からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

世田谷区の紅葉

2012年11月29日 18時13分02秒 | からくり情報

 昨日から家人は京都だとか。 どこに行ったのか子細は知らず、私は健康診断と仕事の消化をしていました。厳密に残務を見ると山ほどあるのですが、つい楽な方へ走ってしまいます。

 目先の用をこなしているだけだと感動も何もあったものでなく単調な暮らしになりがちな隠居生活ですけど趣味という調味料を加えてみるとなかなか楽しいものになります。とは言え同じ調味料だと飽きが来る、我慢をするか時折変えてみるかになりますが、調理人が不調だとなかなかいい味になりません。目の前に一枚薄手のカーテンが引かれているような感覚の最近です。これを打ち破るというエネルギーが今一つ足りないのですが、これが老化なんでしょうか? と自問自答しています。
本日は、ちょっと思い立って酔考さんにご都合を聞くと、風邪っぴきながら世田谷散歩とのこと、是非ともご同行をとお願いして近隣紅葉散歩をやってきました。

世田谷区のメジャーなところから知られていないところを辿ったのですが、大正解。ありがとうございました。RICOH GXR MOUNT A12Nikon P310 がお供です。

R0011684

DR Summicron 5cm/f2 f4
豊臣秀吉の北条攻略で消え去った世田谷城城主吉良家の菩提寺・勝光院の紅葉です。このお寺は豪徳寺の目と鼻の先にあるのですが、忘れられているお寺のようです。本日は我々以外は二人。

吉良家はあの赤穂浪士に関係する吉良家ではなく別の家のようで幕藩時代は所領は千葉にあって旗本として幕末まで続いたとのこと、菩提寺は勝光院だったと世田谷区の説明にありました。我が家の小田原北条時代の主家筋にあたるのであります。(^0^;)

R0011682DR Summicron 5cm/f2 f4
このお寺の入り口にあるお地蔵様です。ボロ市に出かける際はいつも顔を合わせています。(^0^)

R0011690Tele-elmarit 90mm/f2.8 開放)
次は有名な豪徳寺です。参道にある香炉の唐獅子と背景には紅葉です。
Dscn1393 (P310)
三重の塔の周囲も紅葉が目立ってきました。この奥に井伊家代々の墓所があります。

R0011691(Tele-elmarit 90mm/f2.8 開放)
紅葉も次第に色濃くなってきました。新しい90mmレンズもなかなかいい写りでホッとしました。専用フードを付けたので安定しましたが、もろ逆光だと少々フレアが出てしまいます。内部の僅かな曇りが影響しているかもしれません。

R0011694 (Tele-elmarit 90mm/f2.8 開放)
熊本小峯墓地にある小泉八雲の愛した鼻かけ石仏をイメージした境内の石仏 でしたが、お鼻があるのでイメージが違いました。(^0^;)

R0011700DR Summicron 5cm/f2 f4
代沢にある森巌寺(しんがんじ)です。徳川信康を祭ってあるということを酔考さんから聞きなるほどと納得。ここは大銀杏の黄葉が見事でした。

Dscn1399

  (P310)
本堂から山門方向を見ました。二本の大銀杏をやっと写せました。

Dscn1403

(P310)
森巌寺山門全景です。この対面にある蕎麦屋で昼食後散歩を再開し、淡島通りへ出てフラフラ渋谷で散会。だいぶ歩いたのでいいカロリー消化ができたようです。ご指導ありがとうございました。(^0^)

さて、東京の世田谷区も歩き回れば歴の塊があちらこちらに散らばっていることをご理解していただけたでしょうか? 


忘れかけたレイアウト

2012年11月27日 22時44分42秒 | からくり情報

 午前午後と所用でドタバタ、合間を見て遊ぼうとしたのですが、残念ながら時間切れでした。夕食は留守番だったので残りご飯とカレー&サラダで済ましたところです。

 さる方からNゲージレイアウトも復活という便りがあったので当方の現状報告を兼ねて記事をまとめました。レンズの話から一転して鐵道模型と云う節操の無さですが、これが我がblogの売りです。 鐵道レイアウトが一時期メインテーマだったこともあるので元に戻ったのかも知れません。(笑)
もちろんリアルな話ではなく過去の写真から拾い上げました。Homepage気味でちと長くなったので興味ない方はパスして下さい。

 ところでレイアウトが東北大震災でダメージを被ってしまいました。その修復は簡単でしたが、置き場所が耐震性無しのガレージなので出入り禁止。完成間近のレイアウトを一年半放置しています。要は他に移す場所がない。(^0^;)
何をやろうとしていたのかすっかり忘れてしまいました。撮り溜めた写真を見て思い出さねばなりません。そのきっかけになればと思って書いてみました。(^0^;)

オリジナルはライブスチーム仲間のK田さんから譲り受けたもので、実によく考えられた線路配置なのでこのまま完成品と云っていいものでした。

Dc062406 我が家に来た時点の姿です。一人で全ての操作が完結出来るようになっています。つまり機関車の出庫、列車編成、運転、連結切り離しと手を触れずにできるように考えてあります。メインラインは二周して元の位置に戻る意外に長い距離をとっています。
手前左の家は今は懐かしい鉄道官舎です。この場所は森林化しつつありました。

もちろん転車台・ターンテーブルも備わっており、写真では一番奥にあります。

Dc071708

その転車台は独逸フライシュマン製でモーターと継電器(リレー)の動作を巧みに使った確実動作のメカニカルな製品です。実は私も持っていたので予備機にしました。
写真は転車台から機関庫を見た図です。

このレイアウトを自分好みに改造し、完成あと一歩だったのですけど。(^0^;)

Dscn9810 オリジナルに足りなかったのは街の風景だったのでパネルを追加し丁度畳一畳のサイズに拡張しました。そして外周線と路面電車を追加しています。電気的には完成し、外周線にはATCを入れて複数編成の自動運転を可能にしました。路面電車はタイマで自動往復するようにして街の景色にしてあります。
奥の場所は転車台を中心にした機関区と駅舎を追加して駅前風景を賑やかにしている最中でした。

Dscn9816

まだ中途半端なままになっていますが鐵道官舎地域が池と森に変わりました。剥き出しだった山線を木々で隠している最中でした。植林は結構大変なんです。2008年5月に書いた古い記事を見つけました。blogは記事が埋まってしまいますね。

Dc060720 石炭庫周辺をクローズアップしました。どの辺りか分かるでしょうか?

Dc061306 さて、ホームの光景です。これは我が家に来た頃のものです。人物を色々配置し始めて賑やかになってきました。

この様な写真を並べ始めるときりがありません。今更ですが、レイアウトを写真で切り取っていくとそれがそのままノスタルジックな風景になるのですね。

我がレイアウトは有煙化されているので尚更です。

こんな具合にレイアウトの概要を駆け足で書いておきましたが、全体像は見えたでしょうか?
復活出来ればいいなぁーと思うのですけど道は遙かのようです。一緒に来た300両の車両も眠ったままです。(^0^;)


秋のミニ風景

2012年11月26日 22時32分51秒 | 偶成

今日も話題のなかった日、仕事が色々湧き上がってきたので朝一番の余裕がいつの間にか消え去ってしまいました。一杯飲む気も起きずにお茶しながら書き始めましたが、さて何を書こうか?

予想外の土砂降りの一日となったので昨日の剪定作業は大正解、読み通りに推移しました。気になるので雨の中生け垣の仕上がりを眺めてきました。昨日洩れた写真を追加します。

Dscn1356_2 (P310)
70%仕上がった生け垣です。ここに至るまでが大変でした。

Dscn1352

(P310)
作業を始める時は植え込み状態のように繁っておりました。孤軍奮闘して上まで頑張った次第。 大物の百日紅は伜に任せて無事終了。助かりました。
やはり自分でやったところは気になるもので翌日雨の中の検分になりました。これで半年間一安心です。 他の場所にも手を付ける気になります。

さて、雨が降ってもこのところ写真を撮る気は満々でGXR+MOUNT A12 にはDRSummicron 5cm/f2を装着して鞄に入れておいたのですが、本日はいろいろあって出番なし、近隣散歩の場合は風景よりも物撮りが多いので近接撮影の出来るレンズを持ちたくなります。このパターンで考えての選択だったのですけど。

我が家に一本だけある紅葉も色づいてきましたが、まだ撮っていませんでした。明日撮ろう。(^0^;)

Dscn5591

(P6000)
3年前の今の時期の紅葉です。ウチのは黄葉する楓と云うことを思い出しました。記憶は意外に曖昧だなぁー。歳のせいだろうか?

P1000663

(P6000)
もう一つ忘れていたのが、柿です。今年は全く実を付けません。虫のせいか手入れが悪いせいなのか、花は咲いていたのですが、さてどうしたものかと思案中。日陰のせいかも知れません。この写真は不作だった3年前のものです。

本日は思い出した我が家の秋のことどもを書いてみました。何だか尻切れ蜻蛉ですけど、これでとりあえず終わります。

(翌朝少々見直し)


テレエルマリートの試写

2012年11月25日 22時09分43秒 | からくり情報

 忙しかったけど充実していたかなぁ今日は。(^0^)
お天気具合と日付を考えると今日がラストチャンス。大物の剪定開始です。生け垣、百日紅、この二つが私のノルマ。10時過ぎに始めて後処理も含めて16時過ぎに無事終了しました。伜が応援に来てくれたのでやっと終わったというのが実際でしたけど。(^0^;)
切るだけは簡単ですが、燃えるゴミとして出せるようにするのがいつもながら大変です。
そして夕方はお隣の奥様のお通夜に参列し、先ほど帰宅し一服しているところです。

今日は大変いい天気だったのでカメラを片手にウロウロしたかったのですが、上の事情もあって昼間は野良仕事に終始してしまいました。合間にRICOH GXR に最近入手のレンズのテストをあらためて実施。日常の光景に使ってみました。(^0^)

R0011659 (Tele-elmarit 90mm/f2.8 f4)
いつものツワブキを角度を変えて撮影。この時期長く咲いてくれる貴重な花です。

R0011661(Tele-elmarit 90mm/f2.8 開放)
植木鉢の檸檬が次第に黄色くなってきました。ピント合っているでしょうか? 球体のピント合わせはむずかしいですね。それも開放なら尚更です。

R0011663

(Tele-elmarit 90mm/f2.8 f5.6)
思い切ってf5.6に絞るとホッとします。まあいいかでピントが合うので気楽です。

こんなことばかりやっている暇はないので作業開始。

R0011665(Tele-elmarit 90mm/f2.8 f4
伜が剪定してくれた百日紅をシルエットにしてみました。よく見ると切り残りがありますね。まあいいか。(^0^)

R0011666(Tele-elmarit 90mm/f2.8 f4
作業ついでに定期運転として非常用の発電機で40分井戸ポンプを回しました。 潤滑油の入替、ガソリンも新調しておかねばなりません。この発電機は予想以上にガソリンを使わないようです。負荷に応じて出力を加減するエコモードが有効に効いているようです。実は家庭向非常用発電機はメンテナンス運転のことを考えると運転時間は短いもののガスボンベタイプがお薦めです。ガソリンが意外に早く劣化するようです。後付けの知識で知った時は既に遅しでした。
一日屋外作業をすると色んなことが目に付きます。特に見ないふりをしていた作業各種が・・・。 写真を撮って遊んでいる暇がない。(^0^)

ろくな写真はありませんが、使えるレンズと云うことが分かり一安心、軽いので持ち運びは楽です。しかしながらこのカナダ製のライツのレンズ、f4よりも軽量でライツらしい風格が消え去っていると感じました。昔使ったことのあるミノルタ製の90mmレンズに近い感じです。 やはりクラシックレンズを使うのであれば金属感たっぷりの昭和30年代までのレンズが私の好みです。汽車ポッポと同じですね。(^0^)

クラシックレンズなので一コマ一コマ自分でピントを合わせながら写す必要があり、今風の全自動カメラより疲れますが、楽しい疲労感。さて皆さまこんなデジカメ遊びはいかがでしょうか?

そういえば生け垣の剪定の邪魔になるのでついでに剪定した木がありました。

Dscn0921 (P310)
これは一ヶ月前の棗(ナツメ)の写真です。本日は既に葉が散りかけの状態だったので大きく剪定。枝に大小のトゲがあり剪定するのが嫌な木です。それがこの木の狙いですね。その年伸びた枝に実が付くので剪定は楽です。ついでに大きくカットしました。
棗に限らず枝に棘を持つ木の剪定は嫌いです。柚子(ゆず)、枸橘(からたち)、柊(ひいらぎ)、木瓜(ぼけ)まだあったかな、、薔薇(ばら)もそうですね。それぞれの木に痛い思い出が。(^0^;)

こんな具合に忙しかった本日です。剪定鋏が要領よく使えるようになったような気がします。 が、体のあちこちが痛い。それに、もう眠たくなってしまいました。また明日見直しですね。

これで終わります。(ペコリ)


ライカの中望遠レンズ

2012年11月23日 22時26分26秒 | インポート

 どんよりとした寒空の一日で何となく疲れが溜まってしまった一日です。伜一家がやってきて楽しい夕食で息抜き、でも食器洗いが大変でした。まあ、子育てより楽ですけど。(^0^)

さて、このところブーム(^0^)のレンズの話の続きです。あれこれの蘊蓄は早くもネタ切れ気味なので使用記録でご容赦下さい。
最近テレエルマリートというレンズが到来したこともあり、ライカの中望遠を中でも9cmを採り上げてみました。もちろん高価なものは持ち合わせていないのでB級グルメの話ですぞ。RICOH GXR+MOUNT A12に取り付けていろいろ撮ったものを羅列します。眠気が襲ってきます。(^0^;)

Dscn1351 1970年代の比較的新しいレンズで後玉内側が僅かに汚れているのでさてどうしようかという微妙な玉です。90mmの玉は本来90mmの長さが必要ですけどこのレンズはテレフォトタイプで短くなっています。そして軽量。旧来のレンズと比べ風格は足りないのですが、早速写してみると鮮鋭な写りです。

R0011638 (Tele-Elmarit 90mm/f2.8 開放)
唯一の色彩をもつツワブキの花。これを絞りf4にするとこの通りです。ちょっとは違ったでしょうか?

R0011639(Tele-Elmarit 90mm/f2.8 f4)
一絞りでも雰囲気が変わります。

R0011642(Tele-Elmarit 90mm/f2.8 f4)
いまだに残る花の名残です。最近これが試写対象というマイナーな状況です。

これを被写体にして結果を紹介したレンズは Summicron 9cm/f2でした。詳細は以前のBlogをご覧下さい

Dscn1255

とにかく巨大で重い。三脚座も付いています。700g近いと思います。

R0011558 (Summicron 9cm/f2 f4)
巨大なこのレンズで写すと気持ち艶やかさを感じます。始終使いたいのですが、やっぱり重いですね。

そして比較的最近戦列に加わったElmar 9cm/f2沈胴レンズです。

Dscn0697内面反射が多いのでフードは必須と云われております。

R0011379 (Elmar 9cm/f4 沈胴 f5.6
熱海市初島から伊豆大島の一部を撮りました。朝の大島は逆光の中にありました。

Elmar9cm/f4は 四枚玉のTessarタイプが殆どですが、その中で僅かに三枚玉 トリプレットと呼ばれるものがあります。通常のものよりクリアな結果が得られるようです。

R0010422

(Elmar 9cm/f4 三枚玉 f4)
トリプレットElmar9cmで撮った有名なタワーです。(^0^)
結構解像度が高くクリアな結果となりました。

R0011158 (Elmar 9cm/f4 f4)
これは一般的な四枚玉Elmarの描写です。いずれのf4タイプの玉は開放から安定しており、使いやすくて好きなレンズです。このレンズは先日清掃したのでだいぶ安定したと思います。

何とかここまでまとめたもののもう眠たくて堪りません。明日は講義日なのでそろそろお仕舞いといたします。例によって明日見直していい加減なところは修正いたします。(ペコリ)

まだ何かあったようですが、次第に脳味噌コンピュータが働かなくなりました。(^0^;)


Zeissのレンズ二種

2012年11月21日 21時48分32秒 | からくり情報

 床屋へ行き指圧を受けて体が少し軽くなったような気がします。おかげで忘れたことを幾つか思い出したようで焦り気味です。ボーッとしていたほうが気楽ですね。(^0^;)

寒くなって取り出したコートのポケットから撮影済みのフィルム出現、既に色が変わっていました。最近の簡易ラボに出す度にプリントの色合いが駄目になってきたことを感じます。とは言え相談出来るラボが壊滅したのでフィルムを止めるか、街まで出て出すべきかと悩むようになりました。困ったものです。少しまともな直接CDに焼く注文を忘れていました。ポジ現像は遅いのでついネガになって失望しています。

さて、本日の話題はと見回すと湯飲みが一つ。これを試し撮りしたことがあると思ってアルバムを探るとまだ紹介していないメジャーなレンズがありました。かっては世論を二分したカメラ論争で一方の主役。 Zeiss Contax の標準レンズ Sonnar 5cm/f1.5 です。

Dscn0664 RF-Contax IIIa 戦後の製品です。早田カメラから我が家に来て十数年経過していますが、絶好調ながらLeicaに比べて使う頻度は低いですねぇー。(^0^;) このレンズのマウントはNikon S型とほぼ同じで、ニコンのレンズを物理的に付けることが出来ます。ただしピントにはズレがあるので被写体深度の深い広角レンズは共用出来るようです。

このレンズは RICOH GXR に取り付けてしっかり撮っていないのが現状で、唯一この写真がありました。

R0011211 (Sonnar 5cm/f1.5 開放)
楽屋裏の光景ですが、何とか撮れました。Nikkor 5cm/f1.4 のようなソフトフォーカスではなくきちんと輪郭がでていますが、これがZeissの実力でNikonの場合は味と云って逃げるかも知れません。

Dc0502180

(Sonnar 5cm/f1.5 f4程度)
10数年前に世田谷区の次太夫堀公園の民家で見た光景です。干し柿の影に反応しました。ポジから転写したものです。

Dscn0660 GXRに取り付けるとこのような姿になります。堂々たるZeissのレンズは確かに一方の雄であります。そしてこの後継はピント合わせの回転方向からもNikonであるなと思う次第です。

Dscn0662 装着した姿をマウントとともに載せました。RF-ContaxやNikonS型では内爪式の5cmの標準レンズの装着が難物です。このレンズを付けたくとも出来なかったのがこれまででした。このレンズでのデジタル例が少ないのにもこの様な事情があるようです。私の場合は精度が低くて問題はありますが、最近マウントを入手して解決しました。この記事の写真はその時のものを使い回ししていますけど。(ペコリ)
NikkorにはL39マウント用も製造されたので撮影作品は多いと思います。

Dscn0856

もう一つ紹介するのが、広角レンズです。Tessar 2.8cm/f8 という暗いレンズですが、戦前のものです。小さなレンズを良く磨き上げたものです。Tessarなので四枚玉です。 今でも貴重ですが、戦前はお宝だったに違いありません。 「こんな綺麗なもの滅多に無いよ。」と 早田さんがよこしてくれました。(^0^)
 このマウントは外爪式でアダプターは容易に入手出来たので一度紹介しました。広角なのでNikonに付けて使えます。 が、ピントは目測式です。デジタルではもちろん厳密なピント合わせが出来ます。

P1020371

(Tessar 2.8cm/f8 f8
この写真はパナG2 マイクロフォーサーズで撮ったもので56mm相当の画角です。GXRでは未使用なことを思い出したので早速使ってみましょう。

今日は出番の少ないZeissのレンズを思い出して書いてみました。以前との重複はご容赦ください。
お粗末さまでした。(^0^;)


Nikonの中望遠

2012年11月20日 21時38分14秒 | からくり情報

 夕方娘と孫が現れたので仕事は中断、まあ仕方ありません。嬉しい?悲鳴。買い出しに走る。(^0^;) 夕食を食べていま帰宅しました。

このところ新しい写真を撮る機会も減ったので古いものを掘り起こしてレンズシリーズを継続します。これらはだいぶ以前にNikonのスキャナーで取り込んだものです。下手な操作で質は良くありません。最近は時間のかかるスキャナーを使わなくなっています。ちと古いのですが、Nikon S型レンズで登場の少ない中望遠の写真を紹介します。今回は GXR+MOUNT A12の出番は無いか?

Img034 (Nikkor 3.5cm/f2.5)
これはライカL39マウントもあるので実績ある広角レンズです。
沼津千本松原海岸での どんと焼の準備光景です。 良く晴れた冬空に富士山がくっきり見えました。会社勤めのこの頃は普段の生活をリセットするために週末のぶらり鉄道旅をしていました。最近よりも優雅だったかも知れません。小田急から御殿場線経由で沼津は憧れの終着駅でしたけど特急あさぎりは御殿場止まりとなってしまい残念です。
このところ連日雑務に追い回されて鉄道旅は吹き飛んでいます。(^0^;)
以下NikonSPを使用。

Dc011613

(Nikkor 10.5cm/f2.5)
これが中望遠で撮った風景ですが、富士山は入っていません。海岸の砂には富士山が描かれていました。

Dc011601

(Nikkor 10.5cm/f2.5)
場所を変えて富士山を撮ってみました。なかなか鮮鋭なレンズであることが分かります。大きくて重いので持ち出す機会が減っていますが、これらを見るともっと使わなければと思います。(^0^;)

R0010361

(Nikkor 8.5cm/f2 開放)
RICOH GXR+MOUNT A12 に取り付けて撮ったものが一枚ありました。二階に迫ってきた月桂樹の若葉です。戦後Nikonの名声を高めたという著名なレンズです。

これはL39マウントのものです。Sマウントとの比較したことはありませんが、GXRでは簡単に比べることができるので試してみます。Dc010929

ずっしりと重たく風格あるレンズです。当時のレンズは数本持っただけで肩に食い込む重さになります。
山崎レンズ光学の山崎さんから「レンズは重いものがいいレンズだよ。」と云われて以来、重いレンズに魅力を感じます。(^0^)

Dc010948

S型レンズを扱うためにあつらえたNikonSPですが、このところ空シャッターで終わっています。勿体ないなぁーと思うのですけど・・・・(^0^;)

慌ただしかった本日もお仕舞い。お休みなさい。

 


ちょっとご注意を

2012年11月20日 13時53分32秒 | 健康・病気

 所用で一回り、ついでに眼科検診を受けて散髪と思ったら今週は床屋さん連休の週でした。家に戻って一服しています。自転車で周回したのですが、世田谷の片隅の自転車運転で気になることが幾つかありました。
一つ目は、右側通行の自転車が多い。
二つ目は、交差点での右左折でショートカットが多い。つまり大回りせず無造作に方法転換
三つ目は、電動自転車の急加速飛び出し。自分の脚力以上のパワーでピューッとでる。もちろん左右確認する人は稀。 多分ブレーキをかけても自分の腕力では止まらないでしょう。

以上殆どが怖さ知らずのおばさん達です。若者では何とかなることでもおばさんの反射神経では危ないので十二分に注意しましょう。こちらが正しい運転でも相手が突っ込んでくるからどうしようもありません。転ばぬ先の杖ということで慎重な運転をする最近です。 携帯・スマホ利用と同様に別の自己防衛観念の抜けた事例がありました。
往年のサイクリスト(^0^)の感想です。さて皆さん心当たりがありませんか?

ついでですが、近所の恵*女学園の登下校時のマナーが時折ひどい。道一杯拡がって左側通行、父兄にも同じパターンを見かけますが、この親にしてこの子あり と云われかねませんね。普段の躾が大事です。これまたご注意を

本日は本当の雑感でした。ということで午後のお仕事へ。

Dscn1081


近接古典レンズ再掲チャレンジ(^0^;)

2012年11月18日 20時54分49秒 | からくり情報

 一昨日は、近接古典レンズという記事が出来上がってカテゴリーを入れている時に何故かフリーズ。バックアップサーバとの同期処理が走ったせいかも知れませんが、折角書いたものが消滅して大ショックでした。。土日慌ただしく過ごしたので久々に書いている気分です。

11月14日は誕生日でしたけどイベントなしでした。今日家族が大集結、老父と乳児を入れて9名です。これだけの調理をするのは久し振りで家人も些か面食らっておりました。それでもいい仕上がりです。流石だと思います。(^0^) 娘はミートローフ作って持ってきてくれたので豪華な食卓になりました。乳児がいるので昼食パーティとしたのでアルコールは最初のビールのみ、まあ、昨晩ツークシュピッツェの激レアビール会でデンマークビールを少々飲んできたのでこれで充分です。素敵なプレゼントを頂戴し楽しい時間になりました。

さて、消滅した記事がしゃくなので記憶を辿りかいつまんで再組立してみます。

Dscn0481 RICOH GXR+MOUNT A12 が来て以来アクティブなレンズ遊びが続いていますが、ちょっと一服のつもりで近接撮影可能なレンズを比べてみます。とは言え、たまたま写していた写真を並べただけなので雰囲気を味わっていただければ何よりです。

最初はNikkor 5cm/f2 です。Sマウントにも同型があるのですが、近接可能なのはヘリコイドが50cm撮影位置まで伸びるライカ用L39マウント仕様のものだけです。 後述のNikkor 5cm/f1.4 も近接撮影が出来ます。

R0011125

(Nikkor 5cm/f2 開放)

夏の散歩の際に見つけた花を最近接位置から撮りました。

R0011111

(Nikkor 5cm/f2 f4)
アシタバの花にアゲハの幼虫を発見しました。かなり大きくなって姿を一斉に消しました。多分何処かで蛹になって羽化したと思います。f4まで絞ると実に鮮鋭です。

Dscn3238_3 そして大口径で明るい5cm/f1.4レンズです。このレンズは絞り値で撮った結果ががらっと変わる不思議なレンズです。
このレンズはパナソニックG2での撮影です。

P1000235 (Nikkor 5cm/f1.4 開放)
フワッとしたソフトフォーカスの結果になります。光のあて方でいろいろ変化するようですが、私にはノウハウがありません。(^0^;)

P1000385(Nikkor 5cm/f1.4 f4)
f4まで絞るとご覧のようにクリアになります。同じレンズで撮ったものとは思えません。役に立つレンズだったのでG2では常用レンズにしています。GXRでの利用はこれからです。

Dscn1232 さて、Leitzの代表的な近接レンズはDR Summicron 5cm/f2 です。つい最近ハヤタカメララボからお輿入れしましたのでまだまだ初心者です。手元の小物をGXRに装着し撮ってみました。

R0011565

(DR Summicron 5cm/f2 開放)
作りかけの掃海艇です。マストを付けるかどうか作業開始をまだ迷っています。

R0011566

(DR Summicron 5cm/f2 f4)
同じものをf4で撮りました。いずれも補正なしなので単なる試写とお考え下さい。(^0^;)

R0011585 (DR Summicron 5cm/f2 開放)
埃をかぶり気味ですが、まだ健在のリトルジャマープロ。最近接開放の写真です。ボケもドラマーと分かるので自然かなと思います。

古いレンズでは近接撮影出来るのはVISOシステム以外では殆どが1m程度なので特別の装置を付けない限りマクロ撮影は困難です。これさえ無ければ面白いのにと思っておりました。これを解消してくれるこれらのレンズ達とデジカメのおかげで以前は考えもしなかった撮影が出来るようになりました。

とこんな具合の記事を書いていたはず。消滅しないうちにとりあえずアップします。

 


ふと和時計の話

2012年11月15日 17時44分24秒 | からくり情報

 時間ができたので午前中病院へ。インフルエンザ予防接種、定期検診と行ってきたら混雑していたので午後になってしまいました。戻っても家に誰も居ないのでボンヤリしていましたが、注射のせいかちと不調。まさか病院で風邪をもらってきたのでは、とドタバタは続いているようです。

私のドタバタよりもっとひどいのは、政権与党。沈没する船には乗っておれないと逃げ出す鼠が続々と出現。特にひどいのは比例で当選したセンセーです。恩義を受けた組織を戦いの前に離れるのは敵前逃亡です。逃げたければ辞職してから逃げなさい。
 そんな方々を二度と選んではいけないなと思うとともに自分を律するケジメがないのはさすがに政権与党のメンバ。あのマニフェストなるものがいい加減なものだったことがよく分かります。ばらまくことが実現された項目かな?國をガタガタにするという約束事は書いてなかったような・・・。今は何とか経済復興が先決すべきことと思います。國が弱れば他所の虫もたかりますゆえ。
ハラハラどきどきの3年でしたけどこの國の再生は出来るのだろうかとつくづく考えてしまいます。次の与党になる組織は、腹を据えてやって欲しいと切に願っています。そしてまた権力にすり寄る人種の排除をどうぞよろしく。 できるかなぁー。(^0^;)

こんな一日となって遊びの話題は皆無、寒いせいもあって家に籠もってしまいいました。レポートチェックも進まず、次回レポート課題を作るだけになってしまいました。さて資料の印刷もやっておかねば。

そうそう、話題は一つ。10月初旬に組立の終わった和時計ですが、その後連続運転試験をやっています。問題は時計の刻む時間が遅すぎるのです。天符の錘幅を一番狭くしても大幅な遅れ、錘を重くすれば早くなるとあるので試しましたが、入れる錘に限界があり改善されません。昼夜ともに遅れるので二丁天符に歯車の問題かなと思い関連のサイトを探るとこれを研磨して速くなったという方も居るようです。どうやら腰を据えて分解調整が必要なようです。

Dscn0860 現在余計な部品は取り付けずに運転中です。背景は余分ですけど。(^0^;)

Dscn8529 これが昼夜用の天符歯車です。仕上げ磨きと指定が無かったのでそのまま使ったのですが、歯先を触ってみると仕上げ時のケバが残っています。天符が鉄なのでそのうち摩耗するかも知れないと思ったこともありますが、軽く紙ヤスリで舐めておいた方が良さそうです。
前面から分解していけばいいと思うのですが、あらためてやってみます。

江戸時代の時計の調整には一年かけて専門の技師があたるとありましたが、これは本当のようです。

Dscn8376

昨年末頃に撮ったものですが、やっと最終段階です。調整を終えなければ全組立は出来ない。と現在の姿のまましばらく行くことになりそうです。

江戸の工芸品が工業に行き着かなかった理由は江戸からくりに触れるとよく分かります。何故改善していかなかったのだろうという素朴な疑問も湧いてきます。

何故だろう。

久し振りにレンズ路線から離れました。不調のせいかも知れません。