からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

脳内は連休

2009年04月30日 20時25分20秒 | 偶成

 世の中は連休モードでありますが、連休には関係なくなった私にもそのオーラが伝わるのか脳内は連休モードであります。そういえば赤瀬川原平氏のステレオ写真集、脳内リゾートという言葉を思い出しました。(笑) それはともかく物の置き忘れ、行方不明頻発の我が家になっています。お客があったのでいつものパターンで片付けられないせいなのか意外なものが見あたらなくなっています。その極めつけがお箸、家人と私のが一本ずつ不明、一体どうしたのだろうかとこの数日謎解きに巻き込まれているところです。 連休到来とこの暖かさでボーッとしている状態です。 連休ボケってこれを云うのでしょうか? それとも歳のせいというか健忘症? 嫌だなぁ-(苦笑)

 昨晩は身内の月遅れ誕生会でした。折角の季節なのでバーベキューとしたのですが、結果的には燃料不足でクレーム発生。まだ残っていそうだと木炭を追加購入しなかったので料理中に尻切れ蜻蛉となってしまい、家族が期待していた焼きそばは中止となってしまい残念無念でした。 燃料が足りないかなと思った勘が当たってしまいました。思っただけでは何の役にも立たない事例でした。

とは云え家族で火を囲んでの食事はなかなか味のあるイベントでした。料理当番は忙しいのですが、近々またやりたいなと思いました。

この日はデジカメが行方不明となり写真がありません。 連休モードのせいのようです。今日になり伊豆旅行で使ったリュックの中から出てきましたが、やっぱりおかしいようです。

昨日の昼食と夕食、思い出せますか?  さて、お昼は何だったかなぁ-?


新緑の伊豆

2009年04月28日 09時09分57秒 | 旅行記

 連休は物理的にも心理的にも旅行は避けたいと思っていたので日、月と初島へ渡るつもりで家を出発。 ところが横浜近辺で「強風のため船が欠航です。」と宿から連絡です。「どうなさいますか?」と云われてもねぇー

という次第で移動しつつ系列の宿が予約できたので伊豆高原地域へ変更して初物地域旅行(私は)となりました。海の真ん中にいるのと緑の中にいるのとでは精神的効果が全く違うことを認識できたのが効果と云えば効果。海では時間がのんびり過ぎるので眠くなるばかりですが、山では頭が活性化、本を読んでも眠くなりません。持って行った本が珍しく前に進みました。(苦笑)

Dc0427104 伊豆大島が目の前に見えます。こんないいお天気なのに海には白波、休日に多いプレジャー船は当然のことながら見えませんでした。

Dc042786 近くの小室山の躑躅は満開です。が、リフトは休止、折角の富士の眺望も低い場所からになってしまいました。

翌日は、570数メートルの大室山の山頂からの360度のパノラマです。時間の経つのを忘れ楽しんでしまいました。火口縁をグルリと回れるのでいい運動になります。前の日は当然のことながら強風でリフトは止まっていたようです。

Dc0427173 伊豆七島の一部も霞の中に幾つか見えます。

Dc0427194 熱海方面もご覧の通り、渡りそこねた初島はもちろん三浦半島や房総半島もボンヤリながら見えました。陸地のある場所には雲が乗っかっています。

Dc0427190山頂には火口跡が、その中はアーチェリー場でした。まあそれはともかくその先には相模灘と湘南に続く景色が拡がっており心の洗濯が出来たようです。

残念ながら富士山は雲の中でありました。富士のお山はやっぱり冬の名物かも知れません。

連休前なので日曜日でも渋滞もなくスムーズな移動が出来て何よりでした。確かにETC休日割引でなにがしか安くなっていることも確認できました。

さて、連休は混まない近場に格安旅行を思案中です。酔考さんが熟慮されていることと思います。しかしながら昔の穴場と思っていた地域が掘り起こされてしまいましたので行く場所を見つけるのも至難の業になりました。東か西かどういたしましょうか???


蒸気機関車が新調された

2009年04月25日 23時53分47秒 | からくり情報

 午前中は赤堤生涯学習センターのスタッフ会議がありました。いつの間にかサポートスタッフのサポートが外れてしまい本チャンへ・・・・酔考さんは会計担当へ、お互いにトホホホでありますが、無理せず頑張りましょう。この件はまた別途ご紹介致します。(汗)

ところでこの数日の私のニュースは、イギリスで蒸気機関車が新規製造されたという話であります。企業というよりNPOのような組織が製造したという立派なものです。 実はこの話については全く知りませんでした。 本日、4月25日(土)は、JR九州熊本-人吉間にもと「あそボーイ」だった8620が大改修を終えて「人吉号」として新生復活する日であることが気になっていました。 8620をほとんど作り直したJR九州も偉いのですが、真っさらの蒸気機関車を作った英吉利は更に立派であります。 国鉄マンのお宝である蒸気機関車D51の空釜を焚いてしまったという大事故を見るにつけてJR東日本は、英吉利の鐡道愛するマンの皆様の爪の垢を煎じて飲むことをお薦めしたいものです。駅ナカお金儲けやDBのことばかり気にしすぎなのかも知れません。噂ではボイラーがほとんど駄目になったのでしばらく復活できないようですね。産業記念物の機関車の修理模様もしっかり知らせて欲しいのですが、なかなか出てきません。

それはともかくイギリスで新調された蒸気機関車は、A1という車輪配置4-6-2のパシフィックです。日本のC57と同じ型式ですが、フレーム内にもう一気筒備えた三気筒エンジンです。従って普通の二気筒機関車出力の1.5倍あります。更に120度位相で動作するエンジンは出力配分のバランスを採り易いので滑らかで高速走行が期待できます。日本には戦前コピー製造したC53という機関車がありますが、製造・維持ノウハウを十分習得しないまま運用したので評価は今一つでした。ところがこの型式の機関車はいまだに敗れない蒸気機関車スピード世界記録を持っているのです。イギリスの流線型A4マラード号という機関車が1938年7月3日に時速126マイル(時速202.7Km)という記録を歴史に刻んでいます。

というように想いはどんどん広がります。 随所に新技術を取り込みつつ蒸気機関車を新調するイギリスの底力には感心します。蒸気機関車発祥の地という誇りと大英帝国を作り上げた原動力である蒸気機関に対する親しみがあるのでしょうか。

翻って我が国をみると、A1製造に要した費用は6.3億とか、金だけの問題ではありませんが、昔の故郷創生資金を数か町村でまとめれば二度はじけたバブルを越えうる蒸気機関車を何台か作っておけたのにと考えてしまうニュースでした。

蒸機の新調と更には三気筒エンジン製造は数十年先まで継承できる技術を育てたことでしょう。伊勢神宮の式年遷宮にも通じる話です。技術は30年で途絶えてしまうというお話です。

著作権がよくわかりませんので写真を掲載できません。冒頭のニュースサイトには動画もありましたので興味のある方はご覧下さい。イギリスの正規サイトは

To build and operate a Peppercorn class A1 Pacific steam locomotive  

です。こちらには更に詳しい話がありました。もうしばらくすると人吉号の話とともにメディアに登場することを期待しています。


アーケード街

2009年04月22日 21時32分01秒 | ぶらり旅

 お昼過ぎに新宿まで出たついでに埼京線で足を延ばして十条へ、特に目的があったわけではありませんが、アーケードをぶらりと歩いてみました。前から不思議で仕方ないのですが、東京の東の地域はアーケード商店街が多いように感じています。もちろん西には全国的に有名な武蔵小山のパルムという大規模な商店街があります。

Dc042218 ここ十条もこんな具合に長い商店街が続いています。歩いているうちに先日歩き回ってきた京都の錦小路を思い出しました。さすがにあの賑わいはありませんが、何となく相通じるものがあるような・・・

東方面では、十条の他に三ノ輪、赤羽、浅草というのを思いつきますが、実はもっとあちらこちらにありそうです。アーケードは維持していくのが大変だと思いますが、町の顔として定着させることに成功した地域は大いに栄えているようです。反面郊外に出ると大店の出店のせいでシャッター通りに化したところもあります。町を歩き回ることで現在の世相が見えてくるから面白くかつ侘びしく感じてしまいます。

十条商店街は活気充分、ただ自転車で走り回る小父さん小母さんが多いのは残念です。これは三ノ輪でも見た光景です。 何気なく行った町で お茶のよさそうなものを買って帰りました。

ついでですが、かえりみちに自分の商店街でお米が切れていたのを思い出して佐賀産の「夢しずく」という米を精米して買ってきました。初めてです。さてどんな味がするのか楽しみです。


松の剪定

2009年04月21日 08時45分57秒 | 園芸

 昨日とは違い今でも泣き出しそうな空模様です。三年前のこの季節は、会社を辞めた嬉しさに連日剪定作業に勤しんでおりましたが、そのおかげで腱鞘炎になってしまい手が殆ど動かせなくなったことを思い出します。 今でも無理をすると手が重くドキッとしてしまいます。という状況なので手首の調子を見ながらの農作業です。 とはいえ、年寄りから引き継いだ地植えの松数本を剪定していました。 毎年芽摘みを欠かさなければ数十年経っても盆栽の状態です。 この芽摘みは毎年のノルマなのでこの季節になると自然に目についてしまいます。 指にチクチク来る松葉の刺激が体にいいのだとか、三度芽摘みをやることで松葉が短くなって盆栽仕立てになる等々死んだ祖母に云われたことが思い出されます。 この三度の芽摘みは意外に大変で、祖母がいなくなって以来不徹底なので不格好な姿になっています。 剪定をまともにやった箇所は確かに短い松葉になっていますがほんの僅かです。 職人仕事は根気の積み重ねと思わされる松の手入れで松は金食い虫と云われる所以であると苦笑いしています。 今年こそ自分の手でまともにしようと思い、「伸ばしたい芽は長目に、止めたい芽は根元から」と呟きつつ二時間程度の作業の結果2本半終了しました。 どうやらこの辺が手首の限界なので店仕舞いです。 その間家人は春の植え替え作業に熱中していました。が、根菜の間引きや買ってきたハーブ苗が間違っていたなど等々色々悩んでいたようです。 そのせいか夕方不調になってダウン。お天気のせいもあるのか本日は寝込んでしまいそうです。(汗)

当方は10時からお仕事なのでこれから準備して現場です。朝食を終えて一服、その合間にこれを書いています。昨日収穫した大きくなってしまった九条ネギを煮付けて食べました。もちろん自炊であります。(苦笑)


吉祥寺北裏鉄道4月運転会

2009年04月19日 22時07分39秒 | ライブスチーム

 本日は、40日ぶりの吉祥寺北裏鐡道運転会でありました。久しぶりなのでいつもになく賑賑しい運転会となり、午前中は線路が大混雑でした。こんな時は様子見しながら雑談です。同好の士が集まって「あーでもない、こーでもない」の話しに花が咲き、時の経つのも忘れる一日となりました。しっかり充電した気分です。

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これは蒸気アップ中のA3フライングスコッツマンです。後方はBR44。

特に本日の特集はこの写真にあるような三気筒蒸気機関車大集合でした。三気筒の蒸気機関車があるのかと一般の方は思うのが当たり前、国鉄では唯一C53という機関車が三気筒でした。しかしながら動作原理や製造技術を突き詰めて採用しなかったので徒花で終わってしまったようです。 ところが欧州には優秀な三気筒・四気筒蒸気機関車が様々な方式で開発されて運用に供されていました。 ここ北裏鐡道でも45mm三気筒蒸気機関車を集結させて運転を楽しもうと云うことになりました。アスターの三気筒機関車がこれほど集まるのは日本はおろか世界でも此処だけと自負しています。実はもう一両BR44が来るはずでしたが、ドック入りしたようです。普通の写真では珍しくないので模型の裏側を紹介します。グリスまみれの汚い光景は御容赦下さい(苦笑)

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Dc041922 A3 Flying Scotsman 2002年アスター製

中央エンジンの弁装置はGresley式です。これは国鉄のC53 に使われたものですが、この模型ではこれを実現しています。Dc041910

A4 Mallard 1984年アスター製

中央の弁装置は押した方向に回るスリップリターンクランクなので大変シンプルです。カットオフ44%、水抜けの悪い原因のようです。そうそう、左右の外側エンジンは日本でもポピュラーなワルシャート式弁装置です。

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BR44 1985年アスター製

この機関車も中央はスリップリターンクランク式弁装置です。水抜けはよくありません。ピストンが上部にあるので第一動輪軸をクリアするために斜め上方に向かって動作します。5軸の軸バネが全て燐青銅の板バネであったのには恐れ入りました。 猛烈な排気音、銘品でした。

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Spam Can 2006年アスター製

これは我が鐡道に属するものです。本物の弁装置は密閉ボックスに入れられた小型ワルシャート弁ですが、模型では三組のワルシャート弁をユニット化し最小限の調整で動くように工夫してありました。三気筒らしいスムーズな走行で、かつパワフルな機関車です。これで線路上の運転は二回目でしたが、まずは合格です。SOUTHENの客車をお借りしたOさんありがとうございました。

以上を見るとアスターの三気筒エンジンではスパム缶を除いて内部ワルシャート弁装置を完全に再現したものはないと云うことが分かりました。このようにアスター製品で盛り上がった北裏鐡道運転会でしたが、アスターさんもたまにはリサーチに来て今後の方向付けを探られたらいいのではないかと云う話もチラホラ出ておりました。

帰宅後の整備で安全弁のOリングからの僅かなエア漏れを発見し補修しました。前輪台車が前のめり気味です、これはこれから補修です。 線路を走らせると色々問題を発見できます。

そうそう、BR44に負荷をかけるべくA3を牽引して走行中に突然脱線転覆するという珍事が発生し、しかも私が動画で撮っているタイミングでした。そのおかげで原因判明。(笑) 事故にもかかわらず何事もなく復旧したのでホッとしました。

その他にも様々な機関車が走り回り歓声と笑い声の絶えなかった一日でありました。、本日のメインイベントを中心に紹介しました。


どんどん伸びます

2009年04月17日 10時27分42秒 | 農園日記

 昨日までは春とは思えない日が続いたのでつい庭の野菜が気になります。 昨年習い覚えた野菜作りのノウハウを生かそうと暇を見つけて手入れ中です。

Dc041628 やっと芽が出たと喜んでいたと思っていたらあっという間にこの姿。植え付けから一ヶ月です。 この後芽かきと施肥、土寄せと定石通りの作業をやってしまいました。 ついでに周辺の草取りですが、狭い中で一番元気がいいのはドクダミです。取っても取っても伸びてくる葉、地下茎の撤去は面倒です。

Dc041632 もう一つの楽しみは空豆です。薄紫の花がいつの間にか豆に変わっています。まだまだ小さいのですが、全体的に元気です。高さが70cmを越えてきたので先端とカットして伸びを止めてみました。ものの本に書いてあったからです。施肥と土寄せ、ひこばえを除去とこれもまあいいでしょう。 このところ羽根のある油虫が飛来して取り付き始めました。この対策をそろそろ考えなくてはいけません。本業である北裏鐡道のオーナーにお聞きしてみることにします。

一日に出来る農作業はたかが知れていますが、成城学園まで通わなくていい分精神的に楽になりました。コツコツ手入れする。蜻蛉池も含めて今年のノルマにしています。


がばい番組

2009年04月14日 10時24分23秒 | 佐賀のこと

 世の中から取り残されているはずなのに宴会だけは何故か続いています。土曜日は久しぶりに帰京した博多在のSさんのご紹介で国際色豊かな集まりへ、日本語OKと分かった途端に元気が出て午前様となりました。(苦笑) 素晴らしい人達のご紹介を感謝致します。  更に昨晩は新橋のいつもの場所でのミニ講演会を拝聴することになり、先輩諸氏に混じってくだを巻いておりました。 このところ私事でメジャーな出来事が続いておりますが、一段落したのでここでもリラックスしすぎです。 という具合にまあ何とか世渡りをしているようであります。 振り返るとドタバタの一週間だったような気がします。

ところで、4/12日曜日の昼間、8CHフジテレビで「がばいばあちゃん市長の奮闘」というノンフィクション番組を運良く見ることが出来ました。 これまでの報道のような気楽な番組と思いきや始まりから緊張を強いられます。場面によってはハラハラし、ホロリとしてしまいました。 娯楽(?)のフジテレビでもこのような気合いの入った番組を放映するんだと見直しました。 GABAの皆さんと樋渡市長が車の両輪のように絡み合って進む様はこれからの地域行政のあり方の一つを示すもののようです。 がばいばあちゃんに頼りすぎという議会の質問も出ておりましたが、東京から見るとがばいは切り口の一つであって、二の矢三の矢を放っていけばいいのであり、むしろ 「私だったらこんな施策を行う。市長のやり方はまだ生ぬるい。」という質問であれば武雄の再生も速いのになと感じました。 きっとそんな質問だったのでしょうね。(苦笑)   

 これまで見えてこなかった武雄市をテーマにした一時間番組が出来ること自体が奇跡としか思えません。 市民病院問題が中に挟まり更に番組は緊迫度の高いものになっていました。 関東では病院を廃止した銚子市長がリコールされていますが、武雄では姿を変えて病院の存続を図った市長がリコールの憂き目にあう、180度違うことをやっても足を引っぱる方向に進むのにはいずれにも恣意的なものが見え隠れするように感じました。 いずれにしろ再選挙で当選し短期間ですが次のステップへ進むことが出来るようになった樋渡市長の次の頑張りに期待するとともに武雄市がこのご時世に打ち勝ち、まあすますステップアップしてくれることを遠い吾妻の地より祈念しています。 更にはGABAのばあちゃん達のご健勝と二代目三代目のGABAじいちゃんばあちゃんの誕生も期待しています。

聞けば、この番組は 関東限りだとか。勿体ない!!是非とも全国ネットに載せて日本の各地で地域再生のモデルとして見ていただきたいなと思う出来でした。友人数名から「見たぞ、いい番組だった。」とメールを貰いましたが、大変嬉しいことでした。外出予定だったので録画もしていますので再度鑑賞したいと思っています。

忘れぬうちに感想をとアルコールの残る脳味噌を駆使して書き殴りました。(ペコリ)


本州横断・信越本線

2009年04月11日 12時41分27秒 | ぶらり旅

 備忘録として記録。

春の青春18切符の期間が昨日終わりました。今年は前半が家の仕事と重なってしまい身動きが取れず私としては不本意な春の旅でした。 とは云え、碓氷峠鉄道ぶんかむらや盲腸線紀行が出来ました。で最後の〆として4月9日に本州横断を敢行してきました。

満開の櫻手を振る江戸の町

聞いたようなセリフですが、これを矢立の始めとして早暁の東京を離れました。Dc041099

桃の宿この本の名を思い出す

まずは何が何でも松本駅に辿り着いてそのまま篠ノ井線へ乗り込んでホッと一息つきました。その道中、車窓は春爛漫・櫻吹雪の東京を発ち、甲州路に入ると櫻満開&桃の海原に変わり、八ヶ岳が背景を飾るようになると小渕沢駅。諏訪に入った途端に一ヶ月時が戻り、梅の花咲く信濃路の始まりでした。 そして松本が近づくと櫻がチラホラしてまるでタイムマシン乗車という気分です。

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この日は南アルプスも北アルプスもくっきり見えて眺め値千金の青空でした。松本駅の大きな窓硝子越しに北アルプスが壁画のように見えています。乗鞍岳もまだ真っ白です。駅舎が新築されて見えるようになったのでしょうか? それはともかく、日頃の行いの良さがお天気に反映されたようで勝手に喜んでいました。

長野駅では、一瞬善光寺ご開帳参りと五明館のソースカツ丼が浮かんだのですが、心を鬼にして(笑)初めての信越本線での本州越えに挑みました。妙高五号、各駅停車ながらもかっての特急車両を使ってあるので貧乏旅行のはずがまともな旅行気分に変貌、これもまたハッピーです。実物の型式には無知な私ですが、中央線ライナーと同じ車両でしょうか。

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黒姫や妙高、名前は聞くのですがこの目で見たのは初めてです。暑い夏はこの辺りの高原にしばらく滞在したいものです。このルートは夏の切符でもチャレンジしてみようと思います。

大スイッチバック冬と春との分岐点

土筆萌ゆ二本木駅は越後の地

土筆だらけ酔考さんを思い出す(笑)

 高田駅手前でした。摘みに行かねばなりません。 とにかくイガグリ頭のようにびっしりでした。オダキューOXで売っていた値段を思うと切符代が回収できそうです。(苦笑)

更には信越本線・二本木駅がスイッチバックであると初めて知りました。篠ノ井線・姥捨駅のスイッチバックとともに一日で二つの行きつ戻りつを乗ったことで大儲けした気分です。

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姨捨駅から千曲川方面。佐久平?を眺めました。田毎の月で有名です。 順序が逆でした。失礼しました。Dc0410165

青海川駅、地震からの復旧がやっと終わっているようでした。

吹き墨の手技思わす春の海

このように南北アルプスや黒姫、妙高の山々、さらには日本海の眺めを堪能できたので思い切って大回りしてよかったなぁーと自画自賛。

春冬とめまぐるしくも変わる旅

季の変化芭蕉様にはわかるまい

Dc0410189 信州の名残の酒を呑みつつ帰路についています。赤い満月が追いかけてくる旅の終わりです。

乗車時間が長くて外の空気に触れる時間は少なかったのですが、車窓が動く紙芝居に感じられあっという間の一日になりました。写真が窓越しに終わったのは少々残念でした。日記代わりに書いていた下手なうたもつけてみました  おわり


同窓会

2009年04月09日 17時27分47秒 | 佐賀のこと

 仕事を勤めあげた友人がこの秋武雄市へ帰郷するとのことで彼がやっていた高校の学年連絡窓口を引き継ぐことになりました。連絡担当を集めての会合があるのでご挨拶と引継を兼ねて出席してきました。当日の議題は、六月の東京地区同窓会総会についてでしたが、これを受け持つ学年幹事が35回卒業生、高校を出て25年目の働き盛りのみなさんです。
私も経験した学年幹事、いろいろ悩んで大変だったのでノウハウをいささかなりともお伝えしたいものだと思いました。翌日早速出しゃばってしまいました。頑張って下さい。

と、この会合がきっかけで久々に我が故郷のことを思い出すとになりました。その日の武雄市長・樋渡さんのブログには 8chフジテレビのドキュメント番組の紹介があります。GABABA誕生秘話のようですが、このユニット(笑)のリーダーNさんには先年武雄市有志ご一行がフジテレビを訪問の際にお目にかかっております。中学の数学の先生の奥様でした。 4月12日(日)のお昼に放映です。 あいにく不在になりそうなので録画予約をしておきました。関東限定の番組のようですが、武雄に縁のある方や興味をお持ちの方、是非ご覧になって下さい。

ところで、同窓会総会はアンテナショップを持てない佐賀県や武雄市のような貧乏な町(失礼)にはまたとない機会と思います。出席の同窓生を一人でも多くボランティアの営業マンとしてそれとなく育成する知恵が自治体には必要と感じました。 故郷のことが何となく気になるアラカン世代の我々も武雄の伝統の産物や最近のユニークな商品のPRに加担できればいいなと思うようになりました。それにしては商品知識がないことが問題です。 先日のNHKでの全国物産展に伺った際に紹介してもらった楼門珈琲、大変気に入りました。この製品のように地元の産物でないものとのコラボレーションがこれからにヒット商品になる予感です。 東京のポタジエと連携の野菜豆?のような製品が増えてきたことはこれまでの武雄市になかったことだと喜んでいます。 
それにしても在京武雄人へのご指導をしていただかねば「やっぱり何もなか。」と言ってしまいそうです。 それとともに世間で知られるための活動、この二つは継続していく必要がありそうです。
 長い間のPR不足の結果、武雄市は同じ校区である有田や嬉野、更には天領だった唐津にまだまだ後塵を拝しているといっていいでしょう。 同じ九州でも家人ゆかりの熊本はなぜか頭一つ浮かび上がっているようです。やっぱり熊本城完全復元のせいでしょうか? 私としては蒸気機関車8620「人吉号」復活のせいだと思っています。(笑)

18切符の旅の途中で松本へ向かう車窓の櫻を眺めつつ書いてみました。 

午前中書いた文章を帰路についた車内でアップしています。松本から長野、さらに直江津経由で日本海を見て再び関東へ、周囲の全山くっきり見えていい旅でありました。しかしながら乗りでがあります。(苦笑)