からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

白い彼岸花

2010年09月29日 09時12分49秒 | 偶成

 このところ雨続きでした。人間というものは勝手なものであれだけ避けていた酷暑の太陽を懐かしく感じます。 で、本日は久しぶりの青空になり、ちょっとだけホッとしました。このところ鬱々した気分から少し抜け出したようです。例の領土問題でありますが、ちょうど今日の晴れ間のような記事を見つけてホッとしています。佐賀県武雄市長の樋渡さんが書いてくれました。 まさにそのご意見の通りベクトルを合わせなければ相手の思うつぼになってしまいます。 相手の落ち度を非難するよりもこの先どうするかのブレインストーミングが必要です。 戦力を投入できない我が国なので外交で味方を増やすことが重要なんですが、外交をいい加減にして目先の人参のみ吊そうとする現状政策は拙いと思います。国政を担っていることを忘れないで欲しいものです。現状では日本県の県庁みたいに感じています。それが悪意を持つ国の狙いでもありましょう。(苦笑) 

 沖縄基地問題の断行と日米安保での圧力注入、レアな資源の他国シフトと新素材開発への予算投入などで当面の圧力回避もありだろうと素人考えをしています。それには国家観のある政治家の大連立と思います。 マスコミももう少し先を見た報道企画をやってもらいたいものです。 とまた書いてしまった。(汗)

ところでお彼岸も過ぎた時期に我が家で彼岸花が数本開花しました。老父が念入りに草取りした結果、数カ所あったものが激減し、今年は絶滅したと思っていた彼岸花でしたけどスーッと咲いてくれるのは嬉しいものです。一昨年もらってきた白彼岸花が一本、あとは赤いものが三本。今年の花は酷暑のせいか時期外れの上に元気がありません。

Dscn8898 赤い花は枝垂れ櫻の陰からぽつねんと顔を見せていました。

Dscn8897気が付くのが遅れて花も終わりに近づいていたのはちと残念でした。暑さで農作業を放置していたせいです。これからしばらく草取りが続きそうです。 

 さて、本日は我が家で打ち合わせなので大掃除を仰せつかっています。運動と思って頑張ります。 夕方は打ち合わせメンバで会食、静かにしておきます。(汗)


昨日のからくり

2010年09月28日 10時14分50秒 | からくり情報

 泥沼へ踏み込んだようなお隣の国とのお付き合いですが、どうするつもりなんでしょうか? 「かくすればかくなるものと知りながら」 毅然のつもりが毅然でない政府会見の司会者の言葉の使い方にも呆れております。やっぱり知らなかったのかなぁー(苦笑)

それはさておき、キャッシュファイル用USBメモリを入手するためにヨドバシにいきましたが、例によってまた無駄買い?

Dscn8878 パソコンを使っていてラジオが欲しくなるときがありませんか? 私もそうです。という仕方ない理由で残存ポイントで買える安さに持ち帰りました。あちこちのパソコンにインストールしてしまいましたが、さてどうなることやら。

本来の目的は箱の上の短いUSBメモリだったのですが・・・。ほぼ同価格。 パソコンに付けっぱなしにするものなのでこのサイズです。これで8GB。ちょっとだけ速くなったような気がします。

前回の記事で書いた45mm無蓋車の部品を撮ったので載せました。

Dscn8876 一枚板から切り抜いてエッチングの鋭い角を鑢掛けしさらに紙鑢で角をとっています。気長に部品を作る工程なので組立方を考えるのはこれからですが、ワット数の大きい半田鏝を探さなければなりません。以前和箪笥の取っ手を付けたのでどこかにあるはずです。

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組立説明書はこの程度です。番号順に作れと云う指示ですが、そうかな?と思いつつ眺めています。エッチングされた溝がほぞになったり折りしろだったりとクイズみたいな組立です。ペーパクラフトをやっている気分です。 途中でストップしている車掌車もあることだし、果たして最後まで到達できるのか気にしながらのものつくりです。頭の中で色々悩むので途中で放り出すのかも知れません。是々非々で行かなければ。どっかで聞いたことのあるセリフですけど。

ものを作っていると気持ちが落ち着くから不思議です。が、その時間が意外に取れないものです。会社を辞めたら腹一杯遊ぶぞと思っていたのですが、現実はそう甘くありません。 でありますので現役の皆さんは今のうちにしっかり遊んでおくのが一番のようですぞ。(笑)

さて、今日は触れられるのかなぁー? 


一息ついても

2010年09月26日 09時36分19秒 | からくり情報

一昨晩のニュースの驚きは消えません。チキンレースをさっさと下りたのですね。しかもこれからという段階で というのが裏の動きの見えない市井の眼ではないでしょうか。先週帰郷の際に友人と話していたのがたまたま最近の政権与党を中心とする先生方の特性です。 「国家観がない。」の一言でした。国政なのに地方行政的な施策が多く、耳に優しいばらまき、媚びの政治になっているようです。基地問題も解決しないわけです。 具体論のない美辞麗句にレバタラ語が多くて先に進まない。 それならば、武士は食わねど高楊枝を我々に強いてもいいのではないかと思う最近です。

 それにしても外交防衛の手薄さを今回のことがあぶり出したようです。 既に忘れている方も多いと思いますが、どこかの政党は数百人の議員団で隣国を訪問し媚びを売ってきました。自分の手下と思った政権が南の島で逮捕劇、まさに飼い犬に手を噛まれたという感覚でしょう。 可愛さ余って憎さ百倍。腰砕けの弱さを知ってまだまだ圧力は続くことでしょう。 何かに似ていますね。 毅然たる姿勢を持ち続けなければ沈没です。 政権与党の云う正三角形の国交というのは現在の日本ではあり得ない構図でしょう。 先生方はノブレスでもありますので人に責任を押しつけるのでなく自己犠牲精神でやってほしいものです。それも目先のことでなく広い視野で。 この件は友人数名からひどいなぁーという便り、彼岸も終わるので政権も彼岸に送り届けたいとも(笑)

ところで昨日は初講義、漫談になってしまいましたけど初回は自分のトレーニングもあってあんなものでしょう。毎年どう進めるのか悩んでいますが、四年目の工夫は何になるのだろうか? やっと教えることの難しさを感じている若手の先生です。(苦笑) 

講義を終えるとホッとして銀座一丁目で途中下車して昼食を兼ねて裏通りを銀ブラしておりました。路地のランチは意外に安いのです。で、やっぱり三丁目の伏魔殿に立ち寄ってしまいました。 隠されたように並んでおりました。 A3、9600、BR96、BR52WARGRAY、8550、4-4-0 読む人が読むと分かりますが、食指が伸びません。A3には興味ありますが、高い。 結局エッチング板用の金切り鋏を入手し、夕食まで作成課題であった蒸気トラクターを搭載する無蓋車の切り出しをやりました。何の変哲もない真鍮板が部品になるとちょっとだけ意欲が湧いてきます。挫折しているプロジェクトが多いのでこの先どうなるのか自信を持てませんが、しばらく進めてみましょうというところです。

Dscn86821 これの45mmゲージ版です。殆どが真鍮板なので運転を志向するとペラペラの連結器やホワイトメタル軸受けは変更する必要がありそうです。 上の蒸気ロードローラもホワイトメタル製キットを準備しているのですが、組立は恐ろしく面倒そうです。果たして完成することが出来るのだろうか。英國製らしい骨のある製作キットです。

それにしても感想を書かざるを得なかった釈放劇です。


後期始まり

2010年09月24日 10時08分08秒 | コンピュータ

明日からいよいよ講義開始、頭の切り替えが上手くいくだろうかといつもながらちょっと緊張する前日です。(苦笑) 半年ぶりに鞄の準備です。教壇の電子化が進み初回は非接触ICカードキー操作でオロオロしましたが、今年はいかがなものでしょうか? 資料一式はパソコンに全て詰め込んだつもりですが、プロジェクターに無事表示されることを祈っています。 通信システム設計論という15回の講座ですが、走りながら考える面も多くて最近のネットワーク事情を補完しつつこれまでの技術トレンドとそのメカニズム作りを話していくつもりです。機械からくりと違ってバーチャルな話や理論が入るので分かりにくい世界でありますが、自分なりに理解してきた経験を放談する内容にしようと考えています。今更、何とか論を突き詰めて講義するには脳味噌が硬くなっております。(汗)

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今回で四年目、こんなに続けるとは思っていませんでしたが、仕事で取り組んで得たコツなるものを若い学生諸君に少しでも伝えたい気持ちがもう少しもう少しと長引かせているようです。現場たたき上げのお話なので聞く側も気が楽なのかも知れません。

さて、今日は講義前に畑違いの手持ちの本業を切りよく片付けるべく事務作業です。この環境はまだ従来のままローカルでやっています。 NAS化したはずのサーバにつながったりつなげなかったりと立ち上げのタイミングで差が生じてしまいます。電気代節約で電源自動制御モードの動きも気に入りません。やっぱり常時作動させておくのが本来の姿でしょう。 サーバ中心の運用にはブラックボックスの多いパソコンでは一抹の不安があるのも事実です。 仕事をしながらこんなことを気にするものだから先に進みません。これを書くのもそうなんですけどね。午前中でめどを付けて午後はちょっと自分の用を済ませたいと思います。 さあ、仕事仕事。(笑)

涼しくなると色々やる気が出てきますが、まずは明日のスタートをスムーズにしておきたいものです。


ネットワーク見直し

2010年09月23日 17時30分01秒 | からくり情報

 九州から暑さを連れてきたかのような気温が昨日まで続きましたが、彼岸の中日の今日は一転した涼しさです。お寺へは一昨日管理費を納めに行ってきました。塔婆を立てて墓参、ホッとしましたが噴き出す汗、暑かった。半年に一度の行事です。 本日の涼しさにお彼岸は季節の変わり目であることを感じます。

 気候が変わりこれで一ヶ月は休んでしまった からくり作業がやっと再開できそうです。 それに農園生活も夏期休暇のせいで畑や庭は草ボウボウです。 今週から仕事や講義で忙しくなりそうなので体が付いていくかどうか気懸かりです。

 ところで今日はしばらく手を休めていた事務処理を再開しましたが、予想通り手順が悪くなっており効率が上がりません。気晴らしに昨日バタバタと導入した3TBハードディスクでのNAS化環境を触っていました。 NAS設定が面倒と思い避けていましたが、最近のものはCD-ROMで簡単設定が出来ますし、価格もずいぶん安くなっていました。

Photo バッファローのサイトより写真を頂戴しました。

 これからどう運用するかはこれからです。考えていたことと実際では色々制約があることが分かったのでバックアップ中心になりそうです。会社のような金をかけた環境とは違うので単なる勉強だと割り切っています。 作動理屈について半分は分かっていないのが実情です。(汗) 家族でそれぞれ持っている写真データをある程度まとめて置いておけそうです。あと、パソコン上では滅多に使わない音楽データを外に出すことでパソコンのHDDを軽く出来そうです。ポケットPCを含め5台あるパソコンを上手く使える環境が出来ればいいなと云うところです。

いずれにしろLAN経由のアクセスになるのでそれなりの速度しか出ないようです。それでも、一昔前には最先端の世界でしか味わえなかった環境が家庭でも利用できるようになるとは凄いなと驚きつつ頭を悩ませています。家人の使い慣れたソフトウェアがネット環境に追随できるのかどうか分かりませんが、サーバHDDに作ったバックアップ用写真を小型PCから参照できるようにセットアップ中ですが、時間がかかりますね。結果はどうなるのだろうか、叱られそうで自信ありません。(苦笑)

使い慣れたところで仕事用データをどう持つのがいいのか考えてみようと思います。 のめり込むつもりはないのですが、時代に取り残されないようたまには必要最小限パソコン環境を見直さなければと思い知った昨日今日です。


西九州駆け足旅から帰還

2010年09月20日 13時23分51秒 | ぶらり旅

あちこち忙しく走り回った感のある今回の九州行きでしたが、やっと帰路に付いています。今夕予定があるのでせっかくの九州でしたが、本日出立。 もう一日とって気まま旅の日にするつもりはあえなく沈没してしまいました。

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それでも気のおけない友人と博多宴会ができ、更には50年ぶりに会う級友もいる小学校の同期会に初めて出席したのは何よりでした。古い記憶を辿るのはクイズの謎解きのようで苦手でありますが、回答率はまずまずではなかったかと思っています。50年の月日は人それぞれの年輪を刻んでおりました。 はたして 私はどうだったのでしょうか?? 地元の中核になり頑張っている旧友は頼もしい限りでした。

武雄市では今回初めてお目にかかった有田の館長さん、お土産ありがとうございました。わざわざ来てくれた美人のおねぇーさん(笑)、予定が合わずに会いそびれた帰農した友人、楼門朝市ではタッチの差で市長さんと入れ違い、公務頑張ってください。奥様に会えたからまあいいです。などなど巡り会いがありました。 この朝市では思いがけず友人の弟氏や、東京で何度かお目にかかっていた市役所の方からも声をかけられました。思いがけないところで知り合いに会うのは嬉しいことです。 名物イノシシとっしん汁と楼門珈琲が鞄に入りました。

Dscn8842 高橋の町で開かれた小学校の同期会。懐かしい長崎街道の料亭ででしたが、いまや閑散として歯抜けの町並みです。町並みが明るいのは実はいいことではありません。町の産土神の高橋天満宮にひっそりと建ててあったかっての高橋の町並みを描いた看板を見つけました。これは貴重な資料だと思い写しておきました。このような裏通りに置くには勿体ないと思います。でもこのようなものが掲示されているとは思ってもみませんでした。

Dscn8848 私の子供時代よりも遙か昔の大正末期の町並みです。確かに祖父母の家もあります。戸々をじっくり調べてみようと思います。

Dscn8855 この天満宮の境内にある聖徳太子像です。衰亡し始めた高橋町の興隆を願って町のご婦人方が建立したものです。発起人の名前に曾祖母と懐かしい祖母の名前を見つけました。

とここまで書いたところで名古屋は間近、木曽川を渡りました。あと二時間ボーッとしておこうと思う年寄り旅です。

この旅、またあらためてまとめてみるつもりです。


武雄温泉在

2010年09月18日 18時10分47秒 | ぶらり旅

15日の夜遅く寝台特急出雲で東京を発ってはや四日経過しました。と云うものの色々あって時間が止まったような、フルスピードで飛び去ったような異様な感覚でフラフラしています。 この間福岡市内をぐるぐる回りお見舞い、夜は昔の仲間と宴会、そして熊本へワープし博多へ戻ってあらため宴会といつもの私には考えられない速度での移動です。 そして今夕は武雄温泉の東洋館に錨を下ろしていますが、夜間召集がありそうです。 明日は小学校卒業五十周年の会合ですが、そこでは会えない人もいるので今夜は大忙しになっています。

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今朝は博多で携帯をホテルに忘れ慌てて取りに戻るなどの老人的ミスが出てしまい、やっぱり一人でフラフラするのはいかんのかなとショックを覚えました。たまに帰郷するとあれこれが浮かび上がってしまい落ち着きません。 温泉の湯につかり自分を取り戻さなければとボーッとしているところです。 さて夕食を食べ終わったら某所に集合です。慌ててこれを書いているので支離滅裂なところはご容赦ください。 明日は宿の前で楼門朝市、これも楽しみです。


荷造り中

2010年09月15日 11時47分44秒 | ぶらり旅

 今夕九州へ行くというのに殆ど準備していなかったので慌ただしく荷造り中です。とはいえ男の一人旅、自分の事務机の移動という感覚です。パソコンを持って行けば何とかなるでしょう。 大学の講義が始まるのが予想より一週間遅かったので出かけられることになりました。途中で教科書の見直しをしていくつもりです。 そのために汽車旅です。(笑)

行ってみないとよく分からないという今回の九州です。前半に身内のお見舞いで博多、週末は小学校卒業五十周年の会合で武雄市へ、その間色々ありそうです。出たところ勝負で放浪の旅をしてみます。 親戚のあちこちには殆ど連絡せずにこっそり出かけているのですが・・・ 小学校の同級生がお互いどう変貌しているかを明かされることが一番の恐怖、いや楽しみです。(笑)

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いつものことで笑われるので新幹線で向かうことにしていますが、じつは寝台特急「出雲」にしています。出発時間が22時と遅いのが玉に瑕です。終着駅を松江や高松にしているので遅い時間にせざるを得ないのでしょう。 かっての寝台特急では、薄暮の東京を発ち、大船観音を見ると東京から旅立つ気持ちになったものです。ちと旅情不足です。そのタイミングで食堂車に行くという時代でもありました。 まあそれでも飛行機よりもずーっといいと思っているのですから懲りない私であります。 さて、本日は何処で時間をつぶして汽車に乗り込むか、東京駅に行って考えようと思います。その待ち時間もじつは楽しみ、家族にも理解して貰えぬ貴重な時間です。

この数年、身内の結婚式で何故か九州行きが続いていましたので今年はパスと思っていたのですが、結局出かけることになりました。ブルトレの無くなった最近は食指が動きませんでしたが、昨年の出雲という手に味をしめて重い腰を上げたというのが実情です。この機会に不義理している方々にお目にかかることが出来ればと思っています。(汗) 

明日は早起き、岡山で自分の乗ってきた寝台車を見送ってから新幹線に乗り換えですが、こんな場面も楽しみです。

Dscn4856 この光景も下関と門司では当たり前だったのですが、ブルートレインがなくなってしまうとあっという間に忘れ去られるのでしょう。

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東京から牽引してきた青い電気機関車EF66を切り離し、関門トンネル用の赤いステンレス車体の機関車に切り替える。この恒例の光景はもう見ることがないのでしょうね。そのまた昔は銀色のステンレス車体でしたね。

まあこんなことどもを思い出しつつ荷物の最終チェックです。リュック一つに詰め込むというような無理は止めました。

パソコンが軽くなったので以前より楽になりました。いずれにしろ事務所の引っ越しとなると細かな道具が付いてくるので面倒です。携帯と充電器、忘れないようにしなければなりません。電話帳命です。

明日の九州は涼しくて晴れの予報、ちょっとホッとしています。


ラジコン化の歩み

2010年09月13日 11時50分40秒 | からくり情報

 ちょっと不調かなと思うのはブログなどの更新をやりたくないときです。このところ無理矢理更新しているような気分が続いているので不調。何のせいだろうと自問自答しています。世の中に暗雲が立ちこめていると感じるのは社稷を思わない政権与党のドタバタ劇のせいかなと思い、その余波が私に・・・・ なんていうことはないでしょうけど。(苦笑) やりかけた仕事を置いて九州へ行くことへの後ろめたさ??  いや、趣味を捨てていくことでしょうか(苦笑)

宿題がありまして、まだラジコン機関車が本格稼働していないことです。机上での調整にとどまっていますが、前オーナのその後のお話では前進後進の設定を前進に重きを置いたアンバラにした方が楽しめるとのことでした。とりあえず前後対称に設定しました。 デジタル送信機の細かな設定法も教えてもらい、最近の新兵器の便利さに驚いています。時間を見て庭に出そうと思いながら暑さと用事の板挟みで準備万端整いつつも後回しにになっています。真面目なラジコンの一号機なので動かすのがとても楽しみです。強制的に回しての動作確認は終えているのですが、あと一歩を踏み出していません。

Dscn85791 ライブスチームのラジコン化は、これが初めてではないのですが、20年ほど前の話なのでやっていないのも同然です。当時チャレンジしたのは歯車機関車のCLIMAXです。これは今も健在で機嫌がいいと元気よく走ってくれます。ガスバーナーの燃焼が難しいのが玉に瑕ですが、それもまた楽しみです。

Dc052914 吉祥寺北裏鐵道の前レイアウトにデビューさせた5,6年前の写真がありました。

作ったのは昭和57年、生活に追われて途中10年近く寝ていたのを復活させたので給水チューブなどは色違いのシリコンになってしまいました。

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ラジコン化は右側の逆転機をサーボにつないだだけです。中央の加減弁を適当に開き、逆転弁を前後させて前後と速度をカットオフ具合でコントロールするという最も単純な方法です。使用したRCシステムがアナログ40Mhzなので運転中ふらふらしてしまいます。物陰や人が横切ると動きが狂います。 と云う代物ですが結局自分で走り回って制御する方がいいやと思って手動に戻した時期もありました。

この機関車のあらましはHomepageに書いていますが、ついでにこの歯車機関車のからくりをご紹介しておきます。

Dc042807 ピストンからの回転軸は車体を左右に横断していますが、その動きを前後の動輪に伝えるために自動車と同じセンターシャフトが走っています。これがその直交変換をする歯車です。その手前はスチブンソン弁の偏心カムです。大きな傘歯車は注水ポンプを駆動するためのものです。

が、部分的に載せても何のことかになりますので大局観を持っていただくためにこちらです。

Dc042812ピストンとセンターシャフトの関係が分かると思います。 手回しで調べたらギア比は1:2.7程度でした。このような複雑な機関車であっても30年近く経っても元気に動くのだからコストパフォーマンスはなかなかであると一人自画自賛しています。(苦笑) この当時のアスターホビーの製品は実によく考えられていたと思います。現在ではあのコストでは出すことは無理と思います。

Dc051614ガスバーナーに点火中です。一番気を使う場面です。

このような機関車が私のライブスチームの原点なので貴婦人とかデゴイチとか聞かされてもとんと反応しないのは当然かも知れません。子供の頃は周囲は蒸気機関車だらけだったので並の機関車には反応しなかったのかも知れません。最近は技術的にトップレベルである英國型機関車に魅力を感じています。四気筒、三気筒のメカニズム、よく考え出したものです。世界最高速度記録も英國が持ってます。蒸機趣味はその原点の英國型に至り着くのでしょうか?  当初は良くても技術仕様書で規格を制定すると次の段階では進化がそこで停滞するのでしょうね。 何だか経験したことのある世界です。(苦笑)

趣味と云っても人それぞれ違うのでシュッポ好きと十把一絡げされても困ってしまうのです。(笑)

ラジコンのことから違う方向へ脱線してしまいましたが、好きなことを書いているとちと気分がすっとしました。


旅の準備?

2010年09月10日 11時02分31秒 | ぶらり旅

 十八切符旅の余韻ならぬ疲れでぼんやりしている気分ですが、時間は過ぎ、仕事も湧いてきます。 が、そろそろ旅の衣も整えなければなりません。と云うのも来週は、九州行きです。身内が怪我をしたのに当方にも諸事ゴタゴタが生じてまだ見舞いに行っておりませんでした。やっと思い立って来週出かけます。その旅の掉尾には小学校卒業五十周年同期会が控えており、友人から、「これが最初で最後だから来んば!」と電話されています。大変お世話になった恩師もご健在で参加される由。楽しみです。 また普段、不義理している方々にもお目にかかることが出来ればいいなと思っております。 肝心の見舞いのスケジュールがまだ立ちません。大袈裟になるのも嫌なので直前まで黙っているつもりなのですが・・・

Dc053106ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」という室生犀星のうたが何となく分かるようになった最近です。私のとっては没落した高橋の町や本家のことで屈曲した気持ちで故郷を見るところがあって彼の歌に共鳴するのかも知れません。(1992年頃の長崎街道・高橋の町、今や見る影もありません。)

(じつはこの詩はこう続くのです。

ふるさとは遠きにありて思うもの よしや うらぶれて異土の乞食(かたえ)となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもい涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや 室生犀星 小景異情)

ポツリポツリと友人知人に連絡をしておりますが、最近東京から武雄に帰農した高校・大学の級友がちょうど旅行で不在とのこと、残念です。 待ってますと連絡をもらった人も何人か。小学校同期会では多分中学卒業以来会う人もありそうでハゲ老人になった身としてはいささか不安であります。(苦笑)  翌日即帰京しなければならないのでちと残念ですが、余韻を残すのもまた旅人の特権でしょう。

見舞いに行く博多でも仲間が会おうと云ってくれているのでお任せです。不思議なことに仕事つながりと云うよりも摩訶不思議な友達の友達つながりが多く、仕事を辞めても遊び仲間には事欠かないありがたさを噛みしめています。

肝心の乗り物ですが、もちろん往復汽車旅です。(苦笑) 昨年同様に岡山まで寝台にしました。出雲はなかなかいい車両です。電気機関車の牽くブルトレの迫力はありませんが、仕方ありません。 と云うことでどうなるのか自宅と現地の双方が気になってきました。