九州から帰宅して二日経ちました。何とかもとの生活に戻り今日は成城の農園から胡瓜、トマト、レタスの苗をそれぞれ数本手に入れ農作業に備えたところです。故郷もいいけど我が家も落ちつきます。明日から作業開始です。
さて、武雄の二日目は人生の楽園に出たH君の案内で佐賀県西部をダイナミックに回っていました。一番の感激は色鍋島の生産地である伊万里大川内山を探訪できたことです。「鍋島藩お庭焼」の看板を掲げた窯で江戸時代の色鍋島と寸分違わない製品が焼かれており驚きました。江戸時代のものは数千万、現代のものは百万前後ですが、数百年持っておけば一桁上がることでしょう。(笑) いずれにしろこの様な技術はズーッと残したいものです。景気をよくして私にも買えるようになって欲しいのですが、ちと無理ですね。 珍しくドキッとして見とれました。(^0^) 一見の価値ある窯です。もちろん他の窯も感心して見てきました。
このよく見る風景が大川内山です。行き止まり、前方の山の向こう側が有田の町にあたるのかな?
そうそう、陶器市の準備で慌ただしい有田の町を通り抜けて陶器市の雰囲気だけ味わって来ました。途中の稗古場の報恩寺で曾祖父の曾祖母の墓参り、知っている人が墓銘碑に刻まれているのを見て絶句。 その足で向かった卸売り団地では同級生に偶然遭遇しました。皆さんそれ相応に齢を重ねてきたと感じました。突然飛び込んで珈琲を頂戴しありがとうございました。
前日にも御船山楽園で地元で有名な飴玉を作っている同級生に遭遇しました。今回は急に法事に出ることになり、あまり連絡しなかったのですが、それでも懐かしい人に結構会うことが出来ました。
H君が自力で作った炭焼き窯を見学しました。素晴らしい、作業小屋も含めよく作ったものです。最近は製品レベルが上がり始めの頃の製品よりも小さいパック詰めになったようですね。つまり堅く焼締めた質量の大きい炭が出来るようになったというわけです。茶炭も直ぐですね。 素材の椎の木は沢山あるけど樫が意外に少ないという話が出ておりました。
当日定休日でしたが、ここはレストラン。この様なお店が出来てきたのも変わってきたのでしょう我が故郷は。 失念しましたが、由緒ある家とのことでした。
その後、北方町にあるH君のお宅にまでお邪魔しお世話になりました。ありがとうございます。奥様にもどうぞよろしく。
武雄市でも行くことが稀だったエリアを案内して貰い感謝しております。前日に案内してもらった場所も含めると今回は武雄市の全町を回ってしまいました。それに有田町と伊万里市まで。(^0^;)
二日間に思いがけなくもこれだけ回ると異邦人としての私の見た武雄市への感想もありますが、それはまた次の機会にでも書いてみようかと思います。宿では武雄の湯をすっかり堪能しました。