この三連休、秋の中古カメラ市が有楽町の交通会館で開催されていました。私も義理で行かなければいけないのですが、家事が続きなかなか時間がありません。最終日に家を抜け出して見回ることにしました。(笑)
昼前に到着すると何となく閑散としています。一昔前の混雑はありませんけど、ゆったりして眺められそうでいい雰囲気です。 早田カメラブースへ直行すると、販売部長のOTOMENさんがのんびりしています。しかしながら初日と昨日は結構混み合ったようで中古カメラブームも終焉と思いきや本当に好きな人が残って落ち着いた趣味になったような気もします。聞けば二日続けて著名な経済アナリストのKさんも来ていたとか。「暇なのかな?」とはOTOMENさんの弁です。(笑)
雑談をしていると早田さんがミノルタAを持ってきます。交換レンズ付きは珍しいのだとか。でもぐらっと来ません。一回りすると、何だか目に付くものがあります。単なるフォクトレンデルのベッサマチック・デラックスにカラースコパーマクロ50mm/f2.8ですが、つい手に取ったのが運の尽き、気が付いたら何故か家に連れてきておりました。その連れ合いとしてロレオの新型?ステレオカメラもです。普通のプリントで立体を楽しめるというので久しぶりにステレオ写真を撮ってみたくなりました。
最近、再び撮るカメラに興味が湧き以前のようにカメラを抱えて町歩きを復活しようと思っています。世の中の風潮としてデジカメの普及とともに写真を撮ることは盛んになってきましたが、あまりにも簡単に写るものだからあきられてしまうのではないかと気懸かりです。
写真の原理を理解してアナログカメラで写し、その出来上がりを今か今かと待つ瞬間が楽しくていまだに古いカメラに親しんでいます。こうすると撮影時のデータや写した瞬間は意外に覚えています。この楽しみが足りないのがデジカメです。一眼デジカメも結構楽しめますが、プリミティブなカメラの危うさにはかないません。
どうでしょう、制御コンピューターは人間でなければならないクラカメに戻るというのは。(笑)
久しぶりのカメラネタで緊張しました。(汗)