連休もあっという間に終わり、普段の生活が戻りましたが、そうなると色々宿題が見えてきて憂鬱になり始めたところです。 これでは研修内容が消えてしまいそうなので慌てて走り書きです。
23-24日と日本庭園鉄道・JGRの運転会いや研修会への参加してきました。 昨日から何を持っていこうかと迷っていたものの、結局もっとも実績のある九州型9600を持っていくことにしました。2-8-0の車輪構成、通称コンソリデーションです。この世界に再びはまることになった引き金の機関車です。詳しくはHPをご覧下さい。(笑) 運転会初日からJGR会員の方々はフルスロットル模様です。 非会員の私はおずおずと車庫に機関車を乗せておりましたが、慣れるに従って会員もどきになり、遠慮無く遊んでしまいました。 実はかなり存じ上げている方も多かったせいでもあります。
二日目の写真ですが、ずらりと集まった45mm機関車、右手前が私の九州型9600です。
会員の皆さんは大型機の運転、複雑なポイントの管理、イベント進行と忙しそうで、旧知の伊豆エメラルド鐡道の社長さんは三日間改札係でした。おかげでゆっくりお話しする時間がありませんでした。 会員の皆さんが忙しくされている結果、線路は意外にも空いていて非会員が腹一杯楽しむことが出来ました。 初日は10数両の貨車を牽引し、四回も運転できました。もっとやれたのですが、広大な線路に沿って走り回るので疲れてしまいました。 メタボ解消にぴったりの趣味であることを思い知らされました。(笑) 更には、2-3kgあろうという牽引車両を24両に増やして走らせたところ、この編成でも余裕を持って走りました。しかも餘部鉄橋と呼ぶ高架から勾配線にかけてもドラフト音も勇ましく走りきったのは大収穫でした。 この機関車の性能の良さを製作後5年も経過して確認できたわけです。
今回はTさん持参の北海道型9600との重連も実現し、こちらも満足行く走りでした。二日間走り込ませましたが、事故もなく運転を終えることが出来、ホッとしました。やはりもう一台持っていけばよかったかなと思っても後の祭りです。それに運搬手段が大変なのでこれでよしといたします。夜の部は機関車と同様にアルコールを燃やしすぎて暴走気味でしたが、楽しい修学旅行でした。(笑)
小さな絵ですが、餘部鉄橋にかかるうちの機関車です。高さ3m程度?よくぞ走ってくれたという場所です。 後方は127mmの本格的鉄橋です。
ここで牽引していた貨車は下の写真のものです。普段の運転では経験できない長さです。いい経験をさせてもらいました。
AさんのBigboy、本物も大きいのですが、模型の大きさも半端ではありませんでした。広大な線路を快走していました。
と、忘れないうちに走り書きです。このような運転機会を提供していただいたJGRの皆様に感謝申し上げます。 ありがとうございました。
せっかくですので数枚追加しておきます。 これはOS製127mmの強力マウンテンです。20人?程度を乗せて軽々と動いていました。
何故か電気機関車、ペンシルバニア鐡道のGG-1が快走しています。パンダグラフを上げると建築限界を越えるので下げています。電動ラジコンですが強力な出力を誇っています。
エンジンで発電機を回しその電力で車軸に付いたモータを駆動する本物と同じ機構のワダワークス製のディーゼル特急ゼファー号です。排気の煙も勇ましく走り抜けていました。この模型を見たのは初めてでした。
とても珍しいプロイセンのタンク式マレーBR96、機構も本物そっくりに作られており、このブログで紹介するに値します。(笑)
両サイドの水タンクや煙突前の給水温め器も生きています。 この小ささで給水する水を温めるという機能があるから驚きです。 この機関車は後方のシリンダーで使用した蒸気を前方のシリンダーで再利用する複式マレーとあって動かすことがなかなかの難物です。持ち主の泥沈さんの苦労も並大抵ではなさそうでした。 凝結水抜きがもっとも面倒なようで、起動を楽にするための蒸気ルート制御用コックが付いています。 低圧力がかかる前方シリンダー直径は大きく、ボイラーからの蒸気を直接利用する後方シリンダー直径は小さく作られているのも作法通りです。思えば、この頃のアスターには面白い製品が多かったと思いますが、同好の皆さんいががでしょうか? 若かりし昔は手を出せずに臍を噛んだことが何度もありました。(汗) それはさておき、小容量の水で1週100mの線路を二周するという拍手喝采レベルの結果をあげられたようなので持ち主はご満悦されていることと思います。
次は、優雅に餘部鉄橋を渡る英国のA3です。客車も本格的な編成でした。 三気筒エンジンの強力パワーながらも見かけはお淑やかな風情を漂わせています。JGR会員Kさんの機関車です。そういえば前日はベルさんの流線型A4も走り回っていました。
楽しい宴会列車を作っている方もおりました。こんな旅をやりたいものだと青春18切符を思い浮かべていました。
この他にも馴染みのある機関車から珍しい機関車まで様々でした。更には、重量級機関車が高速で走行しても安定している長大な路盤には感銘しました。全貌は更に様々なものが集まっていましたが、運転に追われてしまい偏った報告になってしまいました。日本庭園鉄道というキーワードで探していくと更に色々な機関車の運転模様を知ることが出来ると思います。特に大型機関車には素晴らしいものが集まっていたようですが、この紹介も省略させてもらいました。(以上)