からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

歯車からくり(^0^)

2019年04月16日 09時44分08秒 | からくり情報

身近なからくりの最たるものは、時計でしょうか。どこの家にもあって子供の頃から馴染んだ機械です。
組み合わせて歯車が時を刻み出す魔術の謎を知りたくて時計を分解して叱られたことのある方も多いはず。
ところがデジタル全盛となりブラックボックス化、いまの若者には無縁になってきた歯車からくりです。

近所に出来たBookoffを偵察に行き、成る程と思って帰宅しましたが、可哀想な本を救済してきました。この本が500円とはバカにしているなぁと憤慨したもののこれが日本の現状でしょうか。

高価な時計の背景に美しい置時計の写真。なかなかいいなと思いよく見るとハードカバーの時計の本、値段を見て仰天し、ミスプリかと思いつつ尋ねると500円、さっさと購入。中味を見るとこれまた面白い。

中味をちと紹介。

 

柱のような時計がありました。一体何なのだと思うと。

 

こんな具合の中味でした。

 

この時計の中味もご披露。表づらだけでは面白くありませんが、中が分かると興味深いですね。この様な具合に様々な時計を採り上げています。日本の大名時計と尺時計もありました。

 

 

この時計は1900年頃のデジタル表示時計、私も一台持っていてオーバーホールしました。四面硝子だったのでケースの組立調整に泣きましたが、デジタル表示が20世紀初頭にあったことを始めて知りました。

 

古いものには何故か温かみを感じてしまうのですが、やっぱりビョーキでしょうか。(^0^)

お粗末さまでした。

 


庭に小川を作ってみた。

2019年03月05日 09時52分33秒 | からくり情報

 昨年の夏至の頃、庭の改造を思い立って線路の再敷設、これに伴う鐵道レイアウト化を考えて庭に小さな山とその中腹から流れる水路を考えてみた。小川の原動力は小さな太陽電池パネルである。再生可能エネルギー云々の小難しい話では無く手持ちの素材で楽しんで見ようと思っただけのことである。

この池から羽化した塩辛蜻蛉が写っています。

 

太陽電池で駆動する水中ポンプ。仕様はブラシレスDC12V。

 


我が家には防災用にガチャポン付きの井戸があるが、普段は撒水に使うだけ、これでは勿体ないので池の水源に仕立て上げている。ところがこの池の基本は溜まり水、これで20年は運用してきたのでおおよその植生は理解しているつもりである。これに流れを加えるとどうなるのかが次のステップでの興味深い話となった。やってみたいのは上手く生育しなかったクレソン。この植物は流水を好むそうなので循環水ではあるものの池の水を流した水流で生育するか否かを試そうと考えている。

工事が竣工した頃の光景。

 

この一年近くの運用で見えたことは、エネルギー源がの確保が重要な課題であること。
日の短くなる時期は発電量が極端に減ってしまう。 太陽の位置が低くなると家屋の谷間の我が庭では日照時間が短くなる環境が課題。今更庭を広くする訳にも行かず悩ましい問題だなぁ。(^0^;)

太陽が天頂に位置する夏至の時期の設計なので太陽電池パネルを池近くに設置した。その状態で充分な発電量がであり、水流も豊かであることを確認出来たが、秋分の日を過ぎると発電量は僅かとなり流水時間も短くなった。
日射しの残るウッドデッキ上で壁に立て掛け設置にすると午前中は何とか発電し水流も確保出来た。

この写真は夏至の頃に太陽光発電所(^0^)の運用開始。

 

これは冬至の頃、ベランダに配置換え。予想通りのクレーム到来。(^0^;)

 

 

太陽電池パネルをお日様に追随させるの動的制御があるとより実用的、或いは常時日照のある二階ベランダから配線するのもいいのであるが、まず認可されないだろう。(^0^;)充電方式に切り替えるのも興味深いと考えている。
実は10年ほど前に充電方式の試作をしてAC100V発電プラントを作ったことがある。
屋根の上には本物の太陽電池を乗せてあるので無理することはないのであるが。(^0^;)


とりあえず、現在の状態を春分の日過ぎお彼岸過ぎまで続け、いずれ元の設置台に戻すことにしている。あと三ヶ月で一年間の運用となる。一年間の様子から次の年どうするかを考えたい。それも楽しむという観点からがいいようだ。

 

 

発電した電氣で水中ポンプを駆動し、その力で吸い上げた水はこの小川の最上部から流れている。出来上がった頃の川底は明らかにモルタルであることが分かるが、最近は自然の川底に近い色合いに変化している。

流れのある時はこんな具合である。真夏の太陽のエネルギーには凄いものがある。

 

さて、如何でしたでしょうか。地味な趣味といえる遊びでありますが、昨年は思い切って環境を作り直しました。今後どう展開するか気長に見守っていきたいと思います。

 

 

 


戦艦長門の生涯

2015年08月10日 19時20分19秒 | からくり情報
 8月3日(月)に敬愛する作家の阿川弘之さんがお亡くなりになりました。偶然にもその日に戦艦長門の模型の話をさるところに書いて阿川さんの著作にも言及しておりました。
当時の日本人というか私の父母の時代に日本の誇りは陸奥、長門と云われ大いに親しまれた軍艦です。
その軍艦の誕生から水爆実験での終焉までを日本の歴史と絡めながら巧みな文章で描いてあり、時折読み返しても興味深い話ばかりです。

あらためて阿川さんのご冥福をお祈り申し上げます。
著作書の幾つかを読み返して見ようと思います。


ひょんなことで精密な軍艦模型にはまっています。ちょっとだけですが、このレベルまで自分で作るのは不可能、知り合った方にたまにお願いしているところです。

最初の写真は、曲がり煙突二本の初期の長門です。拝借した写真。(^0^;)



そして大改装後の長門です。暑くて写真を真面目に撮っておりませんが、ご容赦下さい。




これも適当に撮ったものです。




まだまだ家の整理が追いつかない新居ですが、少しずつ自分の居場所を作り続けています。なかなか出来上がらない自分の工場です。

謹賀新年

2015年01月01日 22時22分12秒 | からくり情報
明けましておめでとうございます。
gooブログの操作に慣れないまま何となく書いています。

本日はめでたいお正月、お正月に付きものの富士山の写真を幾つかご紹介いたします。


峠から見た富士、


ちょっと拡大、



大瀬崎での光景です。



そしてこれは戸田の港の光景です。
高足蟹が美味しかった記憶。
これらは10数年前の話ですが、この界隈は変わっていないと思いますが、さて如何に?

レンズの整理

2014年07月28日 21時13分26秒 | からくり情報

ボチボチとからくりをやっておりますが、捗りません。散らかり放題の仮住まいなので片付け専一と思いレンズ乾燥ケースを導入しました。タッパウェアに入れたままのレンズを復活させるには手に取ることの出来る場所に置くべしと反省した次第です。

昨晩せっせと場所のレンズの入替をすると一安心。ですが、棚が足りないのでもう一枚追加注文してしまいました。多分入りきれないものもあるかと思い、電気式乾燥剤と普通の乾燥剤も追加。このところレンズの不具合を指摘されることが増えたので万全を期すことにしました。
旧宅から運んで管理せねばいけないと思うこのところの変なお天気です。

Dscn5160まだまだ整理の出来ない入れ物ですが、使い易くするようにゆっくり見直しです。

最近の活動はこんなところです。


地味な時計の話

2014年07月26日 10時09分04秒 | からくり情報

梅雨明け十日、暑い日が始まりました。今日で五日目ぐらいでしょうか、まだまだ暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。

仮住まいに居るストレスか、最近何故か小さな時計に興味が湧いて悪いパターン。(^0^;)
安くて良さそうなものを勉強中ではまりそうな時計にはある共通点がありそうです。
ブランドより中身の機械が詰まっているものはなかなかいいですね。色々教わってこれはいいと思ったものがこの時計です。現在オーバーホールをお願いしているので戻ってくるのが楽しみです。既に消え去ったメーカーですが、日本製のクォーツ攻勢に敗れ去ったしまったことを思うと複雑な心境です。

Dscn4784これまで全く知らなかったユニバーサルという時計ですが、中身を見てびっくり、クォーツのようなスタイルなのに自動巻です。それもただのものではない。

Dscn4798
少々錆びておりましたが、中の機械には影響なかったようで一安心。金色の小さな半円がゼンマイを巻くローター、そのジクト周辺の歯車にも微小なベアリングが入っていて小さいローターでも効率良く巻き上げることを狙っているようです。ものの本によるとこのローターは質量を大きくして回転力を上げてあるとのこと。この小さな筐体の中に色々な工夫を凝らしてあります。

地味だけど機械機械している時計はなかなかいいですね。

Dscn4797

裏蓋の加工もしっかりしています。
はっきり写っていませんが、金属製の編み上げベルトもオリジナルでした。これも気に入ってます。

時計ネタをblogの埋め草としました。

 


取り急ぎ現状

2014年07月03日 22時44分57秒 | からくり情報

お休み続きで書く気もないのですが、書いておかねば完全停止しそうです。
簡単にまとめます。

スターリングシングルがやっと進みました。動輪を付けて弁装置と加減リンクを繋ぎました。ゆっくりと手戻りがないようにやっていますが、うっかりミスが発生。もちろん修正終わりました。

Dscn4687

動輪を付けました。軽く入るまで動輪、従輪とも調整しつつです。

Dscn4821弁装置関連部品はこれだけ、全てバリ取りをやっていきました。

Dscn4825

底面から弁装置を見ます。見事に間違っています。(^0^;)

Dscn4824
上から見るとこの通り形だけは整いました。

この後修正し、その後の工程で使う部品を取り出して整備したというのが一番新しい話です。
こんな具合にいつ終わるか分からない進み方をしています。
私のストレス解消法です。(^0^;)



なかなか書かない

2014年07月02日 10時09分45秒 | からくり情報

ブログ人がやめになると聞いた途端に書く気が失せた。と云うのは言い訳かも知れませんが、多少影響された節もあります。

その分blog的なことをFacebookに書いているのですが、クローズされた範囲なのである程度詳しくもかけるので気楽。とは言え友人申請には気を使います。最近は多少緩くなったとは云え、会ったことのある人が大前提、更にメッセージで挨拶のある人が大前提で友人コレクター気味な人はご遠慮願っています。気疲れするのは嫌です。
そろそろ友人も整理させて貰おうかと思う最近です。個人信条を前面に出されるのがこれまでの経験から一番嫌ですね。

と別のところの不満を此処に書き捨てています。

友人曰く、SNSはタコツボでその中で同じ信条の人がぶつくさ言っている。 
それが私のところに流れ着くのが嫌ですね。と云う見方で整理するか。

いずれにしろ私の場合は趣味サイトに徹するつもりです。仕事のことや信条はあまり書きません。

Dscn4804最近入手した懐中時計です。なかなか複雑で気に入っています。

と云うからくり生活もやっております。

ちょっとだけ出た書く気。(^0^)


啓蟄かなぁ

2014年06月18日 21時58分56秒 | からくり情報

しばらくご無沙汰してしまうと何を書いていたのか継続性も消え去っています。自宅の庭も消え去ったし、何に手を付けたらいいのか戸惑っている毎日ですが、グズグズ言わずに何かやればいいのにと別の自分からプッシュされています。
仕事を一段落させて身内の様子が気になっていたので急ぎ九州に行って来ました。あちこち連絡もせず行ってきて帰る旅でしたが、それなりに収穫ありました。ちょっとホッとしたところです。
となると自分の仕事を軌道に乗せねばなりませんが、老父が不調だったのでこれも心配の種。何とか定常状態になってきた最近です。これであちこちの神社やお寺に云った甲斐があるというものです。困った時の神頼み、仏頼り。 ありがとうございます。

気持ちを入れ替えて次のからくり生活に邁進したいと思います。

取り急ぎ製作が止まっているStirling Single をボチボチすすめるかな。


今のからくり

2014年06月03日 20時44分28秒 | からくり情報

ブログ人の此処がお終いになっても何とか続けたいと思うのですが、生来の面倒くさがりなのでどうなりますやら。何とか頑張りたい。
とか何とか云っているうちに6月になってしまいました。
相変わらずの仮住まいなので活動は低調、富士山が姿を現したぐらいかなぁ。

Dscn4342あと数枚積むところで停滞しています。富士吉田側から富士山を見たところです。

Dscn4334これは富士急線と河口湖です。
線路が何とか確認出来るでしょうか?

このようなものを作っていました。時間の無駄遣いと云われそうですね。

さて、明日から九州へ行きます。気が向いたら書くかも知れませんが、今のところは休載のつもり。もっともこのところ休みが続いているのでいつもと変わりません。(^0^;)