今日も肌寒い雨の朝です。摂氏15度程度でしょうか? 土曜日恒例の生ゴミ出しに始まる作業を終えてぶらり途中下車の旅を見ながら珈琲ブレイクです。 さて本日は何をやるんだったかと辺りを見回すのも貴重な時間です。大掃除が頭にちらつきますが、見て見ぬふり(汗) 外を見るとそろそろ庭木や草が伸びてきましたけど、これも見なかったことにしておきます。 という根性なので家人からのクレームが絶えません。 が、本日は帰郷中なのでいたって静かな一時です。
昨日は殆ど家に居たことだし新宿まで足を延ばしてオーバーホールに出したかっての主力機F4を回収してきます。 結構な見積もり価格になりましたが、このカメラが8月でメンテナンス終了に伴う措置です。 カメラが電子化されることで寿命がどんどん短くなっています。このニコン最後の貴重なダイアル式フラグシップ機も同様です。 純粋な機械式のF2までは修理をやってくれるのですが、ハイブリッドなF3となると既に怪しくなっています。ましてはF4以降の純電子式はメーカーのメンテナンス終了時期がそのカメラの寿命となるのは残念です。
最近電子式コンパクト機が幾つか故障しましたが、既に修理不能です。別のカメラを再生するための部品取りにもならず不燃ゴミとして地球温暖化?に寄与しております。 クラシックカメラであれば100年前のカメラも再生出来るというのに不思議な現象です。 皆さんお使いのデジタルカメラは数年すると確実にゴミとなるのにこれでいいのかなと考えさせられる最近です。 つい先日、帰郷するカミさん向けにCoolpixP5100という素晴らしいコンパクトデジカメを調達したにもかかわらず私自身は矛盾を感じたことでした。
一度紹介したこのカメラは、昭和5年頃のライカII型です。1年ほど前にハヤタカメララボでオーバーホールしたので中味は新品同様です。シャッター幕などは新品です。 50年ほど前のレンズであるこのエルマー5cm/f3.5の鮮鋭な写りも目を見張ります。最近は新宿の山崎光学さんで再コーティングした更に古い昭和10年頃のズマール5cm/f2を付けて柔らかい写りを楽しんでいます。実は只でもらった高級レンズです。
クラシックカメラは、このように有能な修理職人さんを組み合わせることで見事に蘇ります。早田さんでしか修理してくれないウルトラマチックという恐ろしくメカニックな一眼レフもまだ故障せずに健在です。 あ、そういえば渋谷東横店で中古カメラ市をやっていました。 これも見て見ぬふりするのがよさそうですね。(苦笑)
やっぱりクラシックカメラは使っても写しても楽しいなと思うあらためて思う最近です。腕は上がりませんけどね。(汗) F4のことを書いているうちにクラカメに脱線してしまいました。 お昼頃赤堤小学校のふれあいセンターへ届け物をしてカメラの回収へ向かうこととします。