からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

今日のお仕事

2008年09月30日 23時03分00秒 | 偶成

 仕事をやると云うことは人に出会うこと、今日一つの契約が終わり引き継ぎを受けましたが、誠心誠意をもって引き継いでいただき心温まる思いでした。このようなお客さんが近くにいたことを幸せに思いました。この先も機会があればお会いしたい人達でした。多分お会いできるでしょう。(笑)

さて、仕事を終えて仕事のパートナーと駅前の仏蘭西へクイックランチ。滅多に行くことのない店ですが、なかなか美味しくてこれならご婦人方がはまるだろうなと云う雰囲気です。70歳前後のご婦人方が食事に舌鼓を打ちながら赤ワインを片手に歓談中、別世界があるのだと思ってしまいました。 我々は早々と終了してしまいましたが、なかなかあのような気分になれないのは性分でしょうか?

その足でさる店へ食事券の購入へ、もちろん販促用ですが、ここでは人事異動の話してちとショック、おめでたいことではありますが、私としては残念至極。まあ宮仕えの皆さんでありますので祝って送り出したいと思いました。

自分のメモ日記になりましたので曖昧模糊としている点は御容赦のほどを(苦笑)


スパム缶作成宣言(汗)

2008年09月29日 22時16分59秒 | ライブスチーム

 彼岸の終わりとともに急に涼しくなりました。おまけに先々週に引き続きまたもや台風が襲来の心配が・・・・。 始まった講義もそうですが、この間本業やら来客やらで何となく慌ただしい日が続いたのでまたもやブログも放置してしまいました。二日間ほどパソコンから離れていたことにもその原因が。(汗)

 こんな時のブログネタには趣味が一番ですがそれも中途半端状態です。 ということで着手してきたライブスチームを初登場させます。 まあ、こうでもしない限り作り始めないような気がしたものですから。 とりあえずHomepageで宣言しておきましたが、この機関車は以前書いた著名なライブスチーマーの故 Uさんがお持ちだった組立キットです。 ネーミングは時代がかった「バトルオブブリテン スピットファイヤー4-6-2パシフィック ですから恐れ入ります。(笑)

完成写真からは、人気なさそうです。というのも半流線型にもかかわらず鈍重さを感じます。一言で云うと不格好です。 また、この模型の走っている姿には全く遭遇したことがありません。日本ではどうやら不評???、この機関車を作りたい人は殆どいないようです。(かな?) そのような機関車を私が作るとはねぇー。(苦笑)  付けられた俗称が「スパム缶」、コンビーフの缶だそうです。 そんなことを思いつつもグラッと来る価格と三気筒エンジンのメカニズムに惹かれてついつい手を伸ばしてしまいました。 そういえばDuchessは四気筒エンジンでしたけど今回のような通常の蒸気機関車の三気筒エンジンを作るのは初めてです。著名なグレスリー弁の三気筒機関車は英国のマラード号を始め我が国では鉄道省の外国コピーC53も存在していますが、実物のスパム缶の弁装置は密閉型でチェーンドライブという特殊なもののようです。 アスターでは三組のワルシャート弁をコンパクトにまとめて実物に似せているようで組立が楽しみです。米国のサイトにはスパム缶の組立を詳細に記述したものがあります。組立の種明かしみたいで恐縮ですが興味ある方はご覧下さい。組立の実際は色々なことが起きるのでこの記事のように一本道というわけにはいきません。(汗)

これまでコソコソとネジやOリングなどの細々とした部品の整理分類をしてきました。 準備終了。

さて最初の工程はエンジンの組立からです。今夜シリンダブロックを磨いてみました。

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ミーリングの跡がなくなり光沢が出るまで1500番の紙ヤスリで頑張った結果です。これなら組立に入れそうです。光具合を見るともう一回やろうかなという結果です。気休め作業も大事ですから。

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中央のブロックが主台枠の間に入ります。正方形の部品がスライド弁です。

さて、ここまで進めたからには次に行かなければならない気持ちが湧いてくることでしょう。 でも2日までは無理のようです。 やれやれ

無理矢理の趣味ネタを読んでいただきありがとうございます。(ペコリ)


彼岸の中日は

2008年09月23日 21時14分03秒 | 地元ネタ

 彼岸の中日、毎回のことでありますが、朝一番、駅前の経堂山福昌寺へ赴き,墓参りです。もっとも掃除は終わっていたのでお寺へ管理料等を持って行き水と線香をあげてお参りすればお終いです。天気も良くなったので境内は予想通りお参りの人が沢山出ています。毎年お馴染みの光景ですが、もう三十年近くこれを眺めているわけです。

その足で、雨が続いていたのでご無沙汰気味のアグリス成城へ出かけ、作物の偵察です。実は、何も収穫せずにぶらり旅に出るぞと家を出たものの、やっぱり収穫するものが沢山ありすぎてそれらをぶら下げてのぶらり旅という気も起きず帰宅。 収穫しなければいいものをやっぱり貧乏性です。ということで、本日の収穫はオクラを山ほど秋茄子四個、さらには小ネギも山ほどになりました。秋茄子はまだまだあったのですが、小振りだったので次回の楽しみとしました。芽が出ないので気になっていた残りのジャガ芋も無事発芽していました。 残りのスペースに何を植えようかと悩み始めたのですが、今日の暑さは夏と変わりません。さすがに流れ落ちる汗に嫌気がさして中断しました。

帰宅して先日貰った彼岸花の球根の様子を見ると無事開花、赤の中に白花があるのもいいものです。

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もう一個植えた球根からは葉が伸び始めています。こちらは次回のお楽しみです。昔は毒花とか仏花と忌み嫌われた花ですが、最近は庭花としてよく見かけるようになりました。個人的には曼珠沙華という名前とともになかなかいい花だと思いますが、いかがなものでしょうか?

Dc092329 先に咲いて雨に打たれて倒れかけた彼岸花です。花が終わると葉が伸びるのでよく間違って刈られてしまうのが玉に瑕です。

なんとなくのんびり過ごしたお彼岸の日でした。


この数日の色々は

2008年09月22日 22時32分04秒 | 偶成

 この数日、色々あったせいかまた書きそびれました。 もと仕事関係の仲間との会合、これも充実していました。でもよく考えてみると私が何故このグループのメンバーになったかというと、よく分かりません。ということで此処にふさわしい私の同期に参加を要請し新メンバが参加したので更に盛り上がりました。 名付けて「老盛会」 年の多い順に元気な会員揃いなのには参ってしまいます。

土曜日は今年初めての講義でした。昨年と同じぐらいの30名弱の学生数なのでちと大変、今回は今年度の講座内容とその進め方を説明しました。実学に徹して社会人としての予備学講座も兼ねたいと思います。これから就職活動が始まるようなのでちょっとは参考になればいいと思います。

さて今日は遠縁の古いお墓を改葬し,故郷の墓に移すための収骨式があり、多磨墓地まで出かけて親戚の端くれとして加わりました。 不思議な縁で東京で初めて会った親戚ですが、その先祖の安住の地が再び佐賀県武雄市に戻ることになったのです。12体の遺骨を収納し、近い身内5人で山内町宮野のお寺に運び、改めて法要が催されます。実際に会った人の遺骨は3人でしたが、他の人の遺骨を収納する作業に加わって心温まるものを感じました。 近親者は明日は遺骨とともに武雄の地です。 故郷を懐かしんでいる人、めんくらっている人と色々あるかと思いますが、みんな一緒なので喜んでくれることと思います。 私の曾祖母につながる言わばルーツと云うべき親類筋ですが、なかなかお目にかかれない皆さんです。こうして集まることの出来るのも先祖のおかげと思いました。 武雄に行くのはアメリカ、オーストラリア、シンガポールにまたがって住む親戚です。この機会に父祖の地を見せてあげたいということで数日武雄に滞在予定と聞いています。色々アドバイスはしておきましたが、よき印象を得て帰国してもらえることを祈念しています。(苦笑) 

さて、彼岸花が目立ってきたこのところですが、明日は我が家も彼岸の中日です。(当然ですけど) お墓は昨日掃除したのでお寺への挨拶とお参りです。彼岸の時期は何故か毎年こんな具合に何か重なります。 今年は倅が掃除を手伝ってくれたので楽でした。 お彼岸は先祖のことを考えるいい機会でありますが、こ心の余裕が無くなっている昨今、なかなか信心深くなれないのを反省しています。(汗)


そろそろ秋です。

2008年09月17日 20時40分36秒 | 園芸

 今日はほぼ一日家の中をウロウロしてしまいました。おかげで予定していた資料ができました。草取りは先日終えたし・・・と思っていたら忘れ物。 一昨日の地元植物観察会で講師先生から拝領した白い彼岸花の植え付けです。庭の隅に十年ほど前から彼岸花が出てきます。 その近くに球根二個を植え込んでおきました。今の時期の移植はやや心配とのことでしたが、明日午後から雨模様です。まあ大丈夫であろうと思っています。

家人がプランターに花オクラを植えていましたが、これが今朝一斉に咲きました。一生懸命に写真を撮っているようでしたが、次に見たら何もなし。で、食卓にお皿山盛りで出てきました。「食べられます。」だそうです。 確かにオクラの味が・・・ただ黄色の花をムシャムシャというのは虫になった気分です。(汗) そろそろ秋から冬に向けての手入れが必要ですが、数年前の手首を痛めたことがトラウマでなかなか体が動きません。先日の草取りでまたちょっと手首が重くなり庭仕事をためらってしまう最近です。つるバラ剪定のオーダーは貰っているのですが、一歩踏み出せません。

草取り効果がある間に先日の機関車の慣らし運転をしなければと思うのですが、何かと用事が湧き出てしまい後へ後へとずれていく九月です。今週から教員稼業も始まるので更に落ち着かなくなるのですが・・・・・

こんな時には趣味に逃げ込む外なさそうです。趣味を楽しめる後半でありますように。 写真を撮りそこないました。後日また。


植物観察会

2008年09月16日 20時59分07秒 | 地元ネタ

赤堤アカデミアというグループで企画した地元の植物観察会が昨日開催されました。何故か運営スタッフという不思議な立場だったので参加しました。まあスタッフか、参加者か分からないスタンスで一日24時間楽しんでしまいました。(苦笑)

いつも身近に見ている草木を改めて眺めると殆ど名前が分かりません。神童と云われた幼少のみぎり、確かに覚えていたはずの草の名前が出てきません。十で神童二十過ぎれば只の人はよく云ったもので六十越したらボケ親父です。(汗)

ほら、草むらを走り回って気が付いたら沢山くっ付いていたあの草。

イノコヅチという名前を思い出しました。

Dc091662  男女20名ほどの集団が彷徨いていたので怪しいなと思われかも知れませんが、ご近所さんに遭遇する確率も高く、「やあやあ」とで楽しく終わる場面も数多くありました。 地元の狭い領域でしたが、様々な植物観賞を楽しめました。意外にも南米では忌み嫌われるものが重宝されている日本、もう少し学ぶべきものがありそうです。新興住宅地には外来種が多く、古い家には旧来の品種が保たれている。さて、どのような植生を選ぶべきなのか考えさせられる一日でした。 果物一杯のお宅もあったのですが、リンゴの木に毛虫大発生、今思っても体が痒くなってしまいます。

Dc091647 講師をやっていただいたNさんから白花彼岸花の球根を頂戴しました。ありがとうございました。さて何処に植えるかと雨の今日は悩んでいました。

そういえば昨日は反省会と称して経堂 -> 豪徳寺 ->経堂と歩き回ったようです。総計二万歩??いい一日でありましたが、最後は経堂の超ブランド食堂で酔考さんとくだを巻いておりました。本当に超ブランドですぞ。(苦笑)


やっと完成宣言

2008年09月13日 17時13分18秒 | ライブスチーム

 昨年末に作り始めたBR 9F Eveningstarですが、本日の北裏鉄道運転会で無事走ってくれたので完成宣言いたします。(笑)  課題は残っているもののもう少し走り込めば何とかなるの類だと思います。 帰宅後、暑さでグッタリして荷ほどきもしたくない状況では、エアによる清掃運転は明日になりそうです。

 この機関車は、一ヶ月ほど前にエアでの動作確認を終えていましたが、その後火を入れるタイミングを逸して本日になってしまいました。 ということは今日が初運転です。おそらく様々なトラブルがあるだろうと警戒しつつ点火しましたが、結果オーライとなり、機嫌良く帰宅しました。 一度目は燃料少なめにして10分程度の走行でしたが、走り始めにぎこちなさがあったものの安定して走りました。 二回目は満タンにした走行でしたが、こちらも最後まで走りきりました。 まあ、注水が効きすぎて満水気味となり過熱管に水が流れ込んだのか暴走するシーンもありましたが、概ね良好な走りだったので完成したと宣言します。 初めての機関車は加減弁の開閉加減や注水弁の開閉など場所も含めて操作が追いつかず想定外の操作をしてしまったこともありましたが、扱い方は意外に楽なのでいい機関車だと思います。何よりも蒸気の上がり方が早く、ブロワーを回している時間はほんのちょっとの間でした。一本ある水管が効果的に作用しているようです。

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走行後、点検を兼ねて簡単に掃除しましたが、クロスヘッドのグリスが黒くなっていました。あたりが取れて調子が出てくるのはこれからだと思います。他の機関車と比べてまだ全体に油が回っていないように感じます。新品と古いものの差は歴然としているので走り込みは必須です。 いつもなら燃料2,3回分は消費してから持ち込むのですが、真っ新で持ち込んだにもかかわらず快調に走ってくれたのは組立の腕がいいのかアスターがいいのか何とも云えないところです。まあ気持ちいい一日でありました。細かい操作に慣れるにはコロ上で運転しておくべきだったと思いました。

客車も本格的英国Southenのもので、初運転としては幸せな走行でした。客車を提供していただいたOさん、ありがとうございました。

忘れないうちに運転記録を書いておきました。 何か抜けてそうなのでいずれ補正致します。


復活もどき

2008年09月12日 10時23分12秒 | ぶらり旅

 九州行きとともにすっかり休んでしまった此処ですが、なかなか書き出すフレーズが出てきません。色々ありすぎたので頭の中がグチャグチャしてしまったようです。  まあ色々悩むこともない趣味ブログなので旅の記憶として残ったことをご紹介しましょう。

空いた時間が出来たので阿蘇山を見たくなって熊本から豊肥線に飛び乗り宮地往復をしてきました。

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Dc0905126  ご覧の転車台は「あそボーイ」がクルリと向きを変えていた有名な場所です。 もはやここに来る主もなさそうで少々錆び付いた状態でぽつねんと佇んでいるようで、夏草や兵どもが夢の跡 という雰囲気が漂っていました。 何となくブルーな雰囲気のまま帰宅。

実はこの時までは気が付いていませんでしたが、熊本駅構内にあった機関区が何処かに移動していたのです。家人の実家は駅の近くで駅構内に隣接する古道の踏切は列車の入れ替えを見物できたのですが、新幹線工事とともに車両基地が消え去っていました。待ちぼうけせずに渡れるようになったのはそのせいだったのだと二日目にして気が付きました。周辺の道路も新幹線工事のおかげでメイン通りの陸橋も廃止されるような激変ぶり、義母が迎えに来てくれなければ迷ったところでした。(汗)

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熊本駅構内にあったこんな具合に風格のあった煉瓦機関庫が消え去り、その先にあった転車台も新幹線の橋脚の下になってしまいましたが、さて、来年復活するという人吉行き蒸気機関車8620の転換はとズーッと気になっていたのです。

あ、この機関庫は北陸本線の糸魚川駅にある機関庫です。

翌日、三角線や八代方面であれば時間的に行けそうだったので出撃、三角線は宇土半島を途中で横切っていることを知り、初めて乗った線であることに気が付きました。雲仙・普賢岳を有明海越しに遠望する車窓からの眺めはなかなかです。海岸近く通る箇所もあり途中の草藪を整備して車内からの展望サービスをよくすれば結構な観光線になることと思います。駅も古いまま幾つか残っています。今となっては原風景は大切です。

Dc0905175雲を被っているのが普賢岳、多分この辺が宇土半島横断鉄道の最高地点でしょう。下ると三角港です。

九州鉄道唱歌を思い出したので此処に貼り付けましたが、この唄の町を走ってきた次第です。明治33年頃の鹿児島本線は八代が終着駅でありました。

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55. わたる白川緑川 川尻ゆけば宇土の里
国の名に負う不知火の 見ゆるはここの海と聞く

56. 線路分るる三角港 出で入る船は絶えまなし
松橋すぎて八代と 聞くも心のたのしさよ

57. 南は球磨の川の水 矢よりも早くながれたり
西は天草洋の海 雲かと見ゆる山もなし

とこんな具合に往復し、八代へ、八代駅前では球磨川の大鮎塩焼きに舌鼓を打ったものの出来上がり時間が思いの外かかったので一列車遅らせるハプニングも・・・ 球磨川の鮎は、他所のものに比べて大きいのにびっくりしました。尺物の鮎の甘露煮は計り売りでした。 やや大きめのものを何匹か家に宅急便しておきました。

八代へ足を延ばしたのは内田百閒先生がこの上なく愛でられた「千丁の柳」を見ようと思い立ったのですが、見あたりません。後日友人から20年前に切られてしまったと聞かされショックでした。

その帰路、川尻を過ぎ熊本駅が近づくと車両基地が拡がっています。この端にターンテーブルがしっかり新調されておりました。8620の来年復活は間違いないと云うことをこの目で確かめられたので万々歳でありました。写真は瞬時のことで取り損ねましたが、人間の目に勝るカメラはないという一瞬でした。

Dc0905150昨年乗ったあそ1962の旅?とネーミングされたディーゼルがいた車両基地です。この先の方に転車台があります。

久しぶりに復帰作を書いてみました。