を書いた携帯テキストエディタマシンのpomeraである。事務機メーカーのキングジムが売り出して、一時品切れが続いていたツールである。

 これまで愛用してきたWindowsCEマシンのドコモ・シグマリオン3が使用途中に電池切れという電池寿命に行き当たってきた。ところが、既に販売を中止して電池の入手が困難となり恐らく一年後には携帯することが難しくなりそうである。その対策としてミニパソコンを購入し、この半年活用してきた。特に大学での講義では直接プロジェクターに出力出来るので重宝している。
しかしながら、ノートパソコンより小さくなっても1kg弱あると重く感じられる。 特にぶらり旅に持ち歩いてちょっとしたメモを書く目的では立ち上げ速度を含めるとシグマリオン3の軽快さには遙かに及ばない。

このストレスから逃れるにはと思いついたのがさる人が入手したというpomeraである。どのような使用実績が出るのかこれからが楽しみである。

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気分が高揚するようにとオレンジ色を選んでみた。畳んだままだと携帯辞書程度の大きさである。

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折りたたんだものを拡げるとご覧のようにモノクロディスプレイとフルキーボードが現れる。ちょっとしたからくりであろう。 これだけでは中途半端であるが、つかってある辞書がATOKであり、十数年愛用しているものなので辞書に飛びついた次第である。普段はマイクロSD経由でパソコンとファイル交換するが、USB経由にすると外部メモリとして扱うことになる。

数日間使用しての感想であるが、気になるのは、扱えるファイルサイズ(文字数)が小さいことである。シグマリオンで書いていた文章が文字数オーバーとなり分割せざるを得なかった。2GBまでのマイクロSDを扱えるというのにそれでは片手落ちである。せめて青空文庫サイズのファイルを読める閲覧機能には耐えて欲しいものである。

携行時に電源オンオフを繰り返すことから電源再投入時に以前のカーソル位置を保つレジューム機能も必要と思われる。元々テキスト編集のみを目的に作られてツールなので多くを望むわけではないのであるが、編集機能はもう少し強化する必要がありそうである。 フルキーボードも落ち着いた場所では使い易いのであるが、両手に抱えて使うには折れやすいこともあってシグマリオンのキーボードが最適であることが今頃分かった次第である。  このような感じで突然鞄に入ることになった軽快エディタなので上手に使ってみようと思っている。

珍しく電子ツールの話題とした。


のんびり

2009年01月17日 09時49分58秒 | 偶成

 半年ぶりに土曜日の朝のんびりしています。と云うのも土曜日は講義日で今の時間は、資料準備でドタバタしているのですが、本日はセンター入試のため休講です。私の行っている豊洲地区では試験は実施されないのですが、学生部が動員されているようで閉鎖とか。もちろん常勤の先生も交代で出ているとか。ご苦労様です。 受験生の諸君の健闘を祈ります。

土曜日のTV番組を見るのも久しぶりでぶらり途中下車の旅が流れています。この番組を見る機会が減ったので私のぶらり旅も低調気味です。鎌倉まで行き友人の店でお茶して次へ行くというパターンが減っておりますが、近々再開しようという気になっています。 とは云え年度末に向けて宿題も色々なのでまずはこれらを片付けたいと思います。一服すれば積み残しやら悩みが浮き上がるのも性分なのでいかんともし難いですね。楽しいことを思いつかなければと自省します。 春の青春18切符で横川鉄道記念館?と夏の熊本-人吉蒸気機関車の旅の企画がありましたが、さてどうなることでしょうか。

珈琲を自分でお代わりして次の一歩を踏み出すこととします。(苦笑)

そういえばそろそろ雛人形を準備しなければと思い当たりました。これも一服の効用でしょうか?


吉祥寺北裏鉄道新年運転会

2009年01月15日 10時31分17秒 | ライブスチーム

 年が明けていつの間にかボロ市の季節になってしまいました。今日・明日と何とか出かけたいボロ市ですが、本日午前中は放棄試合となっています。

そんな中、忘れないうちに書いておきたいのは1月11日に開催の吉祥寺北裏鉄道の新年運転会です。またまた楽しめたのでいい一日でした。それに私の新車も無事デビューさせることが出来てホッとしたところです。このブログでは動画を扱えない?ので排気音も勇ましく動いている様をお目にかけられないのは残念です。 それに自分のカメラで撮ったのはほんの僅かです。例によって事務局長のS堀さんの名ショットを一部拝借しての記録です。

着いたのは、いつものことながら11時近くなので早朝運転組は既にワンラウンド終了してしまい何台かの運転は見ることが出来ませんでした。

Dc011311 こんな具合に準備を始めてしまうと暑さ寒さや他の人が何をやっているのか全く目に入りません。(汗) これは手元を見ると燃料を注入している場面のようです。

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上のようにとにかく自分の機関車を走らせなければと準備をし、圧力が上がったところで、丁度運転終了だったK田さんのドイツ客車6両をそのまま借り受けましたが、重さは20kgはあるとのことです。ぶっつけ本番で大丈夫だろうかと思いつつスタートすると見かけによらない大きな排気音で走り始めました。三気筒エンジンの排気を集束し4本のノズルと太目の煙突の効果かも知れません。燃焼も順調です。ただ、注水の要領が分かっていなくて満水気味だったので立ち上がりはちと混乱してしまいました。

走らせて分かったトラブル、写真でも分かるように先台車の後輪が全く回転していません。これは台車のセンタピンを止めるワッシャーが偏心していたのでスライド溝と噛み合ってしまって前のめりになっていました。走らせてみて分かる問題点です。これを直してやっと完成と云えます。昨年9月から始めた作成記録にもやっとピリオドが打てました。ひょんなことで入手した著名なUさんの遺品でありましたが、無事完成させて走行させることができました。きっと喜んでいただいているだろうと思います。(合掌)

くりさんが1/24縮尺の巨大なC62の石炭焚きに挑戦し、無事走行させていましたが、自分のに忙しくてゆっくる見る時間がありませんでした。(汗)急カーブも無事走り抜けていたので万能機関車になったようです。さすがに石炭焚きにはラジコン装置は付いていないようです。

トリで走っていたのは、Y野さんのキングジョージV世です。四気筒とは思えない優美な車体ですが、10両?程度の重いグリーンの客車を悠然と牽引する姿には感心しました。

Dc011302_2 姿に似合わずシレーッとして走るのは英国機関車の特徴のようです。日本型のヒイヒイハーハー云いながら走る印象とは違うなと云うのが正直な感想です。ウサギ小屋住まいと云われてしまう所以かなと密かに想像していました(苦笑) 

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運転準備中のキングジョージVです。外側シリンダー弁室前方から内側シリンダー弁室用の駆動軸が出ています。これで僅かに四気筒であると云うことが分かります。先台車の形状も一般のものと全く違っています。よくできているなぁ-この機関車と勝手に納得していました。

私が真面目に見た機関車のみの紹介となりましたが、新年とあって様々なものが走っておりました。今年も楽しく運転会が出来るといいなと語り合った一時でありました。 泥沈さんとわちさんぺいさんのお話、これも後日談を楽しみにしています。 そういえばちょっとだけ存じ上げている下田さんと云う飛行機イラストレイターさんのお話もありました。 帰路、「お年賀だよ」とオーナーのTさんから人参をワンパック頂戴しました。美味しくいただきました。ありがとうございます。

今年も安全運転、会員の皆さんよろしくお願い致します。


駅弁大会

2009年01月09日 20時38分25秒 | 地元ネタ

 新宿に用が出来たので冷たい雨の中を新宿まで渋々出かけました。とても寒い・・・・

帰路、京王デパートを通りかかると駅弁大会の案内があります。「そうだ、TVでやっていた。」と云うことを思い出して青春18切符代わりに突入しました。(笑) 家には夕食は駅弁と連絡し、買い込むことにしたのですが、雨の中というのに店内は行列だらけです。結局買いたい駅弁は幾つか断念し、比較的簡単に買えた福井駅のカニ飯、鹿児島本線折尾のカシワ飯、出水の牛肉ワイン煮弁当、富山県氷見のブリカマ弁当をぶら下げて帰還しました。ついでに名古屋の守口漬けも持って帰ったのですが、生姜の守口漬けを珍しく思いました。

そんな中新宿駅で酔考さんとバッタリ会ってしまいました。何処にも行きませんでしたけど。お互い悪いことは出来ないものです。

で、先ほど駅弁夕食を終えたのですが、一番評判がよかったのはさすがに氷見の鰤、昨年五月に氷見へ行ったのですが見あたらなかったのは既に鰤漁が終わったあとだったからのようです。この駅弁はお薦めだと思いました。¥950。 他のものも程々の味。久々ユニークな夕食となりました。 厚岸のかき飯を食べたかったのですが、此処はすごい行列でした。

たかが駅弁されど駅弁、駅弁で街作り会社作りをやっているところもあるんですね。 そういえばこの夏八代で味わった鮎屋三代が出店していませんでしたがどうしたんだろう。 固有名詞が出てくるお店は羨ましいなと思います。 もちろん荻野屋の峠の釜飯はありました。 が、高崎のだるま弁当がなかったのはありふれているからでしょうか?

などなど舞台裏を色々探りたくなります。

明日の講義帰りに寄ってみるか、夕食は一人になりそうだし。(苦笑)


珍品到来

2009年01月08日 23時19分52秒 | 鉄道模型

 お屠蘇も抜けて仕事を始めたのですが、毎日固まってパソコンと睨めっこ、そのおかげで肩・腰が張りまくってしまいました。 今朝は久しぶりに整体へ行ったのですが、すごく固まってしまいましたねと云われる始末です。じっくりほぐしてもらってちょっと復調しましたが、パソコン作業は休止して資料整理としました。 サボった時間を一気に取り戻そうとすると必ず無理が出ます。プロジェクト開発も一緒ですね。(苦笑)

ところで、からくり生活も年末年始とあって低調でしたが、オークションを少々楽しんでいました。ちょっとの手間で小さな9mmゲージの汽車ぽっぽをという次第です。入れ込んでしまったモノもあって全てを安価にとはいきませんでしたが、総じて満足です。(笑)

30年来忘れられなかった珍品が入線するという幸運もありました。総分解し元の性能を発揮するように手を付けているところです。これらの小さな汽車を扱って感じたのは30年前の日本製が今でも再生できることです。分解修理を前提の構造なので実に細かなところまで掃除できます。最近のモノははめ込み式が多く、分解そのものが困難な場合も多く、製品がブラックボックス化されているようです。 手作り感が残っているこの時代(S.50年代初頭)の日本製はいい品物だと思います。 この時代の金型が中国製となって出回っていますが、似て非なるモノとなり、牽引力が激減している機関車を数年前に入手しています。微妙な製造差が大きな製品品質の差を引き起こしています。製造部分だけを真似ると結果的に碌なモノしかできないという世界の縮図を模型でみています。

Dc010448 この機関車が30年待ち望んだ9mmゲージのユニオンパシフィック鐡道(UP)のガスタービン機関車です。日本の関水金属今、KATO)で作ってアメリカに輸出していたモノです。もちろん今でも快走します。モーターのブラシまで分解掃除したので当時の状態に戻っていると思います。

Dc010519 分解したモーターのブラシ、使用回数は少なかったようですが30年の汚れが溜まっていました。

日本には存在しなかった機関車で機構的にも興味を覚えていました。飛行機用のジェットエンジンで発電機を回し、その電力で台車に付いた電動機を駆動します。開発されたのは1948年で1969年まで使われていたようです。 この模型の実物は1954年に開発のUP61という型式の第二世代機で車体横に歩み板が付いているのでベランダというあだ名が付いているとWikipediaにありました。これ一台で5000馬力、最後は8500馬力までパワーアップされたそうです。なるほど(汗)

アメリカに限らずイギリス、ドイツなど鐡道先進国では蒸気、ガス、石炭粉タービン機関車や自動車と同じポペット弁式蒸気機関車を開発したりして外燃、内燃機関車方式の能力限界まで引き出しつつそのノウハウを蓄積していたようですが、我が国鉄は一度制式化すると大きく変更することもなく、臆病なくらい同じメカを使い続けました。 メカマニアから見ると実につまらないことですが、確実に動くことを選択し繰り返し使い回ししてきたようです。 どうやらこれが日本のDNAで今の企業にも政治にも脈々と受け継がれているようです。現代の企業活動にも思い当たることばかりです。変え得るのは情けないけど外国からの刺激です。(苦笑)

こんな機関車何故考えなかったか?と問えば出来ない理由が色々びっしり並びそうです。新しいことを嫌う、やっぱり稲作民族でしょうか? ということをメンテナンスしながら考えていました。

Dc010513 さて、模型の中身はこんな風になっています。Nゲージの初期製品ですが工夫しながら作ってあるので素朴さが見て取れます。最近の技術で再設計すれば大変面白い構造になると思います。

近年ではメイドインジャパンの9mmゲージがめっきり減ったような気がします。目を見張るような日本製品を作ってもらいたいと思います。 ライブスチームでは今のところアスターが第一人者ですが、さていつまで頑張ることが出来るのかと不況を見つつ気になっています。 ふと思いついた模型ネタでした。


仕事始め

2009年01月06日 22時44分31秒 | 偶成

 新年になったと思ったら早くも松の内も過ぎ去りそうです。このブログもお屠蘇のなせる技かすっかりお休みしてしまいました。この間、初詣のハシゴ、百貨店のレジに目をむいたりといつもになく落ち着かない正月を過ごしてしまいました。 とは云え自発的ではなく今年年女である家人の厄払いにお付き合いした次第です。

そんなこんなしているうちに仕事始めとなり、昨日今日と真面目に家の仕事をしていました。(苦笑) その合間に外出し瞬間技で用を済ませてまた仕事、もう一息で一山越えます。 今朝一番には、乾燥続きの正月で心配だった貸し農園の水撒きに行ってきました。富士山がよく見えており、遙か向こうの御殿場線に思いを馳せた次第です。

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農園もすっかり冬支度で寂しい風景です。とりあえず今年度一杯のつもりですのでこの風景もなかなか見ることが出来ないだろうと思います。

Dc010604 我が家の畑もすっかり寂しくなりました。右奥の白菜が元気です。

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案山子が目の前にいるので多分同じ角度からの風景です。 時間的に厳しくてこの楽園を断念しました。その代わり自宅開墾で野菜収穫をやってみようと思っています。多分雑草と虫達との競争が始まると思いますが、成城まで行く時間で何とかなるでしょう。 日頃のまめさが勝負です。

本日は水遣りだけ、慌てて家を出たものだから会員証も忘れてしまうという始末でした。水遣りのために一時間強抜け出して帰宅。今年の初仕事の一つでした。 

あと何やったのかなぁ-。色々あったのでまたそのうちに。