からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

ささやかな工作

2012年03月31日 22時09分51秒 | からくり情報

 孫の誕生以来なかなか外に出ることもできずに家の近辺の作業に終始している最近です。 本日は強風と横殴りの雨のせいで農作業もできないので倒れた植木鉢を起こす程度が外出。 乳飲み子関連の家事手伝いを色々やって、自分の時間は塗装なるものをやっておりました。 やりかけの幾つかに手を出し、まあいいかの工作です。親類筋の少々ショックな話も飛び込んで体が縮まったような一日になってしまいました。

気を取り直してまずは白線塗り、先日改造したので外観が変わった JNR9600 の白線を再度塗ってクリアにしました。

Dscn1390

この機関車のサイドビューで目立っている白い線は、オリジナルでは描かれていませんでした。

白線があると九州型であるというイメージで塗ってみましたが、よく似合います。 作成後10年以上経ってしまうとこの白線も一部途切れかけているようです。 この白線をせっせと塗り直したのが本日でした。 乾燥するとすっきりしたものになりそうです。Dscn8446

と書いたものの写真は撮っておりませんでした。

このあとやっと「和時計を作るに」手を出せました。本日は第一号の作業である文字盤系統に墨を塗って指先が真っ黒。 そんな時に初孫を湯浴みさせてと云う命令が下り、慣れない作業にオロオロしつつ何とかクリアしました。まあ家人の手伝いで無事くぐり抜けた次第です。 ありがとう。

人の扱いは機関車よりもズーッとて難しいですね。(^0^;) それはさておき、夕食前の和時計工作で概ね要領が分かりました。一番面倒な墨入れをクリアすれば機械を組み立てる作業がこれから待っていますが、単純な時計で構造は見えているので組立は容易そうです。

 この全金属、錘のエネルギーを利用しているアナログな江戸時計に期待している最近です。 あ、やっぱり写真を撮っていません。以前の写真で失礼致しました。

アナログとは何か、もう一度考えると様々なネタが転がっているように思えます。貴方にとってのアナログとはなんでしょうか?聞かせていただけるとありがたいなぁー。

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あとの作業は、昨夜日本酒を入れたら酒が洩れてしまった竹筒製の徳利の補修、蓋バネが効かなくなったカメラ用アナログ露出計の補修などの細かな作業に明け暮れました。強風と雨、丁度いい作業になったようです。でも、根を詰めた作業をやるとすぐ眠たくなるのはいかんともし難いですね。

この様な後ろ向きなからくり生活が続いています。

それはともかく、たまたま見た試合でしたが、サガン鳥栖が神戸に3-0で勝利、にわかサッカーファンになりそうです。(^0^)


他所のお花?

2012年03月30日 10時11分14秒 | ぶらり旅

 21日に孫が産まれて以来足止めを食っていましたが、昨日の午後はお出かけ許可が出たので久し振りに散歩してきました。何処に行こうかと迷ったのですが、電車にも乗りたかったので井の頭線の終点の吉祥寺・井の頭公園まで遠征です。 昨年の地震後やっと出かける気の起きた遠隔地(?)でしたけど昨年とは大違いで平日というのに沢山の人が出ていました。若者と家族連れが目立ったので春休みが人出に大いに寄与しているようです。 

昨年は、自然園は閉園、花見自粛、桜祭り中止の看板が目立った公園でありましたが、今年はいい気分で回ることができました。とはいえ櫻はまだまだの井の頭でした。 例によって興味を引いた花々などをパチリと写してきました。 マイクロフォーサーズにElmer 65mm/3.5 と云ういつものレンズ と Nikon P300 というデジカメでしたが、前者のレンズを自分の手で合焦していると写真を撮っているなぁーと云う気分になるから不思議です。 あとで見てもその場面が思い出されるのでデジタルに頼りすぎるのはいかがなものかと思いました。次回のお出かけにはNikkorの55mmマイクロにしてみようと思います。発掘せねば。(^0^;)

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とはいえ画角の関係でこれはP300でした。出番待ちのボート、扇形の展開に機関庫をイメージしたのはまだ何かに毒されているようです。

花見の下見でもありましたが、櫻はまだこんな具合でもうちょっとの我慢ですね。

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一年ぶりに見る池の浄化用噴水も新鮮です。

P1000866

この噴水が数基、空気に触れさせる浄化と水面、水中に置く浄化装置が動いているようでした。が、巨大な鯉の多さが水質汚染の原因のような気がします。

水源の一つはこの様に綺麗な湧き水なんですけどね。

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一人で彷徨くには何となく侘びしくなるところでありますが、そんな歳でもないことだし周囲を見渡すと一人で楽しむ人も多々見つけました。(^0^)

P1000889 梅は盛りを過ぎていたのでサンシュと書かれたこの花を撮ってきました。

鳥を狙っているカメラマンに声をかけ、近くの鳥を写したのですが、目を逸らされました。もう少し望遠を持って行くべきでした。

P1000902 

こんな具合に何となく地味な写真が多くなった散歩写真でありました。

最後にP300で撮った全景です。いよいよ春到来です。

Dscn1946 帰路某所で一服、九州出身の方とお話しできました。

電車にも乗ったし、いい気分転換になった春の午後でした。


今日の花々

2012年03月27日 21時00分26秒 | からくり情報

 何かやろうとしても集中できない一日でした。乳飲み子が居ると云うことは身動きできないことが沢山ありますね。当事者の娘は当然としても我々もさてどうしたものかと考え込んでしまいます。つまり、子育ては通り過ぎればほぼ忘れてしまうものであると再認識。全てが新鮮な経験と感じてしまうから不思議なものです。 そんなことを行政があーだこーだと云うのは本当にできるのだろうかとふと考えてしまいました。ベテランがやっているからそのようなことはないのでしょうね。(^0^;)

本日着手しようかと思って出来なかったこと、合成木製のケースまで作った「和時計をつくるの続きでした。まずは文字盤色々の文字を浮き出させる塗装でしたが、説明書を読むだけで終了。でも作業が近まりましたね。(^0^)

で、この二三日で撮っていた花々が埋め草です。

P1000833 どこかに載せた杏の花です。杏と梅の見分け方という難しい質問に出くわして絶句。(^0^;) (Elmer 65mm/f3.5 開放)

これなんでしょうか?(以下は Nikon P300 Aモード 絞りはf1.8 - f2.8)

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そしてこれは?

Dscn1866 そしてまたこちらは?

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さていかがでしたか?

これらの花だけ見て名前を当てられる方は偉いと思います。(^0^)

私がすぐ分かるのは櫻の花ですが、残念ながらこの中にはありません。もちろん木を見ながら写すので何の花か分かるのですが、写真だけでは不可解なものばかりです。

これなら分かりますよね。

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本来なら大輪が咲くのですが、剪定が下手で小粒が続いていました。昨年思い切って刈り込むと大きな花になりました。展示されるのはもっと大きいのでまだ刈込が足りないようです。

最後は典型的な季節の花です。これでこの仲間の開花は終わりですね。

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そして忘れていた蛙の産卵の話。

火鉢池にはこの様に卵が産み付けられました。これが3月25日だったと思います。

P1000821 この結果最近数年間の産卵記録日はこの様になりました。

   2004(平成16年) 2月25日
   2005年       3月16日
   2006年       2月26日
   2007年       2月20日
   2008年       3月16日
   2009年       3月19日
   2010年       3月1日

   2011年       4月25日

そして 今年は 
   2012年       3月25日

と云う記録になりました。記録を取って9回目、それ以前の数年間は3月3日が平均的な産卵日でしたが、この10年間が大きく変動してきたようです。

今年と周りの風景の違う昨年の記録はこちらです。蜻蛉池には今日現在蛙が蠢いていたのでまだ産卵する気があるようです。こちらにはまだ産卵が見受けられません。

さて、掲載した本日の花の拡大版は、梅、木瓜、杏、肥後椿、喇叭水仙 でした。


ちょっとした工作

2012年03月25日 14時27分09秒 | からくり情報

 このところ相変わらず仕事絡みでバタバタです。今日も先ほど戻って来たところです。我ながら段取りが悪くなったなぁーと反省しています。 昨日は合間を縫って病院へ出かけて三日ぶりに孫の顔を見てきました。いずれ毎日見ることになるのですが、気になるものは気になりますね。

雨天となったので農作業はできなくてちょっとだけ工作をしていました。 植え付けの終わったジャガ芋には恵みの雨となりました。

さて、SNCF 140C のダミー配管をほぼ終えましたので後は試運転です。まとまった時間が欲しいのですが、結構中断を余儀なくされるので取り組めません。ネタ写真もあまりなくて困っています。(^0^)

Dscn8498 簡単な配管なんですが、これすら進捗しない最近でした。心の病かと考えてしまいそうです。配管前に試運転と思ったのですが、思い切って終えることにしました。(^0^;)

ついでに思いついたことを昨晩実行しました。 クラウスの蒸気給気管の被覆処理です。ボイラー上の加減弁からむき出しの銅管を用いてエンジンに蒸気を供給していますが、仲間から寒地では温度低下が甚だしいので被覆した方がいいだろうとコメントを受けました。供給される蒸気が過熱されていない飽和蒸気なので尚更です。

Dscn8507 適当なものが見当たらなかったので包装用のたこ糸を巻き付けました。下地にはシリコンのシール剤を使っています。摂氏150度には到達していない蒸気なのでこれで充分と思っています。艶消し黒のエナメルを塗ってしまえば見栄えも実用上も問題なさそうです。

蒸気ドーム、ダミー安全弁も一緒に並べました。

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乾燥中の給気管です。端を処置して装着します。

この写真の蒸気ドーム前から下に伸びているのがこの部品です。

Dscn8033 このクラウスはしばらく動かしていません。冬に弱いガス焚きには手が伸びない季節でした。休車中だったので丁度いい作業でした。性能は上がったのでしょうか?

さて、こちらJNR 9600 の試運転も残っています。このように仕事を含めて宿題が色々溜まってきました。Dscn8490

牛の歩みの「からくり生活」ですが、振り返ってみるとまあまあ進んでいるのは確かです。しばらくこのペースになりそうです。

そうそう来年度の講義計画を先日送り終えたのでちょっとホッとしました。今日はこのまま自宅待機かなぁー?


園芸や諸々について

2012年03月22日 10時33分18秒 | 偶成

ライブスチームネタが続いていましたが、昨日午前中に娘に女の子を授かったのでそれどころではありませんでした。蒸気テストは落ちついてからになりそうです。 

で、おかげさまで初孫、じいさんになってしまいました。仲間のなかでは随分遅い経験かも知れません。

という次第で落ち着かない最近でありましたが、一つ課題クリアです。 その他宿題は相変わらず続いているのでまだまだのんびりできそうにありません。 そんな中取り組んだ幾つかの趣味記録です。

ジャガ芋を植え付けました。種芋は成城アグリスで入手しました。

Dscn1808  狭い場所に詰め込んだので収量は大したことありませんが、市場に少ないものにしました。インカのめざめ、シェリー、キタカムイの三種です。元肥を入れて土をかければお終いです。

Dscn1818 これでお終い、いつもの兎が見守っています。今栽培している小蕪や大根などを穫りいれて春の菜園になりますが計画はこれからです。その前に松の剪定を終える必要があります。

更には秘密の趣味を久々の手入れです。

Dscn1810  武雄市の大楠のような根張りに見えそうですが、数年がかりで岩付けをしているイワザンショウです。義父の遺品を枯らしたので再チャレンジしています。

全景はこちらですが、3年がかりでこれだけです。

Dscn1817 これらの葉が落ちて新芽が吹き出すのももうすぐです。適度に剪定した下が仕上げにはまだかかることでしょう。

そして最近の物騒な時代を考慮して思い切って仕入れたのがこれです。

 

 Dscn1821

仕事においても必要な場合がありそうだと言い訳をしつつ準備しておくことにしました。潤滑油、燃料が揃ったのでやっと試運転です。一番気になっていた井戸ポンプをこれで30分ほど使ってみましたが、問題なく利用できます。排気音もそんな気にになるものではなさそうです。高音部がマフラーでカットされていることと排気に油が混じらない四サイクルエンジンというのが家庭向きかも知れません。しばらくなり試運転ですが、動かしてしまったからには月一回の維持運転が必要であることが、後になって分かりました。こんなものを使うことがないように祈っていますけど、

本日は話題を変えてこの辺でお終いです。


JNR9600改造工事(2)

2012年03月20日 17時37分09秒 | からくり情報

 毎日時間と追いかけっこをやっているように感じる最近です。昨日から今日は、モザイク状に用事と空き時間が続きます。その谷間を縫うようにして趣味しているわけです。 昨日は種ジャガの買い出し、ライブスチーム改造の続きそして本日は種ジャガの植え付けと発電機の試運転という趣味から飛び出して公用的なことをやっていました。 もちろん仕事はクリアしつつです。(^0^;)

前回紹介したお彼岸のJNR9600 改造の結論ですが、何とか工事終了し、予備検査までクリアしました。火入れを待つのみでありますが・・・・。

Cimg1250 この写真はアスター工場での本物の製品です。このような姿に変身したのです。キャブ窓下の点検孔は面倒かつ技倆を要するので開けませんでした。 既に10年選手の我が9600はこの機関車より油で光って風格があると思います。が、写真を撮っていなかったのでこちらの姿を借用。

今回の工事でまず苦労した箇所は水位計(硝子管)下に設けたドレイン孔と銅管の締め具合でした。 水位計の底蓋を取り替えてここから排水するのが新機能です。これがないために安全弁をその都度外し、機関車を逆さまにして振ると云う野蛮な行為をしていました。

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この配管の先にはニードルネジ式の弁がありますが、ここまでは常時圧力がかかるわけです。ところが次の段階では弁部の取り付けにもたつきました。

Dscn8464 水位計から来る排水管のリングに弁中心を正確に通さなければ洩れが生じるという冗長度の高い構造だったので僅かな歪みでやり直しが続きました。何とか洩れは止まったようですが、高温高圧でどうなるかまだ不安があります。出たところ勝負になりそうです。傾いて取り付けてしまったのはカットアンドトライのせいかもしれません。

そうそう、今回の課題はいかに分解せずに作業するかと云うことでした。この先、取り組む方は少数と思われますが、参考になればと思います。

取り外したものは、バーナー、運転室、火室扉でした。曲げた配管をクイズみたいに取り回していけば接続できますが、火室扉前床の隙間が水位計に付けるナットより僅かに狭いのです。ここを通すにはボイラーを外すことになるので床板を0.1mm程度削る安易な方法でクリアしました。

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取り外した運転室には手摺りがありませんでしたが、到来時には違う径のタップを誤って?立てられていたので取り付けを省略していました。あらためて2mm径でタップをし手持ち部品で本来の姿にしておきました。

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キャブを外したついでに天井を取り付けネジを裏側から入れて突起に引っかける方法としました。 天井を付けるとラジコンにしない限りまず運転が困難です。 いつも天井なして運転していたことを反省し、簡単に着脱できるようにしました。

これらの組立を逆にやって元の姿に戻したのが現在の状況です。

これは何年か前のJGRでの運転です。門デフ未装着ですが筑豊で石炭運搬光景を彷彿とさせてくれました。24両ほど牽いた記憶があります。

こんな運転をまたやってみたいものです。

Dc112405 前回時間切れで書けなかったこととその後の工事状況は以上です。

本日のジャガ芋の植え付け状況はまた次の機会といたします。


お彼岸の工作はこんなものだ。(^0^;)

2012年03月18日 17時36分53秒 | からくり情報

 色々あって遠出ができないために帰宅近辺をウロウロ。 本日は彼岸ということもあり、お寺へ出かけて墓掃除と墓参り。そしてお寺さんへのご挨拶をしてきました。 親戚一家とお墓で遭遇し、公認会計士である彼から私の昔の上司が急逝した一件を聞きましたが、知っていたので恥をかかずに済みました。十年ほど前にお目にかかってバルナックライカの修理を頼まれ無事完了して蟹グルメをご馳走になったことがあります。

 昨日の雨のせいで本日のお寺は一気に墓参の人が出てきた感があります。 隣の墓所の方と数十年ぶりにお会いしましたがここも遠縁のお宅です。(^0^;)

帰宅して仏壇へのお供えも終了です。こんな具合に慌ただしくやっていたので昼食はたこ焼きと鯛焼きといういい加減なもので済ましてしまいました。

その後は家に籠もって失敗していたJNR 9600の改造工作を再開しました。部品を一つ年寄りの冷や水的作業ミスで吹っ飛ばしていたのです。(^0^;)

Dscn3628 手前の機関車が改造前のお馴染み9600です。地震前の工場風景が懐かしい、余計なものが写っておりますけど。(^0^)

これに門鐵デフを付けるとこんな姿になりました。この作業は意外にスムーズに終えました。ただし1.7mmネジを指定したあったのですが、手元のタップが2mmしかなかったのでネジ径を変更して取り付けました。見栄えよりも頑丈さです。

Dscn8446 

雰囲気ががらっと変わり同じ機関車とは思えなくなりました。こちらがより日本的ですが、運転会場ではどのような評価を受けるのでしょう。

オリジナルでは真っ黒に塗ってあった断気運転時の空気取り入れ口を昔のイメージでは真鍮地が出ていたはずなので磨いておきました。

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九州で見かけたあの真鍮色にはなりませんが、ダミーながらアクセントにはなります。5インチゲージのようなラージスケールではこの機構は生かしていると思いますが、いかがでしょうか。

さて排水系の工作ですが、機関車をひっくり返します。第四動輪の後部の孔に排水弁を取り付けるのです。油だらけだった機関車を拭いたのでご覧いただける状態になっています。

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この後水位計下部のナットを外して排水用のナットと取り替え、排水弁につながる銅管を配管します。

と進めていたのですが、取り替えたナットを排水管に取り付けようとしてミス発生。しばらく考え込んでしまいました。

ということもあった工作でありましたが、ご先祖様の加護があったのか本日工作終了。圧力を加える試験は後日としました。いずれにしろ排水管工作そのものは何とか終了致しました。

トラブルを起こしたこの件についてはアスターホビーさんに大変お世話になりました。感謝。

これら作業の後日談はまた書くことにします。本日は仕事が飛び込んでこれで時間切れ、お終いとします。(^0^;)


花、花。

2012年03月16日 22時45分57秒 | ぶらり旅

 いい季節になってきました。毎日地震に怯えている気持ちも捨てられないのですが、近辺の花を眺めるとその瞬間だけは嫌なことも忘れることができます。

一昨日来、幾つかの花を楽しんだ記録です。 まずは松田町の河津櫻。まだ四分咲きと云う状態ですが、充分見応えがありました。

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櫻の下には菜の花が拡がっています。さほど広くない山の中腹エリアですが、人工空間としては素晴らしい場所です。

櫻にピントを合わせて浮かび上がらせたつもりですが、菜の花の黄に沈んでしまったかも知れません。これで開放f3.5だったはず。マイクロフォーサーズで頑張っています。(^0^;)

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そうそう山に登る直前にははっきり見えていた富士山頂でしたけど・・・・

P1000781  富士のお山にはタッチの差で残念ながら雲の帽子が出てしまいました。

(ここまではパナG2+Elmer 65mm/f3.5)

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東の方はご覧のように松田から国府津、相模灘が拡がっています。右手の川が酒匂川です。

河津櫻を満喫?したあとに待っていたのは、曽我梅林でした。

Dscn1726 既に梅まつりは終了というのに梅は満開です。この林の中をトボトボ、いや喜々として歩き回っておりました。Dscn1727

 先行しているのはいつものお方であります。私めは実は前日の農作業の疲れでちと不調で遅れてしまいました。

Dscn1724 この後国府津へ出て新宿湘南ラインで無事帰宅した次第です。(^0^)

で、翌日周辺を見回れば幾つかの花が開花を始めておりました。

こちらの花が曽我梅林より綺麗と思いますが一本だけです。

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そしてまだ2分咲きですが、木瓜の花も開花を迎えました。

Dscn1759 梅に似ていますが、まとまって開花すると梅よりも綺麗かも知れません。

地面を見ると昨年植えたクリスマスローズの花。

Dscn1687 いよいよ春爛漫の予感に充ち充ちてきましたが、このいい季節が何事もなく続くようにと思わずにはいられません。

そうそう蛙の産卵がありました。3月13日(火)が今年の記録です。過去の記録を含めた話はまた別の機会とします。

からくりのネタ切れに付き身近なことどもをまとめてアップしました。お粗末様(^0^;)

(ここまではNikon P300 Aモード)


春の農作業開始

2012年03月12日 20時49分48秒 | 健康・病気

 ここ東京では、日一日と暖かくなる感があります。久し振りに太陽を見たような気がしたので留守居役かたがた菜園の手入れをしました。今度の冬は寒さのあまり殆ど手入れをしていませんでした。 初冬に一度だけ間引きをしたのが、二十日大根と小蕪です。いずれも不織布をかけたままにしていましたが、この効果はなかなかのようでした。 

今回は小蕪のみを対象として株間の狭くなったものを間引きました。 余談ですが、栽培をすることで知ったことは、蕪は先端から伸びる根から養分を吸い上げて成長しているのです。 食用にする白い部分は根でなく茎?であり、大根は根の部分を食用にすると云うことでした。

Dscn1666 このぐらいの大きさであれば食材として充分利用価値がありそうで農夫としての面目を保てました。(^0^)

Dscn1667 冬の間は日当たりが悪くて菜園としては不適な兎の住み着いた場所ですが、ここにも日が当たるような季節になりました。 実はジャガ芋が予想外の収穫出来るエリアなので今年はジャガ芋に切り替えることにしました。毎年記録している農園日誌によると昨年は小松菜と二十日大根を植えましたが、結果は芳しくありませんでした。日当たりのいい場所ではジャガ芋は今一つのような気がします。

いずれにしろ自家用なので普段目にしないアンデスやらインカのめざめなどを入手したいと思います。

ところで梅の花がほころび始めました。

Dscn1680 そして視点をその下に移すと

Dscn1682

やっと姿を現した蛙です。もう一匹いるようですが、警戒心が強くて写せません。コンデジの望遠を使ってこれが精一杯です。

そしてそろそろお終いなのが水仙です。片隅にこれで終わりという感じで咲いていました。

Dscn1672 久し振りの農作業合間に春を感じた次第です。

この時間になると花粉予防の目薬をしていたにもかかわらず眼がかゆくなっています。今日の花粉はピーク値だと云っておりましたので仕方ありません。

この先剪定等々が待ち構えていることを今日の作業で思い出しました。ヤレヤレ。

明日はまた冬型のお天気のようです。寒くなるので室内作業がよさそうかなぁー。作りかけの汽車ぽっぽのことも思い出されます。 改造作業を失敗して反省中であります。 仕事の他にやることが山積しているのはいいことか悪いことか悩ましい話です。(^0^)

そうそう、前の記事で書いた九谷の杯、気になって見に行ったら案の定消えていました。ちと残念、でもホッとしました。(^0^) 実は時計の修理を頼んでいたのを受け取りに行ったのですけどね。


春まだ浅く

2012年03月09日 20時10分18秒 | 偶成

 冷たい雨の日になりました。「春まだ浅く月若き  生命の森の夜の香に あくがれ出でて我が魂の」 と啄木の唄が出て来そうなこの頃です。確か森繁久弥氏が唄っていたと思います。

遅い春がますます遅くなりそうな天候が続きます。とはいえ、3月7日(水)でしたか、蜻蛉池に蛙がやってきました。天変地異のせいで今年は来ないのではないだろうかと気にしていましたが、一安心です。今のところ火鉢を埋めた狭い火鉢池に数匹いるようですが、水が濁って確認できません。時折ケロケロ鳴いていましたが、今日のように寒い日は声も聞こえません。 さて、産卵はいつ頃になるのでしょうか?

この池にかぶさる梅の木が我が家で唯一の梅、区役所で貰ったものですけど綺麗な花を咲かせます。遅咲き品種なのでいつものことですが今年は特に遅くなりそうです。古いNikkor 5cm/f1.4を使っての花便りです。

P1000767 絞りf4にしてみました。

そして開放にするとこんな具合です。

P1000766

フレアが出てソフトフォーカスレンズで撮ったようになります。 ピントが大変薄いので手持ちでの合焦には辛いものがあります。(^0^;)

藤の花をイメージしそうですが、別の枝の先端もこんな具合です。

こちらも同じレンズで写しました。

P1000768

そろそろ開花しそうなものを思い出して写しておきました。こちらは現代カメラ NikonP300 f4にしていたと思います。

木瓜の花です。枝が混み合ってしまいましたが、勿体なくてそのままにしています。花が咲き始めたら大きくカットして我が家の生け花に提供しようと思っています。

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この花もまだチラホラ咲く程度で春まだ遠しと云うところです。

さて、春を待ちかねている人にはこんなものを。(^0^)

Dscn1591  光ってしまいましたが、梅に鶯の図、数日前に近所の骨董屋RECORの店先にあった九谷の杯でありました。 なかなか素晴らしいものが並んでおりますが、更にまた酒器を集めてどうすると云われそうないい品物でした。まだあるのかなぁ?(^0^;)

Dscn1589 店先を借り受け雑談をしつつ撮ってしまいました。

Dscn1590 何となく撮ったものなので意味不明なことはご容赦の程を。

蛙が来たことだしそろそろ農作業の季節となりました。